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『エンドゲーム』を観て号泣。


by nugueira
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カテゴリ:ボクシング( 632 )

 12日のWBA世界ミドル級タイトルマッチ、ロブ・ブラントvs村田諒太の予想を。

 村田は再起戦が即リマッチの世界王座戦。おそらくここで負けたらタイトル挑戦の順番は当分回ってこない、というのは村田自身も分かっているはずで、正真正銘の剣が峰となる。

 前回は序盤でブラントの手数にペースを握られ、リズムを作れないままズルズルとラウンドを重ねていった末の判定負け。村田としては同じ轍を踏まないよう、開始から積極的に仕掛けていくのではないか。
 一方のブラントとしては無理にスタイルを変えることはしないはず。2月の初防衛戦でも手数で相手を圧倒する同様の試合運びで11RにTKO勝利を収めている。この戦い方への自信は深めているはずで、たとえ村田が自分から前に出てこようと、豊富なスタミナと巧みなフットワークで迎え撃つ腹なのではないか。

 村田の側に立ってみると、疑惑の判定負けの後に迎えたエンダムとのリマッチを思い起こさせる流れ。ただあの時は初戦も村田のペースだったことは間違いなく、ジャッジの紛れの余地をなくすための「微修正」という気持ちで臨める部分もあったはず。完敗に終わった前戦をひっくり返すには相当な変化が必要で、初防衛戦をクリアしメンタル面でも余裕のあるブラント相手にそれを遂行できるかどうか。

 村田のクレバーさに懸けたい気持ちはありつつ、ブラントが判定勝利で返り討ちと予想。

by nugueira | 2019-07-08 23:25 | ボクシング | Comments(0)
 少し間が空いたが、WBO世界スーパーフライ級王座決定戦、井岡一翔vsアストン・パリクテの感想。

 並び立つと身長差が目立つ両者。リーチに勝るパリクテはフックやアッパーを振るっていく。井岡はボディストレートを入れる場面はあるが、なかなか懐に入れない。
 序盤はパリクテに間合いをコントロールされなかなか自分の距離を作れない井岡だが、ボディから返しのフックをヒット。徐々に有効打の数を増やし、距離のアドバンテージを潰していく。
 5R辺りから井岡はジャブのヒットが増えてくる。こうなると返しのパンチも当たるようになり、コンビネーションで主導権を握る井岡の得意なパターンへ。対するパリクテは空振りが増え、序盤の力強さが見られなくなってきた。
 井岡が主導権を握った中で迎えた7R、流れを変えたいパリクテは開始と同時に距離を詰め連打!井岡はロープ際に詰められ防戦一方の展開を強いられる。しかしラウンド後半は攻め疲れの見えるパリクテに、井岡が着実に右をヒット。再び流れを引き戻す。
 8R以降はスピードが落ち大振りのパンチが増えたパリクテに、井岡が上下の打ち分けを次々とヒット。迎えた10R、井岡がカウンターの右ストレート!効かされた様子で下がったパリクテにボディを入れると、顔面への連打を叩き込んでいく。最後はパリクテが棒立ちになったところでレフェリーがストップ!日本人初の4階級制覇を達成!

 昨年7月に井岡が現役復帰を表明したとき、当ブログでは「4階級制覇への道は楽ではない」と書いたのだが、改めて全面謝罪。
 今回も序盤は相手との体格差に苦しめられつつ丁寧な技術で切り崩し、上下への打ち分けを最後まで忘れずに最後はきっちりフィニッシュへ…という、実に「井岡らしい」いい試合。井岡はケタ違いのパンチ力や化け物じみたフィジカルがあるわけではなく、自らの技術を極限まで高めることで頂点へたどり着いた「努力型」のボクサーに分類されると思うのだが、その丁寧な積み重ねが日本人初の快挙へとつながった。
 スーパーフライ級は他団体にも実力派王者が居並ぶ激戦区。遠回りを経てこの階級へのベルトを手にした井岡だからこそ、妥協することなく他団体王者との統一戦を目指してほしい。

by nugueira | 2019-06-22 23:27 | ボクシング | Comments(0)

ゴロフキンvsロールズ

 ゲンナジー・ゴロフキンの復帰戦、対スティーブ・ロールズのミドル級12回戦をDAZNで視聴。

 ガードを固めるロールズにゴロフキンはボディ。やや慎重さが見えるが、1ラウンド終盤には手数を増やしていく。2Rもゴロフキンが左右のボディを入れるが、ロールズも反撃。左をもらったゴロフキンがのけぞる場面も。
 やや動きが硬いゴロフキンだが、3Rはガードの隙間を縫うようにボディ、フックをヒット。ロールズのガードが下がってくる。続く4R、ゴロフキンはガードの脇から回り込む左右のフック、さらには上から振り下ろすようなパンチ。右をもらったロールズがグラついてロープ際まで下がると、最後は左フック!仰向けに倒れたロールズは立ち上がれず、ゴロフキンがKO勝利で再起戦を飾った。

 トレーナーを変えたせいもあるのか出だしは硬さが目立ち、不用意に相手のパンチをもらう場面もあった…というのは昔からそうか。がっちりガードを固める相手に対しても冷静に隙間を狙い打ち、気づけばフィニッシュに持って行ってしまうのはさすが。
 ゴロフキンにとって残りの選手寿命とファイトマネーのバランスを考えると、目指すべきはカネロとのリマッチか。とはいえ年齢からしてカネロとの差は開く一方のはずで、リベンジは厳しい道のりになりそう。一方のカネロはDAZNとの大型契約でリスクのある試合は避けるのではないかという見方もあるが、「勝算の高いメガファイト」としてゴロフキン戦は魅力的な選択肢ともいえる。第3戦が実現する可能性は意外と高かったりするのだろうか。

by nugueira | 2019-06-10 23:52 | ボクシング | Comments(0)

木村&久保、中国に散る

 中国のダブル世界戦の感想。まずWBA世界フェザー級タイトルマッチ、シュー・ツァンvs久保隼。
 1R、久保が左ストレート、ボディ。シューも右を起点に手数を出していく。2Rは久保が左ボディを繰り返しヒットさせるものの、シューの圧力と手数は落ちず、顔面へパンチを入れ返していく。3R終盤にはシューの右をもらい久保の顔面が跳ね上がる。
 この後も久保の左ボディが入るがシューも左フックを返す展開。5R、シューのパンチが久保の顔面を捉える。足を止めて打ち合いに挑む久保だが、シューの連打を食らい遂にダウン。6Rもシューの攻勢は止まらず、久保が連打をもらったところでレフェリーがストップ。

 続いてWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ、カルロス・カニサレスvs木村翔。
 1R、木村がプレッシャーをかけボディを入れるが、カニサレスは自分の距離になったところで上下の連打を叩き込む。2R以降も両者手数を出していく打ち合いの展開。カニサレスはフットワークを使いつつ連打を入れていき、手数も精度も優勢か。それでも木村は4Rにボディを連打。カニサレスは少し嫌がっている様子。
 5Rも木村はボディを連打。カニサレスは右ストレートを入れる。なかなかカニサレスを捉えられない木村は6Rに強引に追いかけるが、カニサレスが相打ち気味の右を合わせる!
 8Rには木村のボディをもらったカニサレスが嫌がった表情を見せるが、ラウンド後半は手数を返していく。流れを変えるチャンスの木村だが、大振りのパンチをかわされカニサレスに追撃を入れられず、10Rには逆にカニサレスの右カウンターをもらってしまう。終盤はタフな木村もさすがにダメージが溜まっている様子。ボディや右を入れる場面は作るが逆転にはつなげられず試合終了のゴングを聞き、判定3-0で敗れた。

 経済状況を考えると今後は日本人ボクサーが中国でアウェーの試合に挑む機会も増えるだろうし、その状況でどう勝ちにつなげていくか、は課題となってきそう。とはいえ久保も木村も海外の空気に呑まれることなく戦えていたし、今回はアウェー云々でなく王者が強かった。
 気づけば令和に入ってからの世界戦は井上以外全敗。反撃の狼煙はそろそろ上がるか。

by nugueira | 2019-06-07 23:33 | ボクシング | Comments(0)
 昨日は夜まで外出しており「ジョシュアvsルイスはRIZINの後にでも見ればいいか。結果は判り切っているし」と思っていたら、ツイッターで「ジョシュア敗れる」の報。心底驚いた。

 というわけで試合映像を確認。ルイズがずんぐりむっくり体型ということもあり、向かい合っただけでジョシュアとのリーチ差が歴然。しかし試合が始まってみると見かけに似合わずルイスはパンチスピードが速く、ジョシュアの打ち終わりにきっちりパンチを返してくる。ジョシュアはルイスの圧力に下がらされるが、それでもジャブをヒット。
 2Rも開始と同時にルイスが連打。ジョシュアはなかなかリズムに乗れないが、それでもジャブから右ストレートを入れる。
 3R、距離が詰まったところでジョシュアが右アッパーから返しの左フックを打ち込みルイスがダウン!一気に仕留めにいくジョシュアだが乱打戦からルイスの左フックをもらい、たたらを踏むように後退。ルイスの連打をもらいダウンを喫してしまう。ダメージの濃いジョシュアに対しルイスはプレッシャーをかけ続け、ラウンド終了間際にコーナーに詰め連打。ジョシュアはロープからリング外にはみ出るような形で2度目のダウン。
 4R以降はダメージを回復したいルイスが下がりながら細かくジャブを出し防戦一方。ルイスも無理には攻めにいかない。5R後半辺りから回復してきたジョシュアが6R開始と同時に前に出るが、ラウンド後半はルイスが再び攻勢を仕掛け、接近してのボディから顔面へのフック。ジョシュアはやはり押されてしまう。
 迎えた7R、左が相打ちになった後、ルイスが右フックを皮切りに猛ラッシュを仕掛けまたもダウンを奪う。何とか立ち上がるジョシュアだが、ルイスの連打を浴び膝をつくようにダウン。ここもギリギリで立ち上がるものの、レフェリーがストップし試合終了。

 「タイソンvsダグラス以来の大番狂わせ」という表現がされていたが、本当に信じられない結果。序盤からジョシュアがやりにくそうな様子はあったものの有効打は許していなかったし、3Rにダウンを先取した時点で本人を含め誰もが勝ちを確信したはず。結果論からいうと攻め急いで接近戦に挑んでしまったのが失敗だったわけだが、攻めどころで一気にフィニッシュに持ち込むのがジョシュアの強みだしなあ。
 ルイスはあの体型であの連打を出せるのは驚きで、キレのある一発は見当たらなかったが、一度効かせた後の手数でジョシュアをなぎ倒してみせた。とはいえこれでワイルダーvsルイスの統一戦が見たくなったかというと…。うーん、ファンの期待も関係者のビジネスプランも粉砕するまさに世紀のアップセット。この試合はリアルタイムで見ておくべきだった。

by nugueira | 2019-06-03 23:42 | ボクシング | Comments(2)

伊藤陥落…

 WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、伊藤雅雪vsジャメル・ヘリングをライブ視聴。

 出だしはジャブを繰り出すヘリングに、伊藤は打ち下ろしの右。ヘリングのジャブがうるさい。2Rになると伊藤の手数が増え始める。右が繰り返しヒットする場面はあるが、右に頼りすぎているか。
 続く3Rは再びヘリングがジャブでコントロール。4Rになるとヘリングがワンツーを出し始める。伊藤は初弾をかわされリズムに乗れず、懐にも入れない苦しい展開で前半戦を終了。
 5R、クリンチの状態から連打を出す伊藤に、ヘリングはジャブからの左を増やし攻勢。6R終盤にはようやく伊藤の右から返しの左がヒットする。
 この後も伊藤はしつこく距離を詰め、8Rには身体を密着させながらの連打。クリーンヒットにはつながらないものの、ヘリングは少しやりにくそう。
 続く9Rも伊藤は手数で上回るものの、10Rには再び距離が空く展開に。こうなるとヘリングの細かいジャブに印象を持っていかれてしまう。
 終盤も逃げ切りモードのヘリングを伊藤はいとうは追いきれず、逆に引っかけるような左を被弾してしまう。最後まで伊藤は自分のペースを作れず、大差の判定負けで防衛に失敗。

 印象としては村田vsブラントに近い試合。伊藤は序盤から細かいジャブをもらった結果様子を見続けてしまい、攻めても初弾をかわされた後の二発目・三発目が出せず、もやもやした戦いを最後まで強いられた。ダメージの差よりも、見栄えの悪さでポイントを失い続けてしまった形。
 アメリカで王座を獲得した伊藤にとってアウェーでのプレッシャーはさほどなかったはずで、とにかくヘリングが上手かった、というしかないか。伊藤にとっては今後のビッグマッチの夢が潰える、痛恨の一敗。やはり本場アメリカで勝ち抜いていくことは簡単ではない。

by nugueira | 2019-05-26 18:36 | ボクシング | Comments(0)

バランチクvsテイラー

 WBSS準決勝のもう一つのカード、IBF世界スーパーライト級タイトルマッチのイバン・バランチクvsジョシュ・テイラーを視聴。

 リーチでは劣るが分厚い筋肉を身にまとい、岩石のような体格のバランチク。序盤から距離を詰めていくが、テイラーは中間距離のパンチを入れつつ間合いをキープする。3R辺りから圧力を強めたバランチクはボディからの連打。4Rも開始と同時にバランチクが間合いを詰めるが、フットワークを使いヒット&アウェイを繰り返すテイラーを追いきれない。
 5R、バランチクが右のオーバーハンドをヒット。テイラーの右をもらいバランチクが一瞬グラつくが、後半にはアッパーを突き上げてからの連打を入れ返し、試合が動き始める。
 6R、バランチクがアッパーを打ち込んでいくが、テイラーがカウンターの右ショートでダウンを奪う!立ち上がったバランチクにテイラーはなおも連打を叩き込み、ラウンド終了間際に2度目のダウンを奪取。
 タフなバランチクは後半戦もダメージを感じさせない動きで前進を続けるが、ペースを握っているのはテイラー。巧みに上下に打ち分けて有効打を入れていく。10Rにはテイラーがカウンターのボディを入れ、バランチクの動きが一瞬止まる。終盤もテイラーは主導権を譲ることなく、大差の判定で勝利。地元で王座を奪取すると同時に、スーパーライト級トーナメント決勝へ駒を進めた。

 バランチクは見るからにゴリゴリの削り合いに強そうなタイプだったが、テイラーが攻撃の多彩さで上回りつつ、倒せるところではきっちり攻めていく盤石の戦いぶり。プログレイスとの決勝は好勝負が期待できそう。

by nugueira | 2019-05-24 23:09 | ボクシング | Comments(0)

グボジークvsヌグンブ

 先週のエキサイトマッチの感想。WBC世界ライトヘビー級タイトルマッチ、アレクサンダー・グボジーク対ドゥドゥ・ヌグンブ。

 圧力をかけるグボジークに対し、ヌグンブは細かく体を動かしながらパンチを振るう。この後もグボジークが前に出てペースは握るのだが、のらりくらりとフットワークでかわすヌグンブを捉えきれない展開。
 4Rにはグボジークが右を伸ばすが、ヌグンブはスウェーでクリーンヒットを許さない。5Rもヌグンブがステップを踏んで動き回り、グボジークも捕まえるまでは時間がかかるか…というところで突如右足にトラブルが発生。結局ヌグンブは試合再開できず、グボジークがTKO勝ちで防衛という結果に。
 ヌグンブはクリーンヒットは許していなかったもののそこから先の攻撃はなく、いずれグボジークが仕留めてはいたんだろうと思うが、見ている側からすると物足りない結末に。

by nugueira | 2019-05-21 23:55 | ボクシング | Comments(0)
 WBSS準決勝、井上尚弥vsエマヌエル・ロドリゲスを録画視聴。

 最初に仕掛けていったのはロドリゲス。ジャブの差し合いで遅れを取らず、井上のストレートやボディをもらってもすぐさま打ち返していく。井上は目立った有効打は許さないもののロドリゲスのプレッシャーに下がらされ、ロープを背負う場面も見せつつ1Rが終了。
 3分間の攻防を見ただけでロドリゲスの強さは伝わってきただけに「これは競った展開が続くか…」と思ったが、2R開始と同時に井上がギアを上げる。ワンツーから返しの左を入れると、近距離での打ち合いからカウンターの左フック!ダウンから立ち上がるもののダメージの色が見えるロドリゲスに、すぐさまボディ一閃!ロドリゲスは戦意喪失に見える表情を浮かべつつも立ち上がるが、井上の追撃は止まらず、連打からボディを入れロドリゲスが悶絶ダウンしたところで勝負あり。無敗王者同士の対決も終わってみれば259秒、モンスターがまたも対戦相手をひと呑みにしてみせた。

 だから俺は言っただろう!
 新元号は「井上」にすべきだったって!!

 事実上の決勝と言われる強豪相手に、過去日本人が世界戦で勝利を挙げていない欧州の地での試合。井上の勝利は疑わないにしても苦戦の芽となる要素はあったはずなのだが…。もう、怪物に人間の常識を当てはめるのが馬鹿馬鹿しくなってくる。

 テテの離脱によりWBSS制覇=3団体統一王者とならないのは残念だが、長らく軽量級のカリスマとして君臨したドネア相手の決勝戦は、これはこれで魅力的なカード。しかしまあ、日本人がドネアと戦うというのに本人もファンは悲壮感はゼロ。それどころか「ドネア大丈夫か?」という気にすらなってくる。井上はつくづく規格外の存在ですわ。

by nugueira | 2019-05-19 20:30 | ボクシング | Comments(3)

アンカハスvs船井

 エキサイトマッチを視聴。まずIBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ、ジェルウィン・アンカハスvs船井龍一。
 
 開始から前に出る船井だが、アンカハスは右のショート、さらに左を打ち込む。2R、船井は右ストレートを伸ばすが終盤にアンカハスの左がヒット。
 それでも船井はひるまず圧力を強め、3Rは近距離の打ち合いへ。アンカハスの右フックをもらうが、船井のパンチも当たっている。しかし4R開始と同時にアンカハスが猛然とラッシュ!左右のパンチが船井の顔面を捉える。ラウンド後半はアンカハスも攻め疲れを見せるが、船井はかなり削られた。
 アンカハスは多少ペースダウンはするものの、5R以降も攻勢。打ち返そうとする船井だがアンカハスのワンツー、カウンターの右をもらい続けてしまい立っているのがやっとの状態に。結局7R開始前にドクターストップがかかり、船井無念の敗北。海外の空気に呑まれることなく自分のやりたい動きはできていたが、やはりアンカハスが回転力・精度ともに上手だった。

 メインはIBF世界ライトヘビー級タイトルマッチ、アルツール・ベテルビエフvsラディボヤ・カライジッチ。

 開始と同時にベテルビエフが距離を詰め左!カライジッチがいきなり吹き飛ばされる。続く2Rも開始早々にベテルビエフが飛び込んでのパンチ。ガンガン圧力をかけてペースを握っていく。
 3Rは近距離での打ち合いからカライジッチのパンチが先にヒット。しかしベテルビエフはロープ際で左右の連打をカライジッチの顔面に叩き込み、ダウンを奪う。ラウンド終了間際にもベテルビエフの連打をもらったカライジッチの動きが止まり、ゴングに救われる形に。
 4R、ベテルビエフが距離を詰めるが、先に左を入れたのはカライジッチ。それでもベテルビエフは打ち合いに持ち込み、カライジッチにダメージを蓄積させる。インターバルにドクターチェックが入り、結局5R開始早々、ベテルビエフがワンツーを入れたところでレフェリーがストップ。ベテルビエフは不用意なパンチをもらい粗さを見せる場面もあったが、やはりパンチ力が図抜けている。

 2試合とも決定的なダウンの前にストップがかかり、観客としてはやや消化不良な結末。とはいえ両方とも試合の大勢が決していたのは確かだし、安全管理の面からはこの流れは評価すべきなのでは。

by nugueira | 2019-05-07 23:53 | ボクシング | Comments(0)