反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

UFN128の感想

フランク・エドガー○-×カブ・スワンソン(判定)
 開始から細かいステップを踏みつつエドガーがパンチ。さらにタックルも織り交ぜながらパンチ、といういつものスタイル。2Rに入るとスワンソンも細かく左右のステップを踏むが、自分から手を出さない。エドガーも少し手数が減った印象だが、優勢のまま最終ラウンドへ。
 3Rもスワンソンが単発のカウンターは狙うものの流れは変えられず、エドガーがフルマークの判定勝利。KO負けからショートスパンでこのパフォーマンスができるのはさすがだが、互いに手の内を知っているのが裏目に出たか、やや物足りない印象。とはいえエドガーにとっては勝っても返り討ち、負けたらタイトル戦線から完全脱落と言うリスクだけ大きい試合だったし、強引にフィニッシュを狙う必要がなかったか。

エジソン・バルボーザ×-○ケビン・リー(5R TKO)
 ローで攻めるバルボーザだが、リーがタックルからテイクダウン。そこからあっさりマウントを奪うとパウンド連打。バルボーザはやはり寝かされるとそこから脱出できない苦しい展開。
 リーはスタンドでもバルボーザと五分以上に渡り合い、2Rにはミドルを効かせてバルボーザを下がらせる。このラウンドもテイクダウンからのパウンド地獄で圧倒。もう無理か…と思った3R、バルボーザのバックスピンキックがヒット!一気に足元がフラつくリーだが、タックルでバルボーザを上から固め追撃を避けると、スタンドに戻ってからは再びプレスをかける。バルボーザは大逆転のチャンスを逃したか。
 結局4R以降もリーのテイクダウン&パウンドを食らい続けたバルボーザが、5R序盤で目をカットしたところでレフェリーストップ。3Rにバックスピンを入れたところで一旦距離を取っていれば…というのがつくづく勿体ない。リーは打撃戦でもいい動きを見せていたし、タイトル戦線に浮上か。でもこの試合、計量オーバーなんだよね。

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# by nugueira | 2018-04-22 23:18 | UFC | Comments(0)

PANCRASE 295の感想

北岡悟〇ー×タラス・サパ(1R ヒールホールド)
 開始早々、北岡がタックルからテイクダウン。トップポジションをキープし続けるとラウンド終了間際にヒールホールドへ移行。サパが上からパウンドを入れるが、北岡はなおも絞め続けサパが堪らずタップ。サパは寝かされた後に背中をべったり着けていたし、技術レベルにだいぶ差があったか。
 パウンドをもらった時はヒヤリとしたが、北岡が久々に代名詞の足関節で快勝。これでRIZIN再出撃へつながるか。

松嶋こよみ×ー〇ISAO(1R 反則)
 松嶋がタックルからテイクダウン。ISAOが下から腕十字を仕掛けるが、松嶋は振りほどいて脱出。スタンドでは松嶋がミドルを入れるが、ISAOもワンツーを返す。差し合いからISAOがテイクダウンし、マウントを奪うものの松嶋はすぐ立ち上がる。スタンドで松嶋がISAOにバッティングし、中断の後すぐさま松嶋がタックルでテイクダウン。しかし立ち上がり際にグラウンド状態のヒザを入れてしまい、試合続行不能になったISAOの反則勝利に。
 非常に噛み合ったシーソーゲームだっただけに、消化不良の決着になってしまったのは残念。暫定王者になったISAOも眼窩底骨折ではしばらく試合できないだろうし、フェザー級の停滞状態が続きそう。

砂辺光久〇ー×室伏シンヤ(2R TKO)
 距離の探り合いから始まり、室伏が細かいフェイントを入れながらローとパンチ。砂辺もパンチを出すが距離が遠い。1R終盤にケージ際に詰めた室伏がローとパンチの連打。砂辺がタックルに行くが、室伏がカウンターのギロチンに捕らえたところでラウンド終了。
 2R、室伏が自ら前に出てパンチとロー。なかなかリズムに乗れなかった砂辺だが、左ストレートを入れて室伏をのけぞらせる。室伏がタックルに行くがガブる砂辺。しかし室伏はなおもダブルレッグに行くと、足払いからテイクダウン。砂辺の立ち上がり際に抱きかかえられた体勢のままギロチンへ。ここで砂辺は室伏の顔面を押さえると、後頭部を叩き付けるようにスラム!そのままパウンドを入れて逆転勝利!
 競り合いが続きそうな試合展開から一気に逆転フィニッシュへもっていった砂辺の爆発力はさすが。ああいうフィニッシュは初めて見たが、一瞬のひらめきなんだろうか。砂辺には適正階級でのRIZIN再出撃を実現させてあげてほしい。

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# by nugueira | 2018-04-20 23:14 | パンクラス | Comments(0)

UFN128の予想

 日本時間22日のUFCの予想を。

トニー・マーティン×-○中村K太郎
マゴメド・ビブラトフ○-×佐々木憂流迦

 日本人選手2人が出場。K太郎と対戦するマーティンはライト級から上げてきた選手なので勝てない相手ではないはず…という期待込みの予想。憂流迦はリリース回避のためにも踏ん張りたい状況だが、ビブラトフはキャリア13勝1敗。厳しい戦いになりそう。

フランキー・エドガー○-×カブ・スワンソン
 ともに前戦でオルテガに敗れ、フェザー級の世代交代に呑みこまれた選手同士の対戦。一度戦って勝っているエドガー優勢だとは思うが、激闘型ファイターの常としてそろそろダメージの蓄積が臨界点を超えてしまっていないか、というのが心配。

エジソン・バルボーザ○-×ケビン・リー
 ヌルマゴに敗れたバルボーザと、ファーガソンに敗れたリーによるライト級上位戦線サバイバルマッチ。バルボーザが寝かされると苦しい展開になるのは分かりきっている話だが、派手なKOを見せてくれないかなあ…という願望を含めた予想にしておきます。

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# by nugueira | 2018-04-19 23:28 | UFC | Comments(0)

Krush.87の予想

 22日のKrushの予想。メインだけですが。

佐々木大蔵×-○ゴンナパー・ウィラサクレック
 63キロタイトルマッチ、佐々木が3度目の防衛戦で迎えるのはゴンナパー。ゴンナパーが挑戦権を獲得するまでの勝ちっぷりを見るに、相当厳しい戦いになりそう。平本みたいにハイスパートの打ち合いにもちこむ絵柄もあまり想像できないし、ゴンナパーがKrushのベルトを手土産にK-1再上陸、という流れになりそう。功也もゴンナパー相手のタイトルマッチを受けない理屈はないしね。

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# by nugueira | 2018-04-18 23:13 | Krush | Comments(0)

UFC on FOXの感想

イスラエル・アデサニャ○-×マーヴィン・ヴェットーリ(判定)
 距離を取りながら時おり打撃を入れるアデサニャ。ヴェットーリに組み付かれてもテイクダウンは許さずに振りほどき、とにかくボディバランスが凄い。
 2Rに入るとアデサニャは間合いを見切ったか、ヴェットーリのハイはスウェーでかわし、パンチ、ヒジ、さらには回し蹴りからのボディブロー。全盛期のアンデウソンのような動きを見せる。しかし3Rはヴェットーリがようやくテイクダウンを奪うと、アデサニャはマットに背中をつけている時間帯が続き、印象を悪くして試合終了。
 アデサニャの手数が少なかったせいかジャッジ一者はヴェットーリを支持したものの、スプリットでアデサニャが勝利。寝かされてからの対応など粗さも見えるが、面白い選手が出てきた。

カーロス・コンディット×-○アレックス・オリヴェイラ(2R ギロチンチョーク)
 最初にテイクダウンを奪うオリヴェイラだが、コンディットが上を奪い返す大味な展開。ラウンド終盤にバックを奪ったコンディットがチョークを狙い続けるが、オリヴェイラはなんとかラウンド終了まで凌ぎ続け、ピンチを脱する。
 2Rもオリヴェイラがテイクダウンした後にコンディットが上を奪おうとするが、ここでオリヴェイラがギロチン!そのまま立ち上がってスタンディングで絞め続けると、最後は倒れ込んだコンディットを上から絞めて一本。コンディットの復活への道のりは厳しい。

ダスティン・ポイエー○-×ジャスティン・ゲイジー(4R KO)
 ボディ・顔面へパンチを打ち分けるポイエーに、ゲイジーはガードを固めながらロー連打。予想通りの打撃戦だが、ゲイジーはいつものゾンビっぽさがいまいち感じられないか。
 2R、前に出てくるゲイジーに対してポイエーはなおもパンチ連打。有効打を入れていくが必要以上の深追いはせず、ゲイジーのペースに巻き込まれず落ち着いて戦っている印象。ゲイジーもローを入れ続け、ラウンド終了間際には浴びせ蹴り。
 3R、ここまでもらい続けたローが効いてきたか、ポイエーのフットワークが鈍くなる。タックルもゲイジーに切られたポイエーが、パンチをもらい後退。一気にラッシュを仕掛けるゲイジーだが、度重なるサミングにより減点を食らってしまう。遂に流れを引き寄せたゲイジーだが、ここでの減点は痛い。
 迎えた4R開始早々、ポイエーの左がヒット!下がりながらも打ち返そうとするゲイジーにポイエーがパンチ連打を叩き込み、ゲイジーが崩れ落ちたところでストップ!
 これでゲイジーは2試合連続となる乱打戦の末のKO負け。WSOF時代はピンチに陥ろうと最後は力ずくでひっくり返してきたが、さすがにUFCの上位ランカー相手ではこうはいかないか。激闘によるダメージの蓄積も影響していると思われるだけに、このスタイルをいつまで続けるのかが心配。

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# by nugueira | 2018-04-17 23:01 | UFC | Comments(0)
 ある意味、残念ながら村田の初防衛戦以上に注目を集めてしまったWBC世界フライ級 タイトルマッチ、比嘉大吾vsクリストファー・ロサレス。
 まず比嘉の計量オーバーについては、先月ネリについてあれだけのバッシングをした以上、批判しないわけにはいかないだろう、というのが個人的感想。体重超過が故意かどうかは問題ではなく(突き詰めるとこの点は客観的に証明できないわけだし)、契約体重まで落とせない選手が試合をしてしまうことは本人にとっても相手にとっても危険、というのがことの本質だと思うので。

 紆余曲折の末に敢行されたタイトルマッチ。やはり比嘉はこれまでの試合に比べると序盤のプレッシャーが弱まっているか。それでも2R辺りから接近してのボディでリズムを作れてきたように見えたが、いつもなら執拗に連打しているボディが、この日は単発で終わってしまう。ボディを入れてもロサレスに打ちおろしのパンチを返され、手数で劣勢の印象で4Rが終了。ジャッジは2者ロサレス、1者比嘉を支持。
 5Rには両者足を止めて接近戦でのボディとアッパーの打ち合い。我慢比べの展開になれば今までの比嘉なら押しきっているのだが、ロサレスが先手を取り続け、比嘉の方に疲労の色が濃くなってくる。自分の土俵であるはずの削り合いで打ち負ける、非常に苦しい流れ。
 それでも7Rに入るとボディをもらったロサレスが距離を取るようになり、比嘉の攻撃が効いてきた様子が見てとれる。しかし一気に流れを変えたいこの場面で攻めきることができず、逆に8Rは一転して前に出たロサレスが連打をヒット。すぐに流れを取り戻してしまう。
 比嘉がジリ貧になりつつある状態で迎えた9R、全く手数が出なくなった比嘉をロサレスが一方的に攻め続けたところで陣営がストップ。リングに上がる前にベルトを失った比嘉は、キャリア初の黒星を背負いリングを降りることになった。

 この試合に何を期待して、どういう展開を望めば良かったのか。仮に比嘉がKO勝利を収めても「偽りの日本新記録」に納得できるはずもなく、やはり試合の決行自体に無理があった。とはいえ、立場が入れ替わって外国人王者が計量オーバーしていたとしたら(比嘉の戴冠した試合がまさにそうだったわけだが)「ベルトを獲るチャンスを逃すわけにはいかない!戦って勝ってくれ!」となっていたはず。日本人王者初の計量オーバーという失態が、図らずもファンの側が抱える矛盾も明らかにした、ということは間違いないのではないか。
 今回の件で誰が一番悪いのか、という戦犯探しの順位付けをここでする気はないが、ボクシングの世界戦が相手選びからコンディション作り、そしてテレビ局からの有形無形のプレッシャーをどう処理するかという点も含め、陣営全体での「団体戦」である、というのは今さら指摘する必要もない事実。階級転向、試合間隔、そして計量失敗後の対応。結果論でしかないのだが、本人も含めた陣営の判断ミスが最悪の結果を招いてしまった。比嘉はまだ22歳。まだまだ建て直しは可能な年齢だが、それでも今回の試合の代償は、あまりに大きい。

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# by nugueira | 2018-04-16 23:53 | ボクシング | Comments(0)

村田V1

 比嘉を巡るあれこれや試合結果については日を改めて書くとして、WBA世界ミドル級タイトルマッチ、村田諒太vsエマヌエール・ブランダムラの感想を先に。

 1Rからジリジリと圧力をかけていく村田。手数は出ないもののラウンド終盤には右ストレートも繰り出し、どっしり構えてブランダムラを呑んでかかっている感じ。この時点で「今日はもう安心して見てられるわ」という雰囲気に。
 2R以降も下がり続けて細かいパンチを出すだけのブランダムラに全く怖さは感じられず、村田は3R辺りから強いパンチを増やしてくる。村田はジャブからの右ストレートを繰り出すがクリーンヒットには至らず、ならばと5Rにはボディを増やして攻勢。効かされた様子で下がるブランダムラが何かをしでかす気配は微塵もなく、焦点は村田がいつフィニッシュできるか、の一点に絞られてくる。
 しかしここまで極端に守りに徹する相手を崩すのは簡単ではなく、村田は繰り返し右を出していくもののブランダムラのガードをこじ開けることができない。これは判定も覚悟しないといけないか…という思いも頭をよぎった8R、ジャブを丁寧についてから右へつなげる攻撃を続けた村田が、何度目かの右を入れたところでブランダムラが後退。ロープ際に詰めた村田が右フックを打ち抜き、ブランダムラが根負けしたようにダウン。ブランダムラは何とか立ち上がるがダメージの蓄積もそれなりにあったか、レフェリーがストップ。

 いやー、世界ランクひとケタでこれほどお手頃な相手も見つかるもんなんだね。やはり世界は広い。と嫌味も少々言いたくなるぐらい、実力に差があって勝負論的な面白みは皆無だった試合。とはいえ初防衛戦の難しさはボクシング界では常々言われる話で、ましてや黄金のミドル級で遂にベルトを手にした日本の至宝。今回については勝利優先で低めのハードルを設定した陣営の判断にケチをつけてもしょうがないでしょう。逆に言えばあそこまで逃げ回る相手を仕留めるのも間違いなく一苦労なわけで、きっちりKO防衛という結果を出した村田は王者としての仕事は果たした、と言ってあげていいのでは。
 ボブ・アラムがいきなりぶち上げたゴロフキン戦の現実味はさておき(というか無視して)、村田の真価が問われるのはこれから。次戦はリオ五輪決勝の再戦となるファルカオが有力視されているが、ラスベガスで防衛戦となったらこれはテンション上がるなあ。

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# by nugueira | 2018-04-15 23:29 | ボクシング | Comments(2)

KNOCK OUT SAKURA BURSTの感想

T-98△-△宮越宗一郎(判定ドロー)
 1RはT-98が圧力をかけながらローキック。ジャッジはイーブンだがT-98のペースか。
 2RもT-98が前に出ていくが、宮越の左がヒット!グラつかされ後退するT-98だが、すぐに回復するとパンチで反撃していく。3Rに入るとT-98が左右のローキックを連打し流れが変わってくる。
 このまま押し切りたいT-98だが、4Rに入ると宮越もローで反撃。我慢比べの展開になってくる。最終ラウンドは宮越が手数を増やすが、T-98もロー、右ストレートを繰り返しヒット。3R以降はダメージを与えたのはT-98だが宮越の手数が評価されてもおかしくない、競った展開のまま試合終了。判定は三者三様の1-1でドローとなった。

森井洋介×-○ヨードレックペット・オー・ピティサック(2R TKO)
 森井は自ら前に出てローを叩き込むいつものスタイル。ヨードレックペットはジリジリと圧力をかけながらローやミドルを返していく。ヨードレックペットのプレッシャーに押されてかラウンド中盤以降はローが出なくなった森井だが、終盤にボディ連打。森井はパンチに活路を見出したいが、ヨードレックペットの威圧感が凄い。
 2Rも森井がボディとローで攻めていくが、ヨードレックペットもストレートとロー、ミドルで森井を削っていく。するとラウンド中盤、一気に圧力を強めたヨードレックペットが打ち合いの展開に持ち込むと、左肘をヒット。一撃で森井の鼻がグシャリとへし折れる衝撃のフィニッシュで、ライト級のベルトをいとも簡単にかっさらってしまった。
 旗揚げ以来KNOCK OUTの中心に立ち続け、王座の価値を引き上げてきた森井がなす術なく完敗、という圧倒的現実。やはり最後に立ちふさがるのはムエタイなのか…。
 ゲスト解説の古坂大魔王が言っていたとおり、なんで王座を獲得した森井にいきなりムエタイの年間MVPをぶつけるのか、と突っ込みたくなるぐらい身も蓋もない展開。だが逆に言えば、お茶濁しをせず最強の相手を呼んでタイトルマッチを組んだからこそ、KNOCK OUT王座の価値がより確かなものになり、この後へのストーリーが生まれたとも言える。「誰がヨードレックペットからベルトを取り返すのか?果たしてそんな奴がいるのか?」というライト級の明確な軸ができたわけで、やっぱりこの団体は凄いわ、と改めて思わされた。

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# by nugueira | 2018-04-14 21:41 | KNOCK OUT | Comments(0)
 エキサイトマッチの感想。まずWBCシルバー・スーパーウェルター級王座決定戦、ケル・ブルックvsセルゲイ・ラブチェンコ。
 1Rからブルックがワンツー、更にカウンターのアッパーをヒットさせる。続く2R、ブルックがアッパーを入れてからカウンターの右!ダウンしたラブチェンコはカウントぎりぎりに立ち上がるが足元がおぼつかず、ブルックが再起戦をKOで飾った。

 続いてスーパーミドル級12回戦、カラム・スミスvsニキー・ホルツケン。井上参戦の噂もあるWBSSの準決勝…というか、エキサイトマッチでホルツケンの姿を見ることになるとは。
 スミスが細かく左を突きながら右ストレート。ホルツケンはひるまず圧力をかけ続け右を狙っていく。2R、ホルツケンがボディから顔面へのコンビネーション。しかしスミスは左を出し続け、さらに右アッパーを叩き込む。3Rもスミスのアッパーが冴えるが、ホルツケンもしつこくプレッシャーをかけていき、スミスが鼻から出血。
 4R序盤はホルツケンが手数で攻めるが、スミスが左右のボディを効かせる。しつこく前に出るのはホルツケンだがスミスがリーチ差とパンチの精度で試合をコントロール、という展開が続いたまま後半戦へ。
 7Rはスミスが下がったところにホルツケンの右が入り、ようやくホルツケンが明確にラウンドを取る。スミスは攻め疲れか8Rも下がらされる場面が多く、嫌な流れになってくる。10Rはスミスがジャブの手数を増やし持ち直してくるが、最終ラウンドは再び圧力を強めたホルツケンがボディから顔面への連打を入れ終了。
 ざっくり言うと前半がスミス、後半がホルツケンの試合だったが、判定は6~8ポイント差でスミス勝利。後半もリードジャブを入れていたラウンドは多かったので、それほど違和感はないか。ホルツケンが思った以上に健闘した。

 最期はWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、ミゲール・ベルチェルトvsマクスウェル・アウク。
 ジリジリ間合いを詰めつつタイミングを測るベルチェルト。アウクが突進しながらの連打を繰り出すが、これで火が付いたかベルチェルトも手数を増やす。
 2Rもアウクの変則的な動きに少しやりにくそうなベルチェルトだが、ボディからの連打を入れていく。迎えた3R、ボディを起点に攻めていったベルチェルトは右ストレートを突き刺しダウン奪取!再開後もすぐさまロープ際に詰めてのラッシュで2度目のダウンを奪うと、最後は連打をもらったアウクが腰を落としたところでレフェリーストップ。なかなかリズムに乗り切れなかったベルチェルトだが、チャンスをつかんでから一気に押し切る決定力はさすが。

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# by nugueira | 2018-04-12 23:22 | ボクシング | Comments(0)

KNOCK OUT SAKURA BURSTの予想

 14日のKNOCK OUTの予想。

水落洋祐×-○健太
 スーパーライト級トーナメント一回戦敗者同士の対戦。健太は惜敗はしたものの階級へのアジャストはできていた感じ。転向2戦目で本領発揮なるか。

T-98○-×宮越宗一郎
 ラジャ王座からは陥落したがKNOCK OUTでは2戦2勝のT-98。日本人トップランカー対決を制して再浮上したいところ。

森井洋介○-×ヨードレックペット・オー・ピティサック
 ライト級トーナメントを制した森井の初防衛戦。お茶濁しの相手でなくラジャ王者を連れてくるあたり、容赦ないというか手を抜かないなあ。ここはもう相手が誰だろうが、旗揚げ以来KNOCK OUTを体現し続けてきた森井を信頼するしかない。

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# by nugueira | 2018-04-11 23:50 | KNOCK OUT | Comments(0)