反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

カテゴリ:新日本プロレス( 103 )

WRESTLE KINGDOMの感想③

第5試合 IWGP USヘビー級選手権試合
第6試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合
 試合順的に、この辺はトイレ休みとまではいかないものの終盤に向けた中休み…的な位置づけだったのは否めないか。しかし終わってみればメインと同様に負けた方は離脱となっているわけで、リング外の交渉の結果がそのまま試合の勝敗に反映されてしまうのは素直に楽しめないなあ。

第7試合 スペシャルシングルマッチ
 オカダが外道の介入に苦しみつつも、場外では鉄柵越えフライングボディアタックで二人まとめてなぎ倒す。リング上の攻防でもオカダが終始ペースを握り、さあ最後のレインメーカー…というところでジェイがカウンターのブレードランナーを決めて3カウント。
 うーん、オカダが勝ってIWGP奪還への反転攻勢に入るという流れしか想像していなかったので、これは本当に驚いた。ただオメガの離脱後に新しい外国人エースを立てるとなると、ここでジェイを引き上げていくしかないのか。今回の試合も「勝たせてもらった」感が満載なのでファンの支持が追いつくにはまだ時間がかかりそう。とはいえオカダが最初にIWGPを獲った時も「新日本は血迷ったか」という反応が多かったし、担がれた神輿をちゃんと乗りこなせるか、ジェイのお手並みを拝見するしかないなあ。

第8試合 IWGPインターコンチネンタル選手権試合 ノーDQマッチ
 内藤がリング外のジェリコへトペを敢行しようとしたところで、ジェリコが竹刀を使って迎撃!どこからそんなものが!
 場外乱闘はやはりジェリコのペースで、本部席の長机でDDT。ジェリコが勝手にゴングを鳴らした時は本当に試合が終わったのかと思った。リングに戻った後はウォールズ・オブ・ジェリコで攻め立てるが、今度は内藤が竹刀で反撃!さらにジェリコの腹に竹刀を打ち込むが、2発目はかわされコードブレイカーを食らってしまう。
 後半はジェリコが大量のイスを投入してペースをつかむが、最後は内藤がベルトで殴打してからのデスティーノでフィニッシュ。ジェリコは去年のオメガ戦と同様、緩急をつけつつ勝負所でギアを上げる試合運びがお見事。ビッグマッチできっちり仕上げる辺りはプロだよなあ。

 大会直後に危惧したとおり、オメガ、ジェリコ、Cody、ヤングバックス、KUSHIDAといった面々が離脱確実な情勢。あと新日マットへの適性という点ではハングマン・ペイジの離脱が地味に痛い。
 来年のドーム2連戦に向け、それこそ中邑を呼び戻すぐらいのサプライズを用意しないと苦しくなりそうだが、ここから新日の反撃はなるのか。

by nugueira | 2019-01-11 21:05 | 新日本プロレス | Comments(0)

WRESTLE KINGDOMの感想②

第0試合 NEVER無差別級6人タッグ王座 ナンバーワン・コンテンダー・ガントレットマッチ
 永田チームが2連勝した時は「このまま優勝か!?」と期待したが、最後は鈴木軍vs真壁・矢野・田口組という予想通りの展開に落ち着いた末、矢野が反則攻撃から丸め込んで勝利。
 サプライズ選手の出てくるバトルロイヤルの方が個人的には好きだったんだが、永田、真壁、KES、鈴木といった豪華メンバーが第0試合で見れるというのはこれはこれで贅沢か。…後藤、何してたっけ?

第1試合 NEVER無差別級選手権試合
 飯伏とオスプレイの初遭遇は期待以上の異次元レベルの攻防。これを第1試合に持ってきた判断は正解だったなあ…と思ったものの、試合後に飯伏が担架で搬出され不穏なムードに。「オスプレイを上げるためのワーク」という説が流れてるけど、ドーム興業をのっけからトーンダウンさせるようなブックを仕組むというのはちょっと考えにくいよなあ。

第2試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合 3WAYマッチ
 王者組は何をしてるんだっけ?と思う間もなく、鷹木・BUSHI組がロッポンギ3Kを蹴散らし、7分足らずで王座奪取。この想定外の巻き進行にはさすがにビックリした。とはいえ、以前から「プロレス興行は軽く飲んで感想を語らえるぐらいの時刻に終わるのがベスト」と思っているので、21時前にメインが終了した今回の構成は非常に良かったと思う。

第3試合 ブリティッシュヘビー級選手権試合
 石井のパワープレーをザックがサブミッションで切り返す、という期待通りの展開の末、ザックがグラウンドの変形卍固め(公式HPに載っているフィニッシュホールド名、転載不能)で勝利。しかし2年前はザックや鷹木、この後に出てくるジェイがドームで戦っている展開なんて想像できなかったわけで、選手の新陳代謝は(計画的かどうかは別として)起きていくんだよね。

第4試合 IWGPタッグ選手権試合 3WAYマッチ
 これも10分少々の試合時間だったが、第2試合に比べると各チームとも存在感を発揮して内容がギュッと濃縮されていた印象。最後はSANADA&EVIL組がベルトを奪還。
 ちなみにSANADAがプランチャ4連発を見せたくだりで、一緒に観戦していた息子(小2)が「なんでよけないの?」という疑問を持ち始めるまさかの展開。「うーん、いきなり相手が飛んでくるから体がすくんじゃうんじゃないかな。車にひかれる寸前の人が動けないのと一緒で」という釈明に追われました。

by nugueira | 2019-01-10 23:35 | 新日本プロレス | Comments(0)

WRESTLE KINGDOMの感想①

 各試合の感想は何回かに分けて書くとして(1月は格闘技興業としては谷間の時期になりそうだし)、まずは全体の感想とメインから。

 例年書いている気がするが、入場に長蛇の列ができている東京ドームは壮観の一言。列に並んでいるだけで「これから凄いイベントが始まる」という高揚感でワクワクしてくる。この倍以上の人数が集まるレッスルマニアの会場はどういう空気なんだろうか。

 本戦前の主要日程発表はG1開幕戦がダラス、8月にロンドン大会開催、という時点で既に度肝を抜かれていたのだが、トドメに東京ドーム2連戦。まさか試合が始まる前から絶叫することになるとは思わなかった。昨年から同一会場2days興業を積極的に打っていたけど、このノウハウの蓄積がここにつながったのか。いや、新日本は攻めるねえ。

第9試合 IWGPヘビー級選手権試合

 お互いじっくりと攻める比較的静かな立ち上がりになるが、場外でケニーが棚橋を放送席へボディスラム、さらにムーンサルトを敢行した辺りでギアが上がり始める。それでも棚橋はトペコンの助走に行こうとするケニーを阻止し、さらにドラゴンスクリューでのヒザ攻めと、ケニーのリズムを揺さぶっていく。
 スタイルズクラッシュからのハイフライフローを防がれた棚橋だが、場外の長机にケニーを寝かせると、コーナー最上段からハイフライフロー!しかしケニーにかわされ誤爆!棚橋がケニーの土俵に乗ってしまったこの場面が個人的には今回のハイライトで、この時点で流れはケニーに来たかと思ったが…。
 ケニーのパワーボム3連発、スリングブレイドからのハイフライフローを耐えた棚橋はハイフライフロー2連発を入れるが、これはケニーが返す。ケニーの雪崩式ジャーマンを食らった時点でもう終わりかと思えたが、棚橋は片翼の天使を切り返すとスリングブレイドからのハイフライフローで3カウント!

 試合そのものに関しては、素晴らしいの一言。棚橋はイデオロギー抗争を唱えてファンに分かりやすい切り口を提示したのもさすがだし、試合内容についてもコンディション不良をうかがわせる場面は皆無だった。この年齢で年間最大興業のメインに向けてキッチリ仕上げてくるんだから、さすがというしかない。
 ただ、このタイミングでオメガが負けてしまったということは…。今大会は他の試合でも離脱が噂されるメンバーが根こそぎ負けており、リング外での今後の展開を考えるとどうしてもモヤッとしてくる。すれっからしファン特有の面倒な感想だということは自覚していますが。
 
 ドーム2連戦という大勝負に向けて、これからの1年間で誰が抜けて誰を育て、誰を補充するのか。まずは今日の後楽園ホール大会の動きに注目。

by nugueira | 2019-01-05 11:17 | 新日本プロレス | Comments(0)

WORLD TAG LEAGUE優勝決定戦

 1.4東京ドームの前に、今年のWORLD TAG LEAGUE最終戦の感想を。

 優勝決定戦ではEVIL&SANADA組が邪道の介入に苦しみつつもG.O.Dを下し2連覇を達成。とはいえこの二人、特にEVILはシングルプレイヤーとしてもクローズアップされていい力量があるはずで、ドームではタッグ戦線に回されちゃうのは可哀想な気もしてくる。
 試合後は予想どおり?ヤングバックスが登場し、ドームのIWGPタッグ戦は3WAYマッチに。まあほぼ全試合タイトルマッチなので、こういうところで出場人数の枠を広げないといけないしね。EVIL&SANADAが獲ってもおかしくないし、ヤングバックスが取り返すのもあり。結構読めない試合になりそう。

 セミのNEVER無差別級王座戦では飯伏が後藤をやぶりヘビー級のシングル初戴冠。オスプレイの負傷でどうなるかと思われたが、当初の筋書き通りドームで飯伏vsオスプレイ、という流れにギリギリ押し込んだ。第1試合がこれだから、いきなり会場のボルテージ上がるなあ。
 それにしても、この2年痩せても枯れてもNEVER戦線の中心にい続け、ベルトに「自分の色」をつけてきたはずの後藤が遂に今回のドームでは第0試合枠。本当に「ザ・ノンフィクション」のような流れになってきた。

by nugueira | 2018-12-22 23:57 | 新日本プロレス | Comments(0)
 内藤哲也を取り上げたNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』を視聴。『情熱大陸』が棚橋を取り上げたのはまあ分かるのだが(見るの忘れていたけど)、「制御不能」がキャッチフレーズのレスラーを選ぶとはNHKも思い切ったことするな。

 一緒に見ていた息子が終盤で「…内藤っていい人なの?」という核心に触れる発言。バカ野郎、世の中は白と黒だけでできてるわけじゃないんだよ。
 とはいえ実際問題、自分も「オフモードの内藤を取り上げるのは大胆な構成だなあ」と思いながら見ていた。「勝ち負けとか小さいことにこだわっていない」という内藤の発言を引き出したり、受けの美学について語らせたりと、シナリオの存在というファクターには触れることなくプロレスというジャンルの独特さ、奥深さを伝えようとする番組の作り方はさすが。
 見ていて作り手側がプロレスを誤解しているとか下に見ているという印象は受けなかったし、2ヵ月の密着取材という丁寧さも良かった。実はこの番組を見るのは今回初めてなのだが、毎回このクオリティを維持しているとしたら凄いなあ。さすが国営放送の長寿番組。

 それにしてもオカダが『アナザースカイ』、棚橋が『情熱大陸』、そして内藤が『プロフェッショナル』で取り上げられた今、後藤洋央紀はどの番組で取り上げてもらえるのか。やっぱりアレかなあ、『ザ・ノンフィクション』かなあ。

後藤「ふぅ…今年のG1は3勝6敗で終了か…」
(♪生~きて~る~ 生きてい~る~♪)

 みたいな感じで。スマン、最後にどうしてもふざけたくなった。

by nugueira | 2018-11-24 16:50 | 新日本プロレス | Comments(0)

POWER STRUGGLE

 少し間が空いたものの、新日本プロレス大阪大会の感想。

 メインのクリス・ジェリコvsEVILは両者ともレベルの高いパフォーマンスを見せ、単なるドームへのつなぎではない満足度を与えてくれた。EVILの場外長机への断崖式EVILも良かったし、EVILの角度のあるロープワークをジェリコがコードブレイカーで切り返したのもお見事。ジェリコは大阪城ホール大会はイマイチだったけど、今回はきっちり仕上げてきたなあ。
 自分はWWEのPPVをある程度ちゃんと追いかけた時期が少しだけあって、その頃の試合で一番思い出深いのがレッスルマニア19のマイケルズvsジェリコ。特にジェリコが場外でウォール・オブ・ジェリコを決める瞬間の表情が最高だとかねてから思っているので、今回のフィニッシュはそういう意味でも感慨深かった。

 その他の試合は結果も内容もまあそうだよなあ、という印象。先月の両国大会が色々ありすぎたので、その反動で物足りなく感じてしまっているのもあるんだろうけれど。やっぱり大会全体に「1.4へのつなぎ」という色が出ちゃったかなあ。
 そんな中、唯一どう転ぶのかな?と予想しにくかったNEVER王座戦は後藤がタイチからベルト奪還。タイチがワンポイント王者で終わってしまったのは何となく残念。しかしここ2年ほどのNEVERは中邑時代のインターコンチのような感じで、後藤はなんだかんだでベルトに自分の色をつけることには成功しているかな。ドームでは飯伏vsオスプレイをやりたがっている雰囲気は強いが。

 そんなこんなでドームのラインナップも徐々に見えてきた。NEVERで飯伏vsオスプレイをやるとすると、残るシングルはIWGP USでCodyに誰を当てるか、というぐらい。後藤やみのる、石井がドームのシングル戦線に絡めないのは贅沢ではあるけど勿体ないなあ。

by nugueira | 2018-11-09 23:09 | 新日本プロレス | Comments(0)

KING OF PRO-WRESTLING

 両国大会を新日本プロレスワールドで視聴。L.I.J.の新パレハは噂されたとおり鷹木信悟だったか…と言いつつドラゲーはあまりカバーできていないので、この事態のインパクトをいまいち受け止め切れていない感じ。というか、この後の展開があまりに凄すぎた。

 まずEVIL対ザックの試合開始前、従者の中に紛れ込んでいたクリス・ジェリコがEVILを襲撃し試合はノーコンテストに!ジェリコとEVILに因縁は発生していたので、ドームのスケジュールから逆算すると11月の大阪でジェリコ対EVIL、それに向けて今回ジェリコは出てくるか…とは予想していたものの、EVILがザックに勝った後に乱入するものとばかり思っていた。度肝は抜かれたが、サプライズのために試合を飛ばしちゃうのは今の新日本らしくないなあ。まあ最終的な終了時刻を見ると、この試合を飛ばしたのは進行として確かに間違っていないのだが。

 セミに行われたIWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦は、棚橋が外道の介入、ジェイのイス攻撃に苦しみながらも最後は丸め込みで3カウント。終盤の棚橋がイスの上にジェイを寝かせてハイフライフロー→ジェイが回避しイスの上に自爆という流れはシビれた。イスがあるだけでこんなにも展開が広がる。イスって凄い!
 試合後もジェイが棚橋を攻めるが、オカダが救出に登場!しかしそこにバレクラOGが乱入し、ジェイ&邪道・外道がバレクラOGと結託!G1の段階でジェイのCHAOS離脱は見えていたけど、邪道・外道も一緒かあ…。とはいえ「ガラの悪さは随一だがイマイチ中心に立つべきレスラーがいないバレクラOG」「会社的にも売り出したい若手だが、キャリア不足でピンはまだきついジェイ」「外国人レスラーのキャラを客向けに上手く伝えられるベテランヒールの邪道・外道」という各々のポジションを考えると一本の線でつながる感じ。こうなるとドームでオカダとジェイが遺恨決着戦か。

 そんな流れでハードルが上がりきった状況の中迎えたメインのIWGPヘビー級王座戦3WAYマッチ。そのハードルを軽々と跳び越えてみせた…かというと、合格点ではあるけど期待感を超えるには至らず。3WAYならではの面白さは表現できていて、特にCodyの試合巧者ぶりがやはり際立っていた。ただ、これならオメガと飯伏のシングルで振り切れてほしかった気がするなあ。
 これで1・4ドームのメインはオメガvs棚橋に決定。個人的には映画公開のPRもピークを過ぎた時期で棚橋が権利証を明け渡すと予想していたのだが。オメガと棚橋のシングルは16年のIWGPインターコンチ戦以来組まれていないので、言われてみれば今の新日本トップ戦線の中で温存されていたカードではある。とはいえ、最近は試合のたびにレスラー寿命を削っている感のある棚橋が、オメガのハイスパートかつ破天荒なスタイルについていけるのか。今度の1・4はドキドキ以上にハラハラさせられそう。

by nugueira | 2018-10-11 23:21 | 新日本プロレス | Comments(0)

DESTRUCTION in HIROSHIMA

 新日本プロレスワールドでケニー・オメガvs石井智宏のIWGPヘビー級選手権試合を視聴。

 G1からショートスパンでの再戦ということで、プラスアルファのためにどういう攻防を見せるのか、というのが一つの焦点かと思っていたのだが、場外の長机に寝かされた石井に向かって、オメガが鉄柵越えスワンダイブ式フットスタンプ…もう、これだけでお腹いっぱいです。

 雪崩式ブレーンバスターの体勢が崩れたりと危なっかしい場面もあったのだが、要所要所で石井がコーナー最上段からのフランケンシュタイナー、掟破りのVトリガーと、アクセントになる攻撃を繰り出していたのが印象的だった。ゴツゴツした攻防だけでなく大一番でこういう引き出しを開けれるのが石井の強みだなあ。

 最後はオメガが片翼の天使でフィニッシュし、2度目の防衛に成功。試合後はリング上の飯伏に向かって対戦要求…かと思いきや、その辺は曖昧なままで終了。10月両国のメインはオメガvs飯伏しかないと思うんだが、最終戦まで引っ張るんだろうか。そもそも棚橋が権利証を守り切れるのか、というのも含めてドームへの道筋がまだ読み切れない。いちおう権利証の方はオカダが勝利→両国でジェイと対戦という無難な予想を立ててはいるんだけど。

by nugueira | 2018-09-15 23:55 | 新日本プロレス | Comments(0)

ファミリープロレス

 テレ朝で放送していた「ファミリープロレス!! 仮面ライダービルドもビックリの必殺技大集合SP」を視聴。新日本は観客動員・グッズ販売・動画配信いずれも好調な中で地上波放送だけはビジネス的に弱い状態なので(もはや新日側もソロバン勘定に入れていないのかもしれないが)、こういう形でテレビとの接触頻度が増えていくのはいい流れなのでは。

 番組の方は初心者・子供向けなので内容について逐一コメントするものでもないのだが…これ、仮面ライダー俳優を出す必要性あった?まあ前の枠からの流れ上、仕方ないのか。ただ仮面ライダーグリス役の武田航平がプロレスファンということが判明したのは収穫。「ライダーの決めセリフをやってください」というフリに「ウィ~~!!」と返すんだから相当なもんですよ。ハンセンの全盛期を知っている世代でもないだろうに。
 あとレスラーの必殺技紹介で棚橋・真壁・飯伏・内藤・オカダと来てオメガがスルーされてるのもなあ…。片翼の天使が危険度高いから、というわけでもないだろうし、やっぱり外国人は優先度が下がっちゃうのだろうか。こういう扱いしてるとWWEに引き抜かれるぞ。

 そして番組の後半は、子役の子たちがライガーの解説つきでG1優勝決定戦をリングサイド観戦。もうねえ、この子たちは自分たちが座っている席が通常ルートだといくらするのか分かっているのか、と説いてやりたい。(←面倒くさいマニアの発言。)
 とはいえ最後の方は会場のテンションにつられて子供たちも大歓声を上げる、という展開は見ていて妙に心地よかった。特に女の子の方は歓声の飛ばし方とか、プロレス女子のポテンシャル高そう。
 新日本のビッグマッチに行くと親子連れがけっこう多いことに驚かされる…というか自分も親子連れで行っているのだが、こういう番組がきっかけで会場に足を運ぶ子供が多少でも増えるのであれば嬉しい限り。でもあれだぞ、度が過ぎるとうちの息子(小2)みたいに「ザック・セイバーの試合を見過ぎて、最近足関節への入り方が異常にスムーズ」とか無駄なスキルを覚えだすから気を付けた方がいいぞ。

by nugueira | 2018-08-19 20:55 | 新日本プロレス | Comments(0)

G1 CLIMAX(優勝決定戦)

 2018年の夏男決定戦、棚橋弘至vs飯伏幸太を新日本プロレスワールドで観戦。棚橋のセコンドに柴田が着いたのにはやられた…。これもう、棚橋が負けるわけにいかない流れでしょう。

 試合の方は飯伏の人でなしドライバーやエプロンでのフットスタンプに始まり、棚橋の場外ハイフライフロー、飯伏の三角跳びラ・ケブラーダと互いの大技を出し合う。とはいえエグい技を出していくのは主に飯伏で、昨日の飯伏vsケニーのような危険度をこれでもかと競うような展開にはならない。もっとも棚橋にそういう試合を求めている人は基本的にいないはずで、どっちの試合が上か下かという話ではないのだが。
 この後も飯伏の攻勢は続き、ロープ越しのぶっこ抜きジャーマン、スワンダイブ式ケブラーダ、膝から落ちるその場跳びムーンサルト…と大技を次々に繰り出していくが、それを耐え抜き続ける棚橋。20分過ぎからはお互いの気持ちを確かめ合うような打撃戦が延々と繰り広げられる。飯伏のカミゴェを切り返し続けた棚橋はスリングブレイドやツイスト&シャウトで流れを引き戻すと、そこから一気にハイフライフロー3連発で3カウント!3年ぶり3度目となる棚橋の優勝で今年のG1の幕が下りた。

 開幕戦では鈴木みのるに勝利を収めたものの、コンディションの悪さが目立った棚橋。そこから終盤戦に向けてギアを上げていき、オカダ戦、飯伏戦につなげていったのはお見事。それでも今回は、飯伏が勝って新しい歴史が刻まれる瞬間を見たかったなあ。9月公開の主演映画のプロモーションが見え隠れしてしまうのも、今回の棚橋の優勝に素直に乗れない一因。「面倒くさいプロレスファンの発言」の典型例であることは自覚していますが。
 棚橋にとってケニー戦が積み残しの宿題になっているのは確かだが、ドームのメインイベントでケニー相手に、観客の期待値をクリアするパフォーマンスを見せられるだろうか。10月の両国でオカダが権利証を奪取、というのが頭に浮かんだシナリオなのだが、はてさてどうなるか。

by nugueira | 2018-08-12 23:14 | 新日本プロレス | Comments(0)