反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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 おかげさまで過去最高アクセスです(といっても微々たる数字ですが。)。2回戦の対戦カード、やはり「4度目」ということになるのだろうか・・・。

中村〇―×ランデルマン(判定)
中村が決め手を欠くも終始圧倒。ランデルマン動き悪すぎ。

アローナ〇―×リスター(判定)
敗れるもリスター大善戦。寝技だけなら互角以上の展開。打撃が勝負を分けた。

近藤×―〇ボブチャンチン(判定)
ボブチャンチン、20分に渡り近藤を殴打。ヤバイぐらい強い。

ベウフォート×―〇アリスター(1R ギロチン)
アリスターが膝蹴り一閃から最後はギロチン葬。今回も番狂わせは起きた!

ホジェリオ〇―×ダンヘン×(1R 腕十字)
膠着必至と見られた一戦はホジェリオがダンヘンを圧倒する意外な展開に。ダンヘンは今回もコンディションが悪そうだった。

桜庭〇―×ユン(38秒 KO)
桜庭、試合後に「秒殺も気持ちいい」発言。ユンはやはり金魚だった。

ジャクソン×―〇ショーグン(1R KO)
ショーグン圧勝。ジャクソン何もできなかった。

シウバ〇―×吉田(判定)
吉田、2R以降まったく組み付けず。終了間際のギロチンも時すでに遅く、無念のゴング。反撃が遅すぎるよ。
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# by nugueira | 2005-04-23 23:59 | PRIDE | Comments(2)
4月9日(土) プロ柔術Gi06 初日昼の部(北沢タウンホール)

 以前から微妙に興味のあったプロ柔術の興行を遂に観戦。会場が北沢タウンホールということで演出一切無しの地味な空間を想像していたが、得点表示用のスクリーンがあったり、入場時には照明の色が変わったりと思ったよりは派手な雰囲気(画像参照。ブレがひどくてすみません。)。初日昼の部は16人によるワールドトーナメントの1回戦。

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第1試合 鶴屋浩×-○片庭勝宣(送り襟絞め)
第2試合 櫻澤正己○-×ヘナート・シウバ(膝十字)
 第1試合は片方が引き込んでからパスガード狙ったりスイープ狙ったり・・・よう分からん。少々だれながら見ていたら片庭がバックに回り込んで勝利。鶴屋は昔修斗の試合で見たことがあるが、数少ない知っている名前がいきなり消えてしまった。
 携帯で1試合ごとに速報送ろうとしたら、入れ替わるように第2試合開始。そして1分そこそこで膝十字一本。「速報は全部終わってからでいいや。」という結論に達した。ていうか柔術って膝十字OKだったんだ。足関は一切ないものかと思ってた。

第3試合 福本吉記×-○林秀直(腕十字)
第4試合 植松直哉○-×ジョン・ラミレツ(2-0 優勢勝ち)
 第3試合は下になっていた林がスイープに成功して2ポイント、そのままバックについて4ポイント。あー、こういう風に得点を奪い合うわけね。ようやく分かってきた。
 4試合目は修斗でおなじみ植松が登場。いきなりテイクダウンで2ポイントを取るも、その後はラミレツの下からの攻めに手を焼き、両者ポイントが取れないまま10分が終了。でも総合の試合のような露骨なホールディングによる膠着とかではなく、互いに細かい攻防をやっているのであまり飽きは来ない。

第5試合 片岡誠人○-×レアンドロ山下(4-2 優勢)
第6試合 小室宏二○-×石川祐樹(腕十字)
 審判は中井祐樹などの著名選手が務めているんだけど、上下とも黒のトレーナー着てるし、すごい淡々と進行してるのでなんかジムのスパーリングやってるみたい。ちなみに客席は大半が選手の関係者や何かしらの経験者らしき方々。覚悟はしていたがいちげんさんが何の気なしに足を運ぶような空気ではなかった。まあ居づらいってほどじゃないけどね。よく覚えてない中盤戦はこのように話をごまかしてみました。

第7試合 ホドリゴ大西×-○福住慎祐(腕十字)
第8試合 廣瀬貴行×-○ビビアーノ・フェルナンデス(送り襟絞め)
 ホドリゴにポイントをリードされた福住だが、後半に入ってからスイープ・パスガードを決めて逆転。さらに腕十字で一本勝ち。福住は飄々とした見かけとのらりくらりとしたファイトスタイルがマッチしていて非常に印象に残った。
 そして最後の第8試合には今回の最注目選手・ビビアーノが登場。秒殺試合を連発するスタイルから「マナウスの秒殺猿」の異名を取るビビアーノ相手に、廣瀬のセコンドからは「最初の1分乗り切れ!」というある種身も蓋もない激が飛ぶ。指示どおり?秒殺は逃れて粘る廣瀬だが、最後はバックを取ったビビアーノが送り襟絞めで一本。

 観戦したのは初日の昼の部だけで、トーナメントは結局決勝で植松を下したビビアーノが下馬評どおり優勝。でも2回戦以降は全部判定で、秒殺猿の本領は発揮できなかったみたい。
 興行全体の感想。やはりルールはちゃんと把握してから見に行かないと辛い。当たり前か。まあでも、さっきも書いたように完全な膠着はなくて常に動き続けてるんで、想像してたようなだらだらした空気ではなかった。後は袖やら襟やらの使い方とかの細かいポイントを分かるようになれば楽しめるのかな。でもこういうのって1回やってみないと分からないからなあ。ダメだ、俺ギどころか柔道着も持ってないもん。

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# by nugueira | 2005-04-22 23:47 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)
 『「日本中量級のジョーカー」佐藤嘉洋のMAX参戦はあるのか?』
 という題で記事を書いてみようか、と思っていたところ、見計らったように衝撃ニュースが。5・4のK-1 MAXにその佐藤嘉洋が電撃参戦。ウィリアム・ディンダーとのスーパーファイトで出場することになった。
http://www.boutreview.com/data/news/050504k1max.html
 ここで「衝撃ニュース」と表現したのは、最初考えていた記事は「結局佐藤のK-1参戦は難しいのではないか。」という結論にするつもりだったからだ。
 佐藤のK-1参戦を困難とする理由は2つあり、まず1つはそのファイトスタイル。佐藤の試合は昨年7月のピーター・クルーク戦と今年2月の山本優弥戦の2試合を生観戦しているが、クルーク戦はローキックでのKO、山本戦は膝蹴りで計6度のダウンを奪っての判定勝ち。いずれも完勝ではあるが、「ガチガチのキックスタイル」という印象が強く、膝蹴りの制限もあるK-1ルールでどこまで持ち味を発揮できるのかが正直未知数だと思うのだ。実力的に落ちるとはいえ、驚異的なボディバランスから豊富なコンビネーションを繰り出す山本優弥の方がK-1ルールへの適応性、さらに露骨に言ってしまうと客ウケもいいのではないかと思う。
 2つ目の理由はK-1側の認識の低さ。2月の山本戦後に佐藤は全日本キック及び所属ジムを脱退し(ジムの方とは結局和解した模様。)、フリーに転身。にわかにMAX参戦への機運が高まったが、この時マスコミからコメントを求められた谷川プロデューサーの返答は「試合を見たことがない。」という、ある意味佐藤の退団以上に衝撃的なものだった。「数千人のマニアよりも数百万人のお茶の間」というK-1のスタンスを今さらどうこう言う気もないが、「プロデューサーがこんな認識ではK-1への出場は当分ないな。」というのが当時の個人的な感想だった。

 しかしそれからわずか2ヶ月余り、ファンにしてみれば待望の、そして急転直下の感もある佐藤のMAX出場が決定した。ここから先は穿った見方になってしまうが、K-1サイドとしては「実力派日本人選手」という肩書き以上に「ヒール」としての佐藤の存在感に期待を寄せているのではないかと思う。
 MAX開始当初は魔娑斗が「MAXは俺のためのイベント」的な発言を繰り返し、ファンの支持を取り付ける以上に反感を買っていたが、結果的にこうした「憎まれ役」としての魔娑斗の存在がMAXの人気拡大にも一役買っていた。翻って現在の魔娑斗を見てみると、発言内容は以前と何ら変わらないものの、世界王者という結果を出したことで、以前のような「ヒール」として捉えるファンはグッと減っているだろう(それでも、未だに魔娑斗嫌いの人をけっこう頻繁に見かけるのも事実だが。)。一方で小比類巻、山本KIDといった他の日本勢は存在感はあっても魔娑斗のような毒気に欠ける感があり、リング上での実績も含めて魔娑斗が他の日本人を大きく離しているのが現状ではないだろうか。
 こういった状況の中で佐藤の登場である。「実力日本最強」という魔娑斗がカチンときそうなマニア層の評価に加え、全日本時代にヒジ無し・サドンデスマッチを「お嬢様ルール」と一蹴したこともある「キック」に対するこだわりの強さ。今後佐藤が「対魔娑斗」「対K-1」というスタンスの発言をすれば、魔娑斗に対抗し得る存在感のある完璧なヒールの出来上がりである。4年目を向かえメンバーが徐々に固定化されてきた中で、新たな「憎まれ役」の存在は起爆剤としての効果が期待できる。選手のキャラクター作りには定評のあるMAXだけに、この辺りまで睨んでの参戦決定というのは考えすぎだろうか。
 とはいえ、ヒールに欠かせない条件は「憎らしいぐらいの強さ」を持っていること。K-1サイド・佐藤サイドの思惑がどこにあるにせよ、佐藤に要求されているものは1つ。「完勝」という結果である。

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# by nugueira | 2005-04-21 23:56 | K-1MAX | Comments(0)
 WOWOWでUFC52を観戦。
 「世界最強の40代」ことランディ・クートゥアーのタイトルマッチがメインだったけど、負けちゃったねー、ランディの親父。
 選手による事前予想を含めて下馬評は圧倒的にランディ有利だっただけにこの結果には驚き。解説の高阪も言ってたけど、いつもに比べて動きが悪かった感じがする。いつもの勝ちパターンである、気がつくと相手を金網際に詰めるような圧力が今回は見られなかった。
 でもリデルの戦績もよく見ると、2001年以降は12戦して負けたのは前回のランディ戦とミドル級GPのランペイジ戦だけ。よく考えればベルトを巻いても何ら不思議じゃないのか。UFCライトヘビー級はリデル・ランディ・ティト・ベウフォートの4強の対戦が既に2巡目に突入。マンネリといえばマンネリだけど、4人とも一長一短で、ベルトの奪い合いは面白くなりそう。レナート・ババルあたりは是非この中に割って入って欲しいけどね。次はリデルVSティトか?

 UFC絡みでは残念なニュースも。TOPページでは既に書いたけど、6月の横浜アリーナ大会が延期に。
http://www.boutreview.com/data/news/050604ufc53.html
 PRIDEはラスベガス進出を毎回ぶち上げては延期しているが、UFCも同じような状態になってきた。金網の試合は一度見てみたいんだけどなあ。GCMがやってるD.O.Gに一度行ってみるか。あるいはラスベガスまでUFC見に行っちゃう?でもツアーとかはないだろうし、面倒くさそう。銃とかテロも怖いし。やっぱり日本に来るまで待とう。そうしよう。

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# by nugueira | 2005-04-20 23:30 | UFC | Comments(2)
 GPの試合順が以下のとおり決定。

第1試合 中村VSランデルマン
第2試合 アローナVSリスター
第3試合 近藤VSボブチャンチン
第4試合 ベウフォートVSアリスター
第5試合 ホジェリオVSダンヘン
第6試合 桜庭VSユン
第7試合 ランペイジVSショーグン
第8試合 シウバVS吉田

 メインと第2試合しか当たらなかった。チッ。いや、「当たったところでどうなんだ」という指摘はごもっともですが。
 中村-ランデルマンは持久戦になりそうな気もするんだけど、第1試合に向くんだろうか。まあランデルマン出てくれば盛り上がるのか。
 こうして並べてみると勝負論的に面白そうなのが第2試合~第5試合に集中してる感じ。ホジェリオ-ダンヘンが休憩前なのは「まあ疲れるでしょうからこの試合の後はゆっくり休んでください」という配慮か。
 トップページにも書いてますが、例によって速報アップしますんで、地上派放送の前に結果だけでも知りたい奇特な方は御利用ください。

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# by nugueira | 2005-04-19 23:17 | PRIDE | Comments(0)
 ちょっと古いニュースになるけど、昨日知り合いと飲んでる時に話題になったもので。
http://www.boutreview.com/data/news/050718oyazi-battle.html
 35歳以上の選手を対象にした「OYAZI BATTLE」という格闘技イベントがあるんだけど、今年7月の後楽園ホール大会ではなんとブランコ・シカティックが登場(総合ルール)。しかも対戦相手は一般公募(当然35歳以上が対象)。
 すげー、シカティック来るんだ。ていうかこの人もう50歳なんだ。腹ダルダルで出てこられたらショックだな。一分の隙も無いほど引き締まった体されててもそれはそれで引くけど。
 対戦相手もどういう人が出てくるんだろう。自営業とかじゃ面白味に欠けるんで、ここは是非普通の会社員に出てきてほしい。課長相手に「すいません、来週休暇をいただきたいんですが。いや、ちょっとシカティックと試合をすることに・・・」とか有給申請してる場面想像したいじゃん。出発前に奥さんから「家庭とシカティックと、どっちが大事なんですか」とか嫌味のひとつも言われてみたりね。
 あー、なんか必要以上に楽しみになってきた。でも俺この時期福岡に旅行の予定なんだよな。ていうかこの日ってNOAHのドーム大会じゃん。どうしよう、シカティックひとりのために旅行を早目に切り上げるべきなんだろうか。客が泣き出すまで試合をしてくれるNOAHを蹴って、一般公募の会社員が殴られる様を見に行くべきなんだろうか。あー、悩ましい。だって50歳になったシカティックが半分素人の中年を殴っちゃうんだぜ?ある意味PRIDE以上の「圧倒的現実」じゃん。

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# by nugueira | 2005-04-18 23:19 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)
 公式HPでは吉田秀彦のキャッチフレーズは「不死鳥柔道王」となっているが、ここではあえて「狂気の柔道王」と呼んでおきたい。
 昨年10月のPRIDE28。ルーロン・ガードナーとの大晦日決戦が電撃発表された際、吉田が「昨日オファーをもらったばかりなんですが・・・」と言うのを聞いて、不謹慎ながら最初に頭に浮かんだのが「莫大な金が動いたんだなあ」という感想だった。現役を退いたばかりのトップアスリート、しかも自分よりはるかに体重の重い相手との対戦を、オファーをもらった当日のうちに決断する理由は「破格のファイトマネー」という以外に思いつかなかったのだ。
 しかし、今回のGPでは相手からの逆指名に応える形で初戦からシウバと対戦。ここに至って(遅いかもしれないが)「この男は条件云々よりも闘争本能で動いている」と認識を改めざるを得なくなった。
 ガードナー戦に敗れた後の復帰戦、しかも先の長いトーナメントの初戦。ここは後も考えて多少なりとも分の良さそうな相手を選ぶのが妥当だろう。PRIDE側としても、大阪ドームに客を入れるための目玉カードが必要なのは確かだが、今後の展開を考えれば日本人にはできるだけ残って欲しいはず。プロモーターとしても初っ端からこのカードを切ってしまうのは非常にリスキーなわけで、大晦日のガードナー戦と比べても、主催者側より選手側の意向を中心に決まったマッチメイクに思えてならない。
 以前ある雑誌で紹介されていたエピソードだが、前回のシウバ戦で、1Rに打撃を食らった吉田はラウンド間のインターバルに「あの野郎、ぶっ殺してやる!」と絶叫したらしい。日頃は飄々とした態度で優等生的発言の多い吉田の内側に、常人離れした精神力と闘争本能が隠れていることをよく表している逸話だと思う(よく考えればそういう人間でなければオリンピックの金メダルなんか取れないわけだが。)。ガードナー戦や、その前のハント戦にしても、プロモーターの思惑に加え、吉田の「とにかく強い相手と戦いたい」というモチベーションがあってこそ実現したカードなのだろう。もはや「飢え」というか「狂気」に近い闘争本能。今回のシウバ戦はその当然の帰結と言えそうだ。
 とはいうものの、今回の勝負は吉田にとって禁断の選択になってしまったと思う。リベンジマッチというのは、本来は勝てるはずだった相手に取りこぼしたというケースを除き、基本的に前回勝った方が有利だと思う。まして相手のシウバも、5年以上に渡って無敗を続け、敗れたとはいえヘビー級のK-1王者と真っ向から殴り合ってしまう、吉田に劣らぬ「狂気」の持ち主なのだから。
 紙プロの受け売りになるが、PRIDEの歴史はファンの幻想を粉々に打ち砕いて、あまりに厳しい「圧倒的現実」を提示することの繰り返しだと思う。高田-ヒクソン戦しかり、高田の引退試合しかり、桜庭-シウバ戦しかり。「柔道王のリベンジ成功」は、多くの観客が喜ぶある種のハッピーエンド。だけど結局今回も、最後に目の前に突きつけられるのは、誰もが望んだわけではない、シビアでリアルな現実ではないかと思えてならないのだ。
 4月23日。「圧倒的現実」を凝視する覚悟はあるか?覚悟がなければ、大阪ドームに足を踏み入れるな。

ヴァンダレイ・シウバ最近5試合の戦績
2004/12/31 ●マーク・ハント(判定)
2004/10/31 ○クイントン・ランペイジ・ジャクソン(KO)
2004/8/15  ○近藤有己(KO)
2004/2/15  ○美濃輪育久(KO)
2003/11/9  ○クイントン・ランペイジ・ジャクソン(TKO)

吉田秀彦最近5試合の戦績
2004/12/31 ●ルーロン・ガードナー(判定)
2004/6/20  ○マーク・ハント(腕十字)
2003/12/31 △ホイス・グレイシー
2003/11/9  ●ヴァンダレイ・シウバ(判定)
2003/8/10  ○田村潔司(袖車)

(展開予想)
 リベンジマッチは基本的に前回勝っている方が得意意識を持っているので有利。リベンジが成功する条件は、もともと力が拮抗していて、前回勝っている方に「またこいつとやるのかよ」という意識がある場合に限られると思う。
 今回の場合、吉田がリベンジに燃えているのはもちろんだが、もともとはシウバから言い出したマッチメイク。モチベーションの差は全くないと言っていい。そうなるとシウバと吉田の力関係の話になってくるが、繰り返しているとおりシウバが負けるとすればストライカータイプ。組み技系は組み付く前に打撃を食らってしまうのがオチだろう。まして吉田はタックルから倒すタイプでもないので、どうしても打ち合う局面が多くなる。やはり吉田が勝つ展開が見えてこない。
 あと試合と関係ない話だが、今回はさすがにシウバを後から入場させてほしい。去年の小川-ヒョードル戦もそうだったけど、人気選手が相手だからって現役のチャンピオンが青コーナーにいるのは変でしょう。PRIDEも競技性を高めていくんならこういうところからキチッとしようよ。
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# by nugueira | 2005-04-17 23:40 | PRIDE | Comments(0)
 まず、田村戦が流れたことについて。このカード自体を見たいか見たくないかと言えば当然見たいんだけど、個人的にはこのタイミングで実現しなくて良かったのではないかと思っている。正直、試合のクォリティーだけを考えると、今のこの2人ではPRIDEファンの納得する内容の試合は提供できないでしょう。桜庭-田村戦っていうのは試合内容だけじゃなく、これまでの歴史、実現に至るまでの両者の感情のブレとかをひっくるめて味わう非常に「プロレス的」なものになるはずだから、「競技性」を前面に出したGPの枠組みの中でやるのはそぐわない。勝った方の2回戦以降の戦いぶりには客も興味なくすから、GPの輪郭自体がぼやけちゃうし。
 で、紆余曲折の末に桜庭の対戦相手はユン・ドンシク。あーごめん、前言撤回!これなら田村戦実現してくれた方がよかった!
 いやー、それにしてもネット上の反応凄いねえ。みんなユン様を大バッシング。日本の常任理事国入りに怒る中国人がいる一方で、ユン様のGP出場に怒る日本人がこんなにたくさん。竹島だ何だで微妙な空気なのに、格闘技ファンはその辺お構いなしですわ。
 まあ「世界最高峰のトーナメント」だの何だの煽った挙句に、アマチュアの分かりやすい実績もない総合デビュー戦の選手を出しちゃったんだから、そりゃファンも怒るわな。「学閥で五輪に出られなかった悲運の柔道王」っていう経歴が紹介されたり、本人が「日本人相手なら楽勝」発言を繰り返したりと、安っぽいヒールキャラになってきてるのも胡散臭いところ。
 「金魚を出してまで桜庭を優遇するな!」というのが格闘技ファンとしての偽らざる心境であるのは事実。でもその一方で、これはこれでアリかな、とも思えるんですよ。2度目のシウバ戦以降の桜庭って、見ていて切なくなる場面ばっかりだったじゃないですか。満身創痍のまま試合に出続けて、満足な結果が出ないから余計に興行側のエゴやら桜庭本人のエゴやらが目に付くようになっちゃって。好きだからこそ「ボロボロになるまで続けて欲しくない、潮時を考えて欲しい」っていう気持ちのファンも多いと思うし。だから今回は(たとえ疑問符のつく相手でも)久しぶりにきれいな試合をして、以前の明るく楽しく強い桜庭を見せてもらえれば、このカードを組んだ意義は出てくるんではないかと。そして2回戦では念願の「4度目」実現へ・・・。アイタタタ・・・。

桜庭和志の最近5試合の戦績
2004/6/20  ○ニーノ・エルビス・シェンブリ(判定)
2003/12/31 ●アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(判定)
2003/11/9  ○ケビン・ランデルマン(腕十字)
2003/8/10  ●ヴァンダレイ・シウバ(KO)
2003/3/16  ●ニーノ・エルビス・シェンブリ(KO)

ユン・ドンシクの最近5試合の戦績
ありません。総合デビュー戦ですから。

(展開予想)
 ユンはどこまで総合への対応を仕上げてきてるのか、桜庭のヒザは本当に調子がいいのか。不確定要素が多くて、他のカードとは違う意味で予想がしにくい。
 とはいえ「打撃への不慣れ」という点でユンが圧倒的に不利。瀧本のように相手の打撃を恐れて踏み込めないままジリ貧の展開に、というのが十分ありえそう。打ち合いに行ったら行ったで桜庭が上手くいなしそうだし。一度目のエルビス戦のようなポカをしない限り桜庭勝利で固いかな。
 あと桜庭の入場パフォーマンスも気になるところ。
・メガネ、マフラー、ヨン様のカツラ(今さら?)
・柔道着を着て入場してくる(試合開始前に何事もなかったかのように脱ぐ)
・「2・22 竹島の日」とプリントしたTシャツで入場(放送できません)
 あたりは検討してほしい。でも結局はプロレスラーネタになるんだろうか。
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# by nugueira | 2005-04-16 23:55 | PRIDE | Comments(5)
 PRIDE公式ページの優勝者予想は昨日紹介したが、ボブチャンチンが2位という以上に驚いたのがジャクソンの評価の低さ。現時点で何と16人中10位。下から数えた方が早い。前回のGP準優勝をはじめとするこれまでの実績を考えればもっと高い評価を受けてよさそうなものだが、やはりシウバ戦2連敗は痛い。「何度やっても二番手どまり」という評価が定着してしまった。
 1回戦からいきなりショーグンとの潰しあい(どのカードも基本的に潰しあいだが)になったところを見ると、プロモーター側もほぼ同じ評価ということか。シウバとの力関係に明確な結論が出てしまった以上、3度目を見たいという客はほとんどいない。ジャクソンがリベンジマッチを実現させるには、決勝まで這い上がる以外に道はないだろう。(その一方で「3度目を見たいと思わない」どころか「4度目は勘弁してくれ」という空気の中、実現寸前までいっちゃった人もいるわけですが。)
 しかし、そこは「シナリオのないWWE」ことPRIDE。ここでジャクソンが自力で這い上がってシウバ戦を力ずくで実現させれば、客は一気にジャクソン支持。「やっぱりシウバの首を狙えるのはこいつだけだ」と汚名返上、名誉挽回という寸法ですよ。
 とはいうものの、この青写真があっさり崩れかねないから今回のトーナメントは怖い。ショーグンにしてみれば今大会での上位進出は評価を上げる絶好のチャンス。もしここでジャクソンを食うようなことがあれば、インタビューで散々口にしている決勝でシュートボクセの同門対決、という発言があながちビッグマウスに聞こえなくなってくる。
 このふたりの顔合わせならKO決着必死。最後に立っているのは「ミドル級のミルコ」への一歩目を踏み出したジャクソンか?それとも「犬公方」となったショーグンか?

クイントン・ランペイジ・ジャクソン最近5試合の戦績
2005/2/20  ○ムリーロ・ニンジャ(判定)
2004/10/31 ●ヴァンダレイ・シウバ(KO)
2004/6/20  ○ヒカルド・アローナ(パワーボム)
2003/12/31 ○美濃輪育久(TKO)
2003/11/9  ●ヴァンダレイ・シウバ(TKO)

マウリシオ・ショーグン最近5試合の戦績
2005/2/20  ○金原弘光(TKO)
2004/10/14 ○滑川康仁(TKO)
2004/2/15  ○郷野総寛(TKO)
2003/10/5  ○小路晃(KO)
2003/9/6   ●レナート・ババル(ギロチンチョーク)

(展開予想)
 ショーグンはPRIDE4連勝といっても相手が全部日本人。ブラジルの戦績を見ても、名のある相手からの白星はエヴァンゲリスタ・サイボーグぐらい。評価は跳ね上がっているが、なんだかんだで今回の試合で真価が問われることになりそう。
 一方のジャクソンはここ3年の黒星はシウバに負けた2回のみ。ありきたりな表現だがくぐった修羅場の数が違う。コンディションに問題がなければジャクソンが押し切ると思うが、不安要素を挙げるとすればニンジャ戦で見せたようなムラッ気。ショーグンは勝つとすれば、序盤で一気に仕掛ける戦法しかないか。
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# by nugueira | 2005-04-15 23:07 | PRIDE | Comments(0)
 PRIDEの公式ページでGPの優勝者予想を実施中。
http://www.prideofficial.com/free/special/gp2005/index.html
 結果を見ると、シウバのダントツ1位はまあ順当。しかし2位がボブチャンチン!(アローナが追い上げてるので、そろそろ抜かれるかも。)全メンバーが出揃った段階で「ボブチャンチン優勝」と書いたのは結構思い切った予想のつもりだったんだけど、やはりPRIDEファンは見るべきところは見てる。
 出場試合数(24試合)、勝利数(17勝)ともにPRIDE歴代1位の記録をもつボブチャンチンだが、PRIDEを見ている人はご存知のとおり2002年から低迷期に突入。2003年8月のミルコ戦でハイキック一撃に葬られたときは、多くのファンが「もう復活は無理か」と思ったことだろう(というか私もそう思った。)。
 しかしここからボブチャンチンの逆襲が始まる。2004年2月にはダン・ボビッシュに逆転勝ちしヘビー級GPの出場権を獲得。結局怪我によりGPは欠場したが、この後7月の藤井戦、そして完全に階級をミドル級に落とした今年2月の高橋戦ではいずれも1ラウンドKO勝利。予想外の完全復活を遂げた。
 高橋戦を見て驚いたのは打撃のキレ。減量によりスピードが増したが、一発の威力は以前と全く変わらない。ロシアンフック1発で高橋をマットに沈めた場面は、1999年のフランシスコ・ブエノ戦(紹介Vでよく流れる、コーナーに詰めてパンチ2発で倒しちゃったやつ)以来の戦慄だった。ヒョードルのパウンドが「氷の拳」なら、ボブチャンチンのスタンドでの打撃はもはや「もうひとつの氷の拳」である。
 実力者揃いで予想の難しい今回のGPだが、結局のところ「絶対王者・シウバを止めるのは誰か」という点に絞って考えれば論点はクリアーになってくる。迂闊に組み付こうとしても待っているのはノンストップのラッシュ。グラップラーはどうあがいても勝ちパターンに持ち込む前に殴られてしまう。要するにジャクソンが一度は追い詰めたように、ハントが勝利を収めたように(そもそも階級が違うけど)、シウバを倒すには「シウバ以上のストライカー」をぶつけるしかないのだ。今回のメンバーで最もその条件を満たすのは誰か?答えは言うまでもないだろう。「台風の目」という表現も不十分かもしれない。今大会のボブチャンチンはもはや堂々の「対抗馬」と言った方がよさそうだ。

イゴール・ボブチャンチン最近5試合の戦績
2005/2/20  ○高橋義生(KO)
2004/12/4  ○Sergey Terezimov(ヒールホールド)
2004/10/14 ○藤井軍鶏侍(KO)
2004/2/1   ○ダン・ボビッシュ(TKO)
2003/8/10  ●ミルコ・クロコップ(KO)

近藤有己最近5試合の戦績
2004/12/31 ●ダン・ヘンダーソン(判定)
2004/11/7  ○エヴァンゲリスタ・サイボーグ(判定)
2004/8/15  ●ヴァンダレイ・シウバ(KO)
2004/6/22  ○シャノン・ザ・キャノン・リッチ(ヒザ十字)
2004/3/29  ○スティーブ・ヒース(チョークスリーパー)

(展開予想)
 大晦日のダンヘン戦は大善戦した近藤だが、今回の勝負は分が悪すぎる。一昨年の2度目の菊田戦あたりからグラウンドに簡単には持ち込まれない強さを見せているが、逆に言うと負けるとすればガンガン打ち合ってくるストライカータイプ。先日の練習では懐に飛び込んでからの連打(通称ハヤブサ)を見せていたが、ボブチャンチン相手にこういう小手先の打撃が通用するか?下手に打ち合いに挑むとシウバ戦の悪夢再び。むしろサイボーグ戦のようにリスクを回避して徹底的に寝技にこだわった方が勝機はあるかも。でもボブチャンチンはそういう相手への対処も散々やってきてるからなあ。
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# by nugueira | 2005-04-14 23:25 | PRIDE | Comments(0)