反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

RIZIN.14の感想

 休憩時間の長さには辟易したが(織り込み済みではあったので、一旦会場から出て飲んでいたけど)、好勝負続きの良興業。特にラスト3試合のインパクトが圧倒的だった。

浅倉カンナ×-〇浜崎朱加(2R 腕十字)
 黒部戦と同様に、序盤から浜崎の打撃が冴える。的確なジャブで先手を取られ、浅倉はタックルに入るタイミングをつかめない。
 2Rも浜崎が打撃でペースを握る展開が続く中、浅倉がロープ際で組みつく。しかし浜崎が足払いでテイクダウンすると、サイドを奪い腕十字狙いへ移行。一度は体を回転させ逃げかける浅倉だが、最後はがっちりと極まりタップ。浜崎が全局面で浅倉を圧倒し、王座を獲得した。
 2017年の大晦日にはRENAの貯金を浅倉が全て持っていき、そして今回は浜崎が全てを奪った。切なくて残酷だが、だからこそ格闘技は面白い。

堀口恭司〇-×ダリオン・コールドウェル(3R ギロチンチョーク)
 入場時の表情に気負いは感じられない堀口。とはいえコールドウェルの身長や手足の長さはバンタム級のそれではなく、予想されていたとはいえ体格面のハンデは相当ありそう。
 慎重に間合いを測る堀口だが、コールドウェルはシングルレッグからテイクダウンしトップをキープ。立ち上がった堀口がバックを取るものの、コールドウェルは桜庭式アームロックで切り返す。大ピンチとなった堀口だがなんとか脱出し、スタンドに戻すとパンチや前蹴り。ラウンド後半は圧をかけてコールドウェルを下がらせた。
 2Rは開始早々にコールドウェルがタックルからテイクダウン。立ち上がりたい堀口だがコールドウェルはしつこくトップキープし逃さない。コールドウェルもポジションキープだけでそこから先の攻撃がなかったものの、堀口は下から細かいパンチを出し続けるだけでこのラウンドを終える。
 組まれると厳しい堀口は、3Rはプレッシャーをかけながらボディストレート。効いた様子のコールドウェルだが低空タックルで三度テイクダウンを奪う。こうなると苦しい…と思ったところで、堀口がなんとギロチンチョークの体勢へ。苦し紛れか?と思っているうちに気づけばガッチリと入っており、コールドウェルがタップ!!
 フィニッシュの瞬間の興奮をどう表現したらいいのか!場内の観客が総立ちになり、声が枯れるまで叫び続けていた。判定負け濃厚な劣勢から大逆転の一本勝ちというのがあまりに劇的なのだが、テイクダウン後も図抜けた立ち力を発揮し、スタンドではコールドウェルを下がらせるなど、体格差を打ち消す試合運びができていたことが凄い。堀口の試合でこのフレーズを口にするのがもう何度目なのか覚えていないが…正真正銘の化け物ですわ。

フロイド・メイウェザー〇-×那須川天心(1R KO)
 当日も銀座で買い物や焼き肉を楽しみ、9時半まで会場入りせず。メイウェザーの自由気ままな行動に観客だけでなくスタッフ、テレビ局も振り回され続けたが、遂に試合の瞬間を迎える。メイウェザーをこの目で見れる、という事実に気づけば心拍数が上がってくる。
 入場時の那須川は正直入れ込みすぎの表情。対するメイウェザーは陣営を引き連れ、これまで同様にリラックスしきったムードで試合開始のゴングを迎える。
 余裕たっぷりの構えで様子見の大振りなパンチを出すメイウェザー。コーナーに詰められた那須川が左ストレートを繰り出し、メイウェザーの右は間一髪すり抜ける。しかしプレッシャーを強めるメイウェザーが左フックを入れ、那須川がダウン。ぱっと見はスリップかと思ったが足元が定まっていない。いつものスタイルと真逆に攻勢を強めるメイウェザーは右で那須川の顔面を打ち2度目のダウンを奪取。打ち返していこうとする那須川だが、3度目のダウンを喫したところで陣営がタオル投入。夢のエキシビジョンマッチはメイウェザーが躊躇なく那須川をリングに沈め、2分ちょっとで終わりを迎えた。

 凄いものを見たという感動と、言いようのないもやもや感。自分だけでなく多くのファンが抱いた感情は、この2つが入り混じっていたのでは。想像とは違った展開に、すぐには言葉が見つからなかった。
 本来なら階級差という根本的な矛盾があったこの試合を成立させていたのは、「メイウェザーは本気ではない」という暗黙の了解であり、実際メイウェザーの試合直前までの言動もそれを補強する方向に働いていた。メイウェザーが那須川の打撃をかわし続け、お茶を濁したまま3Rが経過していく、というのが大多数の人が思い描いた光景だったはずで、それがこうなるとは…。全格闘技ファンはおろかRIZIN、フジテレビもメイウェザーの手のひらで転がされていたというしかない。
 リングで戦い、しかもフィニッシュを狙うメイウェザーを生で見ることができたのは、格闘技ファンとして最高の幸せ。その一方で那須川の心身のダメージも心配になってくる。RISEには申し訳ないが、次の試合まで半年ほど休んだ方がいいのでは。
 「エキシビジョン」という隠れ蓑に甘えて、この試合の危険性について見て見ぬふりをしてきた、という点では団体もファンも共犯関係。自分の認識の甘さはただただ反省するしかない。とはいえ、試合が終わった瞬間に実況席が「無理のあったマッチメイク」と言い出すのは後出しジャンケンが過ぎると思うのだが。とにかくメイウェザーという「劇薬」の強さを嫌というほど思い知らされた大晦日だった。

# by nugueira | 2019-01-01 16:31 | RIZIN | Comments(2)

拓真奪取、伊藤防衛

 昨日のトリプル世界戦の感想を。って拳四朗の試合は1秒も流れなかったけど。

 まずWBC世界バンタム級暫定王座決定戦、ペッチ・CPフレッシュマートvs井上拓真。
 1Rからいきなり井上の右ストレートがヒット。ペッチも近距離からパンチを繰り出し、好戦的な展開に。2R以降も井上は右ストレートを面白いように当てる一方、ペッチの左はうまく外して空振りを誘っていく。4R終盤には井上がまたも右ストレートを入れ、オープンスコアリングでは三者とも39-37で井上。
 ペッチは中盤に入ってもプレッシャーをかけ続け、これまでかわされていた左ストレートの距離が徐々に合いだしてくる。井上にとっては少し嫌な空気になってきたが、7R以降は井上の方がフットワークを使って距離をキープするスタイルへチェンジ。ペッチの突進をかわしつつ、距離が空いたところでカウンターを入れていく。8R終了時の採点では2~6ポイント差で三者とも井上。
 後がなくなり一発狙いの前進をするしかないペッチに、井上は冷静に対処。9・10Rと右ストレートからの連打でペッチを追い込み、ダウンこそ奪えなかったものの三者とも117-111の判定勝利でタイトルを獲得。
 序盤は気負いも感じられたものの、中盤に入ってペースチェンジする冷静さも見せての完勝。同階級でもある兄貴と比べられてしまうのはプレッシャーだろうが、しっかり自分のスタイルを築き上げて防衛を重ねてほしい。

 メインはWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、伊藤雅雪vsエフゲニー・チュプラコフ。
 1R序盤から体を密着させ押し込んでくるチュプラコフだが、伊藤は押し負けることなくボディ、さらに顔面へのフックを入れていく。
 この後もチュプラコフは徹底して距離を詰め押し込んでくるのだが、そこから先の攻撃があるわけではなく、やや拍子抜け。伊藤はチュプラコフの密着にやりにくそうな感じは見せつつも、冷静に左右のボディ、ストレートを打ち込んでいく。
 5Rに入った辺りから伊藤はフットワークを使うスタイルに切り替え、チュプラコフの前進をジャブで捌きつつワンツー、右ストレートを次々に打ち込んでいく。距離を詰められなくなったチュプラコフはガードを下げて挑発しつつカウンターを狙っていくが、完全に手詰まりか。
 この後も伊藤は左右のボディと右ストレートを入れ続け、7Rにコーナーに詰め連打を入れたところでチュプラコフ陣営がギブアップ(今ってタオル投入は認められていないのね)。
 チュプラコフは突進以外の策が全く感じられず「無敗の指名挑戦者」という下馬評が完全に看板倒れになっていたが、伊藤は気負いを見せることなく冷静に対処し、きっちりフィニッシュ。やはりアメリカでベルトを奪取する精神力の強さは伊達ではない。

# by nugueira | 2018-12-31 11:22 | ボクシング | Comments(0)

UFC232の感想

 2018年の北米MMAのトリを飾るにふさわしい、見どころ満載の興行でした。

チャド・メンデス×-〇アレクサンダー・ヴォルカノフスキー(2R KO)
 ジリジリ間合いを測る両者。メンデスが詰めて連打を入れる。ヴォルカノフスキーが圧力をかけ返すが、メンデスは相手の打ち終わりにきっちりパンチを返し、タックルからテイクダウン。五分の展開だがややメンデスか。
 2R、メンデスのパンチがヒット。目に当たったヴォルカノフスキーが一旦下がったところに追撃を入れ、ダウンを奪取。しかし再び前に出たヴォルカノフスキーがパンチを入れ返す。一度はテイクダウンで凌ぐメンデスだが、再び立ったヴォルカノフスキーが連打で追い込み、最後はケージ際でパンチをもらったメンデスが崩れ落ちフィニッシュ。
 ヴォルカノフスキーはかつてのタイトルコンテンダーであるメンデスを粉砕しUFC6連勝。これでタイトル戦線に絡んできてもおかしくなくなった。

イリル・ラティフィ×-〇コーリー・アンダーソン(判定)
 距離を詰めパンチを狙うラティフィ。アンダーソンのタックルを切って離れ際に左右の連打を入れる場面もあるが、なかなかパンチの距離が合わない。
 2Rに入るとラティフィは早くもガス欠になったか、下がり始める。テイクダウンを狙うものの凌がれ、時おりパンチで前に出るものの後が続かない苦しい展開。アンダーソンもプレッシャーはかけるものの目立った有効打が出ないが、細かい打撃をコツコツ入れ判定勝利。

カーロス・コンディット×-〇マイケル・キエーサ(2R アームバー)
 キエーサが組み付きから繰り返しテイクダウン。コンディットは下からのサブミッションを狙い腕十字が極まりかける場面もあったが、キエーサが凌ぐ。1R終盤もコンディットが足関節を狙うものの不発。
 コンディットが予想以上にいい動きをしている印象だったものの、2R早々にキエーサがまたもテイクダウン。そのままアームバーの体勢にいくと、最後は片腕で強引にひねり上げて一本。

クリス・サイボーグ×-〇アマンダ・ヌネス(1R KO)
 先に右を入れたのはサイボーグ。しかしヌネスは下がりながらも打ち返すと、ローから右をヒット!サイボーグが片膝をつく。この後もダメージの残るサイボーグにヌネスは次々と右を打ち抜き、サイボーグが崩れ落ちたところでストップ!
 間違いなく女子MMAの歴史の転換点となる一戦。どう考えてもフェザー級で戦うサイボーグが負ける場面は想像できず、現に今回もサイボーグの勝ちパターンである打ち合いになったはずなのに…。ヌネスはロンダに続き女子MMAのレジェンドを下す大仕事をやってのけた。

ジョン・ジョーンズ〇-×アレクサンダー・グスタフソン(3R TKO)
 1RはJJがロー、前蹴り、組み付いてのヒザ、エルボー、ハイ…と攻撃を散らしていく。一度シングルからテイクダウンを狙うものの、ここはグスタフソンが立つ。そこまで一方的なわけではないが、JJが自分のペースで戦っているか。
 2Rは序盤からグスタフソンが前に出ていく。JJは下がりながらミドル、ロー、アッパー。グスタフソンはプレッシャーはかけるものの有効打は出ず、逆に後半はローでバランスを崩される。手数は少ないが当てているのはJJの方か。
 迎えた3R、下がりながらパンチを出していたJJがダブルレッグからテイクダウン!サイドからヒジとパウンドを入れた後、バックを奪う。チョークを狙いかけた後にフスルイングのパウンドを打ち込み、グスタフソンが動かなくなったところでレフェリー止めた!
 2Rまでは両者決定的な場面はなく見ようによっては競っていたが、ここまででグスタフソンの力量を見切ったか、3Rに入った途端JJがテイクダウンから瞬殺。会場変更という前代未聞のトラブルでファンを敵に回しつつ、終わってみればオクタゴンの中心に君臨していたのは悪童だった。
 レスナー戦が流れたとはいえコーミエがラストファイトにJJを選ぶというリスクを負うのか微妙だし、仮に戦ってもJJが勝ちそう。ライトヘビー級はもともと新陳代謝に乏しい状況だし、JJにとっての敵はオクタゴン内の対戦相手ではなく自分自身の弱さ、という状態は当分続きそう。

# by nugueira | 2018-12-30 17:54 | UFC | Comments(0)
 ONE Championshipがテレビ東京と複数年契約を結び、週一ペースで放送されることが決定。

 日本大会が決定した一方で放送環境については特段話が聞こえてこず、まあAbema TVで中継か…という以上の期待はしていなかったので、この展開は意表を突かれた感じ。

 ただテレ東深夜で放送された格闘技団体というと、Road to UFCやパンクラス、戦極…あとストライクフォースも一時期放送していたんだっけ?いずれも格闘技ファン的にはありがたかったけど、その後のビジネス拡大につながったかというと微妙。なにしろ既になくなっている団体も含まれてますからね。というか「テレビ東京と複数年の放送契約」と発表されているけど、これ枠買いの契約という可能性は…という見方は疑心暗鬼になりすぎ?

 とまあ、このニュースをもって「地上波進出!」と喜ぶのは早すぎる、というのが率直な感想。多くの格闘技ファンは同じような認識だろうと思いますが。Abema TVでの中継も継続するようなので、ライブ観戦という意味では依然こっちの方が重要になりそう。

# by nugueira | 2018-12-29 18:00 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

RIZIN.14の予想②

 後半戦の予想を。

長野美香×-〇山本美憂
 今年はMMAファイターとして長足の進歩を見せた山本。天国のKIDに捧げる…とか余計なことは考えず、今の自分ができるパフォーマンスをしっかり見せてほしい。その先に結果は自然とついてくるはず。

ダロン・クルックシャンク〇-×ダミアン・ブラウン
 気づけばRIZINライト級不動の外国人エースになっているクルックシャンク。今回も派手なKOを期待。

ギャビ・ガルシア〇-×バーバラ・ネポムセーノ
 ギャビはもう切ってしまっていいと思うのだが…。勝ちはするだろうけど、そこから先へつながるストーリーが見えてこない。

イリー・プロハースカ〇-×ブランドン・ホールジー
 実は堀口と並ぶRIZIN・MMAルール最多勝利記録を持っているプロハースカ。当初予定されていたエマニュエル・ニュートン相手だと苦戦も予想されたが、代役のホールジーは元ミドル級。ここはきっちり勝ってほしい。

浅倉カンナ×-〇浜崎朱加
 浜崎はRIZINデビュー戦は判定勝利だったが続く黒部戦では全局面で圧倒し完勝。浅倉にとっては間違いなくキャリア最強の敵。順当にいけば浜崎がインビクタ王者の貫禄を示すのでは。

堀口恭司〇-×ダリオン・コールドウェル
 勝負論という点では今大会ぶっちぎりの最注目カード。ベラトールもよく現役王者のカードを切ってきたなあ。
 堀口にとってはRIZIN参戦以来最強の相手で、テイクダウンからトップキープされる展開が続くとかなり苦しい。それでも最後はKOしてくれると信じてます。

 那須川vsメイウェザーについては、予想の対象外。RIZIN側がどう煽ろうとエキシビジョンマッチだし、逆にいうとエキシビジョンだろうがメイウェザーを日本のリングに引っ張りこんだことには大きな価値があると思っています。
 ちなみに先日「那須川とメイウェザーが結局イントロクイズで勝負する」という夢を見たのだが…どうか正夢になりませんように。

# by nugueira | 2018-12-28 22:33 | RIZIN | Comments(2)

RIZIN.14の予想①

 大晦日のRIZINの予想、前半戦から。

RENA〇-×サマンサ・ジャン・フランソワ
 浅倉に連敗後、休養を宣言していたRENAがあっさり復帰。結果的に普通のMMA選手の試合間隔じゃん、という感じだが、メンタル面で一度切れてしまったであろう緊張感をどこまで取り戻せているか。興行に火をつける試合を期待。

大尊伸光〇-×トフィック・ムサエフ
 やや唐突に打ち上げられた感のある来年のライト級GPに向けた査定試合。ムサエフがどの程度の選手なのか不明だが、大尊はKO勝利で「ソーリー、ごめん」というマイクにつなげたい(今さら?)。

真珠・野沢オークレア〇-×ヤスティナ・ハバ
 野沢オークレアが怪我から1年ぶりの復帰戦。今回も相手はほどほどレベルの選手のはずだから、快勝を期待。

佐々木憂流迦〇-×マネル・ケイプ
 憂流迦の参戦は嬉しいサプライズ。ケイプも一発があるだけでなく意外と小器用なタイプなので油断ならないが、ここは元UFCファイターの実力をきっちり見せてほしい。

元谷友貴×-〇ジャスティン・スコッギンス
 今回は外国人も元UFCファイターを引っ張ってきているのが驚き。まあ「元UFC」の肩書も飽和状態なのかもしれないが。元谷はこのクラスの選手に勝てば大きいが、こういう重要な一戦で勝ち切れなさそうな印象が。

矢地祐介×-〇ジョニー・ケース
 かつてUFC日本大会で徳留を破ったケースが参戦。いつの間にかUFCはリリースされてたのね。矢地はここで負けると北岡戦・五味戦で築いた貯金を使い果たすことになりそうだが、厳しい試合になるのでは。

宮田和幸〇-×山本アーセン
 宮田引退試合の相手はアーセンに。KIDとの因縁を踏まえればストーリー性のある組合せではある。
 アーセンは昨年のGP初戦で敗れて以来の試合。素材はいいはずなのだから定期的に実践をこなすべきだと思うのだが…。宮田も2年ぶりの試合だが、その前戦ではサワーに圧勝しているしMMAでのスキルは確実にアーセンより上。引退試合の選手が勝利という微妙な結果になりそう。

# by nugueira | 2018-12-27 23:37 | RIZIN | Comments(2)

UFC232の予想

 日本時間30日のUFCの予想。JJにライセンスが下りないため大会まで1週間を切ってから開催地をロスへ変更。UFCの競技性なんて以前から信じてはいなかったが、さすがにこれは…。JJに振り回され過ぎでしょう。

ダグラス・シウバ・デ・アンドラジ×-〇ピョートル・ヤン
 夜叉坊をリリースに追い込んだヤンに、しばらくは勝っていてほしい。

アンドレイ・アルロフスキー×-〇ウォルト・ハリス
 アルロフスキーもいい加減に引退を考える頃合いだと思うのだが…。相手のハリスも勝ったり負けたりの戦績だが、とりあえずアルロフスキーに期待する要素がないのでこういう予想に。

チャド・メンデス〇-×アレクサンダー・ヴォルカノフスキー
 サスペンドからの復帰戦をKOで飾ったメンデス。かつての力を取り戻せばフェザー級戦線が面白くなりそう。対するヴォルカノフスキーもUFC5連勝中なので油断できないが。

イリル・ラティフィ〇-×コーリー・アンダーソン
 ライトヘビー級中堅クラス同士の対決。ここ5戦4勝1敗のラティフィに分があるか。

カーロス・コンディット×-〇マイケル・キエーサ
 4連敗中のコンディットに対し、相手のキエーサも2連敗中で前回はオーバーウェイトを犯し、今回がウェルター転向初戦。コンディットは負け試合の内容も悪いし期待できる要素がない…ってアルロフスキーへのコメントと被ってくるな。

クリス・サイボーグ〇-×アマンダ・ヌネス
 バンタム級王者ヌネスがフェザー級王者サイボーグに挑む女子スーパーマッチ。サイボーグにとってはUFCに上がって以来最強の相手かもしれないが、ヌネスがフィジカル差を攻略できるとは思えないなあ。

ジョン・ジョーンズ〇-×アレクサンダー・グスタフソン
 コーミエ返上に伴いライトヘビー王座を争うのがJJとグスタフソン。この階級の新陳代謝のなさが如実に表れているカード。
 勝敗はひとえにJJのメンタル面を含むコンディションがどうなっているか、にかかってきそう。でもグスタフソンもよく見ると1年以上試合間隔が空いているのね。グスタフソンがこの何年かで上積みをできている感じも正直しないし、JJが返り討ちか。試合後のオクタゴンが「悪の帝王、降臨」みたいな空気になりそう。

# by nugueira | 2018-12-26 14:13 | UFC | Comments(0)

井岡vsニエテスの予想

 年末興行の予想、続いては大晦日のWBO世界スーパーフライ級王座決定戦、井岡一翔vsドニー・ニエテス。

 井岡は昨年大晦日の引退宣言から一転、現役復帰し9月の初戦ではアメリカでアローヨに判定勝利。長期ブランクや階級転向の影響を全く感じさせない完勝で、これなら4階級制覇も可能性は高そう、と思わせる内容だった。

 とはいえ相手は同じくこの試合に4階級制覇がかかるニエテス。うるさく手数を出し続けるタイプで、9月の王座決定戦では優勢に試合を進めながらドロー判定でベルトを逃しただけに、今回の試合へのモチベーションは高いはず。井岡にとっては相当な難敵を迎えることになった。

 展開としてはニエテスは好戦的な打ち合いを挑んでくるだろうし、井岡もそれを受けて立つはず。我慢比べの場面が多くなりそうだが、アローヨ戦を見る限り井岡が簡単に押し負けることはないのでは。もともと一発のキレよりは丁寧な組み立ての末にフィニッシュに持っていくタイプなので、長丁場になっても井岡は苦にしなさそう(この点はニエテスも同じかもしれないが)。

 何より井岡にとっては、アローヨ戦でスーパーフライ級へのチューンナップをすると同時に、海外での試合を経験できたのが大きい。井岡が4階級制覇を達成し、離婚のモヤモヤをきれいに振り払って2019年を迎える、と予想します。

# by nugueira | 2018-12-25 23:23 | ボクシング | Comments(0)
 大晦日の試合順も決定したので、ぼちぼち勝敗予想を。まずは午前中のやれんのか!から。29日興行をなくしたのに、結局午前中に追加興行を押し込むRIZINの計画性たるや…。

ムン・ジェフン〇-×朝倉海
 特段印象に残る試合はないものの日本で定期的に試合をこなしているジェフン。朝倉には昨年のRoad FCでKO勝利。朝倉は意外と手堅い試合運びもできる一方で詰めが甘い場面もあるので、ジェフンが返り討ちと予想。

渡辺華奈〇-×杉山しずか
 昨年末の再戦だが、なぜわざわざRIZINの中でリマッチを組むのか微妙なカード。昨年は渡辺がフィジカルの強さでキャリアに勝る杉山に勝利したが、この1年で差が広がることはあっても縮まってはいないのでは。これまた返り討ちを予想。

リオン武〇-×朝倉未来
 今年現役復帰したリオンが登場。修斗では現役王者の斎藤相手に判定まで持ち込んでいるし、コンディションは良さそう。朝倉よりキャリアは遥かに上回っているし、ダメージの蓄積がない分、朝倉にとっては日沖以上に難敵なのでは。リオン判定勝利。

川尻達也×-〇北岡悟
 午前のメインはライト級ベテラン日本人対決。この二人の対戦が午前に回されるのは贅沢な一方、両者の現状からすれば妥当か、という気も。正直なところ2~3年前に実現させてほしかった組合せだが、ジャパニーズMMAを追い続けてきた格闘技ファンとしてはやっぱり感慨深い一戦。
 北岡はここ5戦は1勝4敗。10月には虎の子のDEEPのベルトも失ってしまった。一方の川尻もここ5戦は1勝4敗。2016年10月にオリベイラにKOされて以来の試合で、ライト級での試合は約7年ぶり。
 両者ダメージも蓄積していると思うが、そこを突く打撃の強さがあるわけでもないので、グラップリングの攻防になるか。長期休養を挟んだ川尻のコンディションがどうなっているかによるが、北岡がかつての勝ちパターンだった寝技無限ループに持ち込みそうな気がする。判定で北岡勝利、と予想。

# by nugueira | 2018-12-24 16:56 | RIZIN | Comments(2)

WORLD TAG LEAGUE優勝決定戦

 1.4東京ドームの前に、今年のWORLD TAG LEAGUE最終戦の感想を。

 優勝決定戦ではEVIL&SANADA組が邪道の介入に苦しみつつもG.O.Dを下し2連覇を達成。とはいえこの二人、特にEVILはシングルプレイヤーとしてもクローズアップされていい力量があるはずで、ドームではタッグ戦線に回されちゃうのは可哀想な気もしてくる。
 試合後は予想どおり?ヤングバックスが登場し、ドームのIWGPタッグ戦は3WAYマッチに。まあほぼ全試合タイトルマッチなので、こういうところで出場人数の枠を広げないといけないしね。EVIL&SANADAが獲ってもおかしくないし、ヤングバックスが取り返すのもあり。結構読めない試合になりそう。

 セミのNEVER無差別級王座戦では飯伏が後藤をやぶりヘビー級のシングル初戴冠。オスプレイの負傷でどうなるかと思われたが、当初の筋書き通りドームで飯伏vsオスプレイ、という流れにギリギリ押し込んだ。第1試合がこれだから、いきなり会場のボルテージ上がるなあ。
 それにしても、この2年痩せても枯れてもNEVER戦線の中心にい続け、ベルトに「自分の色」をつけてきたはずの後藤が遂に今回のドームでは第0試合枠。本当に「ザ・ノンフィクション」のような流れになってきた。

# by nugueira | 2018-12-22 23:57 | 新日本プロレス | Comments(0)