人気ブログランキング |

G1 CLIMAXが終わると、子供の夏休みも終盤


by nugueira

カテゴリ:ボクシング( 644 )

 3団体統一世界ライト級王座タイトルマッチ、ワシル・ロマチェンコvsルーク・キャンベルをWOWOWで視聴。

 初回は様子見のロマチェンコに対し、キャンベルが手数でわずかに上回る。ロマチェンコは2Rに入るといつものフットワークを使いだすものの、キャンベルの長いリーチを警戒してか手数はまだ少なめ。
 3Rにはロマチェンコのパンチがキャンベルの顔面を捉える回数が増え、いつもの無双モードの気配。キャンベルはボディを中心に手数を出しておりロマチェンコの動きもよく見えているが、相手を懐に入れさせないのが精いっぱい。ロマチェンコは4Rに繰り返しボディを突き刺すと、5Rにはカウンターの左!たまらず後退したキャンベルに、ボディ連打を打ち込んでいく。
 予想どおりロマチェンコが主導権を握った状態で試合は後半戦へ。圧力の弱まったキャンベルに対しロマチェンコがプレスをかけるが、ここでキャンベルのアッパーがカウンターでヒット。ロマチェンコはクリンチで凌ごうとする様子を見せ、キャンベルが千載一隅のチャンス。しかしロマチェンコはラウンド後半に右フックを入れ返し、逆にキャンベルを押し込んでいく。
 5R以降は防戦一方になるかと思えたキャンベルだが、ロマチェンコに下がらされながらも手数は返していき粘り強さを発揮する。一方のロマチェンコは序盤からもらい続けたボディが効いてきたのか、有効打は入れているのだが明らかにペースダウンしてきた。
 判定の気配が漂い始めた11R、ロマチェンコが意を決したように再度プレスをかけると、ボディの連打から右を突き刺し遂にダウンを奪取。キャンベルはなんとかこのラウンドを凌ぐと、最終Rも追加のダウンは許さず試合終了。

 ジャッジは119-108が2名、118-109が1名でロマチェンコが完勝。ライト級3本目のベルトを手に入れた。
 スコアを見ればロマチェンコが圧倒したが、内容では「キャンベル善戦」という印象。判定決着になるのは想定の範囲内といえなくもないが、今回はロマチェンコが体格差に苦しんだというより、キャンベルがロマチェンコの動きにしっかり対応して最後の詰めを凌ぎ続けた。まあ凌ぎ続けていれば「善戦」と評価される辺りにロマチェンコの強さが表れているのだが。7Rにカウンターをもらった後で押し返した場面といい、流れが停滞気味だった11Rにダウンを奪った場面といい、メンタル面でも図太くなってるなあ。
 これでロマチェンコはライト級完全制圧にリーチ。次戦でいきなりかどうかは分からないが、コミーとの4団体統一戦、その後はデービスとの激突(ロマチェンコが下げるのかデービスが上げるのかはさておき)を期待してしまう。

by nugueira | 2019-09-01 19:20 | ボクシング | Comments(0)

ジャーマルvsアダムス

 エキサイトマッチでWBC世界ミドル級タイトルマッチ、ジャーマル・チャーロvsブランドン・アダムスを視聴。

 距離を取るアダムスになかなか手が出ないジャーマルだが、2Rに入るとボディを入れていく。アダムスも飛び込みながらのアッパーを出すが、3Rにはジャーマルが接近戦からショートを連打。スッと懐に飛び込んでくるアダムスにジャーマルはなかなかクリーンヒットを出せないが、入り際にパンチを合わせ始める。
 5Rには左をもらい下がったアダムスをコーナーに詰め、ジャーマルが連打。7Rにはジャーマルが打ち下ろしの右を立て続けにヒットさせる。アダムスもさすがにダメージが蓄積してきたか。9Rにはジャーマルがロープ際に詰めて連打を入れるが、アダムスはこれを凌いで打ち返す。
 ジャーマルは終盤も連打で攻め込むものの、アダムスは柔らかい動きで致命打はもらわず試合終了のゴング。二者はフルマークをつける大差の判定勝利でジャーマルが防衛。

 ジャーマルは完勝ではあるものの、ダウンを奪うことはできず消化不良な試合。アダムスは上体の使い方が上手く、何度かピンチを迎えつつも、決定打はもらわないスタイルを最後までやり抜いていた。

by nugueira | 2019-08-27 23:40 | ボクシング | Comments(0)
 エキサイトマッチでWBSSクルーザー級トーナメント準決勝を視聴。まずIBFクルーザー級王座決定戦、ユニエル・ドルティコス対アンドリュー・タビチ。
 プレッシャーをかけていくドルティコスに、タビチはスピードのある連打で応戦。3Rにはタビチの右ストレートがドルティコスを捉える。
 しかしドルティコスはなおも圧力を強めると、ロープ際に詰めて叩きつけるようなパンチを繰り出していく。プレッシャーをかけ続け、ボディから顔面へのコンビネーションを入れるドルティコスに対し、タビチは防戦一方で手数が出ない。6Rにはホールディングを繰り返したタビチが減点を食らう。
 7R、タビチがようやく尻に火が付いたか、久々に手数を増やし反撃。回転力のある連打を出していく。ドルティコスは強引に前に出ていくが、タビチのクリンチもあってなかなかクリーンヒットに結びつかない。
 攻め切れない展開が続くドルティコスだが、10Rにタビチのジャブをかわしながらの右ストレートがクリーンヒット!タビチは起き上がる様子すら見せず、レフェリーがストップ。タビチのスピードに手を焼きつつも、最後はドルティコスが決定力の強さを見せた。

 もう1試合はWBO世界クルーザー級タイトルマッチ、マイリス・ブリーディス対クリストフ・グロワッキ。
 両者ジャブでの探り合い。グロワッキが右へとつなげるが、ブリーディスはサッと距離を外す。2R、グロワッキの後頭部へのパンチにイラついたか、ブリーディスが離れ際に思わずヒジを出し減点。再開後、ブリーディスが右を打ち抜きダウンを奪取!しかし再開直後にゴングが鳴ったもののレフェリーが気づかず、ブリーディスが2度目のダウンを奪ってしまうというハプニングが発生。
 結局3R開始早々、ブリーディスが連打から右を入れグロワッキがダウンしたところでレフェリーがストップ。ブリーディスの反則以降の流れがあまりにグダグダ過ぎて、どう受け止めればいいのやら…。これWBSSじゃなかったら確実にダイレクトリマッチだな。

by nugueira | 2019-08-25 23:40 | ボクシング | Comments(0)

田中vsゴンサレス

 WBO世界フライ級タイトルマッチ、田中恒成vsジョナサン・ゴンサレスを視聴。

 1R、ゴンサレスが左ストレートをヒットさせるが田中は右ボディを入れ返す。2Rに入ると田中が圧力を強めるがゴンサレスも足を使いながら手数を返し、1Rとは一転して動きの多い展開に。
 3R、プレッシャーをかける田中が右ストレートをヒット。さらにボディストレートを入れると、一拍置いてゴンサレスがヒザを着くようにダウン。4Rもボディを起点に攻める田中だが、ロープ際で攻め込んだところにオーバーハンドをもらいダウン!
 ダメージはともかく焦りからか攻めあぐねる場面を見せる田中だが、6Rは右ボディを繰り返しヒット。迎えた7R、田中が左ボディから右アッパーの連打。コーナーに詰めてボディでダウンを奪うと、ここからは一方的な展開。徹底的なボディ攻めであっという間に3度のダウンを重ね、TKOで2度目の防衛に成功。

 スピード勝負が謳われたものの、終わってみればスピードでかく乱しようとするゴンサレスを田中が力でねじ伏せる展開に。4Rのダウンは余計だったが、ともあれランク1位を相手に田中がきっちり実力差を見せた。そろそろ4階級制覇に照準を合わせてくるか?

by nugueira | 2019-08-24 23:57 | ボクシング | Comments(0)

コミーvsベルトラン

 エキサイトマッチでIBF世界ライト級タイトルマッチ、リチャード・コミー対レイムンド・ベルトランを視聴。

 1R早々、コミーが打ち下ろしの右を入れベルトランがダウン!コミーはすぐさまロープ際に詰めて追撃を入れ、2度目のダウンを奪取。いきなり大ピンチを迎えるベルトランだが、ラウンド終了まで持ちこたえる。
 ベルトランはダメージを感じさせず、2R以降積極的に攻勢。3Rはプレッシャーをかけながらのジャブでコミーを下がらせる。
 互いに手数を出し相打ち気味の場面も多いのだが、パンチを効かせているのはコミー。5Rにコミーが左フックでベルトランを下がらせると、ロープ際で連打を集めダウンを奪う。コミーはさらに右ストレートを効かせるが、ベルトランも手数を返しこのラウンドを凌ぐ。
 この後もコミーはバッティングで多少ペースを乱されつつ、右アッパーや左フックを着実にヒット。8R開始早々にカウンター気味の左フックを入れるとベルトランがふらつくようにダウンし、ここでレフェリーがストップ。コミーが曲者ベルトランを下しKO防衛。
 
 コミーは一発の強さはもちろんあるのだが、それに頼り過ぎず意外と丁寧に試合を組み立てている印象。攻め急いで粗くなった場面もあったし、ロマチェンコの牙城を崩せるとは思えないが、やはりロマチェンコがキャンベルを退けた暁には4団体王座統一戦へなだれ込むのだろうか。

by nugueira | 2019-08-21 23:21 | ボクシング | Comments(0)

フューリー強し!

 エキサイトマッチでWBOインターコンチネンタルヘビー級タイトルマッチ、タイソン・フューリー対トム・シュワルツを視聴。

 フューリーは『ロッキー4』のアポロの真似をしながら入場。お前それ、直後に撲殺される流れだぞ。
 
 しかし試合が始まると1Rからフューリーが盤石の展開。シャープなジャブからワンツーにつなげ、軽快なリズムで攻撃を出し続けシュワルツに何もさせない。
 2Rに入るとフューリーはサウスポーにチェンジ。シュワルツが突進しても簡単にいなし、右ジャブからの左を次々と打ち込んでいく。シュワルツの動きを完全に見切ったフューリーは、ノーガードで挑発。ガードの内側からパンチをねじ込み、ロープ際に詰めての連打でダウンを奪う。最後は立ち上がったシュワルツをコーナーに詰めて滅多打ちにしたところで、レフェリーがストップ。

 フューリーはクリチコ戦やワイルダー戦の印象が強く「のらりくらりと戦う試合巧者」というイメージなのだが、よく戦績を見るとKO率も十二分に高いのね。今回の横綱相撲にはただただ感服。仮にワイルダーとの再戦が実現した場合、ワイルダーは勝てるのだろうか…。

by nugueira | 2019-08-17 23:14 | ボクシング | Comments(0)
 エキサイトマッチの感想。まずWBC世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦、ギジェルモ・リゴンドー対フリオ・セハ。
 リゴンドーがいきなり打ち下ろしの左。セハが接近してボディを入れるが、リゴンドーは退かずにアッパーを入れ返す。2Rも開始早々リゴンドーがアッパー連打。このラウンドもリゴンドーは頭がつくほどの距離で接近戦に応じるが、セハの左もけっこう入っている。
 大胆なモデルチェンジを披露したリゴンドーは、この後もフットワークにほとんど頼ることなく近距離での打ち合いを挑んでいく。リゴンドーが左右のアッパー連打やガードの間をすり抜けるような左を突き刺す一方で、セハは細かい連打からの左フック。リゴンドーは被弾も多く、6R終盤にはセハの左をもらい一瞬ガクリとなる。
 ポイントではリゴンドーがリードしていそうだが、一発でひっくり返されてもおかしくない雰囲気で迎えた8R。セハが引き続き細かい連打を入れるが、一瞬距離ができたところでリゴンドーが渾身の左フック!セハは立ち上がるものの、ダメージの蓄積を見てとったレフェリーがストップ。
 ニューモデルのリゴンドーは面白いのは間違いないが、リスクも高い。最後に左一閃でフィニッシュしたのはさすがだが、パンチ力のある相手にこのスタイルで挑むのは厳しそう。とはいえ解説陣が言っていたようにロマチェンコ戦で市場価値は地に落ちているし、年齢を考えたらこの戦い方で行けるところまで行くしかない、という判断か。

 メインはスーパーウェルター級12回戦、ジャーメル・チャーロ対ホルヘ・コタ。
 コタは重心を後ろに置いた構えから、いきなり飛び込んで連打を出す独特のスタイル。変則的なリズムから思い切りよくパンチを振るうコタになかなかタイミングが合わなかったジャーメルだが、3Rに強引に距離を詰め右を振りぬく!吹き飛ばされるようにダウンしたコタはなんとか立ち上がるが、ジャーメルがすぐさまワンツーを打ち抜きフィニッシュ。
 曲者相手にも惑わされず、再起戦をKOで飾ったジャーメル。ハリソンとの再戦へ待ったなしか。

by nugueira | 2019-08-16 23:07 | ボクシング | Comments(0)

バルデスvsサンチェス

 エキサイトマッチでWBO世界フェザー級タイトルマッチ、オスカル・バルデスvsジェイソン・サンチェスを視聴。

 開始から積極的に手数を出していく両者。近距離でガードの上から叩き合い、さらにガードの隙間を狙っていく。パンチの精度でバルガスがやや上回っているか。3Rにはサンチェスが右フックを入れるが、バルデスもすぐさま左フックを入れ返す。
 近距離で両者のパンチが交錯し、相打ちに近い場面もあるが、着実に手数を出しているのはバルデス。5R開始早々、バルデスの左フックが入りサンチェスがダウン!しかしサンチェスのパンチの勢いは死んでおらず、バルデスは深追いしない。
 この後もサンチェスはダメージを感じさせない動きを見せ、7Rにはバルデスをロープ際に詰めて連打を出していく。しかしバルデスは再びサンチェスを押し返すと、左フックを繰り返しヒット。主導権は握らせない。
 この後もしつこく前に出てくるサンチェスにバルデスは苦しめられるが、終盤には意を決したように前進。最終ラウンドには右フックをクリーンヒットしサンチェスを後退させる。終わってみればバルデスが大差の判定で防衛に成功。

 両者ともスタイルが似ており(さらに言えば風貌も似ていたが)、最初から最後まで噛み合った好勝負。サンチェスのタフさはなかなかのものだったが、やはりパンチの正確性やコンビネーションでバルデスが上回った。

by nugueira | 2019-07-24 23:43 | ボクシング | Comments(0)

パッキャオvsサーマン

 WBA世界ウェルター級王座統一戦、マニー・パッキャオvsキース・サーマンを視聴。

 1R、前に出るのはサーマン。パッキャオは時おりアタックは仕掛けるものの様子見か…と思ったところで右がヒット!サーマンが尻餅をつくようにダウンし、パッキャオはいきなり大きなアドバンテージ。
 勢いに乗ったパッキャオは鋭い踏み込みからの連打を繰り返す得意のパターン。一方のサーマンもダメージはさほど感じさせず、思い切って距離を詰め連打を出していく。とはいえ近距離の打ち合いはパッキャオの土俵で、あらゆる角度からパンチを出し攻勢を仕掛ける。
 序盤は劣勢を強いられたサーマンだが、5Rに右フックがヒット。ここからはリズムを取り戻したサーマンに対し、パッキャオはスピードが落ちはじめ着弾率が下がってくる。
 7Rは開始と同時にサーマンがラッシュを仕掛け、パッキャオを圧倒。続く8Rは再び手数を増やしたパッキャオが攻勢。9Rはサーマンが着実に有効打を入れるが手数ではパッキャオが優勢…と一進一退の展開で終盤戦へ。迎えた10R、打ち合いの展開からパッキャオが強烈なボディアッパー!サーマンはガクリと腰を落とすが、なんとかダウンせずに堪える。
 またもピンチを迎えたサーマンだが、11Rは再び持ち直し右ストレートをヒット。最終Rも五分に渡り合い試合を終える。

 判定は2-1でパッキャオが王座統一。スプリットになったのは驚いたが、振り返れば3、5、6、7、9、11はサーマンに入っておかしくないラウンド。最終ラウンドも含め114-113でサーマンは許容範囲内か。
 とはいえ、試合を通じて目立ったのはパッキャオの充実ぶり。初回のダウンに加え10Rもダウン寸前まで追い込み、ポイント差以上にサーマンを圧倒してみせた。40歳でこの動きができるんだから、お見事というしかないですわ。
 キャリアの残り試合もそう多くはないはずのパッキャオ。今後ビッグマッチ路線を狙うのであれば、視野に入るのは他団体王者との統一戦か?クロフォード戦が実現したら本当に驚きだが…。

by nugueira | 2019-07-21 21:36 | ボクシング | Comments(0)
 明日行われるWBA世界ウェルター級王座統一戦、マニー・パッキャオvsキース・サーマンの予想を。最近のパッキャオは(実力がピークを過ぎたせいもあり)予想のし甲斐がある試合が多い。

 パッキャオはここ2戦はマティセ、ブローナーと「全盛期のこいつと今のパッキャオが戦ったら危ないかもしれないが、向こうもピークアウトしているので相性的に戦いやすい相手」を上手く選んできた印象。それだけに今回サーマンとの統一戦が決まったときは「思い切った決断したなあ」という感想が真っ先に浮かんだ。団体内統一戦は筋論から考えれば組むのが当たり前なのだが、今のパッキャオにとってはハイリスク・ローリターンな試合でしかないと思えたので。

 と言いつつ、前日のオッズはパッキャオが優勢という意外な展開に。サーマンは復帰戦となったロペス戦では早々にダウンを奪いながら、後半はロペスの圧力に押し込まれ僅差の判定勝利。ロペスのパンチで顔面を跳ね上げられる場面もあり、パッキャオ相手にこういう展開に持ち込まれたらまずいだろうなあ…とは思う。

 とはいえ2年近いブランク明けだった前戦とは違い、サーマンのコンディションは上向いている可能性が高いのでは。ロペス戦では相手が踏み込んできたところに狙いすましたカウンターを入れており、パッキャオが無闇に前がかりになるとマルケスⅣのような展開もあり得るかも。
 40歳でこのパフォーマンスを維持しているパッキャオには驚かされるが、両者とも本調子ならやはりサーマンに分があるのでは。サーマン判定勝利と予想。

by nugueira | 2019-07-20 11:49 | ボクシング | Comments(2)