反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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Krush.98の感想

軍司泰斗×-○玖村将史(判定)
 ボディからのコンビネーションを出す軍司だが、玖村は際の攻防でタイミングよくパンチを入れる。左をもらった軍司が一瞬動きを止める場面も。2Rも手数の軍司、有効打では玖村という構図だが、玖村が徐々に優勢に。軍司に打たせてから返しを入れる「後の先」のスタイルに徹し、左ボディからのダブル、右ストレートを次々と打ち込む。
 バッティングやローブローでの中断が多かったものの、3Rも玖村が右ストレートをヒット。明確な差をつけ3-0の判定勝利で王座獲得。
 手数vs有効打の展開はえてして有効打の印象が手数にかき消されがちになるものだが、ペースを乱されることなく着実にダメージを与えていった玖村の戦い方がお見事。この前も書いたがKrushはK-1へのフィーダーショーとして位置づけられつつ、ハシゴを登るためには厳しい生存競争が必要な構図になっている。新陳代謝が継続できている団体は強いわ、と改めて思った。

by nugueira | 2019-02-17 10:02 | Krush | Comments(0)

ロサレスvsエドワーズ

 エキサイトマッチでWBC世界フライ級タイトルマッチ、クリストファー・ロサレス対チャーリー・エドワーズを視聴。

 序盤から圧力をかけていくのはロサレス。グイグイ距離を詰めて手数を出していく。エドワーズはしっかりガードを固め、2R終盤にはカウンターの右をヒット。ジャブを起点にリズムよく攻めていくエドワーズに対しロサレスもボディを返すものの、焦って攻め込む入り際にカウンターを合わされてしまいなかなか流れをつかめない。
 この後もロサレスは前に出続けてボディの手数を増やすものの、スピードに勝るエドワーズを追いきれず、入り際にパンチを合わされ印象が悪いままラウンドが経過。
 後半に入った8R、ロサレスがようやくボディを起点にリズムよく連打。少し流れが変わってきたか。続く9Rにはロサレスの左が入りエドワーズが一瞬バランスを崩す。しかし終盤は再びエドワーズが下がりながら着実にカウンターをヒットする試合運びで試合をリード。ロサレスは追い足も鈍り、逆転打は入れられないまま試合終了。
 4~8ポイント差の判定3-0でエドワーズが勝利しベルトを奪取。ダメージという点ではあまり差はなかったと思うが、ロサレスは一本調子の攻めでズルズルとポイントを失ってしまった。

 それにしても、この試合直前の18年12月時点でイギリス人世界王者が4人まで減っていたという事実に驚き。ほんの2年前までアメリカと並ぶ最大の世界王者輩出国だったはずなのに。とはいえ同じくちょっと前まで2ケタの世界王者がいた日本も昨年末は4人まで減っていたわけで、新陳代謝の過程でこういう時期が出ることは仕方ないのかも。

by nugueira | 2019-02-15 16:48 | ボクシング | Comments(0)

SHOOT BOXING 2019 act.1の感想

 AbemaTVでメインを視聴。

海人〇-×ポンシリ・ポー・シリポン(判定)
 相当身長差がある両者。海人が序盤からプレッシャーをかけ、ボディブローをヒット。いいリズムで戦えている。2Rには海人が立て続けにローを入れ、ポンシリは笑顔でごまかすものの効いている様子。
 この後も海人のペースで試合が進むが、4Rに入るとポンシリは圧力をかけミドルを増やす。ようやくギアを上げてきたか。ミドルを蹴られ少し嫌な流れになってきた海人だが、ラウンド終盤に跳びヒザで反撃。さらに終了間際に右を打ち込んでポンシリをのけぞらせる。
 5Rは再び海人が圧力をかけ続け、ジャッジ三者とも50-46で海人が完勝。とはいえタフなポンシリを崩し切れず、エースとしては消化不良な試合だったか。芸能事務所とのプロモーション契約で格闘技以外への露出も増えそうだし、今年はリング内外で存在感を増してほしい。

by nugueira | 2019-02-12 23:27 | その他(立ち技系) | Comments(0)

THE NEW BEGINNING in OSAKA

 新日本プロレス大阪大会を視聴。メインは「棚橋にあまり無理をさせられない」「外国人エースの穴を埋める必要がある」という台所事情を踏まえるとベルト移動はあり得るなあ…と思っていたのだが、案の定というべきかジェイ・ホワイトが棚橋を破りIWGP戴冠。7年前の「レインメーカー・ショック」に続く「スイッチブレイド・ショック」が大阪を襲う結果に。

 ただ、ジェイは凱旋当初のもっさりした間がなくなって、試合のリズムを作れるようになってきた印象。最後のハイフライフローを受け止めてブレードランナー、という流れも説得力があった。ツイッターのTL上でも「プロレス頭などについては初戴冠当時のオカダより上では」といったコメントも散見されたし、オメガ離脱(正確には今後スポット参戦はありそうな雰囲気だが)という不測の事態によるものとはいえ、強制的な世代交代を起こすにはいいタイミングだったのでは。難点を挙げるとしたら試合後のマイクが英語のため感情移入しにくい点で、こういう時のために外道がいるのだと思うのだけど。

 セミ前のIWGPジュニア王座戦では石森が田口を破り防衛。田口は2年前のヒロム戦もそうだったけど、タイトルマッチではキッチリ凄みも垣間見せて、しっかり仕事をするのがさすが。
 試合後は石森が解説席のライガーを挑発し、タイトルマッチでの激突が濃厚な流れに。正直これもヒロムの負傷、KUSHIDAの離脱などでジュニアが手薄になっているが故の展開で、ライガーが出張らないといけない状況自体が問題ではある。とはいえライガーの「お前、後悔するぞ。坊主、あんまり大人をナメるんじゃないぞ」というマイクにはシビれた。これ、タイトルマッチは場内総出でライガー応援モードになるぞ。

by nugueira | 2019-02-11 22:11 | 新日本プロレス | Comments(0)

UFC234の感想

 目が覚めたらメインのタイトルマッチが消滅しているというまさかの展開。一瞬「自分は並行世界に飛ばされたのか?」と不安になった。

石原夜叉坊×-〇カン・ギョンホ(1R 裸絞め)
 プレッシャーをかけてくるギョンホに、夜叉坊はカウンターの左を入れダウン!すぐさま追撃を狙うものの、ギョンホに凌がれてしまう。スタンドに戻るとギョンホが首相撲からのヒザをヒット。夜叉坊はケージ際に詰められ劣勢の打ち合いを強いられる。最後はタックルからテイクダウンを奪ったギョンホが、チョークを極め一本。
 夜叉坊は見せ場は作ったが、結果的にダウンの後に攻めきれなかったのが響いた。まだまだやれる余地はあるはずなので、引退宣言は撤回して欲しいが。

ハニ・ヤヒーラ×-〇リッキー・シモン(判定)
 フィジカルとテイクダウンディフェンスに勝るシモンは、プレッシャーをかけヤヒーラのタックルを切りながらパンチで削っていく作戦。ヤヒーラは一度はパンチでシモンを下がらせるものの、前に出たところにカウンターをもらいダウンを喫してしまう。
 じり貧の展開になるかと思われたヤヒーラだが、2Rはミドルと右のパンチで手数を増やし反撃。カウンターでシモンをグラつかせる場面を作る。しかし3Rはガス欠のせいか手数の減ったヤヒーラを、シモンがケージ際に詰めパンチを入れ続けて試合終了。判定は3-0でシモン。ヤヒーラは浮上のチャンスをものにできず。

ランド・バンナータ〇-×マルコス・マリアーノ(1R アームロック)
 「あれ、もうアンデウソンの出番?ていうか身体小さくなった?」と思ったらマリアーノだった。
 試合の方は組み付いてテイクダウンを奪ったバンナータがパウンドとヒジを入れ続け、最後はアームロックで一本。メイン枠に入れていい試合ではなかった。

イスラエル・アデサニャ〇-×アンデウソン・シウバ(判定)
 アンデウソンが前へ出てきたところに、アデサニャが下がりながらカウンター!アンデウソンもパンチを返すものの、有効打を入れているのはアデサニャ。
 一方的にやられてしまうかと思われたアンデウソンだが、徐々にギアが上がってきたのか2Rはプレスをかけアデサニャを下がらせる場面を増やす。アデサニャはアンデウソンをケージ際に詰めてもカウンターを警戒してか不用意に攻めにはいかず、アンデウソンの回転系の技はきっちり見切る。
 3R、アンデウソンがアデサニャの蹴り足をつかんでから跳びヒザを狙うものの、アデサニャがかわす。なかなか手数が出ないアンデウソンに、アデサニャがローとパンチを叩き込み試合終了。判定3-0でアデサニャ。
 何かもう、達人同士の日本刀での斬り合いを見ているかのような試合。アデサニャはフィニッシュしてほしかったところだが、優勢な場面でも勢い任せにならずアンデウソンの動きを落ち着いて見切っていたのがさすが。対するアンデウソンも、同じスタイルの噛み合う相手と戦っているせいか尻上がりにリズムが良くなっていくのが見てとれて、できれば5Rで見たい試合だった。
 「闘魂継承」の一戦をクリアしたアデサニャはこのままタイトルマッチへ突っ走りたいところだが、そもそもウィテカーの怪我の具合はどの程度なのか。ミドル級戦線が混沌としてきた。

by nugueira | 2019-02-10 23:54 | UFC | Comments(0)
 エキサイトマッチの感想。まずWBO世界スーパーミドル級タイトルマッチ、ヒルベルト・ラミレス対ジェシー・ハート。

 序盤からラミレスが細かくプレッシャーをかけながら攻勢。2R、ラミレスの右がヒット。ハートも連打を返すが、ラミレスが上下の打ち分けで有効打を入れていく。
 この後も圧力をかけペースを握るのはラミレス。ハートを下がらせ、しなるようなパンチをボディと顔面に打ち分けていく。5Rにはラミレスがロープに詰め連打。ハートもアッパーを入れるものの、主導権を握っているのはラミレス。
 ラミレスのペースのまま後半戦に突入するものの、8R辺りからハートは体を密着させて細かいパンチを連打。ラミレスはやりにくそうな様子を見せる。すると10Rから、ラミレスの動きがガクリと低下。ヒジを痛めたのか強い左が打てないラミレスに対し、ハートはロープ際に詰め攻勢。一気に流れを奪い返す。
 後がないラミレスだが最終ラウンドに入ると、執念で右の連打を放ち続け猛攻。右アッパーを入れハートをグラつかせ、最後に大事なポイントを取り返す。ここで盛り返したのが効いたか、判定2-0でラミレスが防衛に成功。ラミレスは攻守ともバランスがいいし、最後の反撃で見せた根性も良かったが、決定力不足がどうにも物足りない。

 メインはWBC世界ライトヘビー級タイトルマッチ、アドニス・スティーブンソン対オレクサンダー・グボジーク。
 フットワークを使うグボジークに対し、スティーブンソンは追いかけながら左ストレート。回り込もうとするグボジークにうまくパンチを合わせる。しかし3R開始と同時にグボジークの左が入り、スティーブンソンダウン!なぜかスリップと判断されるが、スティーブンソンはこの後一転して下がり続ける展開に。やはりダメージは濃いか。
 スティーブンソンは左ストレートを狙い続けるものの、左へ回り込むグボジークをなかなか捉えられない。中盤戦に入ってもグボジークはサークリングしながらワンツーをヒット。スティーブンソンも左を返すが、ペースはグボジーク。
 ジワジワとスティーブンソンを削っていったグボジークは、9Rに入るとスティーブンソンの動きを見切ったか、サークリングをやめ正面から強いパンチを増やす。しかし続く10R、グボジークが踏み込んだところにスティーブンソンの左がヒット!グラつくグボジークにスティーブンソンは追撃を狙うが、グボジークもラウンド終盤に連打を入れ反撃。
 迎えた11R、グボジークが右からの連打!下がるスティーブンソンになおも連打を打ち込み、最後はコーナーでスティーブンソンが崩れ落ちたところでストップ!
 スティーブンソンの長期入院をニュースで知っていたのでどんな試合なのか気になっていたのだが、レフェリーの判断が遅いといった場面はなく、「攻められ続けジリ貧になっていった選手が一旦は反撃しつつ、最後は連打を食らいKO負け」という展開としてはよくある試合。それだけにボクシングが持つ潜在的リスクの高さを改めて突き付けられた感じ。とにもかくにも、スティーブンソンがこのまま順調に回復してくれることを願う。

by nugueira | 2019-02-09 20:18 | ボクシング | Comments(0)

Krush.97の感想

西京春馬×-○江川優生(判定)
 ミドルで距離を取ろうとする西京だが、江川は素早く懐に飛び込むと回転力のある連打。ボディから顔面へと打ち分けていく。
 2Rも自分のペースで戦えているのは江川。西京は決定打は許さず落ち着いて対処しているものの、江川の左フックが浅くヒットする場面も。3R、江川がアッパーから左ボディ。西京もようやくギアを上げテンカオや跳びヒザを繰り出すが、有効打では劣勢の印象を覆せないまま試合終了。
 判定は2-0で江川が勝利し、王座を奪取。解説席が「3分間が早すぎる!」と言っていたが、確かに5Rで見たかった好勝負。これでお互い20歳同士なんだから、いやはや凄まじい…。どうしてもK-1へのフィーダーショーという印象になってしまうKrushだが、その中でもこうして激しい出世競争が繰り広げられるのは頼もしいし、今後が楽しみ。

by nugueira | 2019-02-07 23:46 | Krush | Comments(0)

UFC on ESPN+2の感想

シャーウス・オリヴェイラ〇-×デイヴィッド・ティーマー(2R アナコンダチョーク)
 いきなりティーマーがサミングで減点を食らう。再開後はオリヴェイラが前に出るが、ティーマーがパンチを合わせダウンを奪う。それでも前に出続けるオリヴェイラがテイクダウンからバックを奪い、スタンドに戻った後も跳びヒザやパンチで攻勢。
 2Rも開始から前に出るオリヴェイラ。踏み込んでのヒジをヒットさせると、背中を向けたティーマーにラッシュ。最後はアナコンダチョークで4試合連続となる一本勝利。毎度面白い試合をしてくれるわあ。

デミアン・マイア〇-×ライマン・グッド(1R チョークスリーパー)
 開始からプレッシャーをかけたマイアがタックルでテイクダウンを狙う。グッドは尻餅をつかされながらも立ち上がるものの、背中におぶさったマイアがそのままチョークを極め一本。レスラー相手でなければまだまだ極めの強さは健在か。

ジョゼ・アルド〇-×ヘナト・モイカノ(2R KO)
 序盤に圧をかけてきたモイカノに、アルドはローからパンチ。この後は両者間合いを探る展開が続き、緊張感ある空気の中1Rが終了。モイカノの方が細かいジャブを使えているか。
 2R、モイカノの蹴りに合わせてアルドが左フック。下がるモイカノにアルドがボディから顔面へのラッシュ!最後はケージ際でアッパーからフックのコンビネーションを叩き込みフィニッシュ!やっぱりアルドのKO勝利は見ていてテンションが上がる。頼むから引退カウントダウンは撤回してほしい。

ハファエル・アスンサオ×-〇マルロン・モラエス(1R ギロチンチョーク)
 モラエスがいきなり強烈な右フック!下がったアスンサオにさらに右フックを入れダウンを奪うと、ハーフからパウンド。最後は立ち上がろうとしたアスンサオをギロチンに捕らえ一本!アスンサオを全局面で圧倒し文句なしのリベンジを達成。
 モラエスはWSOF時代の凄みを完全に取り戻した感じ。こうなると一刻も早くタイトルマッチが見たいが…やっぱりディラショーvsセフードは余計だったな。

by nugueira | 2019-02-03 22:23 | UFC | Comments(0)

ヒョードルvsベイダー

 ベラトール214のメイン、エメリヤーエンコ・ヒョードルvsライアン・ベイダーを視聴。

 並んでみると体格差はほとんどない。開始直後に左を出したのはベイダー。両者細かいステップを踏みながら間合いを探る中、ベイダーが踏み込みながら伸ばした左がヒットしヒョードルダウン!すぐさまベイダーが追撃のパウンドを入れストップ!

 勝敗予想はベイダー勝利としていたが、まさか38秒での決着になるとは…。出会い頭という印象はあるものの、かつてのヒョードルならその出会い頭を許さなかったはず。結果として秒殺になったというだけで、ヒョードルの負け自体は必然だった、と考えるべきなんだろうなあ。
 時代の流れを感じさせた結果と試合内容。それにしてもベイダーがベラトールでここまでのブレイクを果たすなんて、予想できていた人間がいたんだろうか。

by nugueira | 2019-01-27 22:41 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

川尻vs北岡

 「平成最後のやれんのか!」、メインの動画を見た感想を。

川尻達也×-〇北岡悟(判定)
 ロープ際での組み合いの後、北岡の左ストレートが入り川尻ダウン!北岡はこの後がぶった体勢からヒザ、さらにギロチンを狙っていく。
 2Rも北岡がミドル、さらにパンチで川尻をグラつかせる。しかし川尻はタックルを切ると、圧力をかけ徐々にパンチで反撃。ラウンド終盤に北岡がテイクダウンを奪うが攻め切れない。
 3R、前に出るのは川尻。北岡は引き込むように下になる場面が増える。終盤は川尻がスタンドでパンチを入れ続け、北岡が防戦一方の展開で試合終了。
 前半北岡、後半川尻と分かりやすく主導権が入れ替わる構図だったが、判定はスプリットで北岡。相対的なコンディションや試合勘で北岡が上回っており、川尻はギアが上がるまでに時間がかかってしまった印象。今現在のトップクラスの戦いとは間違っても言えないが、様々な浮き沈みを経ながらジャパニーズMMAを支え続けた二人が平成最後の大晦日にぶつかり合う、という構図はやはり見ていてグッときた。

by nugueira | 2019-01-24 23:10 | RIZIN | Comments(0)