反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

WRESTLE KINGDOMの感想③

第5試合 IWGP USヘビー級選手権試合
第6試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合
 試合順的に、この辺はトイレ休みとまではいかないものの終盤に向けた中休み…的な位置づけだったのは否めないか。しかし終わってみればメインと同様に負けた方は離脱となっているわけで、リング外の交渉の結果がそのまま試合の勝敗に反映されてしまうのは素直に楽しめないなあ。

第7試合 スペシャルシングルマッチ
 オカダが外道の介入に苦しみつつも、場外では鉄柵越えフライングボディアタックで二人まとめてなぎ倒す。リング上の攻防でもオカダが終始ペースを握り、さあ最後のレインメーカー…というところでジェイがカウンターのブレードランナーを決めて3カウント。
 うーん、オカダが勝ってIWGP奪還への反転攻勢に入るという流れしか想像していなかったので、これは本当に驚いた。ただオメガの離脱後に新しい外国人エースを立てるとなると、ここでジェイを引き上げていくしかないのか。今回の試合も「勝たせてもらった」感が満載なのでファンの支持が追いつくにはまだ時間がかかりそう。とはいえオカダが最初にIWGPを獲った時も「新日本は血迷ったか」という反応が多かったし、担がれた神輿をちゃんと乗りこなせるか、ジェイのお手並みを拝見するしかないなあ。

第8試合 IWGPインターコンチネンタル選手権試合 ノーDQマッチ
 内藤がリング外のジェリコへトペを敢行しようとしたところで、ジェリコが竹刀を使って迎撃!どこからそんなものが!
 場外乱闘はやはりジェリコのペースで、本部席の長机でDDT。ジェリコが勝手にゴングを鳴らした時は本当に試合が終わったのかと思った。リングに戻った後はウォールズ・オブ・ジェリコで攻め立てるが、今度は内藤が竹刀で反撃!さらにジェリコの腹に竹刀を打ち込むが、2発目はかわされコードブレイカーを食らってしまう。
 後半はジェリコが大量のイスを投入してペースをつかむが、最後は内藤がベルトで殴打してからのデスティーノでフィニッシュ。ジェリコは去年のオメガ戦と同様、緩急をつけつつ勝負所でギアを上げる試合運びがお見事。ビッグマッチできっちり仕上げる辺りはプロだよなあ。

 大会直後に危惧したとおり、オメガ、ジェリコ、Cody、ヤングバックス、KUSHIDAといった面々が離脱確実な情勢。あと新日マットへの適性という点ではハングマン・ペイジの離脱が地味に痛い。
 来年のドーム2連戦に向け、それこそ中邑を呼び戻すぐらいのサプライズを用意しないと苦しくなりそうだが、ここから新日の反撃はなるのか。

# by nugueira | 2019-01-11 21:05 | 新日本プロレス | Comments(0)

WRESTLE KINGDOMの感想②

第0試合 NEVER無差別級6人タッグ王座 ナンバーワン・コンテンダー・ガントレットマッチ
 永田チームが2連勝した時は「このまま優勝か!?」と期待したが、最後は鈴木軍vs真壁・矢野・田口組という予想通りの展開に落ち着いた末、矢野が反則攻撃から丸め込んで勝利。
 サプライズ選手の出てくるバトルロイヤルの方が個人的には好きだったんだが、永田、真壁、KES、鈴木といった豪華メンバーが第0試合で見れるというのはこれはこれで贅沢か。…後藤、何してたっけ?

第1試合 NEVER無差別級選手権試合
 飯伏とオスプレイの初遭遇は期待以上の異次元レベルの攻防。これを第1試合に持ってきた判断は正解だったなあ…と思ったものの、試合後に飯伏が担架で搬出され不穏なムードに。「オスプレイを上げるためのワーク」という説が流れてるけど、ドーム興業をのっけからトーンダウンさせるようなブックを仕組むというのはちょっと考えにくいよなあ。

第2試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合 3WAYマッチ
 王者組は何をしてるんだっけ?と思う間もなく、鷹木・BUSHI組がロッポンギ3Kを蹴散らし、7分足らずで王座奪取。この想定外の巻き進行にはさすがにビックリした。とはいえ、以前から「プロレス興行は軽く飲んで感想を語らえるぐらいの時刻に終わるのがベスト」と思っているので、21時前にメインが終了した今回の構成は非常に良かったと思う。

第3試合 ブリティッシュヘビー級選手権試合
 石井のパワープレーをザックがサブミッションで切り返す、という期待通りの展開の末、ザックがグラウンドの変形卍固め(公式HPに載っているフィニッシュホールド名、転載不能)で勝利。しかし2年前はザックや鷹木、この後に出てくるジェイがドームで戦っている展開なんて想像できなかったわけで、選手の新陳代謝は(計画的かどうかは別として)起きていくんだよね。

第4試合 IWGPタッグ選手権試合 3WAYマッチ
 これも10分少々の試合時間だったが、第2試合に比べると各チームとも存在感を発揮して内容がギュッと濃縮されていた印象。最後はSANADA&EVIL組がベルトを奪還。
 ちなみにSANADAがプランチャ4連発を見せたくだりで、一緒に観戦していた息子(小2)が「なんでよけないの?」という疑問を持ち始めるまさかの展開。「うーん、いきなり相手が飛んでくるから体がすくんじゃうんじゃないかな。車にひかれる寸前の人が動けないのと一緒で」という釈明に追われました。

# by nugueira | 2019-01-10 23:35 | 新日本プロレス | Comments(0)

フッカーvsサウセド

 エキサイトマッチでWBO世界スーパーライト級タイトルマッチ、モーリス・フッカーvsアレックス・サウセドを視聴。

 開始からフッカーが長いリーチを活かした左右の連打。サウセドのジャブも当たっているものの、有効打の数ではフッカーか。しかし続く2R、近距離の打ち合いからサウセドが右フックを打ち抜き、フッカーがダウン!それでもフッカーは追撃を凌ぐと、ラウンド後半は反撃に転じる。
 3Rはリズムを取りもどしたフッカーがジャブ連打から打ち下ろしの右。4Rもサウセドに接近戦をさせず、入り際にパンチを打ち込んでいく。
 5Rは流れを変えたいサウセドがロープに詰め連打。フッカーはガードを固める時間帯が続き大丈夫か?と思ったが、決定打を避けつつボディアッパーを返すと、終盤には逆襲のラッシュ。6Rは近距離で両者のパンチが交錯するが、有効打を入れるのはフッカー。伸びる右がサウセドの顔面を繰り返し捉える。
 迎えた7R、開始と同時にフッカーが右からの連打!グラついたサウセドの打ち終わりに次々と右を合わせ、サウセドが遂にスタンディングダウン。再開後にフッカーがすぐさま連打を入れたところで、レフェリーが止めた!

 無敗のホープ同士の対決は終わってみればフッカーが完勝。伸びてくるうえに一発一発が強いパンチもさることながら、ダウン後のリカバリーの速さや守勢に回った時のボディワークなど、攻撃一辺倒でなくバランスが非常にいい選手。今後の試合も是非チェックしなくては。

# by nugueira | 2019-01-09 23:56 | ボクシング | Comments(0)
 12月の勝敗予想の集計を。

12/1 TUF Finale(0/1)
12/2 UFN142(3/6)
12/8 K-1(6/12)
12/9 KNOCK OUT(4/4)
12/9 UFC231(3/4)
12/16 Krush.96(1/2)
12/16 UFC on FOX(1/3)
12/30 UFC232(4/7)
12/31 平成最後のやれんのか!(2/4)
12/31 RIZIN.14(8/12)
12/31 井岡vsニエテス(0/1)

 合計は32/56で的中率57.1%。興行数は多かったものの終始低空飛行で、5割をやっと超える体たらく。1年をきれいに締めくくることはできませんでした。


# by nugueira | 2019-01-08 22:55 | 雑記 | Comments(0)

〔こだわり〕バウト

 ここらで一度、12月の振り返りと今月のおすすめバウトを。メイウェザーvs那須川は「エキシビジョンマッチ」をどう位置付けるかが難しく、選外としました。

MVP:堀口恭司(12/31 RIZIN.14)
 ベラトール現役王者を相手に、劣勢を強いられながらも大逆転の一本勝利。決着の瞬間、力の限り声を張り上げる試合に久々に巡り合えた。やっぱり史上最強のメイド・イン・ジャパンはこの男ですよ。

ベストバウト:デオンテイ・ワイルダーvsタイソン・フューリー(12/2 WBC世界ヘビー級タイトルマッチ)
 フューリーが2度のダウンを喫しながらもドローに持ち込む、文字通りの死闘。全勝を続けてきた両者の激突は、終わってみれば二人とも「無敗」を維持、というある意味でき過ぎた結末。果たしてリマッチはあるか。

ベストKO:アマンダ・ヌネス(12/30 UFC232)
 K-1の篠原vsゴンナパーも驚いたが、やはり衝撃度はヌネスに軍配。サイボーグに殴り勝てる女性がこの地球上に存在するとは…。

ベストサブミッション:元谷友貴(12/31 RIZIN.14)
 同じ大会の宮田や浜崎も良かったが、技の珍しさ込みで元谷を選出。噛ませでも何でもない強豪相手にこの一本勝ちは、本当に価値がある。

〔おすすめ〕バウト:エメリヤーエンコ・ヒョードルvsライアン・ベイダー(1/28 ベラトール214)
 最強を決める…という雰囲気とはやや趣が異なるが、興味深い面々が揃ったヘビー級トーナメントも遂にファイナル。落日の皇帝が覇権に返り咲くか、ベイダーがUFCでは手の届かなかった頂点を奪取するか。どちらに転んでも面白くなりそう。

# by nugueira | 2019-01-07 22:47 | 雑記 | Comments(2)

RIZIN.14の感想④

ギャビ・ガルシア〇-×バーバラ・ネポムセーノ(1R アームロック)
 序盤は危なっかしい打撃戦をしていたギャビだが、組み付いてテイクダウンするとアームロックであっさり一本。
 前の試合中にリングサイドを移動する黄色いジャージの一団が目に入ったのでひょっとして…と思っていたら、案の定試合後に神取が乱入。明らかに神取より線の細いスタッフに簡単に押しとどめらている点も含めて、まあきっちり仕事をしてました。選手の安全面の問題がクローズアップされる話題が多かっただけに、ギャビvs神取はもうやめとこうよ、と思うのだが。

イリー・プロハースカ〇-×ブランドン・ホールジー(1R TKO)
 ホールジーがタックルから足首をつかみテイクダウン。プロハースカはトップキープされ削られ続ける苦しい展開。しかしスタンドに戻ると、ホールジーがロープ際の攻防から繰り返しリング外へ落下。にわかに巌流島ルールの空気が漂う。
 故意の場外逃亡とみなされイエローカードをもらったホールジーは、ガス欠か動きがガクンと落ちてくる。それでもバックを奪いあわやチョーク、という場面もあったが、これを脱出したプロハースカがパウンドを入れ続けたところでストップ。
 プロハースカは勝つには勝ったがえらい大味な展開。UFCライトヘビー級でいうとプロハースカはどの辺りの位置づけなのか興味深いところだが、やっぱりまだ穴も大きいか。当初予定されていたエマニュエル・ニュートンと対戦していたら危なかったのでは。

# by nugueira | 2019-01-06 12:39 | RIZIN | Comments(0)

WRESTLE KINGDOMの感想①

 各試合の感想は何回かに分けて書くとして(1月は格闘技興業としては谷間の時期になりそうだし)、まずは全体の感想とメインから。

 例年書いている気がするが、入場に長蛇の列ができている東京ドームは壮観の一言。列に並んでいるだけで「これから凄いイベントが始まる」という高揚感でワクワクしてくる。この倍以上の人数が集まるレッスルマニアの会場はどういう空気なんだろうか。

 本戦前の主要日程発表はG1開幕戦がダラス、8月にロンドン大会開催、という時点で既に度肝を抜かれていたのだが、トドメに東京ドーム2連戦。まさか試合が始まる前から絶叫することになるとは思わなかった。昨年から同一会場2days興業を積極的に打っていたけど、このノウハウの蓄積がここにつながったのか。いや、新日本は攻めるねえ。

第9試合 IWGPヘビー級選手権試合

 お互いじっくりと攻める比較的静かな立ち上がりになるが、場外でケニーが棚橋を放送席へボディスラム、さらにムーンサルトを敢行した辺りでギアが上がり始める。それでも棚橋はトペコンの助走に行こうとするケニーを阻止し、さらにドラゴンスクリューでのヒザ攻めと、ケニーのリズムを揺さぶっていく。
 スタイルズクラッシュからのハイフライフローを防がれた棚橋だが、場外の長机にケニーを寝かせると、コーナー最上段からハイフライフロー!しかしケニーにかわされ誤爆!棚橋がケニーの土俵に乗ってしまったこの場面が個人的には今回のハイライトで、この時点で流れはケニーに来たかと思ったが…。
 ケニーのパワーボム3連発、スリングブレイドからのハイフライフローを耐えた棚橋はハイフライフロー2連発を入れるが、これはケニーが返す。ケニーの雪崩式ジャーマンを食らった時点でもう終わりかと思えたが、棚橋は片翼の天使を切り返すとスリングブレイドからのハイフライフローで3カウント!

 試合そのものに関しては、素晴らしいの一言。棚橋はイデオロギー抗争を唱えてファンに分かりやすい切り口を提示したのもさすがだし、試合内容についてもコンディション不良をうかがわせる場面は皆無だった。この年齢で年間最大興業のメインに向けてキッチリ仕上げてくるんだから、さすがというしかない。
 ただ、このタイミングでオメガが負けてしまったということは…。今大会は他の試合でも離脱が噂されるメンバーが根こそぎ負けており、リング外での今後の展開を考えるとどうしてもモヤッとしてくる。すれっからしファン特有の面倒な感想だということは自覚していますが。
 
 ドーム2連戦という大勝負に向けて、これからの1年間で誰が抜けて誰を育て、誰を補充するのか。まずは今日の後楽園ホール大会の動きに注目。

# by nugueira | 2019-01-05 11:17 | 新日本プロレス | Comments(0)

RIZIN.14の感想③

宮田和幸〇-×山本アーセン(2R アームロック)
 アーセンがゴングと同時に跳びヒザに行かないかなあ、と思っていたら宮田が跳びヒザ!これにはしびれた。
 組みではアーセンが上回りテイクダウンするものの、宮田が下から三角、さらにはアームロックを狙っていく。アーセンは危なっかしい場面もありつつ何とか凌いで1Rが終了。
 2Rはアーセンが飛び込みながらのパンチで押し倒すようにテイクダウンするものの、宮田が背中から腕を回す変則的なアームロックで一本!フィジカルでアーセン、技術で宮田という分かりやすい構図だったが、宮田がMMA経験の差をみせつけた。
 ここはアーセンに勝って世代交代して欲しかったが…。前から言っているけど、RIZINにこだわらず試合経験を積むべきだと思う。昨年母親が3試合戦ってるのに息子が1試合っておかしいでしょう。

長野美香×-〇山本美憂(判定)
 山本がパンチで先手を取り、長野のタックルは切ってこつこつとパウンド。目立つ決定打はなかったが最後までこの展開を続け判定勝利。この年齢でMMAに適応していく山本には頭が下がる思いだが、これからの扱い方は難しくなりそう。浜崎に挑戦させても思い出作りマッチにしかならないだろうし。

ダロン・クルックシャンク×-〇ダミアン・ブラウン(1R ギロチンチョーク)
 クルックシャンクがバックブロー、バックスピンキックなど回転系の技を繰り出しつつ、打撃で着実にブラウンを削っていく。フィニッシュも近いか…と思ったところでクルックシャンクがタックルに行くものの、ブラウンがギロチン。そのまま極まってしまいクルックシャンクがタップ!
 あそこでテイクダウンに行く必要性もなかった気がするのだが、クルックシャンクは勝負を急いでしまったか。まあライト級GPに向けてコマが豊富になった、という見方ができなくもないか。

# by nugueira | 2019-01-04 22:17 | RIZIN | Comments(0)

RIZIN.14の感想②

 生中継枠以外の試合の感想を何回かに分けて。ラスト3試合以外もKO・一本決着が多く、今後が楽しみなニューカマーもいて充実の内容だった。

大尊伸光×-〇トフィック・ムサエフ(2R TKO)
 両者打撃で距離を探り合う静かな出だしだが、1R終盤にムサエフがテイクダウン。2Rもムサエフがパンチからのタックルでテイクダウンを奪うと、ハーフの体勢からパウンドを連打しレフェリーがストップ。
 あの体勢からパウンドを効かせるかあ…。テイクダウン耐性などはまだ分からないけど、掘り出し物の外国人が来たかも。

真珠・野沢オークレア×-〇ヤスティナ・ハバ(2R 裸絞め)
 スタンドでも思い切りのいい打撃を出していく野沢だが、テイクダウンされたハバは下から三角や腕十字。危ない場面もあったが野沢が何とか堪える。
 2Rは野沢がバックを奪いかけるものの、上を取り返したハバがマウントを奪い、最後は裸絞めで一本。テレビ的には望ましい展開ではなかったんだろうが、デビュー3戦目の選手がつまずくのはある意味当たり前の話。RIZINにこだわらず場数を踏んでいく手もあると思うのだが。

佐々木憂流迦〇-×マネル・ケイプ(判定)
 入場時の憂流迦の格好、パッと見が大西ライオン。
 タックルを切られなかなかトップが取れない憂流迦だが、ジャブ、テンカオと打撃をよく使えている。迂闊に飛び込めなくなったケイプを2Rにはテイクダウンしチョークを狙っていくが、ここはケイプが凌ぐ。3Rは攻め疲れか憂流迦がケイプのパンチをもらう場面もあり、フィニッシュはできず試合終了。元UFCファイターの地力の違いは見せたが、インパクトには欠けたか。

元谷友貴〇-×ジャスティン・スコッギンス(1R 洗濯挟み)
 回転系の打撃を混ぜつつ攻めるスコッギンスだが、元谷はスタンドでも後手に回らず寝技に引き込むと、下から三角を狙う。耐えるスコッギンスだが、元谷が洗濯挟みに移行して一本!
 元UFCファイターにこの勝ち方をしたのは大きい。憂流迦、朝倉も含めバンタム級のコマは揃ってきており、2019年はこの辺の面々がサバイバルマッチをして堀口への挑戦者が浮かび上がる流れになればいいのでは。

矢地祐介×-〇ジョニー・ケース(2R TKO)
 ケースが開始早々、矢地にパンチを叩き込んでダウンを奪取。さらに組み付くとすぐさまテイクダウン。矢地は全局面で圧倒され、1R終了時には右目も腫れ上がっている苦しい展開。結局2Rにパンチの被弾でまぶたから出血した矢地にドクターストップがかかり試合終了。
 しかしまあ、これだけの選手が連敗してあっさりリリースされるUFCライト級って何なんだ…。ライト級GPは放っておくと外国人天国になるので、一回戦からケースvsムサエフだな。

# by nugueira | 2019-01-03 16:08 | RIZIN | Comments(0)

大晦日ボクシング

 マカオ決戦の映像を確認したので感想を。

 WBA世界ライトフライ級スーパータイトルマッチ、ヘッキー・ブドラーvs京口紘人は序盤から京口が繰り返し左ボディをヒット。ブドラーは田口戦と同様、細かく動きながらうるさく手数を出し続けるスタイルで攻めていく。
 中盤戦に入った5Rはボディの打ち合いで我慢比べの展開になるが、ここでも優勢に立つのは京口。左ボディからさらに左アッパーも入れる。
 7Rは京口が開始と同時に前に出てボディ、アッパー。さらに右ストレートも立て続けにヒットさせる。ブドラーは生命線の手数が減ってしまい、ボディも明らかに効いている様子。
 9Rに左右のアッパーで動きが止まったブドラーは、10Rもボディをもらうと背中を見せるように後退。結局このラウンドの終了後にギブアップし、京口が2階級制覇を達成。ブドラーを削り続けて得意の泥試合に持ち込ませず、田口の敵を討った。

 続いてWBO世界スーパーフライ級王座決定戦、ドニー・ニエテスvs井岡一翔。
 井岡はジャブの差し合いからボディ。ニエテスは井岡の打ち終わりにきっちりパンチを返し、左右のフックを入れていく。序盤は近距離での打ち合いとなるが、ニエテスの方が印象に残るパンチが多いか。4R終了時の自己採点はイーブン。
 中盤戦の5Rに入ると井岡は距離を取りながらジャブ。ニエテスもカウンター狙いなのか手数を出さなくなり、両者リズムが変わってくる。井岡は細かいフットワークを使いながらワンツースリーを入れるが、ニエテスも井岡が入ってきたところにパンチを返す。8R終了時の自己採点は井岡2ポイントリード。ただ7、8Rは非常に微妙。
 9Rまで手数を減らしてカウンター狙いの姿勢だったニエテスだが、10Rに入ると再び前に出る。井岡はボディから左フックのコンビネーションを入れ、11Rにはニエテスが一旦下がる場面も。最終ラウンドはなおも攻勢を強めるニエテスが左右のフックをヒットさせ試合終了。
 自己採点は116-112で井岡。7、8R辺りが相当微妙だったのは確かなんだが、ニエテス118-110は理解できないなあ。試合全体を通じて手数で井岡、一発の印象でニエテスという流れだったのでニエテスの有効打に根こそぎポイントが流れてしまったか。
 井岡にとってはややアンラッキーな敗戦だったが、攻守ともにハイレベルな試合を繰り広げてくれた。ライトフライ級の体を作っていく余地はまだありそうだし、4階級制覇は遠からず実現してくれるのでは。

# by nugueira | 2019-01-02 12:12 | ボクシング | Comments(2)