反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
カレンダー

カテゴリ:その他(プロレス)( 97 )

鈴木みのる30周年

 鈴木みのるデビュー30周年記念として横浜赤レンガ倉庫で行われたオカダ戦の映像を、ワールドプロレスリングで視聴。

 当日もツイッターで様子を見ながら「これは伝説になるなあ」と思っていたのだが、改めて大雨の中の試合というシチュエーションに圧倒させられた。みのるとオカダにとっては戦いにくいことこの上ないコンディションだったろうし、怪我につながらなくて本当に良かったが、やっぱりこの絵面だけでも後世まで語り継がれる試合になったと思う。会場で観戦していたお客さんも大変だったろうけど、間違いなく勝ち組ですよ。

 しかし鈴木みのるの30年のキャリアを振り返ると、改めて驚かされる。パンクラスで戦歴を重ねた後に新日本プロレスへカムバックし、20年近くにわたって各団体を渡り歩きながら、主要団体のシングル・タッグ王座を総なめ(IWGPヘビーは手にしていないが)。新日本がシニアレスラーのシングルマッチについて制限を課しつつある中で、50歳になった今もベルト戦線での戦いを繰り広げている。先日の永田の記事でも触れたが、歳を重ねてくるとこういうレスラーにシンパシーを感じるというか、みのるの場合は見てるこっちが励まされるなあ。

 試合後のマイクでみのるはリングサイドの子供たちに対して「クソガキども。世の中出たら、勝ち続けなきゃ上に行けねえんだよ」という一言。30年の節目を迎えようとも態度や言葉はブレることなく、だからこそ説得力を持って響く。リング外で戦う盟友・高山の分まで、海賊王はリング上の宝を貪欲に追い求め続ける。

[PR]
by nugueira | 2018-07-09 23:16 | その他(プロレス) | Comments(0)

ロンダ・イズ・バック!

 毎年この時期の恒例になりつつある、レッスルマニアの気になる試合をチェックした感想。今年はロンダ・ラウジーのWWEデビュー戦を視聴。毎度YouTubeで見るのもさすがに恥ずかしくなってきたので、来年はこの時期だけでもWWEの配信サービスを契約した方がいいだろうか。DAZNの分お金も浮いているし。

 試合の感想の方に行くと、プロレスデビュー戦としては上々、ほぼ満点をあげていい試合だったのではないか。パンチ連打でトリプルHを追い込む場面は「なんちゃって格闘技」な感じがしてあまり好きになれなかったが、逆に言うと粗が目立ったのはこのぐらい。鉄柱激突といった身体を張ったムーブもしっかり見せてくれたし、トリプルHのパワーボムをラナで切り返したのには参った。フィニッシュのアームバーは「本当にへし折るつもりか!?」と思わせる迫力があったし、彼女の持つ「殺し」の要素を振りまきつつ、プロレスの世界で戦うためのスキルと覚悟もしっかりと示してくれた。アングル、トリプルH、ステファニーという芸達者たちに助けられた面は当然あるんだろうけれど。

 ただこの試合に関してはプロレス論的な分析を抜きに、ロンダがリング上で戦う姿を見ることができた、という時点で胸がいっぱいになってしまった。
 結果のみが求められるオリンピックアスリートの世界から、勝利と同時に人気と興業的成功が求められるプロ格闘技のリングへ。これだけで十分な冒険なのだが、それに加えてロンダは当時未開のジャンルだった女子MMAを自分一人の手で切り開き、背負い続けてみせた。常人には耐えきれないであろう重圧と向き合ってきた彼女が迎えた結末はご存じの通りで、自らが築き上げた女子MMAのレベルの上昇に呑みこまれ、2度のKO負けの末にオクタゴンから姿を消すことになる。
 おそらくは相当な額の金も手にしたであろう彼女が試合の重圧と向き合えなくなるのはある意味当然の帰結で、ロンダという稀代の存在をオクタゴンで見れなくなることに寂しさは感じつつ、これも時代の流れだろう、と自分の中では割り切っていた。

 そんな彼女が新天地としてエンターテインメントに振り切ったWWEの世界に身を投じる…というのはあまりに突拍子もない展開なのだが、これをやってのけてしまうのがロンダがロンダたる所以なんだろう、とも思えてくる。
 MMAからプロレスへの転身を楽な小遣い稼ぎ、と捉える人が未だにいるのかどうかはよく分からないが、仮にいるのならそういう考えは改めた方がいい。8万人の観客が集まり、自分の試合を巡って巨額の金が動く。そういう環境で試合をする重圧はMMAだろうがプロレスだろうが差異はないし、ましてやプロレスの観客は常に勝敗以外のプラスアルファを求めてくるのだ。
 リングに二度と足を踏み入れない選択肢は選ぼうと思えば選べたはずだが、それでも彼女はまたリングへ戻ってきた。MMAとプロレスというジャンルをまたいだ、ロンダの喪失と再生の物語を見せてもらえたのが、今年のレッスルマニアだったのだ。
 試合終了後に観客席にいるダナ・ホワイトの姿が映っていたが、UFC223を巡る諸々の騒動で疲労困憊のはずのダナも、いい表情を浮かべているのが印象的だった。かつてのドル箱スターを失った寂しさはあれど、彼もまたロンダという愛娘の新たな出発を心から祝福していたのではないだろうか。

[PR]
by nugueira | 2018-04-09 23:04 | その他(プロレス) | Comments(0)
 昨日は全日本プロレス後楽園ホール大会を観戦。ちゃんと確認していないが、このブログで全日の観戦記を書くのはこれが初めてかも。前回全日を会場観戦したのは武藤が社長だった時代のはず。

 7時ちょっと過ぎにはホールに到着したはずだが、もう前半戦最後の試合というスピード進行。メインが終わったのも9時前だった。もっとも翌日仕事のある平日興業はこのぐらいがちょうどいいんだけど。

 後半戦はまず、さいたまスーパーアリーナ大会で行われる世界タッグの前哨戦であるシングル2試合。ボディガーvsジェイムスは激しい肉弾戦から、ジェイムスがラリアットでボディガーをなぎ倒し3カウント。4分かからない短期決着だったが、まあ両者とも長丁場が戦えそうな体型ではないわな。

 続くゼウスvs崔領二は、崔のサブミッションを凌ぎ続けたゼウスが、最後は下から三角を狙った崔を持ち上げ、そのままパワーボムで3カウント。前哨戦は1勝1敗の結果に。しかし崔はゼロワンの若手時代の印象しかないのだが、ちゃんと頑張ってるんだなあ。
d0010886_17093113.jpg
 メインは三冠ヘビー級王座戦の前哨戦、ジョー・ドーリング、TAJIRI、KAI組vs宮原健斗、ヨシタツ、野村直矢組の6人タッグマッチ。ドーリングを今回初めて見たが、いやもうデカい。いかにも「全日の強豪外国人」という感じ。試合が始まるとドーリングは一発一発の動きに説得力があるうえ、意外と動けるので二度驚き。こりゃ強いわ。
 前哨戦なので最後は野村かTAJIRI辺りが取られ役になるのか…と思いきや、最後はドーリングのレボリューションボムを切り返した宮原がシャットダウンスープレックスホールド。宮原がドーリングから直接3カウントを奪うまさかの展開。これはドーリング防衛の可能性が高まったか(プロレス的発想)。試合後の宮原の締めのマイクも含め、いい興業でした。
d0010886_17114003.jpg

[PR]
by nugueira | 2018-03-20 23:09 | その他(プロレス) | Comments(0)

ゴーバーvsレスナー

 ここ何年かはレッスルマニアで一番面白そうだった試合の動画をネットで探してチェック、というのが恒例行事になりつつあるのだが、今年も早速ゴールドバーグvsブロック・レスナーを視聴。

 開始と同時にレスナーがスープレックス3連発。しかしゴーバーがスピアー2連発を返すと、場外スピアーでフェンスを破壊。リング上に戻って互いにジャックハマーとF5を逃れた後、ゴーバーがスピアーからジャックハマー!しかしレスナーがカウント2で返す!
 レスナーが立ち上がったところにゴーバーがスピアーを狙うが、レスナーがジャンプでよけて誤爆。レスナーがここからスープレックス7連発を決めると、最後はF5で3カウント!

 試合の攻防をほぼ全て描写してもこの分量。時間にして5分弱だったが、互いの見せ場をこれでもかというほど詰めこんだ、観客満足度の高い試合。この二人に長丁場を期待していたファンはほぼ皆無だったろうから、やるべきことをやってくれた、というべきでしょう。
 これでゴーバーもレスナーも13年前のファンへの不義理を清算した…と簡単にまとめていいのかは分からないが、あの時に感じたもやもやが多少なりとも晴れたのは間違いない。一昨年のスティングといい今年のゴーバーといい、感情的なもつれがあっても最後はビジネスとしてリングに上がってくるアメリカ人の感覚が、こういう時は本当にうらやましくなる。今の新日に長州や武藤が上がったら、リスクはあれど妙な面白さが生まれるはずなんだけど、日本でこういう展開になるなんて想像もつかないもんなあ。

[PR]
by nugueira | 2017-04-03 23:36 | その他(プロレス) | Comments(0)

WRESTLE-1観戦

 職場の人たちと不定期に行っているプロレス観戦企画で、WRESTLE-1を観戦。新宿FACEに行くのが10年ぶりぐらい、というか歌舞伎町もけっこう久しぶりに足を踏み入れたのだが、明るいし胡散臭い客引きも減っているし、昔に比べて健全な雰囲気になっていたのに驚いた。

 というわけで試合の感想の方を。第2試合に元Krushガールの筋肉アイドルこと才木玲佳が登場。動きが危なっかしい場面もあったが、最後はハイキックからの片エビで勝利。というか相手の木村花が木村京子の娘ということにビックリ。

 第4試合では全日本時代に総合格闘技にも挑戦していた河野真幸が。相変わらずデカい。KAIは今回初めて試合を見たのだが…あのキャラクターは見てるこっちがどう対応したらいいのかよく分からない感じ。
d0010886_22253290.jpg

 セミのUWA世界6人タッグ選手権試合では、王者組がカズ・ハヤシ、田中稔、TAJIRIという面々。正直初見の選手が少なくない中、この顔ぶれを見ると安心感が湧く。試合も王者組が格の違いを見せる展開が続いたが、最後は稲葉大樹がカズに卍固めで勝利し王座奪取。
d0010886_2234483.jpg

 メインのWRESTLE-1タッグチャンピオンシップでは、征矢学・葛西純組が勝利しこちらも王座交代。この試合も個人的に嬉しかったのは葛西のダイビングボディプレスの場面だった。
d0010886_22342136.jpg

 試合後はW-1退団が決まっている中之上靖文に、征矢が涙のエール。選手の大量退団にみまわれたW-1、台所事情は決して楽ではないんだろうなあ…というのは何となく透けて見えてしまう。かつての新日本・WJと同じく、全日とW-1は分裂してお互い損する状態に陥っちゃってるよなあ。
[PR]
by nugueira | 2016-07-29 23:15 | その他(プロレス) | Comments(0)
 レッスルマニア32で行われたアンダーテイカーvsシェイン・マクマホン戦が大反響だったので、ネットで動画をチェック。

 シェインが試合をするのがいつ以来なのかよく把握していないのだが、この人どうやって練習してるの?クライマックスの場面以外にもパワーボムの受け身とったり、コーナーtoコーナーのドロップキックを出したり、体型は普通の40代のおっさんなのに並のレスラー以上に動けてる。

 そして場外乱闘の末、実況席に寝かせられたアンダーテイカーにシェインが金網の上からダイビングエルボー!そして自爆!あらかじめ展開を知ったうえで見てもあまりに衝撃的。これライブで見てた人は心臓止まりそうになったろうな。
 金網に登ったシェインがダイブする直前、腹ばいになって下をのぞく場面があったのだが、この瞬間シェインの不安や恐怖が透けて見えるのがものすごく生々しかった。感情を客に悟らせずにパフォーマンスをやりきるのがプロのあるべき姿なんだろうけど、感情を垣間見せながらそれを乗り越えるのもまたプロですわ。ツームストンでフィニッシュした後のアンダーテイカーの表情に「よくやった」という労りが感じられたのは、決して気のせいではないと思う。

 WWEはここ何年かろくに見ていないのだが、レッスルマニアだけはネットの反応に乗せられて毎年何かしらの形で動画をチェックしてしまう。このイベントってやっぱり凄いわ。

[PR]
by nugueira | 2016-04-06 23:49 | その他(プロレス) | Comments(0)

中邑、NXTデビュー

 中邑真輔のNXTテイクオーバー・デビュー戦であるサミ・ゼイン戦の映像をチェック。WWEネットワークには加入していないのでYouTubeに落ちていたダイジェスト映像ですが。

 中邑がWWEと契約した際に気になっていたのは「キャラクター・スタイルは新日本時代のままなのか、WWE仕様へのチェンジを求められるのか」という点だったのだが、コスチュームは従来通りの赤いロングタイツだったし、ダイジェストで見る限り試合スタイルも新日本時代と同じ戦いぶり。頭を押し付けながら両手をブラブラさせるブレイクムーブに始まり、ゼインをコーナーに乗せて串刺しのヒザ蹴り、跳びつき腕十字といったおなじみの動きを次々と披露。エルボー合戦も挟んだ激戦の末に最後はボマイエでフィニッシュし、アメリカデビューを白星で飾った。

 日本時代と変わらぬスタイルでのデビューとなったのは、中邑のバリューに対するWWE側の評価の表れか。キッチリと噛み合う動きを見せてくれたゼインも含めて、デビュー戦としては満点の試合だったのでは。ツイッター上でも指摘されていたように、過密スケジュールのWWEでこの試合内容を維持できるかという問題はあるんだろうけど。

 でまあこれだけなら、新日本離脱のショックはさておき日本のファンにとっても「さすが中邑」というハッピー感満載のニュースなのだが、客席の飯伏幸太が大映しにされ、WWEと契約か、というニュースがにわかに流れ出している。
 中邑、AJ、アンダーソン、ギャローズに続き飯伏まで…。こうなると新日本を見ていた人でWWEネットワークとの契約に関心を持つ人は確実に増えてくるだろうし、WWEは本格的に日本市場、というか新日本を食いに来てるなあ。
[PR]
by nugueira | 2016-04-02 16:36 | その他(プロレス) | Comments(0)

NEW JAPAN CUP 決勝

 新日本プロレスワールドの無料期間がまだ残っていたので、NEW JAPAN CUP 決勝大会を視聴。

 矢野通vs内藤哲也は去年のG1もそうだったけど、シュールな空気になる面白い組み合わせ。丸め込み合戦で内藤が勝つのはまあ予想していたけど、NJC準決勝としては物足りなかったか。

 もう一方の準決勝、後藤洋央紀vsマイケル・エルガンはエルガンが序盤から滞空ブレーンバスター、雪崩式ファルコンアローで猛攻。でもこの流れは…と思っていたら、やはり最後に後藤が丸め込んで逆転勝利。
 今回のNJCは開幕時点で「順当にいけば準々決勝でファレvsエルガン、勝った方が優勝」と予想しており、今日はエルガンの勝利を見る気満々だったのだが、こうなっちゃったかあ。エルガンとせっかく2年契約結んだんだから、ここでプッシュしてIWGPに挑戦させてやりゃいいのに。

 というわけで決勝は後藤vs内藤。序盤は内藤がペースを握るが、後藤はデスティーノを牛殺しで切り返して逆襲。EVILやBUSHIの介入を蹴散らし、雪崩式牛殺しから昇天・改を決めるが、ここは内藤が返す。なおも攻める後藤だが、昇天の体勢に抱え上げたところを内藤がデスティーノで切り返し両者ダウン。最後は内藤がドラゴンスープレックスから、ラリアットにきた後藤にデスティーノを決めて3カウント。
 後藤は準決勝とは段違いの戦いぶりだったし、内藤も終盤はセコンドの介入なしに勝ったのは説得力があった。勝利後に内藤はIWGPヘビーへの挑戦を表明し、両国でのオカダ戦が決定。ロスインゴ勢が後藤に暴行を働くなか、オカダがリングインすると後藤と握手。まあこういう図式にするためにも後藤に勝ち上がらせるしかなかったか。

 さっき「エルガンの優勝を予想していた」と書いたのだが、じゃあエルガンがオカダに挑戦していきなりIWGPを獲れるかというと「さすがにそれはないわな」となってしまうわけで、そういう意味では内藤の方が展開としては面白くなりそう。オカダのライバルが自然消滅してしまっているIWGP戦線の現状と、結成以来着実に存在感を増しているロスインゴにそろそろ箔をつけてあげる、という点を考えると両国での王座交代は十分あり得るシナリオか。
[PR]
by nugueira | 2016-03-12 21:28 | その他(プロレス) | Comments(0)

棚橋vsオメガ

 1・4ドームの入場者特典で新日本プロレスワールド30日無料クーポン券をもらったので、それを活用して本日の長岡大会を視聴。

 メインの棚橋vsケニー・オメガによるIWGPインターコンチネンタル王座決定戦は「やっぱりここでオメガをプッシュするのかな?でも新日本は困った時の棚橋頼みの体質があるからなあ」と勝敗自体予想しにくい状態で見始めたのだが、いや途中からそんなことどうでもよくなるぐらいの面白さだった。
 テーピングしている棚橋の肩を場外ラフファイトも混ぜながら攻めていくオメガに、棚橋はドラゴンスクリューで膝を痛めつけ反撃。棚橋のテキサスクローバーホールドがエグい角度で決まった・・・というところでリング下からヤングバックス登場!お前らいつからそこに隠れてたんだ!ヤングバックスの介入で息を吹き返したオメガがまさかのスタイルズクラッシュを繰り出すが、ここは棚橋が返す!
 バレットクラブ得意のセコンド介入でピンチの棚橋だが、ここでエルガンが乱入!ヤングバックスを蹴散らすと二人まとめて抱え上げながら花道を退場!もうこの辺のくだりがあまりに面白すぎた。再度一対一に戻った棚橋はツイスト&シャウト、雪崩式ハイフライフローを繰り出すが、勝負のハイフライフローはオメガがよけて棚橋自爆!オメガはここからランニングニーを連発すると、最後は片翼の天使で3カウント!

 セコンド介入に助けられた感はあるが、オメガは堂々の戦いぶり。中盤で足をひきずり始めたときは「ガチで膝をやったか!?」と思ったが、いいようにブッカーの掌で転がされてしまったか。今後の展開を考えるとオメガがベルトを持った方が色々と広がりが出てくるのは確かで、長岡のお客さんには悪いが団体運営としては健全な結果になったか。棚橋の肩のテーピングはおそらくガチだろうし、昨年同様に上半期は少しペースダウンしてもいいのでは。中邑不在でそうも言っていられない場面が今後も出てきてしまうのかもしれないが。

 IWGPジュニアも良かった。人気ブログランキングへ
[PR]
by nugueira | 2016-02-14 23:08 | その他(プロレス) | Comments(0)

中邑壮行試合

 ワールドプロレスリングで放送していた中邑真輔壮行試合を視聴。

 今回の中邑のWWE移籍については色々な見方があると思うが、せんじ詰めれば「世界最大のプロレス団体によるエース引き抜き」であり、新日本にとって由々しき問題であるのは間違いない。

 で、契約期間満了後の真っ当な移籍であり、正真正銘ワールドワイドなリングへの挑戦という前向きな行為であっても、新日本を離脱する中邑に対してはファンも関係者も愛憎半ばする複雑な感情が渦巻く・・・はずなのだが、「憎」の部分が拍子抜けするぐらい感じられなかったな。

 インターコンチ王者決定戦に出るのが棚橋というのは既定路線だったので、それなら壮行試合では棚橋が中邑から3カウントを奪ってタイトルマッチへ名乗り、という展開もありだったはずなのだが、中邑がボマイェでサポートした後、石井が柴田に垂直落下を決め中邑組が勝利。徹頭徹尾、中邑を心地よく送り出すための試合だった。

 これが今のファン気質か、という一言でまとめてしまうのも早計で、週プロに掲載された木谷オーナーのインタビューでも、「(WWEの侵攻が)想定より1年早かった」と経営者としての判断ミスを反省しつつ、中邑本人に対しては「頑張ってほしい」と素直にエールを送っているのが印象的だった。ファンも選手も団体フロントも、今回の移籍をドロドロとした空気でコーティングするつもりが全くなかった結果がこの壮行試合だった、ということなんだろうか。ファンの気質の変化に加えて中邑の実績、新日本自体は上り調子で今回の移籍はダメージはあれど致命傷ではないこと、といった要因が絡み合ってのことなんだろうけど。

 ただ、これまでトップ4にいた中邑とAJが抜けた穴は、どうやったってすぐには埋まらないはず。木谷オーナーは3月の大田区体育館大会でのサプライズを予告していたけど、ここから新日本の巻き返しなるか、まずはお手並み拝見。
[PR]
by nugueira | 2016-02-08 23:53 | その他(プロレス) | Comments(0)