反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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カテゴリ:KNOCK OUT( 30 )

小笠原vs江幡

 8日のKNOCK OUTで行われた小笠原瑛作vs江幡塁の映像をチェック。

 1R、小笠原が奥足へのローとインローを連打。江幡は一瞬で距離を詰めパンチとヒジを振るっていく。小笠原は鼻血を出しつつも至近距離の打ち合いでも五分以上に渡り合い、ヒジを振るう。小笠原がミドルやハイを出すが、江幡はスウェーでかわし決定打は許さない。
 2Rも小笠原がローとミドルで攻勢。蹴りのタイミングに合わせてパンチを振るう江幡だが、小笠原が蹴りの間合いで戦う時間帯が増え、江幡の手数が減ってくる。迎えた3R、引き続きローとミドルでペースを握る小笠原だが、江幡も距離が詰まったところで上下のパンチ連打。小笠原がミドルの連打で江幡を下がらせるが、一瞬不用意に距離を詰めたところで江幡が左フックから右ストレート!一撃で倒れた小笠原はそのまま立ち上がれず10カウント!

 結果は知ったうえで動画を見たのだが、こんなに凄い試合だったのか!序盤から小笠原の蹴りと江幡のパンチが交錯するヒリヒリした展開が続き、小笠原に流れが傾きかけたところで江幡が逆転のワンパンチKO。解説が言うとおり小笠原からすると「もったいない」結果だが、あのワンチャンスを完璧な形でものにした江幡がとにかくお見事。これ会場で生観戦した人は勝ち組ですよ。

 旗揚げ以来着実に勝利を積み重ね、KNOCK OUTの顔としての地位を確立していた小笠原が敗北。先日の森井の陥落といい、KNOCK OUTはこの容赦ない勝者総どりの図式がえげつなくて面白いなあ。

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by nugueira | 2018-06-14 23:55 | KNOCK OUT | Comments(0)

KNOCK OUT SURVIVAL DAYSの予想

 8日のKNOCK OUTの予想。

T-98〇-×菊野克紀
 菊野がサプライズ参戦。テコンドーで五輪目指してるんじゃなかったっけ?とはいえT-98がここで「他流試合」に負けるとは思えないなあ。

小笠原瑛作〇-×江幡塁
 スーパーバンタム級注目の一戦。実績では江幡なのかもしれないが、KNOCK OUTの舞台で存在感と商品価値を上げ続けてきた小笠原にここは期待したい。こういう情緒的な予想は火傷のもとではあるんだけど。

不可思×-〇鈴木博昭
 メインはスーパーライト級トーナメント準決勝。一回戦は健太との接戦を制した不可思だが、その後に参戦したSBでは海人に敗北。流れは鈴木に傾いているか?

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by nugueira | 2018-06-04 23:56 | KNOCK OUT | Comments(0)

大月健在!

 先日のKNOCK OUT大阪大会のメイン、大月晴明vs山口侑馬の試合映像をチェック。

 大月はガードを下げ気味にしつつローからボディ、顔面へのフック。山口は大月の打ち終わりにパンチを返していくものの、大月はスッと間合いを外し、着実に有効打を集めていく。
 1R後半から圧力を強めた山口は、2R開始と同時に大月をコーナーへ詰め連打。パンチが大月の顔面を捉えるものの、逆に打ち合いから大月の左が入り山口がダウン。スリップと判定されたものの明らかに効いている様子の山口に、大月は左ストレート、左フックを次々と打ち込みダウンを重ねていく。最後は左右のフックを食らった山口がふらつくように倒れ試合終了。

 全日本キックで大月の試合を初めて生観戦したのが2004年頃で、あれからそろそろ14年が経過。全日本黄金期を支えた選手が軒並み引退し、山本真弘ですらとうにトップ戦線から脱落している中、44歳の大月があの頃と変わらぬスタイルでKO勝利を収めている…というのは14年前の自分に説明しても信じてもらえないだろうな。同じ40代の自分からすると「年齢のせいにしていたら何も始まらねえよ」というメッセージを叩きつけられたような気分になってくる。

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by nugueira | 2018-05-27 23:36 | KNOCK OUT | Comments(0)
 先日のKNOCK OUT、トーナメント2試合の感想を。

鈴木博昭〇-×大石駿介(4R KO)
 1Rは鈴木が前蹴りと左ミドル。大石はハイキックやローを返していき、お互い様子見。2Rに入ると鈴木がパンチの手数を増やしながら左ミドルを連打するが、大石は組み付いてヒザを狙っていく。
 3R、大石がロープ際に詰めて縦ヒジ、さらに振り下ろすようなヒジを繰り出す。しかしコーナーから脱出した鈴木はパンチ連打、さらに跳びヒザで反撃。迎えた4R、距離を詰めようとする大石だが鈴木はパンチを返していくと、ワンツーから左ハイをクリーンヒット!弾き飛ばされるようにダウンした大石は起き上がれず、鈴木が衝撃KOで準決勝進出。

山口裕人×-〇秀樹(2R KO)
 秀樹が左ミドルからのジャブを的確にヒット。1R残り10秒のところで左ストレートから山口の返しをスウェーでかわし更に左ストレート、というきれいな動きでダウンを奪取。
 2Rも秀樹の勢いは止まらず、左ハイからの左フックをヒット。山口がバックブローを返すが、秀樹がすぐさま左右の連打を集めダウンを奪取。さらに2度目のダウンを奪うが、山口も怯むことなく左右のパンチを打ち込み、ダウンを奪い返す!しかし山口のダメージは濃く、最後は秀樹が左を打ち込みフィニッシュ。今回初めて見た選手だが、きれいに戦えるし決定力もあるので面白い存在になりそう。

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by nugueira | 2018-04-21 23:53 | KNOCK OUT | Comments(0)

KNOCK OUT SAKURA BURSTの感想

T-98△-△宮越宗一郎(判定ドロー)
 1RはT-98が圧力をかけながらローキック。ジャッジはイーブンだがT-98のペースか。
 2RもT-98が前に出ていくが、宮越の左がヒット!グラつかされ後退するT-98だが、すぐに回復するとパンチで反撃していく。3Rに入るとT-98が左右のローキックを連打し流れが変わってくる。
 このまま押し切りたいT-98だが、4Rに入ると宮越もローで反撃。我慢比べの展開になってくる。最終ラウンドは宮越が手数を増やすが、T-98もロー、右ストレートを繰り返しヒット。3R以降はダメージを与えたのはT-98だが宮越の手数が評価されてもおかしくない、競った展開のまま試合終了。判定は三者三様の1-1でドローとなった。

森井洋介×-○ヨードレックペット・オー・ピティサック(2R TKO)
 森井は自ら前に出てローを叩き込むいつものスタイル。ヨードレックペットはジリジリと圧力をかけながらローやミドルを返していく。ヨードレックペットのプレッシャーに押されてかラウンド中盤以降はローが出なくなった森井だが、終盤にボディ連打。森井はパンチに活路を見出したいが、ヨードレックペットの威圧感が凄い。
 2Rも森井がボディとローで攻めていくが、ヨードレックペットもストレートとロー、ミドルで森井を削っていく。するとラウンド中盤、一気に圧力を強めたヨードレックペットが打ち合いの展開に持ち込むと、左肘をヒット。一撃で森井の鼻がグシャリとへし折れる衝撃のフィニッシュで、ライト級のベルトをいとも簡単にかっさらってしまった。
 旗揚げ以来KNOCK OUTの中心に立ち続け、王座の価値を引き上げてきた森井がなす術なく完敗、という圧倒的現実。やはり最後に立ちふさがるのはムエタイなのか…。
 ゲスト解説の古坂大魔王が言っていたとおり、なんで王座を獲得した森井にいきなりムエタイの年間MVPをぶつけるのか、と突っ込みたくなるぐらい身も蓋もない展開。だが逆に言えば、お茶濁しをせず最強の相手を呼んでタイトルマッチを組んだからこそ、KNOCK OUT王座の価値がより確かなものになり、この後へのストーリーが生まれたとも言える。「誰がヨードレックペットからベルトを取り返すのか?果たしてそんな奴がいるのか?」というライト級の明確な軸ができたわけで、やっぱりこの団体は凄いわ、と改めて思わされた。

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by nugueira | 2018-04-14 21:41 | KNOCK OUT | Comments(0)

KNOCK OUT SAKURA BURSTの予想

 14日のKNOCK OUTの予想。

水落洋祐×-○健太
 スーパーライト級トーナメント一回戦敗者同士の対戦。健太は惜敗はしたものの階級へのアジャストはできていた感じ。転向2戦目で本領発揮なるか。

T-98○-×宮越宗一郎
 ラジャ王座からは陥落したがKNOCK OUTでは2戦2勝のT-98。日本人トップランカー対決を制して再浮上したいところ。

森井洋介○-×ヨードレックペット・オー・ピティサック
 ライト級トーナメントを制した森井の初防衛戦。お茶濁しの相手でなくラジャ王者を連れてくるあたり、容赦ないというか手を抜かないなあ。ここはもう相手が誰だろうが、旗揚げ以来KNOCK OUTを体現し続けてきた森井を信頼するしかない。

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by nugueira | 2018-04-11 23:50 | KNOCK OUT | Comments(0)

KNOCK OUT FIRST IMPACTの感想

 スーパーライト級トーナメント2試合の感想を。

水落洋祐×-○マサ佐藤(3R TKO)
 序盤から圧力をかけていった水落が、左右のフックを次々と佐藤の顔面へヒット。2Rも水落が攻勢を強め一気に押し切るかと思えたが、佐藤のパンチが入り水落が眉間から激しい出血。一気に試合の行方が分からなくなる。
 いつストップがかかってもおかしくない水落は3Rも開始と同時に攻め込むが、佐藤もパンチで応戦。水落の出血が激しくなり、通算3度目のチェックがかかったところで遂にストップ。佐藤が序盤の劣勢を跳ね返し逆転勝利で準決勝進出。

不可思〇-×健太(判定)
 1Rはローの蹴り合い。不可思は着実にローをヒットさせ、さらに時折ガードの間をすり抜けるようにパンチも打ち込んでいく。続く2Rも不可思がローを入れ続けるが、健太はロープ際で距離が空いた瞬間にヒジをヒットさせ、不可思は出血。
 不可思は3Rもローを叩き込んでいくが、健太はひるまずプレッシャーをかけ続けると、ラウンド終盤には近距離での打ち合いに持ち込んでいく。4Rは健太がさらに圧力を強め、パンチ連打とヒジで攻勢。不可思はローとボディで反撃していくが、終盤に健太が左フックからのパンチ連打で印象よくラウンドを終える。
 最終ラウンド、開始早々に不可思が右ハイをヒット。さらに首相撲から健太を繰り返し投げ飛ばしていく。近距離での削り合いの展開となるが、両者ひるまず最後まで手数を出し続けて試合終了。
 判定は2-0で不可思が準決勝進出。5Rを不可思が取ったのは分かるが、4Rは明らかに健太のはず。いい試合だっただけに判定結果で消化不良感が出てしまったのは残念。

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by nugueira | 2018-02-20 23:01 | KNOCK OUT | Comments(0)

那須川vsスアキム

 KNOCK OUTのメインイベント、那須川天心vsスアキム・シットソートーテーウの感想を。

 開始と同時にスアキムが右ミドル。リーチで上回るスアキムは遠い間合いからパンチを出してくる。那須川はヒジを警戒してか思った以上に慎重な滑り出し。それでもローでスアキムをコカすと、相手の入り際に右フックをヒット。スアキムのパンチとハイキックもかわし、落ち着いて対処している。
 2Rも那須川はスアキムの蹴り足をつかんでからのボディストレート、ボディブローを着実にヒット。スアキムは那須川のカウンターを警戒して迂闊に飛び込めなくなってきたか。
 那須川は3Rもスピードで優位に立ち、ボディストレートや左フックをヒット。しかしバッティングでの中断が入った後、スアキムが一気に圧力を強め攻勢を仕掛ける。それでも那須川はフットワークで距離を取りながら左フックをヒット。
 4Rも前に出てくるスアキム。那須川のパンチは着実に顔面やボディに入っているのだが、顔色一つ変えず淡々と攻め込んでくるのが不気味。しかしラウンド終了間際に那須川の左ストレートがヒット!スアキムは一瞬ロープによりかかるような姿勢になり、明らかに効いた様子。この試合最大のチャンスを迎えた那須川だが、もう時間が残っていない。
 最終Rはピンチを脱したスアキムが逆に攻勢。右ストレートや右ミドルが那須川を捉えるようになる。那須川はやや逃げ切りモードの様子も見えたが、それでも終了直前には左ストレートを叩き込み、5Rを戦い抜く。判定は50-48×2、49-47で那須川。

 いやもう、「いい試合だった」の一言に尽きる。前評判通り那須川にとって過去最強の敵だったが、それでも最終ラウンド以外は目立ったピンチを見せず、ヒリヒリする展開の接戦をキッチリものにした。スアキムは那須川のスピードにはついていけなかったものの、それでも3R以降の勝負所でしっかり攻めにシフトチェンジしたのがさすが。最後まで「こいつ何しでかすか分からない」感を出し続けていたのが最高だった。
 那須川は昨年9試合を戦っているが、その合計よりも今日1試合の満足度の方が上。分かりやすいKO劇も悪くはないのだが、やっぱり強い相手と戦ってこそ那須川の凄さが際立つ、というのを再確認させられた。

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by nugueira | 2018-02-12 22:40 | KNOCK OUT | Comments(2)

KNOCK OUT FIRST IMPACTの予想

 2018年初戦となる12日のKNOCK OUTの予想。スポナビライブ停止→DAZNに移管の報道が出ているが、KNOCK OUTも見れるようになるのか?

水落洋祐○-×マサ佐藤
不可思×-○健太

 今大会から始まるスーパーライト級王者決定トーナメントの1回戦2試合。全日本キック時代から息の長いキャリアを続けている水落に期待。もう1試合は健太がどこまで64キロにアジャストできるかだが、順調に減量できれば体格差はけっこうアドバンテージになりそう。不可思も倒せるパンチを持っているから分からないが。

那須川天心○-×スアキム・シットソートーテーウ
 那須川の相手はルンピニーの元スーパーバンタム級王者で現在はフェザー級で戦うスアキム。実績と適正階級を考えると、おそらく那須川のキャリアで過去最強の敵。正直去年はイージーファイトの多かった印象のある那須川だが(RIZINの試合はともかく、他は那須川が強すぎるせいなんだけど)、今回はヒリヒリした空気の試合が堪能できそう。
 那須川のリズムはムエタイの選手にはいないタイプだから、スアキムもやりにくさは感じるはず。那須川としては早期KOが望ましく、長丁場になってスアキムのテンポに呑みこまれてしまうのが怖いか。とはいえ、今回も那須川勝利を信じてます。

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by nugueira | 2018-02-08 22:51 | KNOCK OUT | Comments(2)

KING OF KNOCK OUT 2017 の予想

 KNOCK OUTにとって旗揚げ以来最大の大会となる、10日の両国大会の予想。

大月晴明○-×町田光
 思えばKNOCK OUT旗揚げ戦は大月のKOから幕を開けた。町田とは噛み合う展開になりそう。一発もらうリスクも当然あるが、大月のKOを期待。

能登龍也○-×石井一成
 西の神童・石井がリベンジマッチに挑む。前回はパンチ一発でひっくり返されてしまい交通事故的な感じもなくはないのだが、石井のその後の戦績を見ると完全に低迷期に入ってしまった印象。能登に返り討ちにされそう。

不可思○-×金原正徳
 ライト級トーナメントで勝次と激闘を繰り広げた不可思が登場。契約体重は金原寄りだが、ここは本職の意地を見せてほしい。金原もキックやるよりRIZINに参戦すればいいのに。

小笠原瑛作○-×高橋亮
 旗揚げ戦以来KO勝利を連発し、森井とともにミスターKNOCK OUTと呼ぶべき存在となった小笠原。正直那須川戦への機運が盛り上がっているかといったら微妙ではあるが、勝利を重ねて力ずくで那須川を引き寄せてほしい。

森井洋介○-×勝次
 ライト級トーナメント決勝。旗揚げ以来ハイペースで試合を重ねてきた本命・森井と、年間ベストバウト級の試合を立て続けにやってのけた勝次。どっちがどう勝つにしても、絶対面白くなる。
 勝次は2戦続けての逆転勝ちはお見事だが、2試合ともダウンしているのはディフェンスの甘さの現れでもある。森井はガンガン前に出てパンチ・ロー・ヒジを繰り出すので、遠い間合いで戦いたい勝次には嫌なタイプ。乱打戦になっても森井はヒジを繰り出す引き出しの豊富さがあるし、やはり最後は「森井の、森井による、森井のためのトーナメント」になると予想しておきます。

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by nugueira | 2017-12-08 23:18 | KNOCK OUT | Comments(1)