パトリッキー・フレイレ×-〇アレクサンデル・シャブリー(判定) 開始からプレスをかけパンチの間合いで戦うシャブリー。カーフの蹴り合いになるが、前蹴りも混ぜるシャブリーが徐々に手数を増やす。2Rにはパトリッキーが跳びヒザを出したところにシャブリーがパンチを合わせ、パトリッキーがダウン!
後がないパトリッキーは3Rからパンチ連打で前に出る場面を作るが、やはりプレッシャーをかけるのはシャブリー。パトリッキーの入り際にジャブや右を合わせていく。パトリッキーは徐々にダメージが溜まったか、4Rはサークリングで下がる場面が増える。
最後まで着実にワンツーを入れ続けたシャブリーがフルマークの完勝で決勝進出。GP開幕前はノーマークだったが、こりゃ強いわ。しかしこのトーナメント、ちゃんと完結してくれるのだろうか…。
セルジオ・ペティス×-〇パッチー・ミックス(2R チョークスリーパー) 距離を詰めるミックス、ケージ際でダブルレッグからペティスを抱え上げテイクダウン。クローズドガードを取るペティスだが、ミックスはパスガードからサイドを取り、トップキープのまま1Rを終える。
2Rもケージ際に詰めてタックルにいくミックス。スタンドでバックを取ると、自らケージを蹴ってグラウンドへいき四の字ロック。ペティスの右腕を足で固定しながらチョークへ!ペティスがタップ!
GP王者のミックスがバンタム級を完全制圧。大晦日のRIZINで元谷を圧倒した時から「凄いのがいるな」と思っていたが、やはりこうなったか。
ヤーソラフ・アモソフ×-〇ジェイソン・ジャクソン(3R TKO) 前に出てくるジャクソンに対し、アモソフはカーフやパンチを返すが動きにキレがない。タックルも混ぜるアモソフだが、ジャクソンはテイクダウンを許さない。
2Rもアモソフのタックルをガッシリ受け止めるジャクソン。アモソフの入り際にアッパー、さらにヒザ!ラウンド終盤にアモソフはスタンディングでバックを取るが、テイクダウンには持ち込めない。
3Rもジャクソンがアッパーと膝をヒット。さらに右を叩き込みアモソフがダウン!立ちあがるアモソフだが、ジャクソンがまたもアッパー!レフェリー止めた!
アモソフの連勝が27で止まる、まさかのアップセット。1Rから明らかに動きが悪く、コンディション不良を抱えていたか。これでヌルマゴの29連勝は当分、不可侵領域に入りそう。