反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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〔こだわり〕バウト

 ここらで一度、12月の振り返りと今月のおすすめバウトを。メイウェザーvs那須川は「エキシビジョンマッチ」をどう位置付けるかが難しく、選外としました。

MVP:堀口恭司(12/31 RIZIN.14)
 ベラトール現役王者を相手に、劣勢を強いられながらも大逆転の一本勝利。決着の瞬間、力の限り声を張り上げる試合に久々に巡り合えた。やっぱり史上最強のメイド・イン・ジャパンはこの男ですよ。

ベストバウト:デオンテイ・ワイルダーvsタイソン・フューリー(12/2 WBC世界ヘビー級タイトルマッチ)
 フューリーが2度のダウンを喫しながらもドローに持ち込む、文字通りの死闘。全勝を続けてきた両者の激突は、終わってみれば二人とも「無敗」を維持、というある意味でき過ぎた結末。果たしてリマッチはあるか。

ベストKO:アマンダ・ヌネス(12/30 UFC232)
 K-1の篠原vsゴンナパーも驚いたが、やはり衝撃度はヌネスに軍配。サイボーグに殴り勝てる女性がこの地球上に存在するとは…。

ベストサブミッション:元谷友貴(12/31 RIZIN.14)
 同じ大会の宮田や浜崎も良かったが、技の珍しさ込みで元谷を選出。噛ませでも何でもない強豪相手にこの一本勝ちは、本当に価値がある。

〔おすすめ〕バウト:エメリヤーエンコ・ヒョードルvsライアン・ベイダー(1/28 ベラトール214)
 最強を決める…という雰囲気とはやや趣が異なるが、興味深い面々が揃ったヘビー級トーナメントも遂にファイナル。落日の皇帝が覇権に返り咲くか、ベイダーがUFCでは手の届かなかった頂点を奪取するか。どちらに転んでも面白くなりそう。

by nugueira | 2019-01-07 22:47 | 雑記 | Comments(2)

〔こだわり〕バウト

 11月の各賞と12月のおすすめバウト。

MVP&ベストサブミッション:ドナルド・セラーニ(11/11 UFN139)
 ここ最近は低迷期に入った感はぬぐえず、そろそろ潮時か…とも思えたカウボーイが積み上げた、UFC通算最多勝利の金字塔。勝利後に息子を抱えていた姿は、実にいい光景だった。

ベストバウト:ホナウド・ジャカレイvsクリス・ワイドマン(11/4 UFC230)
 肉体と魂を削り合うような打撃戦の末、ジャカレイがワイドマンを逆転KO。見てるこっちの寿命が縮むかと思った。

ベストKO:ヤイール・ロドリゲス(11/11 UFN139)
 那須川の1ラウンドKOも圧巻だったが、今月は文句なしにこれ。残り1秒でエルボーアッパーでの逆転KO。漫画で描こうとしたらツッコミが入るような場面が現実に起こるのだから、やっぱり格闘技は面白い。

〔おすすめ〕バウト:マックス・ホロウェイvsブライアン・オルテガ(12/9 UFC231)
 那須川vsメイウェザーはどういうテンションで見ればいいかがイマイチ定まらず、勝負論で楽しめそうなのはこの試合。打撃vs柔術の構図とはいえ、互いのファイトスタイルは剛vs剛という印象。破竹の進撃を続けるオルテガは王者にも通用するのか。

by nugueira | 2018-11-28 23:17 | 雑記 | Comments(0)

〔こだわり〕バウト

 10月の各賞と11月のおすすめ。

MVP&ベストKO:井上尚弥(10/7 WBSS)
 今月は井上を選ばずにどうするの、という以外説明の必要すらないのでは。井上と同じ時代を生きてボクシングファンをやっていることが、どれだけ幸運なことなのか。そんな思いすら抱かせるKO劇だった。

ベストバウト:ハビブ・ヌルマゴメドフvsコナー・マクレガー(10/7 UFC229)
 試合後のトラブルが本当に不要かつ残念なのだが、試合自体は見ているこっちの呼吸が苦しくなるぐらいの緊張感あふれる好勝負だった。金銭面でのモチベーションは限りなく低いはずなのにオクタゴンに戻ってきたマクレガーには拍手を送りたい。だからといって試合前の狼藉が許容されるわけでは、もちろんないが。

〔おすすめ〕バウト:ジョーダン・ピケオーvs木村・フィリップ・ミノル
 Krushスーパーウェルター級では敵なしのピケオーが、K-1ウェルター級戦線に乗り込むべくミノルと激突。勝った方は来年のたまアリ大会でタイトル挑戦が確実か。ピケオーは相当高い壁だが、好調を維持しているミノルに期待。

by nugueira | 2018-10-31 23:19 | 雑記 | Comments(0)

〔こだわり〕バウト

 月替わりなので一旦9月の各賞と10月のおすすめバウトを。

MVP:堀口恭司(9/30 RIZIN.13)
 敗者のMVP選出はある意味禁じ手なのだが、終わってみて改めて「堀口が試合に負けて勝負に勝った」一戦だったな、と。MMA選手が立ち技ルールでパフォーマンスを発揮するのはリズムの違いに乗じた「奇襲」を仕掛けるパターンが多いと思うのだが、そこに頼るだけでなくスピードで那須川と互角以上に渡り合ったところに、つくづく怪物ぶりを感じさせられる。

ベストバウト:ゲンナディ・ゴロフキンvsサウル・カネロ・アルバレス(9/16 WBA・WBC世界ミドル級タイトルマッチ)
 那須川vs堀口が「異種接近遭遇」による非日常の興奮なら、こちらはボクシングという競技を極限まで磨き上げた者同士による、ジャンル内での面白さをガチガチに結晶化したような面白さ。試合終了のゴングの瞬間「どっちが勝ったか判断できない!」という嬉しい悲鳴をあげられる試合は、そうそうめぐり逢えるものじゃない。

ベストKO:武尊&武居由樹(9/24 K-1 WORLD GP)
 二人選んだらベストじゃなくなるのだが、この日の両者は互いに存在感を主張し合い、それがKOの競演につながったような趣すらあった。来年3月のメインアリーナ大会に向け、リングで直接向かい合わない二人の戦いは続いていきそう。

〔おすすめ〕バウト:コナー・マクレガーvsハビブ・ヌルマゴメドフ(10/7 UFC229)
 祝・WOWOWのUFC中継復活!その開幕にライト級王座統一戦という大一番が来るのは、何たる天の配剤か。約2年のブランクを経てもオクタゴンの王はマクレガーなのか、それともシビアな現実が幻想をぶち壊すのか。日本語実況つきでこの試合が見れる幸運に、ただただ感謝。

by nugueira | 2018-10-01 23:16 | 雑記 | Comments(2)

〔こだわり〕バウト

 8月の各賞と9月のおすすめバウト。

MVP:木村〝フィリップ”ミノル(8/5 Krush.91)
 長い低迷を乗り越えてキャリア初のベルトを獲得。ここ最近の「無理に勝負にいかないがキッチリKOする」スタイルは本当に成長を感じさせられる。

ベストバウト:森井洋介vs大月晴明(8/19 KNOCK OUT)
 終わってみれば完勝だったが、タイトル陥落後の再起戦である森井にとって決して楽な試合ではなかったはず。いまだに第一線で存在感を発揮する大月、本当に凄い。

ベストKO:ジャスティン・ゲイジー(8/26 UFN135)
 MVPの木村をはじめ、朝倉、野杁とインパクトのあるKOが多い月だったが、最後にゲイジーが全部持って行った。それまでの流れを一発でチャラにする破壊力、ちょっと他の選手には真似できない。

ベストサブミッション:元谷友貴(8/12 RIZIN.12)
 この部門を選出するのが久しぶりな気が。フィニッシュのインパクトだけでなく、試合全体を通じた「際」の攻防が見ごたえ十分だった名勝負。いいMMAの試合を見せてもらった。

〔おすすめ〕バウト:ゲンナディ・ゴロフキンvsサウル・カネロ・アルバレス(9/16 WBA・WBC世界ミドル級タイトルマッチ)
 カネロのドーピング騒動でミソはついたものの、1年ぶりのリマッチとなる中量級最大のメガファイト。GGGが勝って全てのモヤモヤを振り払うのか、カネロが新たな時代を切り開くのか。来月、遂に答えが出る。

by nugueira | 2018-08-29 22:54 | 雑記 | Comments(0)

〔こだわり〕バウト

 7月の各賞と8月のおすすめバウト。

MVP:伊藤雅雪
ベストバウト:伊藤雅雪vsクリストファー・ディアス(7/29 WBO世界スーパーフェザー級王座決定戦)
 アウェーの地で下馬評では不利と見られた相手に、終始先手を取り続けての完全勝利で王座奪取。試合終了のゴングが鳴るまで手に汗握りっぱなしで、ダウンの瞬間や判定が読み上げられた瞬間は思わずテレビの前で「よしっ!」と声を上げていた。

ベストKO:ジョゼ・アルド(7/29 UFC on FOX)
 パッキャオに五味と、振り返れば「久々のKO劇」が相次いだ7月。どれも印象深いが、やっぱり楽ではない相手に復活劇を見せてくれたアルドを選出。かつてのフェザー級絶対王者、過去の人になるにはまだ早い。

〔おすすめ〕バウト:森井洋介vs大月晴明(8/19 KNOCK OUT)
 王座陥落の森井が再起戦で拳を交えるのは爆腕・大月。この組み合わせは熱い。ミスターKNOCK OUTと、40を過ぎてなおぶれない強さを見せ続ける大月の邂逅から何が生まれるのか、こうご期待。

by nugueira | 2018-08-01 23:04 | 雑記 | Comments(2)

〔こだわり〕バウト

 6月の各賞と7月のおすすめバウト。

MVP:ロッタン・ジットムアンノン
ベストバウト:那須川天心vsロッタン・ジットムアンノン(6/17 RISE125)

 敗者をMVPに選ぶことは基本的にしないのだが、判定への不満込みでロッタンを選出。久々に「化け物外国人初上陸」の瞬間を見てしまったという感じ。「試合に勝って勝負に負けた」という那須川のコメントに全てが集約されており、この二人の激突が今回限りで終わるとは思えないし、そうあってはならない。

ベストKO:江幡塁(6/8 KNOCK OUT)
 試合自体もベストバウトに選ばれておかしくない好勝負。押され気味になりながらもワンチャンスを逃さずフィニッシュに持って行った江幡が凄すぎた。

〔おすすめ〕バウト:エディ・アルバレスvsダスティン・ポイエー(7/29 UFC on FOX)
 ともに名勝負製造機・ゲイジーを倒して波に乗る両者が、満を持しての再戦。ヌルマゴの壁は高いが、この勝敗は今後のライト級戦線の展開にも大きく影響しそう。

by nugueira | 2018-07-03 23:38 | 雑記 | Comments(0)

〔こだわり〕バウト

 5月の各賞と6月のおすすめバウト。5月は当たり月だった。

MVP:井上尚弥(5/25 WBA世界バンタム級タイトルマッチ)
 他に誰を選べばいいの?という感想しか出てこない、あまりに圧倒的なパフォーマンス。物理的な体格差とかが全く意味をなしておらず、もはや別の生物種なのでは…とすら思える勝ち方。スーパーフライ級で防衛を重ねるうちに見ているこっちの感覚も麻痺しかけていたのだが、井上が規格外のモンスターであることを改めて思い知らされた。

ベストバウト:ホルヘ・リナレスvsワシル・ロマチェンコ(5/13 WBA世界ライト級タイトルマッチ)
 普通の月ならONEののび太vsシウバが選ばれているのだが、いかんせん相手が悪すぎた。現代ボクシング界最高峰の技術とスピードを持つ両者だからこそできる、至高のせめぎ合い。ロマチェンコと五分に渡り合ったリナレスと、それに応えてさらなる強さを示してみせたロマチェンコ。二人とも最高。

ベストKO:堀口恭司(5/6 RIZIN.10)
 マッコールに引導を渡す、衝撃のファーストコンタクトKO。見た瞬間「今月のMVP&ベストKOは決まりだな」と思ったのだが…。5月はやっぱり凄い試合揃いだった。

〔おすすめ〕バウト:那須川天心vsロッタン・ジットムアンノン(6/17 RISE125)
 那須川が「ホームリング」RISEで迎える、ムエタイ強豪との一戦。2月のKNOCK OUTと同様、強者相手のヒリヒリした試合で那須川の凄さを実感させてほしい。

by nugueira | 2018-05-30 23:20 | 雑記 | Comments(2)

[こだわり]バウト

 4月の各賞と5月のおすすめバウトを紹介。

MVP&ベストKO:ヨードレックペット・オー・ピティサック(4/14 KNOCK OUT)
 森井応援目線で見ていた大多数のファンとしても「参りました」というしかない、衝撃的なKO勝利。この1年半にKNOCK OUTが積み上げてきた貯金を全てかっさらわれた形だが、ムエタイの頂の高さを改めて思い知らされた。

ベストバウト:ダスティン・ポイエーvsジャスティン・ゲイジー(4/15 UFC on FOX)
 相変わらず見てるこっちの寿命が縮みそうな、ゲイジーの全面戦争型MMA。その土俵に引きずり込まれかけながらも最後はKOに持って行ったポイエーがお見事。パンクラスの砂辺vs室伏も良かった。

ベストサブミッション:北岡悟(4/15 パンクラス)
 久しぶりに持ち味を出し切ってくれた、足関での一本勝ち。試合後のマイクも含めて、北岡劇場は未だ健在。

[こだわり]バウト:ホルヘ・リナレスvsワシル・ロマチェンコ(5/13 WBA世界ライト級タイトルマッチ)
 実現してしまったことが未だにピンと来ない、現代ボクシング界究極のスピード対決。ボクシングという競技の技術体系すら塗り替えようとしている感のあるロマチェンコが、3階級目のベルトを手にするのか。修羅場をくぐり抜け逞しさを増した稀代のテクニシャン・リナレスがそれに待ったをかけるのか。瞬き厳禁の名勝負を見逃すな。

by nugueira | 2018-05-02 22:27 | 雑記 | Comments(2)

[こだわり]バウト

 3月の各賞と4月のおすすめバウト。今月は当たり月で選ぶのが難しかった。ベストサブミッションは該当なしですが。

MVP:武尊(3/21 K-1)
 リング外のゴタゴタで不必要な重圧も背負わされた中、主役としての存在感を発揮し続け3階級制覇を達成したのはお見事。小宮山を圧で下がらせる姿には、「強さ」や「気迫」とはまた別次元の「生き様」を見せつけられた気がした。

ベストバウト:デオンテイ・ワイルダーvsルイス・オルティス(3/4 WBC世界ヘビー級タイトルマッチ)
 Krusuの中村vsFUMIYAも凄かったが、ヘビー級世界戦の迫力を表現しきったこの試合を選出。二転三転のシーソーゲームの末、一度はKO負けかと思えたワイルダーが逆転KO勝利。ヘビー級4団体統一戦への機運を十二分に盛り上げてくれた。

ベストKO:平本蓮(3/21 K-1)
 同じ大会の功也、武居も十分すぎるインパクトだったが、やはりあのゲーオをKOに屠った、という意味でこれを選ばないわけにはいかない。新生K-1(武尊の言を借りればもう「新生」は要らないんだっけ)がこの3年余りで築いてきた歴史の重みを感じさせてくれる試合だった。

[おすすめ]バウト:トニー・ファーガソンvsハビブ・ヌルマゴメドフ(4/8 UFC223)
 マクレガーの不在で長期停滞を強いられたUFCライト級がようやく迎えることのできる頂上決戦。5年近くにわたり10連勝を積み上げてきたファーガソンか、長期欠場に悩まされながらも未だ強さの底を見せていないヌルマゴか。この日、一つの「最強」が決まる。

by nugueira | 2018-03-27 23:41 | 雑記 | Comments(2)