反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

ベラトール192の予想

 日本時間21日のベラトールの予想。

マイケル・チャンドラー○-×ゴイチ・ヤマウチ
 何となくUFCに行くタイミングを逸した感じのあるチャンドラーだが、ブルックスの惨状を見るにこのまま非UFC最強のポジションを狙った方がいいような気も。

クイントン・ランペイジ・ジャクソン×-○チェール・ソネン
 今年1年かけて行われるヘビー級GPの開幕戦。今更感のあるメンバーばかり、そもそもライトヘビーの選手が半数、などツッコミどころは多々あるのだが、最後の最後は気になって見てしまいそうな面子が揃った。のっけから悪い意味で予想困難なカードがぶっこまれてきたが、ここ最近精彩を欠いているランペイジは期待薄か。ソネンがヴァンダレイ戦に続いて塩漬け勝ちしそう。

ダグラス・リマ×-○ローリー・マクドナルド
 メインはウェルター級タイトルマッチ。ロリマクはベラトール初戦はUFC時代より強いんじゃ?と思わせるほどの圧勝劇。移籍がモチベーション向上につながっているか。UFCからの移籍組が討死にするケースが多く見られるが、今回はあっさりベルトを奪取してしまうのでは。

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# by nugueira | 2018-01-16 23:54 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)
 UFNのメインの感想を。

ジェレミー・スティーブンス○-×チェ・ドゥホ(2R KO)
 開始からローとパンチの応酬。スティーブンスが離れ際にパンチをヒットさせれば、ドゥホはアッパーからフックのコンビネーションを叩き込む。お互いグラウンドに行く気ゼロの、期待通りのバチバチファイト。
 2R早々にドゥホの前蹴りがアゴにヒット。一瞬下がったスティーブンスにドゥホが追撃を仕掛けるが、スティーブンスは自ら前へ出るとパンチで攻勢。逆にドゥホを下がらせる。ドゥホのローにスティーブンスが右を合わせると、さらに右フックを入れドゥホがダウン!スティーブンスは身体ごと叩き付けるようなパウンドでフィニッシュ!

 打撃戦になった時点でドゥホの土俵だったはずなんだがなあ。2Rも最初に効かせたのはドゥホだったのだが、そこからスティーブンスが見事な逆襲。これはもうスティーブンスを褒めるしかないか。

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# by nugueira | 2018-01-15 23:15 | UFC | Comments(0)

たまには書評

 『2011年の棚橋弘至と中邑真輔』を読了。

 柳澤健のノンフィクションといえば『1984年のUWF』の「そこまで調べるか!?」という緻密すぎる調査に基づく論考が印象的なのだが(UWF旗揚げ戦で前田の相手を務めた外国人レスラーの自伝を引っ張り出してきたときは度胆を抜かれた)、今回はアッと驚くような新事実はなく、棚橋による新日本復活のプロセスとしてこれまでも伝えられてきた情報を手際よくまとめたという感じ。ベラトールが中邑にオファーを出したことがある、というのは初耳だったが。

 格闘技ブームと猪木の介入で新日本がガタガタしだす2000年頃から話がスタートするのだが、この頃は自分も新日本プロレスを見ていたので「この時の猪木の介入はひどかったよね」と当時の記憶がフラッシュバックすること多数。そして新日本がどん底の状態まで落ち込んだ2006年に棚橋が初のIWGP戴冠…となるのだが、ここからリアルタイムでの記憶がさっぱりない。この前年のレスナー・蝶野・藤田の3WAYはスカパーで見ていたのだが、自分が全く見向きもしなくなった2006年以降は本当に暗黒時代だったんだなあ、と今さら実感。自分と同じようにこの時期に新日本から離れた人って、今はまた会場に足を運んだりしているのだろうか。

 チャンピオンとなった棚橋にファンの支持が集まらず、それでもストロングスタイルと訣別した棚橋は新しいファン層を徐々に開拓していく…というのはこれまでも色々な場で語られてきたとおり。それにしてもこの時期の観客動員については「両国大会で観客の実数が2000人程度」「東京ドーム大会の観客の実数が1万人割れ」など生々しい記述が多く、よくこの状態から今年のドームの客入りまで復活したな…と改めて驚かされる。

 自分が新日本に再び目が向くようになったのが2012年のドームで棚橋がV11を達成した辺りで、2015年からはドーム生観戦が恒例行事となり今に至るわけだが、自分が新日本観戦から離れていた時期の流れをまとめてくれているという意味でも非常にありがたい本。2006年の棚橋初戴冠以降の主要カードをチェックしてみるか、という気にさせられた。と思って新日本プロレスワールドをチェックしてみたら2000年代のIWGPタイトルマッチでも見れない試合が結構あるのね。この辺のアーカイブ機能はもう少し強化してもいい気がするんだが。

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# by nugueira | 2018-01-13 21:35 | プロレス | Comments(0)
 2017年の勝敗予想の集計を。正直、いい結果にならないことは検討がついているのだが…。

1月 8/11(72.7%)
2月 17/26(65.4%)
3月 8/18(44.4%)
4月 27/42(64.3%)
5月 10/14(71.4%)
6月 27/43(62.8%)
7月 19/41(46.3%)
8月 11/16(68.8%)
9月 26/34(76.5%)
10月 24/36(66.7%)
11月 28/41(68.3%)
12月 38/50(76.0%)


 合計は243/372で的中率65.3%。経年変化で見ると

 2007年 67.9%
 2008年 64.0%
 2009年 65.1%
 2010年 64.2%
 2011年 67.1%
 2012年 69.4%
 2013年 68.8%
 2014年 74.2%
 2015年 71.0%
 2016年 66.5%

 通年で見ると前年比微減という感じ。7割超えどころか5割切ってる月が2回あったんだから、最終的には健闘した方か。

 あと集計してみて驚いたのが年間の予想試合数で、2015年276試合→2016年328試合→2017年372試合と毎年50試合ずつのペースで増加。確かにこのブログも勝敗予想と観戦記以外の記事を書く機会が減っていると思う。
 ファイトパス・AbemaTVとネット配信での観戦環境が整ったことが如実に数字に出た形。一方で的中率は右肩下がりになっているわけで、観戦する団体数が増えた分、広く浅くになってるんだろうなあ。

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# by nugueira | 2018-01-12 23:09 | 雑記 | Comments(0)
 エキサイトマッチの感想を。

 まずWBO世界バンタム級タイトルマッチ、ゾラニ・テテvsシボニソ・ゴニャ。
 テテがファーストコンタクトで放った右のショートフックがヒット!仰向けに倒れたゴニャが意識を失っているのを見たレフェリーがストップ!開始11秒でのKO決着。こういうのは当てた方を褒めるしかないのだが、正直交通事故のような感じもあってなんとも評価しがたい。テテは井上尚弥と対戦の可能性もあるので、実現したら面白そうだが。

 続いてIBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ、ジェルウィン・アンカハスvsジェイミー・コンラン。
 序盤からアンカハスが飛び込んでの鋭いストレートをヒット。1R後半にコンランは堪えていたボディのダメージが効いたのか、突然ヒザを着いてダウン。2Rもアンカハスが先手を取り続け、後手に回ったコンランはカットで出血し苦しい展開。
 3R、アンカハスがボディを連打。露骨に嫌がりながらコーナーへ下がるコンランになおもボディを打ち込み、2度目のダウン。4Rもガードを固めて防戦一方のコンランにアンカハスは執拗なボディ。ロープにもたれるようにして凌ぎ続けたコンランだが、ラウンド終盤に根負けするようにダウン。
 5Rもボディをもらったコンランがうずくまるが、これはローブローと判定されアンカハスが減点。しかし6R早々に打ち合いから側頭部を打たれたコンランがヒザを着いたところで、さすがにレフェリーがストップ。アンカハスは粗さもあるものの、KOが取れる面白い王者になってきた。

 最後にフェザー級10回戦、カール・フランプトンvsオラシオ・ガルシア。
 1Rからフランプトンのノーモーションの左が次々ヒット。ガルシアの顔面が跳ね上がる。2Rもフランプトンはガルシアの間合いを外しつつ、スッと距離を詰めるとすかさずパンチ。
 タフなガルシアはパンチをもらいながらもしっかり打ち返していき、4Rは近距離での打ち合いが増える。手数ではガルシアが勝るが、しっかり有効打を入れていくのはフランプトン。5Rはフランプトンがガルシアの圧力を捌きながらボディ、さらにガードをすり抜けるように左を次々ヒットさせる。
 しかし後半に入った6R、ガルシアがロープ際に詰めて連打!フランプトンはそこから逆襲し終盤に右カウンターを入れるが、疲れが見え始めたか。さらに続く7R、近距離の打ち合いからフランプトンは両足が揃ったところにパンチをもらいダウン!ダメージはないがポイント的には痛い展開。
 8R、フランプトンは自ら攻めていくが打ち合いになるとガルシアも負けていない。9Rは逆にガルシアは距離を詰めてボディ。フランプトンはクリンチで凌ぐ場面も目立つ。10R、距離を取って顔面へパンチを入れるフランプトンだが、ガルシアは強引に距離を詰めてボディ。フランプトンが打ち合いへ引きずり込まれる形となり試合終了。
 ジャッジはパンチの正確性を評価し3~5ポイント差で三者ともフランプトン支持。とはいえ6R以降はフランプトンがなんとか凌ぎながらポイントだけ取った印象で、ガルシアの健闘が目立った試合。久々の復帰戦で勝利を飾ったフランプトンだが、満足には程遠い出来か。

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# by nugueira | 2018-01-11 23:54 | ボクシング | Comments(0)

UFN124の予想

 今年の第1弾となる日本時間15日のセントルイス大会。

カン・ギョンホ○-×ギド・カネッティ
 日本大会で田中と激闘を繰り広げたギョンホが兵役を経て4年ぶりの復帰。ブランクの影響はあるだろうけど頑張ってほしい。

ダレン・エルキンス×-○マイケル・ジョンソン
 ジョンソンが今回からフェザーに転向。連敗中だが負けたのはヌルマゴとゲイジーで、相手が悪かった印象。白星発進できるか。

ユライア・ホール○-×ヴィトー・ベウフォート
 てっきりベラトールに行くかと思われていたヴィトーがUFCで現役続行。UFCとしても他団体に行かれるぐらいなら抱え続けたい選手なのかなあ。パフォーマンスにムラのあるホールだが、今のヴィトー相手なら勢いでKOしてしまいそう。

ジェレミー・スティーブンス×-○チェ・ドゥホ
 メインには久々のドゥホが登場。試合間隔が空きがちなのは相変わらずだが、今回も目の覚めるようなKOを期待。

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# by nugueira | 2018-01-10 22:51 | UFC | Comments(0)

[こだわり]バウト

 12月の各賞と1月のおすすめバウト。12月は興業数も多かったので選ぶのが難しかった。

MVP:堀口恭司(12/29&31 RIZIN)
 井上も那須川もロマチェンコも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたが、一人選ぶとしたらやはり堀口。史上最強のMADE IN JAPANのキャッチフレーズに恥じない別次元の強さを見せてくれた。29日のEXPOスペースに平然と姿を見せた破天荒ぶりも含めて、見てるこっちが圧倒されました。

ベストバウト:RENA vs 浅倉カンナ(12/31 RIZIN)
 純粋な試合内容という意味ではアルバレスvsゲイジーの方がいい試合だったが、格闘技の先の読めなさ・生々しさを久しぶりに突きつけられた試合としてこちらを選出。勝ちっぱなしでキャリアを終える選手はほぼ皆無だし、人生は敗北を知ってからの方が長い。RENAには胸を張って闘い続けてほしい。

ベストKO:エディ・アルバレス(12/3 UFC218)
 お祭り激闘男・ゲイジーとのどつき合いの末、最後に粉砕してみせたアルバレスにただただ感動。DREAMでの川尻との激闘を思い出させてくれた。

ベストサブミッション:ブライアン・オルテガ(12/10 UFN)
 スタンドの攻防を恐れない度胸と打たれても下がらないタフネスから最後は一本、という柔術家の新しいスタイルを示しているオルテガ。他の人には真似できなさそうな戦い方ではあるけれど。

[おすすめ]バウト:スティペ・ミオシッチvsフランシス・ガヌー(1/21 UFC220)
 なかなか世代交代が進まないUFCヘビー級にあって、底の見えない快進撃を続けるガヌーが遂にタイトルマッチに挑戦。アフリカン・センセーションが遂にオクタゴンの頂点に立つのか?ガヌーが勝てばMMAの歴史の転換点にもなりそうな一戦。

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# by nugueira | 2018-01-09 23:10 | 雑記 | Comments(2)
 12月の予想結果の集計を。

12/3 UFC218(3/4)
12/9 Krush.83(2/2)
12/10 PANCRASE292(3/3)
12/10 UFN123(0/1)
12/10 ロマチェンコvsリゴンドー(1/1)
12/10 KNOCK OUT(3/5)
12/17 UFC on FOX(4/5)
12/27 K-1(2/3)
12/29 RIZIN(6/11)
12/31 UFC219(3/3)
12/31 RIZIN(11/12)

 合計は38/50で的中率76.0%。終始不調が続いた2017年だったが、最後にようやく納得のいく成績を残せた。終わりよければ全てよし…とまとめてしまうのはちょっと都合よすぎるか。年間成績の集計は改めて。


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# by nugueira | 2018-01-08 21:47 | 雑記 | Comments(0)

WRESTLE KINGDOM 12 観戦記③

第8試合 IWGP USヘビー級選手権試合 ノーDQマッチ
 開始早々、ケニーのフランケンを堪えたジェリコがウォールズ・オブ・ジェリコの体勢へ!新日本のリングでこの攻防を見られる日が来るとは!!
 ジェリコが場外に行ったところで、ケニーが得意の鉄柵越えラ・ケブラーダ!しかしジェリコがこれをよける!反則なしの荒れた展開になる中、今度はジェリコの上に長机を乗せたケニーが柱によじ登ってフットスタンプ!今日はみんな場外の柱を活用しすぎ。
 試合の主導権を握るのはジェリコなのだが、とにかく要所要所でのムーブの選択と間の取り方が的確。ケニーがスワンダイブに行こうとしたところでのカウンターのドロップキックなど、「まだこの動きできるのか!」という攻防もガンガン繰り出してくる。
 ジェリコの年齢的にもそこまでの長丁場は期待できないのでは…と思っていたのだが、予想に反して両者の攻防はなかなか決着へ向かわない。コーナーに上ったジェリコにケニーがVトリガーを食らわせると、ジェリコが落ちた先には相当前にセットしていた長机が…!という伏線の回収ぶりには唸るしかなかった。
 片翼の天使を切り返したジェリコがウォールズ・オブ・ジェリコを決めるものの、これを逃れたケニーが片翼の天使!しかしジェリコはロープエスケープ!ジェリコがコードブレイカーを決めるもののカウント2で返したケニーが最後はイスの上めがけて片翼の天使。激闘に遂にフィニッシュ!
 ジェリコの間の取り方と色気を存分に堪能できた、至高の名勝負。新日本ファンの嗜好もくみ取ってきっちりそれにマッチする試合を組み立てた辺りに、つくづくプロだなあと思わされた。

第9試合 IWGPヘビー級選手権試合
 煽りVでの「声援は100対0で内藤」というオカダの台詞が大げさに聞こえないほどの、内藤の入場時の大歓声。この2年弱で会場の空気を完全に自分のものにしている。
 試合は今日のセミ、あるいは昨年のドームのメインのようなインパクトとひらめきを競い合う激しい展開ではなく、互いの技の攻防をじっくりと見せ合う空気のまま時間が経過。インパクトの面ではオカダvsケニーには及ばないのだが、戦っている二人は最初からそことは別の到達点を目指しており、観客もそれを理解して観ているというムード。
 内藤がG1決勝に続いてスターダストを解禁するも、またも自爆…という辺りから試合のテンポが上がってくる。お互いのフィニッシュホールドを巡る攻防が主体となるが、先に入ったのはオカダのレインメーカー。しかし内藤は追撃を凌ぐと、コブラクラッチを切り返してデスティーノ!
 オカダは2発目のデスティーノをかわすと変形レインメーカー!さらに内藤の手首をつかんだままレインメーカーに行くが、内藤がカウンターのデスティーノ!
 ここからはまたオカダがデスティーノを凌ぎ続ける展開となるが、ツームストンを食らった内藤がレインメーカーをかわして変形デスティーノ!そして最後に正調デスティーノ…を堪えたオカダが旋回式ツームストン!最後は正調レインメーカーで3カウント!!
 フィニッシュの瞬間は「まさか」というべきか「見てはいけないものを見てしまった」というべきか、あまりの展開に呆然とするしかなかった。今日のドームは間違いなく内藤のための舞台であり、内藤の勝利こそが望まれたエンディングだったはずなのだが、それでもオカダに勝たせるかあ…。内藤が勝つとどうやっても予定調和感が出るし、セミに食われないようにするにはこの展開しかなかった、というのもあるか。
 とはいえ終盤のレインメーカーとデスティーノを巡る攻防は最高級の緊張感があったし、この内容で勝たれちゃオカダに文句をつける気にはなれない。試合後のマイクでもオカダの大黒柱感は際立っていたし、15年ドームの棚橋vsオカダにおける棚橋のポジションに今のオカダがいる、ということなのかなあ。
 22時終了はいただけないものの、年頭から大満足の興業。今年も新日本はきっちり追いかけさせてもらいます。

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# by nugueira | 2018-01-07 23:02 | プロレス | Comments(0)

WRESTLE KINGDOM 12 観戦記②

第5試合 NEVER無差別級選手権試合
 開始直後にみのるの宙づりスリーパーホールドで後藤がダウン。この後もみのるが打撃とスリーパーホールドで後藤を痛めつける。鈴木軍の介入は退けるものの、みのるは張り手とボディブローの乱れ打ちでまたも後藤をグロッキー状態へ。しかし後藤が雪崩式牛殺しで流れを変えると、裏GTRからの正調GTRでフィニッシュ。NEVERベルトを奪還し、みのるは自らバリカンで坊主頭に。
 敗れはしたものの強烈な印象を残したのはやっぱりみのる。あの歳でこの試合ができるのがつくづく凄いわ。一方の後藤は毎年ドームで持ち上げてもらってもその後が続かないわけで、NEVERのベルトを使ってここからストーリーを作っていけるかと言ったら、期待薄だろうなあ。

第6試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合4WAYマッチ
 序盤は場外にエスケープしたマーティ・スカルが他の3人をかく乱する展開。そこから4人入り乱れての混戦になった後、オスプレイが場外の鉄塔によじ登ってラ・ケブラーダ!死ぬ気か!
 この後も試合にアクセントをつけるのはスカルで、場外の鉄柵にテープでヒロムを固定したかと思ったら、KUSHIDAにはパウダー攻撃。リングに復帰したヒロムが前方エビ固め式パワーボムを連発して試合は一気にフィニッシュへ動き出す。ヒロムがオスプレイにTIME BOMBを決めるものの、場外のスカルがレフェリーをリング下へ引きずりおろす。スカルが傘攻撃でKUSHIDAとヒロムをKOするも、最後はオスプレイがスカルにオスカッターを入れ3カウント!
 NEVERを押しのけこの位置に組まれたのも納得の、新日本ジュニアの魅力が炸裂した試合。結果論だがインターコンチより後でも良かったのに。

第7試合 IWGPインターコンチネンタル選手権試合
 開始直後に棚橋のプランチャがかわされ、リング下に着地した棚橋がヒザを抱えうずくまる。
 実際にヒザの調子が悪い棚橋は動きに精彩を欠いているのだが、ジェイにそれを補って試合を組み立てるだけのスキルがあるはずもなく、えらいもっさりした展開のまま時間が経過。ジェイがコーナー最上段に立ったものの、棚橋への距離が合わずそのまま真下に飛び降りた瞬間は客席から一斉に「ええっ…?」の声。ジェイはなんちゃってマット・ヒューズ・ポジションからのパンチを繰り出すのだが、これもプロレスの技としては見栄えが悪い。
 結局さしたる山場もなく、棚橋がハイフライフロー2発を決めフィニッシュ。間違いなく今年のドームで1番ダメな試合だったし、下手するとここ4年の中でもワーストかも。ジェイの今後の処遇が本気で心配になるレベルの惨状だった。「社を挙げての一大プロジェクトに若手を抜擢するも、期待外れの仕事ぶり」というのは企業の中でちょいちょい起こりうる事態ではあると思うのだが、プロレスはその結果が何万人もの客に晒されるから辛い。

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# by nugueira | 2018-01-06 23:20 | プロレス | Comments(0)