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by nugueira
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TUF25 Finaleの感想

 DAZNで見ていたが英語実況の垂れ流しで日本語実況はなし。さらに映像もやたら固まるのでファイトパスで見た。ツイッターでも書いたけど、これ有料サービスとしては相当問題あるレベルですよ。

ジェイク・エレンバーガー×-○ホルヘ・マスヴィダル(1R TKO)
 蹴り足をつかんだままマスヴィダルがパンチ連打。エレンバーガーもミドルからワンツーを入れる。マスヴィダルがボディへミドルキックを打ち込むと、さらに左ボディブロー。効かされたエレンバーガーに首相撲からのヒザを入れ、エレンバーガー嫌がるようにダウン。追撃を凌いだエレンバーガーがスタンドに戻すが、跳びヒザをかわされて着地したはずみに金網に足の指がからまり、動けなくなったところにマスヴィダルがパウンド。ここでレフェリーがストップし、TKOの裁定に。
 エレンバーガーにとっては不運なフィニッシュだったが、続けていても結果は変わらなかったのでは。この内容だと今後も厳しいだろうなあ。

ジョセフ・ベナビデス○-×ヘンリー・セフード(判定)
 近距離の打ち合いでセフードのパンチがヒットし、ベナビデス下がる。セフードはさらにボディへミドルを入れ攻め込むが、繰り返しローブローを入れてしまい減点。1R終盤はベナビデスがテンカオ、ハイをヒットし盛り返す。
 2R、ベナビデスは細かい出入りからパンチを繰り出し、ワンツーを入れる。セフードもパンチを返すが、ベナビデスが正確さで上回っているか。3Rはセフードがシングルからバックを奪うが、ベナビデスが振り切る。飛び込んでパンチを繰り出すベナビデスにセフードもパンチを返す展開が続き試合終了のホーン。スコアはかなりばらついたが、スプリットでベナビデスが勝利。
 セフードはDJ戦に比べて打撃スキルがかなり向上していた。ベナビデスはこれで3度目のDJ戦が見えてきたが、セフードを媒介に比較するとDJとの差は縮まるどころかますます開いているなあ。

デメトリウス・ジョンソン○-×ティム・エリオット(判定)
 タックルからテイクダウンを奪ったDJ、下から腕十字にいくが外したエリオットがトップポジション。さらに立ち上がり際にギロチン、ダースチョークで攻め立てる。かなりがっちり入った様子だったがなんとか外したDJ、テイクダウンを奪うと逆にギロチンで反撃。ラウンド終盤には再びエリオットがテイクダウンを奪い、大健闘の出だし。
 2RはDJがテイクダウンを奪うと、ギロチンを外してバック、サイドをキープ。アームバー狙いやマット・ヒューズ・ポジションでエリオットを削り主導権を奪い返す。
 3RもDJがテイクダウンするが、エリオットも下から三角。DJのペースだがやや攻めあぐねている印象も。
 4R、DJがマット・ヒューズ・ポジションから削り、終了間際に腕十字へ!かつて堀口を葬った展開だが、ここはエリオットが凌ぐ。ピンチが続くエリオットだが粘りを見せ続け最終ラウンドへ。
 5R、エリオットが力を振り絞るようにテイクダウンからギロチンへ。しかし外したDJは上を奪い返すとキムラ、腕十字で攻め続け試合終了。終わってみれば1R以降は大きなピンチを作ることなく完勝で9度目の防衛。
 試合前はエリオットが挑戦者じゃ釣り合わないだろうと思っていたが、結果的にDJの防衛戦では苦戦の部類に入る大善戦。今回のTUFは企画として大成功に終わったと言っていいのでは。

# by nugueira | 2016-12-04 21:51 | UFC | Comments(2)

ONEの感想

ビビアーノ・フェルナンデス○-×リース・マクラーレン(判定)
 ビビアーノがシングルからテイクダウン。ケージに押し付け上をキープ。マクラーレンがスタンドに戻すが、ビビアーノは再びテイクダウンして上をキープしたままラウンド終了。2Rに入るとビビアーノの右ストレートが繰り返しヒット。ダブルレッグからバックを奪いチョークを狙い続ける。
 ここまで一方的にやられていたマクラーレンだが動きが落ちることはなく、3Rに入ると左がヒット。ビビアーノ少し効いた様子を見せる。細かいステップとスイッチを繰り返すマクラーレンが、兆発しながら繰り返し左をヒット。しかしビビアーノも右を返す。
 4Rにはマクラーレンがシングルからテイクダウン。ビビアーノはムキになったのかスタンドに付き合いテイクダウンを狙おうとしないが、それでも右の連打を入れていく。マクラーレンもパンチを返す。5Rはマクラーレンがタックルを混ぜつつパンチ。ビビアーノがタックルに行くがマクラーレン堪えてスタンド勝負へ。マクラーレンがハイと細かいパンチを入れていき、最終ラウンドは攻勢を印象づけて試合終了。
 判定はスプリットになったが、ビビアーノが防衛に成功。後半の試合運びは良くなかったが、それでもパンチ技術も含め地力の差をみせた。一方のマクラーレンは大健闘ではあるが、ベルトを奪える試合内容ではなかった感じ。ラウンドマストでも3~5Rを全てとっていたとは言い難いし、スプリット判定はおまけしすぎでは。

ブランドン・ヴェラ○-×関根シュレック秀樹(1R KO)
 なんとメインイベントの前にabemaTVの生中継が終了。放送開始後の試合も判定ばかりだったわけでもないのに、どうしてあと30分を確保できないのか。最終的にfacebookの方で動画は見れたが、今回はabemaTVの評価が下がっちゃうなあ。
 試合の方は、じりじり圧力をかけるヴェラがハイキックから首相撲のヒザ。タックルに行くシュレックだが切られ、また首相撲からのヒザをもらう。ヴェラはこの後もタックルは切って寝技には付き合わない展開を続けると、左ミドルを叩き込みシュレックうずくまるようにダウン。ヴェラがパウンドを入れたところでレフェリーがストップ。
 警官を退職し退路を断ったシュレックだが、さすがに実力の差があり過ぎたか。

# by nugueira | 2016-12-03 16:16 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

TUF 24 Finaleの予想

 日本時間4日のラスベガス大会の予想を。

グレイ・メイナード○-×ライアン・ホール
 連敗を4でストップしたメイナード。ダメージの蓄積は以前心配だが、今回もほどほど感のある相手をあてがわれているので連勝なるか?

ジェイク・エレンバーガー○-×ホルヘ・マスヴィダル
 こちらも前回のブラウン戦で連敗を脱出した、というか一度リリースされた状態から復活したエレンバーガー。相手のマスヴィダルもあまりパッとしない戦績。エレンバーガーは前回同様の突貫ファイトでKO狙いか。

ジョセフ・ベナビデス○-×ヘンリー・セフード
 UFC戦績11勝2敗、敗戦はいずれもDJとのタイトルマッチというベナビデス。対するは前回DJに完敗したセフード。ベナビデスとしてはMMAファイターとしての完成度の違いを見せて、3度目のDJ戦実現に結び付けたいところ。カギはやはり打撃か。

デメトリウス・ジョンソン○-×ティム・エリオット
 16団体の王者によるトーナメントを制したのはエリオット。扇久保は残念。とはいえ結果的にかつてのUFC中堅選手が出戻った形になってしまい、勝負論としては興味の薄い試合に。まあ今のDJだと誰が相手でも勝負論の興味は湧きにくいんだけど。DJは今回勝てば9度目の防衛。いよいよアンデウソン・永田のV10、棚橋のV11といった記録が視界に入ってくる。

# by nugueira | 2016-12-01 23:25 | UFC | Comments(2)

ONE Championshipの予想

 日本時間2日のONEシンガポール大会、2大タイトルマッチの予想を。

ビビアーノ・フェルナンデス○-×リース・マクラーレン
 青木、アスクレンとともに「ONE勝ち逃げ三羽烏」の一角をなすビビアーノ(俺が呼んでるだけだが)。しかし青木が先日王座陥落。ここでビビアーノまで負けるようだといよいよ新時代到来を印象づけることになるが、さすがに踏ん張るか。

ブランドン・ヴェラ○-×関根秀樹
 警察官を退職して格闘技に専念する関根がヘビー級タイトルマッチに大抜擢。ゴン格のインタビューを読んだ身としては全力で応援したいが、さすがに相手がヴェラではきつい。

# by nugueira | 2016-11-30 23:50 | その他(総合・寝技系) | Comments(2)

【こだわり】バウト

 11月の各賞と12月のおすすめバウトを。

MVP:コナー・マグレガー(11/13 UFC205)
 UFC史上初の2階級同時制覇という偉業以上に、試合内容が圧巻。自分も含め、今回は黙るしかなかったアンチが多いのでは。UFCは当分マグレガーを中心に回るだろうし、それも仕方ないと思えてきた。

ベストバウト:セルゲイ・コバレフvsアンドレ・ウォード(11/20 3団体統一世界ライトヘビー級タイトルマッチ)
 戦前の期待値にたがわぬ、超一流同士の息詰まる名勝負。競り合いをものにしたウォードはさすがだし、コバレフも敗れてなお強し、と思わせた。

ベストKO:武尊(11/3 K-1 WORLD GP)
 マグレガーがなければMVPに選んでいたはず。階級アップ、練習環境の変化と様々なプレッシャーがあった中、ユン・チーを粉砕した準決勝のKO劇は圧巻だった。

ベストサブミッション:マラット・ガフロフ(11/11 ONE)
 曲者ナラントンガラグ相手でも終わってみればバックチョークで一本。どれだけ警戒されようが極まるから必殺技なんだ、というのを実感させられた試合。

【おすすめ】バウト:アマンダ・ヌネスvsロンダ・ラウジー(12/31 UFC207)
 RIZINもボクシングもあるが、注目はやはりこの試合。今年に入って各階級とも新陳代謝が進んだUFC。1年以上のブランクからカムバックするロンダもその波に飲み込まれるのか、それともやっぱりオクタゴンは彼女のためにあるのか。2016年のUFCファイナルマッチにして、最大のクライマックス。

# by nugueira | 2016-11-29 23:46 | 雑記 | Comments(0)