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by nugueira
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Krush.70の感想

 AbemaTVで観戦したダブルメインイベントの感想を。

佐々木大蔵○-×岩崎悠斗(判定)
 序盤から佐々木のワンツーヒット。岩崎が細かいローを入れるが、佐々木はローからパンチで攻勢。ローに合わせた佐々木のパンチで岩崎が倒れるが、スリップと判定される。
 2Rはローの蹴り合いの後、佐々木がパンチから左ミドル。更に佐々木が左ボディから右フックを入れると、左フックを打ち抜きダウンを奪取!3Rは岩崎が跳びヒザなどで攻勢を強め追い上げるが、佐々木はがっちりガードを固めるとジャブの連打から左フック。逆転を許さず完勝で王座防衛。
 佐々木がタイトルを獲った試合を見ていないのだが、今回は終始安定した戦いぶり。KRESTが旧チームドラゴンと同様の常勝軍団になれるかまだ判断はつかないが、まずは順調なスタートを切った。

渡部太基×-○塚越仁志(判定)
 開始と同時に躊躇なく打ち合いを挑む両者。塚越の左が渡部の顔面を捉える。塚越が左ミドルを入れた後、互いに左がヒット。ここから渡部が徐々にペースをつかみ、圧力を強めながら左フックを繰り返しヒット。ラウンド終盤に塚越の左右のパンチが渡部を捉えるが、渡部が左を入れ返す。のっけからお互い一歩も引かない大激戦。
 しかし2Rに入ると塚越が三日月蹴りから左右のパンチをヒット。これで一瞬動きの止まった渡部に対し塚越は一気に攻勢を強め、ヒザから左右のパンチを叩き込んでダウンを奪取!さらに塚越はテンカオからの右フックで2度目のダウンを奪い、渡部は絶体絶命の状態に。
 2Rの残り時間は渡部がなんとか凌ぐか、もはや勝負ありか…と思えた最終ラウンド、渡部が自ら前に出て猛反撃。塚越のパンチをもらいつつもパンチを返すと、左ハイでダウンを奪い返す!一気に守勢に回った塚越に渡部は繰り返し左を打ち込むが、塚越も倒れずパンチで反撃。場内大歓声のまま試合終了のゴング。
 1Rの採点次第ではドロー延長もあるかと思ったが、判定は2-0で塚越。激闘を制しベルト奪取に成功した。

 渡部も塚越も最近の試合は追えていなかったのだが、いや凄い試合を見せてもらった。これもう、二人とも勝ちでいいよ。

# by nugueira | 2016-10-15 22:10 | Krush | Comments(0)

UFN95の感想

 先月のブラジル大会の感想を。

ロイ・ネルソン○ー×アントニオ・シウバ(2R KO)
 ペザォンはヒゲも伸びて別人のような風貌。いつもながらの豪快な右フックを振るうネルソンに、ペザォンはミドルやハイを返す。ネルソンが右のダブルをヒットさせペザォンが下がると、ネルソンがシングルレッグへ。だがペザォンはテイクダウンは許さず堪える。
 2Rに入ると圧力を強めるのはペザォン。パンチを入れネルソンを下がらせる場面もあったが、ネルソンも右を入れ返す。お互い手数が出ず見合う場面も増えるが、ネルソンが立て続けに右を打ち込むと最後はアッパーがクリーンヒット!ペザォンはここ数試合の中ではよく動けていた方だが、最後は一発に沈んだ。ネルソンも終了後のレフェリーへの暴行は余計。そんなにイライラするような場面あったか?

クリスチャン・サイボーグ○ー×リナ・ランズバーグ(2R KO)
 サイボーグが組んでケージに押し込むとヒザを連打。さらに距離が空くとパンチ連打!サイボーグはこの後もテイクダウンからマウント、ランズバーグが何とか立ち上がると再びケージに詰めてパンチ連打、と一方的に攻め続けて1R終了。
 2Rもサイボーグは序盤からランズバーグをケージに詰めると、パンチ連打&右ミドル連打で滅多打ち。さらにテイクダウンからガード越しにパウンドを入れ続けランズバーグの顔面を血まみれにすると、最後はニーオンザベリーからパウンドを入れたところでレフェリーがストップ。相変わらず女子の試合とは思えない勝ちっぷり。

# by nugueira | 2016-10-14 23:57 | UFC | Comments(0)

ブルックスvs鎮魂歌

 先日のパンクラスに出ていたブルックスの試合の感想を。

潤鎮魂歌×-○ジャレッド・ブルックス(2R KO)
 開始から右を打ちこんでいくブルックス。潤がテイクダウンするがブルックスはダースチョーク、さらに上を取り返してギロチン。スタンドに戻るとブルックスのワンツーで潤が吹き飛ばされるようにダウン!この後もブルックスはパンチ、ロー、ダブルレッグからのテイクダウンと潤を圧倒していく。
 2Rも打撃とテイクダウンで押していくブルックス。潤の寝技には付き合わず、スタンドで右をクリーンヒット!棒立ちになった潤に追撃のパンチを入れたところでレフェリーストップ!

 この階級で強いアメリカ人が出てくるとはなあ。砂辺と神部の一騎打ち実現を待つのみかと思われていたストロー級に突如黒船襲来。急に面白い展開になってきた。

# by nugueira | 2016-10-13 23:53 | パンクラス | Comments(0)

スペンスvsブンドゥ

 エキサイトマッチでIBF世界ウェルター級挑戦者決定戦、エロール・スペンスvsレオナルド・ブンドゥを視聴。来月のパッキャオに向け箸休め…というわけでもないだろうけど、今月は放送カードが地味目。

 1R、ブンドゥは圧力をかけ近距離の連打。スペンスは遠い間合いからワンツー、さらにボディやアッパー。ブンドゥは細かくスイッチ。
 2Rもスイッチを繰り返しガチャガチャした試合に持ち込もうとするブンドゥに、スペンスは右ジャブを突き刺しながらボディ。3Rもスペンスはジャブからボディ、アッパー。ブンドゥは飛び込んでパンチを振るうが流れはスペンスに傾いてきているか。
 4R、スペンスは前に出ながらボディを連打。ブンドゥは圧力が弱まってきた。5Rはブンドゥが前に出るが、スペンスはフットワークで回り込みながらワンツーとボディ。ブンドゥは懐に入り込めない。
 スペンスは6Rに入ると一気に勝負を決めにいき、ロープ際に詰めてストレートやボディを次々ヒット。左アッパーを打ち込みブンドゥが倒れるが、裁定はプッシング。だが足元がフラつくブンドゥにスペンスは追撃を入れ、最後は右のショートフック!崩れ落ちたブンドゥの頭がロープから飛び出す文句なしのKO勝利。

 タフさには定評のあるベテラン相手に、ペースを惑わされることなく圧勝。黄金の階級、は大袈裟にしても粒ぞろいのウェルター級が更に面白くなりそう。

# by nugueira | 2016-10-12 23:45 | ボクシング | Comments(0)

KING OF PRO-WRESTLINGの感想

 昨日の新日両国大会は新日本プロレスワールドで観戦。

 まず何より触れないといけないのは、KUSHIDAの負傷。プロレスの試合中のアクシデントは程度の大小はあれ一定の頻度で起こり得る話なのだが、ライブで目撃した事例は意外と記憶にない。丸藤が膝の負傷でGHCジュニアのタイトルマッチを落とした試合は会場で見てたけど、あれは技のかけ間違いではなく怪我を押して試合に出たのが原因だからなあ。
 問題のコードブレーカーは確かに見た瞬間「変な体勢で受けちゃったな」とは思ったのだが、それがここまでの事態になるとは。背中への衝撃には注意を払わないといけない、ということを改めて意識させられた。それにしてもKUSHIDAとBUSHIは今年だけでシングルでも3度対戦しているわけで、リズムや手の内をよく分かっている者同士でもこういうことが起こる、というのがまた怖い。KUSHIDAは11月のタイトルマッチには出場予定になっているけど、怪我の場所が場所だけにくれぐれも無理はしないでほしい。

 この8人タッグの時点で相当微妙な空気になってしまったわけだが、この後のシングル3試合がそのもやもやを振り払う素晴らしい内容になるあたりがさすがと言うべきか。オライリーは去年のBOSJ決勝のKUSHIDA戦も良かったが、今回の柴田とのマッチアップがまた噛み合っていた。今回はいっそベルトを獲らせても良かったんじゃないかと思うんだけどなあ。柴田はNOAH横浜文体で潮崎戦が決まったが、この流れはドームまでつながっていくのか。

 セミのオメガvs後藤は新味のないカードだったけど、8月より今回の方が面白かった。そしてメインのIWGPヘビー。いやー、丸藤はエゲつないプロレスするよねえ。G1の各試合でも四天王プロレスの流れを組む丸藤と、今の新日本のスタイルが起こす化学反応が見ていて面白かったけど、今回の試合はそれがより顕著だった感じ。逆水平にしろトラースキックにしろ、一発で流れを変えられる技があるのは強いわ。
 オカダの最後のエメラルドフロウジョンには驚かされたけど、終わってみれば丸藤が試合に負けて勝負に勝った形。今回は実現しなかったけど、来年はオメガvs丸藤をぜひ実現してほしい。Vトリガーと虎王の打ち合いとか、想像するだけで気を失いそうになる。

 かくしてドームのメインはオカダvsオメガに決定。これがまた結果の読めない組み合わせなんだが、オメガがこのまま突っ走る可能性は十分ありそうだよなあ。

# by nugueira | 2016-10-11 23:10 | 新日本プロレス | Comments(0)