反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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ジョシュアvsパーカー

 世界ヘビー級3団体王座統一戦、アンソニー・ジョシュアvsジョセフ・パーカーを視聴。

 1Rからじわじわと圧力をかけつつジャブを繰り出すジョシュア。2Rはパーカーが手数を増やすが、ジョシュアが右ボディをヒット。3Rも圧力をかけるジョシュアに、パーカーはなかなか自分の距離を作れない。
 4R、ジョシュアがカウンター気味の左をコンパクトにヒット。パーカーはロープ際へ下がる。5Rもジョシュアの左がヒット。打つ手がなくなってきた感じもあるパーカーだが、それでもワンツーを打ち込んでジョシュアを一旦下がらせる。6R、パーカーが前に出ながら左右のフックを振るうが、ジョシュアも踏み込んでのワンツーをヒット。
 後半戦に入ってもジョシュアが距離をコントロールし、着実に有効打を入れていく。劣勢が続くパーカーだがそれでも決定打は許さず、気づけば試合は終盤戦へ。結局ジョシュアは終始ペースは握り続けるものの、粘るパーカーを崩しきれず12Rが終了。とはいえジョシュアの優勢は明らかで、8~10ポイントの大差をつけ3団体統一に成功。

 ジョシュアはデビュー以来全勝全KOのパーフェクトレコードが途絶えたわけだが、まあいつかこういう日は来るはずで、それがたまたま今日だったのかな、という感じ。もともと狙ってKOを取るというよりは着実に試合を組み立てた結果KOにつながるというタイプなので、そこまでガッカリ感はない。
 と言いつつも、この試合を「4団体統一王座決定トーナメントの準決勝第2試合」と捉えると、ジョシュアに快勝してもらい統一戦に向け盛り上げてほしかったのは確か。ジョシュアvsワイルダーは「未だに底を見せないジョシュアと、毎回底を見せそうになってからが強いワイルダーの激突」という構図で見ていたのだが、今回の結果を受けて「ワイルダーに勝機あり」と考える人も増えるのでは。ジョシュアが長丁場になってもポイントアウトする可能性が高まった、とも取れるのだけど。

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by nugueira | 2018-04-01 23:20 | ボクシング | Comments(2)

修斗の感想

 AbemaTVで視聴。

鈴木槙吾×-○キャプテン☆アフリカ(1R アームバー)
 パンチから組み付いたキャプテンが投げでテイクダウン。あっさりサイドを奪うと袈裟固めの体勢へ行き、鈴木の左腕を足で挟み込みながらパウンド。そのまま鈴木の腕を足で極めて一本勝ち。最初は「修斗で後を絶たない面白リングネームの輩か…」と思いきや、元パンクラス王者に圧勝しちゃった。柔道4段で33歳とけっこう歳は行っているけど、凄いのが出てきたな。

松本光史○-×岡野裕城(1R KO)
 ローを繰り出す松本に、岡野は回り込みながらパンチ。体格差のある岡野相手に松本はやや慎重か…と思った1R後半、松本の右がヒット!ケージ際まで下がった岡野に追撃のラッシュを入れたところで、レフェリー止めた!松本が王者の貫録を見せるKO防衛劇。王座獲得から1年半以上経ってようやく初防衛戦というのは、やっぱり可哀想だなあ。

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by nugueira | 2018-03-25 23:46 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

NJC決勝

 NEW JAPAN CUP決勝を新日本プロレスワールドで視聴。今回のNJCでは

 開幕時「内藤が優勝してオカダとの再戦、という流れじゃない?」
 ↓
 一回戦終了時「こりゃ飯伏の3年ぶりの優勝あるな」
 ↓
 決勝開始前「棚橋が優勝して久々のオカダ戦か!」

 という予想の変遷をたどっていたのだが、ザック・セイバーJr.一人にしてやられましたよ。決勝もザックのしつこいサブミッションを耐えに耐えた棚橋が中盤から反撃という展開で、棚橋が勝って全く違和感ない流れだったんだけどなあ。ここで外国人選手を押し上げる辺り、新日本はエゲツないというか躊躇がない。
 外国人選手を推していく場合は「試合後のマイクの壁」という課題が立ちはだかるのだが、今回はTAKAみちのくを外道のポジションに置くことで解決。TAKAも試合でのパフォーマンスは低下気味だったから、こういう形で存在感を発揮するのはまあアリだな。「You just tap out!!」は今年の流行語大賞狙えますよ。よく分かんないけど。

 今度の両国大会は息子(この春で小2)と見に行くのだが、さて息子がザックのサブミッションを理解できるのか…。まあオカダが勝つのを見れば喜ぶからいいか。オカダはレスリングどんたくで棚橋の防衛回数を更新してから、大阪城ホールでさすがに政権交代という流れかな。新日本はこういうところで平気で予定調和を壊してくるから迂闊な予想は禁物なんだけど。

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by nugueira | 2018-03-22 23:37 | プロレス | Comments(0)
 K’FESTA.1を後半戦からライブ視聴。いやもう、文句なしの神興業。7時間半のマラソン興業については大いに議論されるべきだが、試合内容の濃さが大会前のモヤモヤを吹き飛ばしてくれた。3年強にわたる新生K-1の総決算であると同時に未来への新たなスタートでもあった、と満点の評価をあげていいのでは。

チンギス・アラゾフ○-×日菜太(2R KO)
 蹴りで攻めようとする日菜太に対し、アラゾフはロー、左右のボディ。日菜太の顔面をみるみる腫れ上がらせると、1R終盤にハイキックでダウンを奪う。2Rも前に出ようとする日菜太だが、アラゾフが左ミドルにどんぴしゃのタイミングで左フックを合わせ、日菜太は立ち上がれず。
 予想通りの結果とはいえ、ここまで圧倒的な差を見せるとは…。アラゾフは試合全体を通じて力みを感じさせる場面が一度もなく、淡々と攻め続けているように見えるのにこの破壊力。脱力が一番強いんだ、という武道の極致を見せられるような戦いぶりだった。これもう相手見つからないぞ。

木村・フィリップ・ミノル○-×平山迅(1R KO)
 木村は平山のパンチをがっちりガードで受け止めると、そこから返しのパンチ。左フックを繰り返し入れるが無理に勝負を急ぐことなく、右フックでダウンを奪うと最後は左でフィニッシュ。もうタイトルマッチに挑戦させてもいいんじゃない?と思ったが、本人はもう一戦挟んでからと殊勝な発言。

城戸康裕○-×イッサム・チャディッド(判定)
 距離を詰めて左右のフックを振るうチャディッドに、城戸は奥足のローと左ストレート。チャディッドは距離が合っていない。2Rまでは城戸が距離をコントロールしややペースを握るが、3Rに入るとチャディッドの圧力を捌ききれなくなりフックが浅くヒットしだす。城戸にとっては嫌な流れ…と思ったところで、踏み込んできたチャディッドに城戸の左ハイがヒット!起死回生のダウンを奪い勝利を収めた城戸は、試合後のマイクで久保に挑戦を表明。順番的に木村を追い抜かすのも変なのだが、当の木村はもう1試合挟んでと言っているし、実績的にはまあおかしくない流れか。

ゲーオ・ウィラサクレック×-○平本蓮(2R KO)
 ゴングと同時にゲーオが挨拶代わりのハイキック。しかし平本は慌てることなくゲーオのもう一つの武器である左ストレートを落ち着いてかわすと、パンチでは五分に渡り合ってみせる。平本が予想以上によく戦えているという印象で1Rが終了。
 続く2R、平本がゲーオをロープ際へ詰めると、近距離の打ち合いから左右の連打をヒット!ゲーオがダウン!立ち上がるがダメージの濃いゲーオに平本が追撃の左を入れ、2度目のダウンを奪ったところでストップ!
 新生K-1旗揚げ時に高校生だった平本がゲーオからKO勝利という、新時代への突入をこれ以上ないほど感じさせる結果に。この勝ち方を見せられたら、もう文句言えないわ。ゲーオはモチベーションの維持も含め難しい時期に入ってしまったか。とはいえ今の敗北が過去の栄光を帳消しにするわけではない。胸を張ってリングを降りてほしい。

ウェイ・ルイ×-○卜部功也(2R KO)
 功也はミドルやテンカオを繰り返し叩き込んでペースをつかみ、更には速いハンドスピードでのワンツー。蹴りが冴えわたり、ウェイに主導権を握らせない。2Rも功也のペースで試合が進んでいくと、左ストレートがクリーンヒット!一撃で大の字に倒れたウェイ・ルイを見たレフェリーがたまらずストップし、功也が2階級制覇を達成。この日のパフォーマンスならウェイがコンディション良好でグローブハンデがなくても勝っていたと思うので、計量オーバーが逆の意味で残念。

武居由樹○-×久保賢司(1R KO)
 武居が左ミドルを効かせてからの左ハイで久保をグラつかせると、ロープに詰めてのパンチ連打でダウンを奪取。立ち上がった久保を最後は左ボディからの右フックで仕留め、圧巻のKO防衛。勝負所でのラッシュ力と、攻め手の豊富さ・綺麗な打ち分けのスキルが相変わらず素晴らしい。実際は武居を憎んでいるかどうかも怪しいのに、ヒールを演じきった挙句に完璧な倒され方をした久保もプロだと思う。武居はもう寺戸と戦ってもらうしかないな。

小宮山工介×-○武尊(3R KO)
 準決勝までの映像を見ていないのだが、小宮山が決勝まで上がってきたのは結構意外。1R、小宮山がバックスピンキックを出すが、武尊も負けじとばかりにスピンキックを返すと、ここからは徹底的に圧力をかけ続け距離を潰す。小宮山は自分の距離で戦えず苦しい展開。2Rも武尊が徹底的にプレッシャーをかけつつボディやミドル。小宮山は防戦一方となるが、武尊も決定打は入れられていないか。
 小宮山にここまで逃げられてしまうと判定になるか…と思った3R、武尊がコーナーに詰めるとボディからの連打で遂にダウンを奪取!立ち上がるもののダメージの濃い小宮山からパンチ連打、そしてローでダウンを奪い続け、文句なしのKO勝利で3階級制覇を達成。

 戦前の予想では武尊優勝としつつ「何が起きても不思議じゃない」と予防線を張りまくったのだが、そんな外野の不安や心配を吹き飛ばす圧巻の勝利。那須川との比較はもはやナンセンスだな、と思わせる武尊のパフォーマンスだった。

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by nugueira | 2018-03-21 23:07 | K-1 | Comments(3)
 昨日は全日本プロレス後楽園ホール大会を観戦。ちゃんと確認していないが、このブログで全日の観戦記を書くのはこれが初めてかも。前回全日を会場観戦したのは武藤が社長だった時代のはず。

 7時ちょっと過ぎにはホールに到着したはずだが、もう前半戦最後の試合というスピード進行。メインが終わったのも9時前だった。もっとも翌日仕事のある平日興業はこのぐらいがちょうどいいんだけど。

 後半戦はまず、さいたまスーパーアリーナ大会で行われる世界タッグの前哨戦であるシングル2試合。ボディガーvsジェイムスは激しい肉弾戦から、ジェイムスがラリアットでボディガーをなぎ倒し3カウント。4分かからない短期決着だったが、まあ両者とも長丁場が戦えそうな体型ではないわな。

 続くゼウスvs崔領二は、崔のサブミッションを凌ぎ続けたゼウスが、最後は下から三角を狙った崔を持ち上げ、そのままパワーボムで3カウント。前哨戦は1勝1敗の結果に。しかし崔はゼロワンの若手時代の印象しかないのだが、ちゃんと頑張ってるんだなあ。
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 メインは三冠ヘビー級王座戦の前哨戦、ジョー・ドーリング、TAJIRI、KAI組vs宮原健斗、ヨシタツ、野村直矢組の6人タッグマッチ。ドーリングを今回初めて見たが、いやもうデカい。いかにも「全日の強豪外国人」という感じ。試合が始まるとドーリングは一発一発の動きに説得力があるうえ、意外と動けるので二度驚き。こりゃ強いわ。
 前哨戦なので最後は野村かTAJIRI辺りが取られ役になるのか…と思いきや、最後はドーリングのレボリューションボムを切り返した宮原がシャットダウンスープレックスホールド。宮原がドーリングから直接3カウントを奪うまさかの展開。これはドーリング防衛の可能性が高まったか(プロレス的発想)。試合後の宮原の締めのマイクも含め、いい興業でした。
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by nugueira | 2018-03-20 23:09 | プロレス | Comments(0)

UFN127の感想

ジミ・マヌワ×-○ヤン・ブラホヴィッチ(判定)
 ジリジリ圧力をかけながら重たいローを放つマヌワ。しかしブラホヴィッチがワンツーを叩き込みダウンを奪取!効いているマヌワは立ち上がった後もブラホヴィッチのパンチでバランスを崩すが、それでもラウンド終盤には再びプレッシャーをかけ反撃に出る。
 2Rも前に出るのはマヌワだが、ブラホヴィッチもパンチを入れていく。それでもラウンド後半にマヌワの右ハイが浅くヒットし、パンチもブラホヴィッチの顔面を捉える。
 消耗戦の展開となり試合は最終ラウンドへ。しかしマヌワの方が披露が激しいか、前には出ていくがブラホヴィッチの細かいパンチをもらってしまう。終盤にはブラホヴィッチがテイクダウンを奪い、これが決め手となったか判定3-0でブラホヴィッチ勝利。

ファブリシオ・ヴェウドゥム×-○アレクサンダー・ヴォルコフ(4R KO)
 開始早々ヴェウドゥムがシングルレッグからテイクダウン。パウンドでヴォルコフを削るが、スタンドに戻るとヴォルコフがクリンチアッパー連打。ヴェウドゥムは再びテイクダウンを取ってこのラウンドはしっかり取るが、スタンドの攻防が危なっかしい。
 2R、ヴォルコフはヴェウドゥムのタックルを切り、逆に蹴り足をつかんでヴェウドゥムを押し倒すが、グラウンドには付き合わない。それでもヴェウドゥムはラウンド終盤にテイクダウンからキムラを狙っていく。
 3Rはヴェウドゥムが綺麗な潜りスイープからバックを奪うが、スタンドに戻したヴォルコフのパンチがヒット。ヴェウドゥムはカットで顔から流血し、かなり消耗している様子。一方のヴォルコフも手数が出ない。
 迎えた4R、ヴェウドゥムのスイープを防いだヴォルコフがガード越しにパウンド。スタンドに戻るとヴェウドゥムが無理に打ち合いに挑むが、逆にパンチをもらいダウン!ヴォルコフのパウンドが入りストップ!

 メイン、セミともにアンダードッグが勝つ展開となったが、ヘビー級・ライトヘビー級ともに「勢いのある選手が突き上げてきた」というよりは「ドングリの背比べ状態が加速した」という感じ。奇しくも次はミオシッチとコーミエの王者対決だし、両階級とも納得感のある挑戦者が出てくるまではしばらく時間がかかるか。

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by nugueira | 2018-03-18 17:27 | UFC | Comments(2)

井上vsサントス

 パンクラス294のメインの感想を。タイトルマッチが組まれない地味な構成だったが、現役王者2名がUFC参戦中で石渡もRIZIN出場からしばらく休養、という状況では仕方ないか。

井上雄策×-○トム・サントス(2R KO)
 ジリジリ前に出るサントスに、井上は飛び込んでの左フック。サントスが井上の入り際にワンツーを合わせるが、井上も組んでからのヒザで反撃。バランスを崩したサントスの立ち上がり際に組み付き、フライ・高山状態での殴り合いに。ここから先はお互いやや様子見をして1R終了。
 2R、先に井上が右を当てるが、サントスが井上の入り際に右フック。グラついた井上に攻勢を強める。口から出血しながらも打ち合いに挑む井上だが、サントスが右を打ち込みダウン。立ち上がった井上を最後はアッパー連打で仕留めフィニッシュ。
 サントスは粗さも感じられたのでまだ実力未知数な部分もあるが、新顔の選手がタイトル戦線に絡む流れになってきたのは楽しみ。

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by nugueira | 2018-03-11 23:10 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

Krush.86の感想

篠原悠人○-×細越貴己(判定)
 序盤からパンチの正確性で勝る篠原が優勢。パンチスピードの速さに加えて、ボディから顔面へつなげる上下の打ち分けがきれい。2Rには左フックをヒットさせ、細越は気迫で立っているような状態に。驚異的なタフネスぶりを見せる細越が打たれながらも執拗に前に出続けるが、最後まできれいなパンチを入れ続けた篠原が完勝。

中村広輝×-○FUMIYA(3R KO)
 FUMIYAが開始と同時にパンチから強烈なローを入れ続け攻勢。しかし1R終盤、中村がFUMIYAの打ち終わりに左フックを叩き込みダウン!フラフラのFUMIYAに中村がなおも追撃を入れるが、FUMIYAはゴングに救われる。
 この倒れ方ではもう勝負ありか、と思いきや2Rに入るとFUMIYAがボディとロー、テンカオで反撃。とはいえダメージは抜けきっておらず、中村のフックを食らいグラつく場面も。やはりFUMIYAには苦しい展開か…という雰囲気になりかけた終盤、FUMIYAがバックブローでダウンを奪い返す!
 3R、FUMIYAは一度ダウンした選手とは思えない運動量で左ミドル連打を叩き込むと、さらに右フック!もんどり打つようにダウンした中村はなんとか立ち上がり反撃するが、最後はFUMIYAがまたもバックブロー!ダウンの応酬となったシーソーゲームを制し、挑戦者決定戦へ進出。
 FUMIYAの試合を見るのはおそらく初めてのはずだが、本当にデビュー6戦目の選手か!?と思わされるほどのインパクト。ダウンしてフラフラになりながらも、2R以降逆に攻めのバリエーションが増えていったのは凄い。篠原との試合は再戦らしいが、面白い試合になりそう。

西京春馬○-×村越優汰(延長判定)
 1Rはお互い間合いを測りつつロー主体の攻防。緊迫感はあるし動きが少ないわけではないが、差のつかない試合になりそう。
 2Rも村越はローとミドル、西京はローとパンチで攻め、両者決定的な有効打はなし。3Rは村越が蹴りで先手を取る場面が増えるが、西京もしっかり打ちかえす。試合全体を通じて西京のパンチの方がポイントになっている印象だったが、ジャッジは村越1-0のドロー判定で延長戦へ。
 延長ラウンドは村越のミドル対西京のパンチという構図。村越が先手を取るが、パンチの攻勢を強めた西京のワンツーが何度か村越の顔面を捉える。これまた微妙なラウンドだったが、2-1のスプリットで西京が防衛に成功。
 1Rを見た時点で「これは5Rで見たい試合になるな」と思ったが、はたしてその通りの展開に。村越もこれだと負けた気がしないでしょう。とはいえこの2人に椿原、小澤と、K-1フェザー級の王座決定トーナメントの面子が順調に揃ってきたな。

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by nugueira | 2018-03-10 23:26 | Krush | Comments(0)

ディレルvsウスカテギ

 ワイルダーvsオルティスと合わせて放送していたIBF暫定世界スーパーミドル級タイトルマッチ、アンドレ・ディレルvsホセ・ウスカテギの感想。

 開始から前に出て力強いパンチを振るうウスカテギ。ディレルは下がりながらカウンターの右狙い。2Rも距離を取るディレルに対し、ウスカテギはプレッシャーをかけながら攻勢。ボディから顔面、またボディへとつなげ、終盤にウスカテギのワンツーをブロックしたディレルがバランスを崩す。
 3Rもウスカテギの攻勢は続く。終了間際にコーナーに詰められボディを入れられたディレルが膝を着くが、これはゴング後という判定。4Rに入るとディレルが反撃に出るが、ウスカテギのパンチも着実にディレルの顔面を捉える。
 この後もディレルのパンチをものともせずウスカテギが前に出続ける展開。6Rはディレルの左が繰り返しヒットし、タイミングが徐々に合ってきたか。しかし8Rに入ると、開始と同時に距離を詰めたウスカテギが今まで以上に強いパンチの連打。流れを変えに来た。ディレルはガードを固め打たれ続ける時間帯が増える。ラウンド終了まで何とか耐えたディレルだが、結局インターバルにストップがかかり、ウスカテギがリベンジで暫定王座奪取。序盤を見た段階で勝負ありという感じの試合だったが、流れが変わりかけたところでしっかりフィニッシュまで持っていったのはお見事。

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by nugueira | 2018-03-06 23:16 | ボクシング | Comments(0)
 WBC世界ヘビー級タイトルマッチ、デオンテイ・ワイルダーvsルイス・オルティスを視聴。

 歩幅を広く構えるワイルダー。オルティスは踏み込んでジャブ、ワンツーを繰り出すが、ワイルダーはバックステップで距離をキープする。
 2R、圧力をかけていくのはオルティス。ワイルダーは下がりつつ、オルティスの入り際に左を合わせようとする。3Rも前に出るオルティス。ワイルダーはオルティスのパンチをスウェーでしっかりかわす。お互い細かいフェイントで探り合う、動きは少ないが緊迫感のある攻防が続く。
 4R、ようやく手数を増やしてきたワイルダーが右ストレート、ワンツー。だがオルティスの左が浅くヒット。オルティスが攻勢を強め、ワイルダーの表情にやや余裕がなくなってきたか?
 5R、軽快なフットワークで右へ回り込もうとするオルティス。受けに回る時間帯が続くワイルダーだが、ラウンド終盤に右ストレートをヒット!一撃で足元がグラついたオルティスに追撃を入れ、起死回生のダウンを奪う!6Rも攻勢を強めたワイルダーが繰り返し右を打ち込む。しかしオルティスもバランスを崩しつつ打ち返しているので、まだまだ分からないか。
 7Rはお互い攻め疲れか動きが少なくなるものの、ワイルダーの右がヒット。しかしオルティスがそこから左右のフックを打ち込むと、効かされたワイルダーをロープ際へ詰めてラッシュ!ワイルダーは繰り返しオルティスの豪打を食らい棒立ちになるが、ゴングに救われる。
 8R、ダメージの残るワイルダーにオルティスはボディを織り交ぜて攻勢。しかしオルティスも疲れているのか攻め切れない。9Rに入るとワイルダーはやや回復してきたか、手数が増え始める。ラウンド終盤にはカウンターの右が入りオルティスがグラつく!
 一進一退の展開で迎えた10R、オルティスが前へ出たところにワイルダーがまたも右のカウンター!そのままオルティスに荒々しい左右の連打を叩き込むと、オルティスが膝をつきダウン。なんとか立ち上がったオルティスに右フックを入れると、最後はアッパーを叩き込みフィニッシュ!

 昨年のジョシュアvsクリチコに続く、ヘビー級の面白さがこれでもかと凝縮されたベストバウト。いつになく丁寧に細かいパンチで組み立てていくワイルダーだが、オルティスは並外れたタフさで一度はワイルダーを追い詰め、後がなくなったワイルダーは最後に持ち味の荒々しいラッシュで逆転…と、双方の魅力が存分に発揮されたシーソーゲームは見応えがあり過ぎた。最後の最後に勝ったワイルダーはさすがだし、ワイルダーの強さを引き出したオルティスもお見事。
 これはもう、ジョシュアが来月の防衛戦に勝って「ジョシュアvsワイルダー、実現へ待ったなし!」という展開を嫌でも期待しちゃうなあ。

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by nugueira | 2018-03-05 23:11 | ボクシング | Comments(2)