反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

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[こだわり]バウト

 10月の各賞と11月のおすすめバウトを。インパクトに残る試合は多かったが、今月はベストバウトは該当なしで。那須川vs藤田もレベル的にはあくまでMMAグリーンボーイ同士の試合だったわけだし。

MVP:村田諒太(10/22 WBA世界ミドル級タイトルマッチ)
 ここで敗れたら日本人がこの階級を取るのがいつになるのか分からない、さらにビジネス的にも大きな十字架を背負い続けた中で、終始危なげない戦いぶりでリベンジ&ベルト奪取を達成。日本ボクシング界の新たな偉業に、ただただ感動。

ベストKO:RENA(10/15 RIZIN)
 MMAではこれで3試合連続KO勝利となったが、破裂音のような音が響き渡るボディは説得力があり過ぎた。年末はやはりRENAのためのトーナメントになるのか、と思わせる快勝。

ベストサブミッション:デメトリウス・ジョンソン(10/8 UFC216)
 最多防衛記録樹立に花を添える、アメージングすぎるバックドロップからの腕十字。今後DJの紹介Vでは繰り返しこの映像を見ることになりそう。

[おすすめ]バウト:コディ・ガーブラントvs T.J.ディラショー(11/5 UFC217)
 同日のメインで行われるビスピンvsGSPよりも、「今の頂点」を感じさせるこちらの軽量級決戦を一押し。「クルーズを破った男」ガーブラントか、「バラォンを破った男」ディラショーか。瞬き厳禁のハイスパートバトルに期待大。

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by nugueira | 2017-10-31 23:18 | 雑記 | Comments(0)
 10月の集計を。

10/1 Krush.81(1/2)
10/4 Knock Out(2/2)
10/8 パンクラス(1/3)
10/8 UFC216(3/3)
10/15 修斗(5/6)
10/15 RIZIN(7/12)
10/22 UFN118(1/3)
10/22 エンダムvs村田(0/1)
10/29 UFN119(4/4)


 合計は24/36で66.7%。出だしは良かったが、RIZINとUFCポーランド大会で失速。7割にはあと一歩届かず。

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by nugueira | 2017-10-30 23:40 | 雑記 | Comments(0)

UFN119の感想

チアゴ・サントス○-×ジャック・ヘルマンソン(1R KO)
 ヘルマンソンのタックルを受け止めたサントスが離れ際にパンチ連打。下がったヘルマンソンにさらにパンチを入れるが、必要以上に深追いはしない。この後もサントスが跳びヒザからのパンチなどを繰り出すが、1Rは終了か…と思ったところでサントスがまたも跳びヒザからのパンチ。下がったヘルマンソンに追撃のラッシュを入れダウンを奪うと、パウンド連打。ホーンと同時にレフェリーが止め、サントスがKO勝利。

フランシスコ・トリナウド○-×ジム・ミラー(判定)
 1R、ミラーがトリナウドの蹴り足をつかんでテイクダウン。トリナウドが立ち上がるが、ミラーが今度はどんぴしゃのタイミングでタックルを入れテイクダウン。1Rはミラーがこのままトップポジションをキープし終了。
 2Rはトリナウドが圧力を強め、テンカオや左右のフックをヒット。ミラーはタックルを切られ、苦しくなってくる。3Rはへろへろになったミラーが逆転のきっかけをつかめないまま終了。トリナウドはUFCでの試合がほぼブラジル大会だけなのね。

ペドロ・ムニョス○-×ロブ・フォント(1R ギロチンチョーク)
 序盤から間合いを詰めての打撃戦。フォントのワンツーが入るがムニョスも左右のフックを入れ返す。リーチで勝るフォントが遠い距離からのパンチを入れ優勢か…と思ったところでムニョスが飛び込んでの右フック。効かされたフォントが苦し紛れのタックルに来たところをギロチンに捕らえると、そのまま回転してマウントの状態から締め上げタップ!地元のムニョスがお見事な一本勝ち。

デミアン・マイア×-○コルビー・コビントン(判定)
 1Rはマイアが意外に打撃で優勢。左を入れてコビントンの顔面を流血させるが、一方でタックルはことごとく切られる。コビントンの細かいローももらい続け、互角以上の戦いではあるものの苦しい展開。
 2R以降はマイアのタックルを切り続けたコビントンが細かいパンチを入れていく展開。コビントンもテイクダウンを警戒してか腰が引けた構えになっているが、マイアは生命線のテイクダウンを取れる気配がない。両者とも消耗が激しい状態で3Rを迎えるが、ペースはやはりコビントン。ワンツーをヒットさせると、最後はマイアのタックルをがぶった状態からパウンドを連打。顔面血まみれの状態で試合終了を迎えたマイアはタイトルマッチに続き連敗。
 トップクラスのレスラーには勝てない、というマイアの限界がはっきりしてしまった試合。結果論としてスタンド勝負に行ったほうが良かったのかもしれないが、2R以降はその余力も残っていなかったか。コビントンはこれで上位戦線に割って入りそうだが、今日の試合内容も褒められたものではないのでタイトルマッチを口にするのはまだ早い感じ。

デレク・ブランソン○-×リョート・マチダ(1R KO)
 リョートはいつもと同じ構えで距離を取りつつ、ブランソンが飛び込んでくるところに左のカウンター。ブランク明けの割にリョートがよく動けている印象だったが、ブランソンがなおも踏み込み左フックをヒット!そのままリョートを押し倒すようにダウンさせると、強烈なパウンドを叩き込みKO!場内お葬式のようなムード。
 ブランク云々というよりはリョートが世代交代の波に完全に呑まれた、という方が適切か。ブランソンはビスピンやウィテカーの名前を出さずにロックホールドに対戦要求する辺り、段取りがよく分かってる。

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by nugueira | 2017-10-29 21:55 | UFC | Comments(0)

比嘉vsマソン

 WBC世界フライ級タイトルマッチ、比嘉大吾vsトマ・マソンの感想を。

 比嘉は懐に入り左ボディから右アッパーを連打。マソンはガードを固めてボディを返す。比嘉は身長差を全く苦にしていない様子。
 2Rも比嘉はジャブからボディ、さらに左右のアッパー連打。ガードをすり抜けアッパーが浅くヒットし、マソンの鼻が赤くなってくる。
 3Rも比嘉は手数を出し続け、左ボディのダブル、さらに右アッパーのトリプル。4Rも比嘉は止まらず、トリプルどころか左アッパーを5連打、6連打と打ち込んでいく。マソンはガードを固め続けるが反撃の糸口がつかめない。
 5R、ジリ貧のマソンは流れを変えようと手数を増やしていくが、比嘉は左ボディから左右のアッパー。さらに飛び込んでの左フックをヒットさせ、マソンが体勢を崩す。6Rに入るとマソンはクリンチで凌ごうとする場面が増えてくるが、比嘉は構わずボディからアッパー。左ボディをもらったマソンが苦しそうに後退し、比嘉のパンチをもらい続けるようになる。
 7R、比嘉は攻撃の手を緩めることなくボディとアッパーの連打。右目にパンチをもらったマソンが根負けするように片膝をつきダウンするとそのままドクターチェックでストップとなり、比嘉が初防衛に成功。

 世界王座を獲った試合でも比嘉のフィジカルの強さに驚かされたが、今回もそれに匹敵する、あるいはそれ以上のインパクト。以前は外国人挑戦者にこういうタイプがいて日本人王者がそれをどういなすか、という図式だったものだが、遂に日本人でこういう選手が出るようになったか。

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by nugueira | 2017-10-25 23:06 | ボクシング | Comments(0)

UFN119の予想

 日本時間29日のブラジル大会の予想。

ジョン・リネカー○-×マルロン・ヴェラ
 ディラショーには完敗したリネカーだが、一発の強さはバンタム級でも健在のはず。ここは快勝してほしい。

フランシスコ・トリナルド○-×ジム・ミラー
 トリナルドは前回リーに敗れたものの、それまで6連勝。対するミラーは昨年3連勝で息を吹き返したかと思ったが、また連敗中。ホームでの試合でもあるトリナルドが分がいいか。

デミアン・マイア×-○コルヴィー・コヴィントン
 タイトル奪取に失敗した選手がその後坂道を転げ落ちるように連敗するケースは嫌になるぐらい見てきたが、マイアはそのループに陥ってしまうのか。相手のコヴィントンはレスラーなので相性は悪そう。テイクダウンが取れずにジリ貧というパターンを今回も繰り返しそうな予感…。

デレク・ブランソン○-×リョート・マチダ
 出場停止処分が明けたリョートの復帰戦。ブランソンはトップどころに黒星をつけられている一方で、KO勝利の山も築いてきた。出場停止前も下降線の一方だったリョートの状態を考えると、ブランソンがKO勝ちしそう。

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by nugueira | 2017-10-24 23:02 | UFC | Comments(0)

UFN118の感想

 日曜のUFC、メインの感想を。

ドナルド・セラーニ×-○ダレン・ティル(1R KO)
 開始から圧力をかけていくティル。パンチがセラーニの顔面にヒット。セラーニはタックルに行っても切られてしまい、テイクダウンしかけてもすぐ立ち上がられる。ティルのパンチが繰り返しセラーニを捉え、嫌な展開と思った1R終盤にティルのワンツーがクリーンヒット!効かされた様子で下がったセラーニにティルが追撃のラッシュを仕掛け、セラーニがうずくまるようにダウンしたところでレフェリーストップ!

 ティルの試合をこれまで一度も見ていないので、本当に予想外の展開。セラーニもローカルの有望株の踏み台にされるポジションとなってしまったか…。とはいえティルが非常によく伸びるパンチを打っていたのも確か。これで一気に勢いに乗ってくるかなあ。

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by nugueira | 2017-10-23 23:46 | UFC | Comments(0)
 WBA世界ミドル級タイトルマッチ、アッサン・エンダムvs村田諒太を視聴。

 前回と同じく圧をかけていく村田。これまた前回と同じくエンダムが手数を出していくが、村田も距離を詰めたところで左右のボディフック、さらに右ストレート。前回よりも手数は出せており、悪くない出だしでは。
 2Rはエンダムが距離を取りつつ手数で上回り、接近するとクリンチ。このラウンドは手数で取られた印象で、同じ展開を繰り返されると辛いか。
 3Rに入ると村田が一層距離を詰め、左右のボディ。エンダムも連打を返すが、村田はブロックしてさらにエンダムの打ち終わりに反撃。右ストレートも入れ、微妙だがこのラウンドは取ったか?
 このまま我慢比べの展開になるか…と思ったが、4Rは序盤からエンダムが足を使って逃げ回る展開。村田はエンダムを追いかけながらジャブを突き刺すと、ラウンド終盤にボディがヒット!エンダムは明らかに効いた様子。
 5Rはエンダムが再び手数を増やし、互いに右ストレートがヒット。村田はここから左右のボディを打ち込み、有効打では上回っている印象。とはいえ前回の判定があるので、エンダムの手数に打ち消されていないか?という不安感がぬぐえない。
 6Rもフットワークで動き回るエンダムを村田が追う展開。村田は打ちおろしの右を繰り返し出していくと、ラウンド終盤にエンダムのガードをすり抜けるように右ストレートをヒット!ダウンこそしなかったもののエンダムがガクリと腰を落とし、村田が一気に流れを引き寄せる。
 エンダムは7Rは完全に防戦一方となり、手数はほとんど出ずに動き回るだけ。村田はこのラウンドはストレート以上にジャブがよく突き刺さり、ボディも交えて上下の打ち分けをしていく。村田が一方的に攻め立て、これはいけるぞ…という空気になった7R終了後、エンダム陣営が試合を棄権。やや唐突な終幕だったが、村田が5月の不可解な判定負けを払しょくする快勝劇で、悲願の世界王座を奪取!

 もうねえ、村田がプロ転向する際に「まあ世界戦が一度組まれれば御の字じゃない?」とかもっともらしいことを言ってた奴、正座して謝罪な。本当にすいませんでした!しかも今回は戦前に村田敗北という予想までしており、深く陳謝いたします!!

 エンダムは試合後に足の負傷を明らかにしていたけど、まあこの世界はリング上の結果が全てなわけで、お見事というしかない村田のリベンジ劇でした。手数で遅れを取った前回の反省をしっかり活かしており、ダウンは奪えなかったものの内容的には5月よりも明確に試合を支配していた。振り返ってみると3Rがターニングポイントで、接近戦の我慢比べでも押し気味に試合を進めたことが大きかったか。
 これで止まっていた時計の針がようやく動き出した。さあ、待ってろゴロフキン!…というのはあまりに時期尚早だが、理屈上この台詞を言う権利のあるポジションに日本人がいるということに改めて驚きと感動を禁じ得ない。村田がここに切り開いた、日本ボクシング界の新たな1ページ。今日がゴールではなく、我々はここから始まっていく歴史の目撃者となるのだ。

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by nugueira | 2017-10-22 23:40 | ボクシング | Comments(0)

KNOCK OUT vol.5の感想

 MXで視聴。

大月晴明〇-×中尾満(1R TKO)
 大月がローから左右のボディ、さらにフック。重いパンチを徐々に効かされた中尾はコーナーで右フックをもらったところでダウン。この後も大月の攻勢は続き、パンチをもらい続けた中尾が2度のスタンディングダウンを取られ試合終了。大月は相変わらずの破壊力。

森井洋介〇-×町田光(2R TKO)
 ガードを固め前に出てくる町田に、森井はローからガードをすり抜けるようなストレート。町田が左ミドルを効かせるものの、森井は下がりながらもロー、パンチ、さらにヒジを繰り出していく。
 2Rはローの蹴り合いとなるが、森井はヒジ・縦ヒジを打ち込んでいき町田がまぶたから出血。2度目のドクターチェックでストップがかかり、森井が決勝へコマを進めた。町田も削り合いで引かずに応戦していただけに、もう少し長く見ていたい試合だった。

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by nugueira | 2017-10-20 23:15 | KNOCK OUT | Comments(0)

修斗の感想

 15日の舞浜大会、つまみ食いで見た感想を。

覇彌斗○-×六本木洋(3R TKO)
 1R、覇彌斗がタックルに行ったところへ六本木がギロチンチョーク。ヒヤリとさせられたが、覇彌斗はこれを凌ぐとトップポジションをキープしパウンドと鉄槌。しっかり削って1Rを終える。
 2Rも六本木のしつこいギロチン狙いを外した覇彌斗が、トップをキープし攻勢。ここまで来たらフィニッシュしてほしい…と思った3R、覇彌斗がトップポジションからヒジを落として流血を呼び込み、TKO勝利。とはいえ、結果的にスクランブル出場の六本木の健闘の方が光ってしまったか。

川名雄生○-×小谷直之(判定)
 序盤は小谷が組み力の強さを見せテイクダウンを奪うが、1R後半から川名もトップをキープ。ここまでは「なんだかんだでよく動けてる」という印象だった小谷だが、2R以降は失速。タックルを切られ自分から引き込む場面が増え、3Rもケージに押し込まれ続けて試合終了。川名がベテランの小谷を下した。小谷のランキングを考えれば普通に環太平洋タイトルマッチとして組んでやれば良かったようにも思うが。

扇久保博正○-×オニボウズ(1R チョークスリーパー)
 オニボウズのタックルを切った扇久保が左ハイを浅くヒット。スタンドの攻防が続いた後、またもオニボウズのタックルを切った扇久保が低空のダブルレッグからテイクダウン。ハーフからこつこつパウンドで削ると、背中を向けたオニボウズに強いパウンドを連打し、最後はバックに回ってチョークで一本。
 昨年の菅原戦に続き「扇久保強ええ」としか言いようがない圧勝劇。今回の試合内容で比べると、さすがに今の覇彌斗じゃまだ勝てないか。これだけの選手にUFC契約のチャンスが回ってこないのは切ないなあ。

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by nugueira | 2017-10-19 23:57 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)
 22日に行われるWBA世界ミドル級タイトルマッチ、アッサン・エンダムvs村田諒太の予想を。5月の敗戦時は「次のチャンスはいつか、そもそもまた順番は巡ってくるのか…」と思っていたので、これだけあっさりダイレクトリマッチが決まったのは驚き。帝拳の資金力と政治力の賜物ですかね。

 さて、試合の方の予想。日本ボクシング史に残る悪夢の判定となった前回の憂さを晴らしてほしいところなのだが、状況は村田にとって良くないのでは…というのが率直な感想。

 前戦の判定がおかしかったのは言うまでもないのだが、手数で村田が後れを取る場面が多く見られたのも事実。村田としては「5月と同じ戦いをやれば勝てる」とまでは言い切れず、序盤から手数を増やしていくことが必要になってくる。ただ村田はこれまでの試合でも手数が豊富な方ではなかったし、いきなり切り替えができるのか、という不安がある。
 一方のエンダムは前回と同じ戦い方で勝てる…と言ってしまうとこちらも語弊があるのだが、4Rのダウンがなければ明確に勝っていておかしくない展開だった。今回の試合を「前回から続く13ラウンド以降を戦う」と捉えると、エンダムが不用意な一発をもらう場面はそうそうないのでは。

 「前回負けたから何かを変えなければいけない村田」と、「前回勝ったので最低限の修正でいいエンダム」。悪法もまた法なり、ではないのだが、是非はどうあれ前回の結果は両者に確実に影響を及ぼすし、それは村田にとって不利に働きそう。新しい歴史の扉を開いてほしいという期待は当然あるのだが、エンダムが判定勝利で村田を返り討ち、というシビアな予想をしておきます。

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by nugueira | 2017-10-18 23:46 | ボクシング | Comments(0)