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G1 CLIMAXが終わると、子供の夏休みも終盤


by nugueira

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UFC241の感想

 RIZINのメインの結果を知ってひっくり返りそうになったが、まだ映像未見なのでUFCの感想から。こちらはこちらで当たり興行だった。

デレク・ブランソン〇-×イアン・ハイニッシュ(判定)
 開始直後にハイニッシュのハイがヒット。効かされながらもタックルに行ったブランソンが抱え上げるが、ハイニッシュはテイクダウンさせない。このあともハイニッシュがボディバランスの良さを見せながら打撃で押していく。
 2R、ハイニッシュは引き続きテイクダウンを許さないが、ブランソンの左がヒット!ハイニッシュがタックルでごまかすが、効いている様子。3Rもブランソンのパンチが着実にヒット。ハイニッシュはガス欠か追い足が効いておらず、ブランソンが判定で完勝。

ガブリエル・ベニテス×-〇ソディック・ユサフ(1R KO)
 開始からガンガン圧力をかけ攻撃を繰り出すユサフだが、ベニテスのカウンター気味の左をもらいスリップダウン!しかしユサフは落ち着いた表情で立て直すと、ベニテスの打ち終わりにカウンターの右!ダウンしたベニテスにパウンドを落としストップ!
 ユサフは危なっかしさもあるスタイルだが、この積極性は魅力。フェザー級でもナイジェリア旋風が巻き起こるか?

ヨエル・ロメロ×-〇パウロ・コスタ(判定)
 1R早々にいきなりコスタのパンチが入りロメロがダウン!しかしロメロが打ち合いからダウンを奪い返す!この後は圧力をかけたコスタがロメロをケージ際に詰め、ボディへのパンチ。ロメロはパンチをもらうたびに舌を出して挑発。
 2Rもコスタが圧力と手数で攻勢。ロメロも単発で反撃するが、消耗してきたか。しかし2R後半からコスタも攻め疲れの様子が見え、ロメロが反撃。ラウンド終了間際にはテイクダウンに成功。
 3R、ペースを握ったのはロメロ。コスタを下がらせクリンチアッパーやパンチを入れ続ける。しかし逆転KOまでは持って行けず、判定は三者ともコスタ。1・2Rとも印象に残る有効打ではコスタが上回っていたので、妥当な判定では。コスタがアデサニヤやウィテカーに勝てそうかといったら微妙だが、とりあえずミドル級戦線がまた面白くなってきた。敗れたとはいえ、42歳でこの試合をやってしまうロメロも凄いが。

アンソニー・ペティス×-〇ネイト・ディアス(判定)
 スタンドの攻防では被弾するネイトだが、組み付いてテイクダウンを奪うとギロチンを凌ぎ、亀になったペティスにパウンド連打。両者動きのあるいい試合。
 2Rに入るとネイトがスタンドでもプレッシャーを強め、距離を詰めてのパンチ連打。一発が強いとかキレがあるとかではないのだが、とにかく気づくとパンチが当たっていて、ペティスにどんどんダメージが蓄積していく。
 3Rも主導権はネイト。ケージに詰めてヒザを入れると、背中を向けてしゃがみこんでしまったペティスにパウンドの連打。粘ったペティスを仕留めきれなかったものの、ネイトが判定3-0で完勝。うまく表現しにくいのだが、ヌルッと戦っているうちに気が付くとペースを握っている。やっぱりネイトの試合にハズレなしですわ。試合後のマイクも含めて、プロの仕事を見せてもらった。

ダニエル・コーミエ×-〇スティペ・ミオシッチ(4R KO)
 1R、コーミエがシングルレッグからミオシッチを抱え上げてテイクダウン。そのままトップキープし、パウンドで削っていく。
 2Rからは間合いを詰めたコーミエがジャブ、ワンツーを次々とミオシッチの顔面へヒット。ミオシッチも手数は返しておりある程度は当たっているはずだが、コーミエはヘッドスリップでクリーンヒットを許さない。リーチで上回るはずのミオシッチに、コーミエのパンチが面白いように突き刺さっていく。コーミエの攻撃のペースは落ちないまま3Rが終了。
 手詰まり感が濃くなってきたミオシッチだが、4Rに左ボディがヒット。ここからミオシッチは突如ボディの手数を増やし、攻撃のリズムをつかんでいく。ボディから打ち下ろしの右を入れコーミエを下がらせると、右のダブル!ケージ際で崩れ落ちたコーミエにミオシッチがパウンドを入れ逆転KO!
 コーミエが防衛してもモチベーション維持が難しそうな雰囲気だったので、ミオシッチの王座奪回は望ましい展開。しかし4Rでボディ連打を始めたときは「今さら遅いよ」と思ったのだが、そこから一気にKOまでつなげていくとはなあ。次はガヌーとの再戦だろうか。

by nugueira | 2019-08-18 22:29 | UFC | Comments(0)
 エキサイトマッチの感想。まずWBC世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦、ギジェルモ・リゴンドー対フリオ・セハ。
 リゴンドーがいきなり打ち下ろしの左。セハが接近してボディを入れるが、リゴンドーは退かずにアッパーを入れ返す。2Rも開始早々リゴンドーがアッパー連打。このラウンドもリゴンドーは頭がつくほどの距離で接近戦に応じるが、セハの左もけっこう入っている。
 大胆なモデルチェンジを披露したリゴンドーは、この後もフットワークにほとんど頼ることなく近距離での打ち合いを挑んでいく。リゴンドーが左右のアッパー連打やガードの間をすり抜けるような左を突き刺す一方で、セハは細かい連打からの左フック。リゴンドーは被弾も多く、6R終盤にはセハの左をもらい一瞬ガクリとなる。
 ポイントではリゴンドーがリードしていそうだが、一発でひっくり返されてもおかしくない雰囲気で迎えた8R。セハが引き続き細かい連打を入れるが、一瞬距離ができたところでリゴンドーが渾身の左フック!セハは立ち上がるものの、ダメージの蓄積を見てとったレフェリーがストップ。
 ニューモデルのリゴンドーは面白いのは間違いないが、リスクも高い。最後に左一閃でフィニッシュしたのはさすがだが、パンチ力のある相手にこのスタイルで挑むのは厳しそう。とはいえ解説陣が言っていたようにロマチェンコ戦で市場価値は地に落ちているし、年齢を考えたらこの戦い方で行けるところまで行くしかない、という判断か。

 メインはスーパーウェルター級12回戦、ジャーメル・チャーロ対ホルヘ・コタ。
 コタは重心を後ろに置いた構えから、いきなり飛び込んで連打を出す独特のスタイル。変則的なリズムから思い切りよくパンチを振るうコタになかなかタイミングが合わなかったジャーメルだが、3Rに強引に距離を詰め右を振りぬく!吹き飛ばされるようにダウンしたコタはなんとか立ち上がるが、ジャーメルがすぐさまワンツーを打ち抜きフィニッシュ。
 曲者相手にも惑わされず、再起戦をKOで飾ったジャーメル。ハリソンとの再戦へ待ったなしか。

by nugueira | 2019-08-16 23:07 | ボクシング | Comments(0)

UFC on ESPN+14の感想

ヴァレンティーナ・シェフチェンコ〇-×リズ・カモーシェ(判定)
 1Rからシェフチェンコが前に出ていくものの、お互い目立った有効打はなくラウンドが経過。3Rにカモーシェの両足が揃ったタイミングでシェフチェンコがワンツーを打ち込み、ダウンを奪取。シェフチェンコはさらに反り投げでテイクダウンを奪う。
 ここからはシェフチェンコが明確にペースを握り、4Rはカモーシェの入り際にバックブローをヒット。最終ラウンドもトップキープからパウンドを落とし続けて試合を終え、フルマークの判定勝利で防衛に成功。
 2Rまではあまりに動きのない内容でどうなるかと思ったが、3R以降はシェフチェンコが明確な攻勢の場面を作り、なんとか見れる試合に。カモーシェは特に工夫のない戦いぶりだったのでフィニッシュして欲しかったが。

by nugueira | 2019-08-13 20:26 | UFC | Comments(0)

G1 CLIMAX(優勝決定戦)

 最終日は新日本プロレスワールドで観戦。優勝決定戦以外にも9月以降につながるどんな動きが出てくるか…というのが最終日の楽しみなのだが、セミ前でKENTAがまさかのバレットクラブ入り!さらに怒りの柴田と乱闘!
 CHAOSと共闘でD.O.G.のタッグ王座に挑戦するのかなあ、というぐらいの予想しかしていなかったので、これは本当に驚き。とはいえG1で思うような結果とインパクトを残せなかったKENTAは、これで一気にポジションを確立したな。柴田がしっかり動けていたのも嬉しかったが、さすがにこれをもって「復帰」を期待するのは気が早いのでは。

 セミでは鈴木みのるがオカダからゴッチ式パイルドライバーで3カウント!G1落選の憂さを晴らすと同時に、IWGP挑戦権を手繰り寄せた。
 みのるのコンディションの良さは昨日・一昨日でも感じていたが、今回はフィニッシュ前にラ・ミスティカまで披露。これ、50過ぎのオッサンの動きじゃないですよ。オカダとのタイトルマッチは10月の国技館か?

 そして迎えた優勝決定戦、まずはレッドシューズ海野がセコンドのバレクラ勢(KENTA含む)を排除するという好プレー。試合の方は動の飯伏に静のジェイ、という予想通りの構図で展開していく。ジェイは派手さには欠けるのだがとにかく相手のリズムを崩すのが上手く、裏投げやバックドロップで流れを変えてしまう。
 レフェリーのブラインドをついて外道が乱入するものの、飯伏がハイキックで排除。終盤はジェイが先にブレードランナーを決めるもののフォールには行けず、最後は飯伏がカミゴェを2連発。30分超えの激闘を制しG1初制覇を達成。

 決勝はフェニックススプラッシュの解禁もあるか?と期待していたのだが、意外にオーソドックスな終わり方に。とはいえジェイの嫌らしいくらいの上手さは存分に発揮され、カードとしてのフレッシュさも含めて令和初のG1決勝に相応しい試合だったのでは。オカダと飯伏のIWGP戦はお互いの身体能力からしてもハチャメチャな攻防が見られそう。楽しみなような、怖いような。

by nugueira | 2019-08-12 21:17 | 新日本プロレス | Comments(0)
 初日に続き会場観戦。昨年はなかった(はずの)大型ビジョンがリング上に取り付けられていて、大変見やすい。空調の効きの悪さは少々辛かったが。

 前座で印象に残ったのは第1試合のヤングライオン勢4人と、第3試合に出てきたLA道場の若手。ヤングライオンはそろそろ海外武者修行組が出てきておかしくないタイミングだが、海野あたりだろうか。

 Bブロック公式戦、脱落組同士の試合はコブ(勝ち点6)が矢野(勝ち点8)、タイチ(勝ち点6)が石井(勝ち点8)にそれぞれ勝利。やはり勝ち点平準化の方向に。
 
 勝ち点10で4人が並ぶ大混戦のBブロック、まずはジョン・モクスリーがジュース・ロビンソンと対戦。ジュースの膝を徹底して攻めるモクスリーがペースを握るが、STFでジュースが落ちたと勘違いし技を解いてしまうと、ストップしないレフェリーに激高。リング上にイスや机を並べ始めた隙にジュースが反撃に転じ、パルプフリクションで3カウント!
 負けたとはいえモクスリーが終始格上感を出し続けた試合。両国で見たときも思ったけど、本当に何でもできるなあ。5連勝から4連敗という分かりやすい失速役を飲んでくれたのが不思議になってくる。

 セミでは同じく勝ち点10の後藤が鷹木と対戦。石井戦と同様のゴツゴツした展開から、最後は鷹木がパンピングボンバーからのラスト・オブ・ドラゴンで3カウント。鷹木はこのままNEVERのベルトまで突っ走りそうだなあ。

 モクスリー・後藤の脱落により、メインの内藤対ジェイの勝者がそのままBブロック通過という構図に。
 入場時から内藤のポーズを真似て観客のヒートを買うジェイ。試合でも要所要所で内藤のリズムを崩していく。それでも内藤は外道の介入を排除すると、グロリアとスイングDDTで畳みかける。
 だがジェイも裏投げやバックドロップでペースを奪い返し、終盤はブレードランナーとデスティーノの切り返し合戦。ジェイがスープレックスで内藤を投げ飛ばすと、ブラッディサンデーからのブレードランナーで決着をつけた。
 試合後、ジェイは飯伏を呼び出すと優勝決定戦は1 on 1だ…というアピールからやっぱり乱闘!イスで飯伏のヒザを痛めつけ場内大ブーイングのまま終了。
 バッドエンディグはいただけないし優勝決定戦は本当にフェアにやってほしいが(と言いつつ本当に外道が出てこなかったらガッカリしちゃうんだろうけど)、ジェイがヒールとしての完成度を高めているのは間違いないところ。去年のG1の時はもっと試合運びがもっさりした印象だったが、組み立ても上手くなってるなあ。初対決となる飯伏との対決は新鮮味もあり、なんだかんだで楽しみ。

by nugueira | 2019-08-11 23:41 | 新日本プロレス | Comments(0)

G1 CLIMAX 29(武道館初日)

 今年も優勝決定戦の会場観戦は早々に諦め、3連戦の初日・二日目を生観戦。札止めとはならなかったものの、上々の客入り。

 Aブロック最終戦、まずはEVIL対ランス・アーチャー。入場時から大暴れのアーチャーはエプロンからのムーンサルトプレスも繰り出し、最後はEVILをEBDクローで切り返して3カウント。開幕前は腰の状態大丈夫か?と思っていたのだが、終わってみれば勝ち点6にとどまったのが不思議になるぐらいのハイパフォーマンスだった。

 例年どおりリーグ戦終盤は「勝ち点平準化の力学」が働き、SANADA(勝ち点8)はファレ(勝ち点6)に、KENTA(勝ち点8)はザック(勝ち点6)にそれぞれ敗北。KENTAは負け越しかあ。G1を通して新日本マットへの適応は徐々に進んでいる印象はあるので、秋以降の巻き返しを期待。

 セミは棚橋(勝ち点8)対オスプレイ(勝ち点6)。棚橋がドラゴンスクリューやテキサスクローバーホールドで徹底的なヒザ攻め。しかしオスプレイも空中殺法で反撃すると、スパニッシュ・フライ、シューティングスター、オスカッターで畳みかける。
 ストームブレイカーをスリングブレイドで切り返した棚橋は、起死回生のハイフライフロー!しかし切り返してフォールに行ったオスプレイは、主導権を握り返すとストームブレイカーで3カウント!
 勝ち点平準化の力学がここでも働くのか、という点でハラハラしながら見ていたのだが、棚橋も負け越しかあ。もっともAブロックはオカダと飯伏が独走した結果、残り8人が全員負け越しているんだけど。

 メインは優勝決定戦進出をかけたオカダ対飯伏。この二人のシングル対決がまだ三度目、というのは少々意外。序盤はややゆったりした攻防が進んでいくが、飯伏がスワンダイブ式フランケンを繰り出した辺りから一気にペースアップ。
 飯伏が人でなしドライバーを食らわせるものの、オカダはレインメーカー2連発!しかし飯伏は正調レインメーカーはもらわず、オカダのドロップキックを空中で抱えてパワーボム!こんな切り返しがあるのか!
 終盤は正調レインメーカーとカミゴェの読み合いになるが、最後は飯伏がジャンピングニーからカミゴェ2連発で3カウント!

 終わってみるとAブロックは予想通り飯伏。このまま昨年の雪辱を果たして優勝という流れかなあ。それよりもまず、Bブロックの方がどうなるか。開幕前はジェイと予想していたけど、内藤でも不思議でない流れにはなってきてるか?

by nugueira | 2019-08-10 23:55 | 新日本プロレス | Comments(0)

RIZIN.17の感想④

矢地祐介×-〇朝倉未来(判定)
 開始早々、朝倉のミドルで矢地がダウン!と思ったら矢地がバランスを崩しただけだった。1Rは朝倉がジリジリと圧力をかけつつ、時折ボディブローなど単発のパンチをヒット。階級が下のはずだが、まったくフィジカル差を感じさせない。
 2Rも朝倉がカーフキックとパンチで圧力をかけ続ける展開。矢地はタックルで流れを変えるしかないのでは…と思っていたところ、予想通りタックルで組みついていく。しかし朝倉は体幹の強さを発揮してテイクダウンを許さず、矢地は完全に手詰まりの状態に。
 3Rも矢地が繰り返しタックルに行くが、それをことごとく切っていく朝倉。矢地が横からタックルに入った時もテイクダウンを許さなかったが、どれだけボディバランスがいいんだ!?試合時間が残り1分を切ったところで朝倉が矢地を挑発しながら打撃戦へ持ち込むと、飛び込んできた矢地にカウンターを打ち込んでダウンを奪取!朝倉が終始差を見せつけての判定勝利。
 
 ゴン格のインタビューを読んでいても朝倉陣営は相当ゲームプランを練っている感じがしたが、朝倉が徹頭徹尾そのプランを遂行したという印象の試合。ロープ掴みへのペナルティの在り方は考える必要があるが、どちらにせよ完全に朝倉のゲームだった。試合後のマイクの達者さを含めると「空手のベースがあってフィジカルの強さも格闘IQの高さも持ち合わせているファイター」という感じで、もはや不良キャラで売っているのが経歴詐称なのでは、と思えてくる。
 ライト級GPへの参戦は安全面を考えると微妙ではあるものの、今回の試合を見るとやっぱり期待値が高まっちゃうなあ(ここで「GPには興味ない」とアッサリ言ってしまう辺りにも朝倉の頭の良さが現れているが)。今回リングサイドに座り、執拗に画面に抜かれていた五味のGP参戦はあるのだろうか。それこそ一回戦で五味vs朝倉とか組んじゃえば面白くなりそう。
 

by nugueira | 2019-08-08 23:25 | RIZIN | Comments(0)

RIZIN.17の感想③

イヴァン・シュトルコフ〇-×キム・フン(2R TKO)
 シュトルコフが序盤からフックを打ち込み、テイクダウンも奪うもののそこから先が攻めあぐね気味。フンはシュトルコフのパンチをもらっても「効いてない」というジェスチャーをしてみせるが、2Rにシュトルコフがバックマウントを奪うと、パウンドを入れ続けてフィニッシュ。
 シュトルコフは期待したほどのインパクトは残せず。というかあのムキムキの身体を見るとどうしても「うーん…?」となっちゃうなあ。

元谷友貴×-○扇久保博正(判定)
 1Rから扇久保がテイクダウンするが元谷が立ちあがり、扇久保はなおもしつこく組み付き…と目まぐるしく攻守が入れ替わる展開。元谷はスタンドに戻したところで打撃戦を仕掛けるが、2Rに入ると消耗してきたか。
 扇久保ペースで迎えた3R、元谷はしぶとく打撃戦に持ち込むとパンチを打ち込んで場内を沸かせる。扇久保は打ち合いに応じつつ、終了間際には再びテイクダウンに成功。
 判定はスプリットで扇久保。ラウンドマストなら問題なく扇久保だが、RIZIN基準なら割れるのもまあ納得。軽量級国内トップ同士の対戦に相応しい名勝負を見せてくれた。

石渡伸太郎〇-×佐々木憂流迦(2R ノースサウスチョーク)
 石渡が先にテイクダウンを奪うものの、1R後半はウルカが上を取り返す。石渡は打撃の距離が合っておらず、2R序盤はウルカがハイキックで先手。しかし石渡が飛び込んでの右フックを入れ、ウルカがダウン!石渡はがぶった状態からヒザを入れると、最後はノースサウスへ移行し一本!
 途中まではブランクを感じさせたものの、畳みかけてからの決定力はさすが。まさかウルカから一本取るとは。石渡も扇久保も堀口に敗れている身ではあるが、この二人による挑戦者決定戦は面白くなりそう。

by nugueira | 2019-08-07 23:09 | RIZIN | Comments(0)

RIZIN.17の感想②

ホベルト・サトシ・ソウザ〇-×廣田瑞人(1R TKO)
 サトシが弾丸タックルからテイクダウン。ブレイクがかかりスタンドに戻るが、今度はサトシが飛び込みながらの右フックを立て続けにヒット!ダウンした廣田にパウンドを入れたところでストップ!
 北岡戦に続きグラウンドで仕留められなかったものの打撃でフィニッシュという展開で、技術云々でなく「生き物として強い」という感じの勝ち方。ライト級GPでも台風の目になりそう。

川尻達也〇-×アリ・アブドゥルカリコフ(判定)
 アリが回転系の打撃を繰り出すが、川尻はしつこく組み付き続けテイクダウンに成功。肩固めやアームロックを狙いつつパウンドも入れ、多少は削れたか。
 2R以降もアリの打撃で押し込まれそうになる場面はありつつ、川尻が繰り返しテイクダウン。2Rにはギロチンチョークを極めかけ、3Rにもアームロックの体勢へもっていく。最後まで泥臭く、今の自分にできる戦い方を貫いた川尻が久しぶりの勝利をもぎ取った。お世辞にも快勝とは言い難く、GP参戦は引き続き不透明な状況。それでも、苦しみぬきながら結果をつかむ男の姿は気高く、格好いいのだ。

北岡悟×-〇ジョニー・ケース(1R TKO)
 北岡がシングルレッグに行くが、これを堪えたケースが北岡の側頭部へヒジを打ち下ろし続ける。さらにロープ際の攻防から上を取ったケースが、強烈なパウンドを連打。1R終了まで耐え続けた北岡だがインターバルに自力でコーナーまで歩くことができず、タオル投入。もう少し早く止めることはできなかったのか…。ケースは実績的にGPの優勝候補筆頭だが、ヒジを負傷したとの情報が心配。

大雅〇-×町田光(判定)
 大雅は居合いポーズで町田を挑発しつつ、動きは悪くない感じ。決定打はないが大雅がやや優勢という流れで迎えた3R、大雅が左ストレートでダウンを奪取。ようやく連敗のトンネルを脱出した。

by nugueira | 2019-08-06 22:02 | RIZIN | Comments(2)

RIZIN.17の感想①

 地上波当日放送なしで正直一般層へのアピール力という点では弱いカードだったが、客入りは悪くなかった。イベントとしての集客力は安定してきているのだろうか。これがビジネス的な均衡点につながってくれればいいのだが。

渡部太基×-〇Hideki(判定)
 序盤は渡部が押し気味に進めていたが、1R終盤にHidekiが右ストレートを効かせてからの連打でダウンを奪取。一気に決めるかと思いきやこの後はHidekiが煮え切らない試合運びを続け、逃げ切る形での判定勝利に。Hidekiは以前RISEのタイトルマッチをインフルで欠場して処分を受けていた選手か。

KINGレイナ×-〇ステファニー・エッガー(判定) 1Rにエッガーが組み付いてテイクダウンを奪うと、そのままバックを奪取。いきなりピンチを迎えたレイナは何とか凌ぐが、この後も組まれてはテイクダウンされる厳しい展開が続き、逆転の一発を入れられないまま判定負け。これでRIZIN3連敗。とはいえエッガーは普通に強い選手だったな。

ハム・ソヒ〇-×前澤智(1R TKO)
 開始からハムがプレッシャーをかけるが、前澤も細かく体を動かしながらパンチで応戦。いい動きを見せている。しかし1R中盤にハムがミドルで前澤をダウンさせると、コーナーに寄りかかった前澤の顔面へヒザ蹴りを連打!堪らずレフェリーがストップ!
 いや、ハムの攻撃がエグかった。PRIDEデビュー当初のヴァンダレイみたいな勝ち方。試合後に浜崎への挑戦を要求せず山本の名前を出したのも、段取りを分かっていてよろしい。

ジェイク・ヒューン〇-×ヴィタリー・シュメトフ(3R TKO)
 RIZIN愛を爆発させるシュメトフ、入場テーマ曲は『ラブストーリーは突然に』!場内大盛り上がり!もう令和になったこのご時世に何やってんだ!
 シュメトフはミドルやバックブローなどスタンドで鋭い動きを見せ、場内にどよめきが。しかし1R中盤にヒューンがテイクダウンを奪うと、シュメトフは防戦一方の苦しい展開に。
 この後もテイクダウンをまぜながら戦うヒューンがスタンドの打撃でも優勢に立ち、シュメトフは耐え凌ぐのが精いっぱいの状態。3Rにヒューンがマウントからヒジを入れるとシュメトフが出血し、ドクターストップ。
 ヒューンが普通にバランスのいい選手だということを初めて認識。シュメトフは寝かされると何もできないもののスタンドではいい動きを見せており、単なる出オチではなかった。次もチャンスを与えてほしい。

by nugueira | 2019-08-05 21:54 | RIZIN | Comments(0)