反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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カテゴリ:その他(プロレス)( 102 )

鈴木みのる30周年

 鈴木みのるデビュー30周年記念として横浜赤レンガ倉庫で行われたオカダ戦の映像を、ワールドプロレスリングで視聴。

 当日もツイッターで様子を見ながら「これは伝説になるなあ」と思っていたのだが、改めて大雨の中の試合というシチュエーションに圧倒させられた。みのるとオカダにとっては戦いにくいことこの上ないコンディションだったろうし、怪我につながらなくて本当に良かったが、やっぱりこの絵面だけでも後世まで語り継がれる試合になったと思う。会場で観戦していたお客さんも大変だったろうけど、間違いなく勝ち組ですよ。

 しかし鈴木みのるの30年のキャリアを振り返ると、改めて驚かされる。パンクラスで戦歴を重ねた後に新日本プロレスへカムバックし、20年近くにわたって各団体を渡り歩きながら、主要団体のシングル・タッグ王座を総なめ(IWGPヘビーは手にしていないが)。新日本がシニアレスラーのシングルマッチについて制限を課しつつある中で、50歳になった今もベルト戦線での戦いを繰り広げている。先日の永田の記事でも触れたが、歳を重ねてくるとこういうレスラーにシンパシーを感じるというか、みのるの場合は見てるこっちが励まされるなあ。

 試合後のマイクでみのるはリングサイドの子供たちに対して「クソガキども。世の中出たら、勝ち続けなきゃ上に行けねえんだよ」という一言。30年の節目を迎えようとも態度や言葉はブレることなく、だからこそ説得力を持って響く。リング外で戦う盟友・高山の分まで、海賊王はリング上の宝を貪欲に追い求め続ける。

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by nugueira | 2018-07-09 23:16 | その他(プロレス) | Comments(0)

ロンダ・イズ・バック!

 毎年この時期の恒例になりつつある、レッスルマニアの気になる試合をチェックした感想。今年はロンダ・ラウジーのWWEデビュー戦を視聴。毎度YouTubeで見るのもさすがに恥ずかしくなってきたので、来年はこの時期だけでもWWEの配信サービスを契約した方がいいだろうか。DAZNの分お金も浮いているし。

 試合の感想の方に行くと、プロレスデビュー戦としては上々、ほぼ満点をあげていい試合だったのではないか。パンチ連打でトリプルHを追い込む場面は「なんちゃって格闘技」な感じがしてあまり好きになれなかったが、逆に言うと粗が目立ったのはこのぐらい。鉄柱激突といった身体を張ったムーブもしっかり見せてくれたし、トリプルHのパワーボムをラナで切り返したのには参った。フィニッシュのアームバーは「本当にへし折るつもりか!?」と思わせる迫力があったし、彼女の持つ「殺し」の要素を振りまきつつ、プロレスの世界で戦うためのスキルと覚悟もしっかりと示してくれた。アングル、トリプルH、ステファニーという芸達者たちに助けられた面は当然あるんだろうけれど。

 ただこの試合に関してはプロレス論的な分析を抜きに、ロンダがリング上で戦う姿を見ることができた、という時点で胸がいっぱいになってしまった。
 結果のみが求められるオリンピックアスリートの世界から、勝利と同時に人気と興業的成功が求められるプロ格闘技のリングへ。これだけで十分な冒険なのだが、それに加えてロンダは当時未開のジャンルだった女子MMAを自分一人の手で切り開き、背負い続けてみせた。常人には耐えきれないであろう重圧と向き合ってきた彼女が迎えた結末はご存じの通りで、自らが築き上げた女子MMAのレベルの上昇に呑みこまれ、2度のKO負けの末にオクタゴンから姿を消すことになる。
 おそらくは相当な額の金も手にしたであろう彼女が試合の重圧と向き合えなくなるのはある意味当然の帰結で、ロンダという稀代の存在をオクタゴンで見れなくなることに寂しさは感じつつ、これも時代の流れだろう、と自分の中では割り切っていた。

 そんな彼女が新天地としてエンターテインメントに振り切ったWWEの世界に身を投じる…というのはあまりに突拍子もない展開なのだが、これをやってのけてしまうのがロンダがロンダたる所以なんだろう、とも思えてくる。
 MMAからプロレスへの転身を楽な小遣い稼ぎ、と捉える人が未だにいるのかどうかはよく分からないが、仮にいるのならそういう考えは改めた方がいい。8万人の観客が集まり、自分の試合を巡って巨額の金が動く。そういう環境で試合をする重圧はMMAだろうがプロレスだろうが差異はないし、ましてやプロレスの観客は常に勝敗以外のプラスアルファを求めてくるのだ。
 リングに二度と足を踏み入れない選択肢は選ぼうと思えば選べたはずだが、それでも彼女はまたリングへ戻ってきた。MMAとプロレスというジャンルをまたいだ、ロンダの喪失と再生の物語を見せてもらえたのが、今年のレッスルマニアだったのだ。
 試合終了後に観客席にいるダナ・ホワイトの姿が映っていたが、UFC223を巡る諸々の騒動で疲労困憊のはずのダナも、いい表情を浮かべているのが印象的だった。かつてのドル箱スターを失った寂しさはあれど、彼もまたロンダという愛娘の新たな出発を心から祝福していたのではないだろうか。

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by nugueira | 2018-04-09 23:04 | その他(プロレス) | Comments(0)
 昨日は全日本プロレス後楽園ホール大会を観戦。ちゃんと確認していないが、このブログで全日の観戦記を書くのはこれが初めてかも。前回全日を会場観戦したのは武藤が社長だった時代のはず。

 7時ちょっと過ぎにはホールに到着したはずだが、もう前半戦最後の試合というスピード進行。メインが終わったのも9時前だった。もっとも翌日仕事のある平日興業はこのぐらいがちょうどいいんだけど。

 後半戦はまず、さいたまスーパーアリーナ大会で行われる世界タッグの前哨戦であるシングル2試合。ボディガーvsジェイムスは激しい肉弾戦から、ジェイムスがラリアットでボディガーをなぎ倒し3カウント。4分かからない短期決着だったが、まあ両者とも長丁場が戦えそうな体型ではないわな。

 続くゼウスvs崔領二は、崔のサブミッションを凌ぎ続けたゼウスが、最後は下から三角を狙った崔を持ち上げ、そのままパワーボムで3カウント。前哨戦は1勝1敗の結果に。しかし崔はゼロワンの若手時代の印象しかないのだが、ちゃんと頑張ってるんだなあ。
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 メインは三冠ヘビー級王座戦の前哨戦、ジョー・ドーリング、TAJIRI、KAI組vs宮原健斗、ヨシタツ、野村直矢組の6人タッグマッチ。ドーリングを今回初めて見たが、いやもうデカい。いかにも「全日の強豪外国人」という感じ。試合が始まるとドーリングは一発一発の動きに説得力があるうえ、意外と動けるので二度驚き。こりゃ強いわ。
 前哨戦なので最後は野村かTAJIRI辺りが取られ役になるのか…と思いきや、最後はドーリングのレボリューションボムを切り返した宮原がシャットダウンスープレックスホールド。宮原がドーリングから直接3カウントを奪うまさかの展開。これはドーリング防衛の可能性が高まったか(プロレス的発想)。試合後の宮原の締めのマイクも含め、いい興業でした。
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by nugueira | 2018-03-20 23:09 | その他(プロレス) | Comments(0)

ゴーバーvsレスナー

 ここ何年かはレッスルマニアで一番面白そうだった試合の動画をネットで探してチェック、というのが恒例行事になりつつあるのだが、今年も早速ゴールドバーグvsブロック・レスナーを視聴。

 開始と同時にレスナーがスープレックス3連発。しかしゴーバーがスピアー2連発を返すと、場外スピアーでフェンスを破壊。リング上に戻って互いにジャックハマーとF5を逃れた後、ゴーバーがスピアーからジャックハマー!しかしレスナーがカウント2で返す!
 レスナーが立ち上がったところにゴーバーがスピアーを狙うが、レスナーがジャンプでよけて誤爆。レスナーがここからスープレックス7連発を決めると、最後はF5で3カウント!

 試合の攻防をほぼ全て描写してもこの分量。時間にして5分弱だったが、互いの見せ場をこれでもかというほど詰めこんだ、観客満足度の高い試合。この二人に長丁場を期待していたファンはほぼ皆無だったろうから、やるべきことをやってくれた、というべきでしょう。
 これでゴーバーもレスナーも13年前のファンへの不義理を清算した…と簡単にまとめていいのかは分からないが、あの時に感じたもやもやが多少なりとも晴れたのは間違いない。一昨年のスティングといい今年のゴーバーといい、感情的なもつれがあっても最後はビジネスとしてリングに上がってくるアメリカ人の感覚が、こういう時は本当にうらやましくなる。今の新日に長州や武藤が上がったら、リスクはあれど妙な面白さが生まれるはずなんだけど、日本でこういう展開になるなんて想像もつかないもんなあ。

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by nugueira | 2017-04-03 23:36 | その他(プロレス) | Comments(0)

WRESTLE-1観戦

 職場の人たちと不定期に行っているプロレス観戦企画で、WRESTLE-1を観戦。新宿FACEに行くのが10年ぶりぐらい、というか歌舞伎町もけっこう久しぶりに足を踏み入れたのだが、明るいし胡散臭い客引きも減っているし、昔に比べて健全な雰囲気になっていたのに驚いた。

 というわけで試合の感想の方を。第2試合に元Krushガールの筋肉アイドルこと才木玲佳が登場。動きが危なっかしい場面もあったが、最後はハイキックからの片エビで勝利。というか相手の木村花が木村京子の娘ということにビックリ。

 第4試合では全日本時代に総合格闘技にも挑戦していた河野真幸が。相変わらずデカい。KAIは今回初めて試合を見たのだが…あのキャラクターは見てるこっちがどう対応したらいいのかよく分からない感じ。
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 セミのUWA世界6人タッグ選手権試合では、王者組がカズ・ハヤシ、田中稔、TAJIRIという面々。正直初見の選手が少なくない中、この顔ぶれを見ると安心感が湧く。試合も王者組が格の違いを見せる展開が続いたが、最後は稲葉大樹がカズに卍固めで勝利し王座奪取。
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 メインのWRESTLE-1タッグチャンピオンシップでは、征矢学・葛西純組が勝利しこちらも王座交代。この試合も個人的に嬉しかったのは葛西のダイビングボディプレスの場面だった。
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 試合後はW-1退団が決まっている中之上靖文に、征矢が涙のエール。選手の大量退団にみまわれたW-1、台所事情は決して楽ではないんだろうなあ…というのは何となく透けて見えてしまう。かつての新日本・WJと同じく、全日とW-1は分裂してお互い損する状態に陥っちゃってるよなあ。
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by nugueira | 2016-07-29 23:15 | その他(プロレス) | Comments(0)
 棚橋弘至が左腕負傷のため今月の大阪城ホール大会欠場を発表。

 今シリーズ開幕戦で負傷欠場した際は「オメガ何やってんだよー」と思ったのだが、その前のアメリカ遠征の頃から肩の調子は相当悪かったという情報もあり、大阪城ホールまで休養させるためのブック込みでの展開だったか…と思い直したものの、結局間に合わず。

 棚橋の身体にここ10年酷使したツケが回ってきているのは誰の目にも明らかで、昨年も上半期は矢野との抗争でお茶を濁しつつG1につなげていた。今年は中邑のWWE移籍で空位となったIWGPインターコンチネンタル戦線を盛り上げざるを得ず、無理を続けた結果がこうなってしまった、ということか。上半期最大のイベントである大阪城ホール欠場は、本人が一番無念なはず。

 このブログで大々的に書いたことはないと思うのだが、会社が最悪の状況にある中、自分一人でそれを建て直すと決めて実際にそれをやりとげた棚橋の努力は、本当に凄いとしか言いようがない。大袈裟な話でなく、組織で働いている人間で棚橋のことを尊敬できない人はいないんじゃないのか、と個人的には思っている。

 G1欠場は会社としても回避したいし本人も無理やりにでも出るつもりだとは思うが、ここは先々を考えて無理はしないでほしい。逆に言えば、棚橋のここ10年の頑張りを凄いと思っている人間は、今こそ新日本プロレスにお金を落とさなきゃダメだと思う。棚橋がいなくても盛り上がる状況を作ることが、棚橋への最大の恩返しだと思うので。

 棚橋のラダーマッチは見てみたかった。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2016-06-03 23:41 | その他(プロレス) | Comments(0)

オスプレイvsリコシェ

 BEST OF THE SUPER JrのBブロック第3戦、メインのウィル・オスプレイvsリコシェを新日本プロレスワールドで追っかけ視聴。
 日程的にもこれを前半戦の山場にするんだろうとは思っていたが、ツイッター上の反応が凄いこと。家に帰るのが待ちきれなかった。

 で、試合を見てみたら・・・いやもう、これ本当に「凄い」の一言。

 グラウンドの攻防のあと、オスプレイがショルダータックルを入れるがリコシェがすぐさま起き上がる。互いをロープに振り合った後、リコシェがオスプレイをヘッドシザースするがオスプレイは空中で一回転して着地、オスプレイがリコシェに跳びつきながらヘッドシザースをやり返すがリコシェも空中で一回転、両者ロープの反動でバク宙しながらリング中央に着地しにらみ合う・・・というのが序盤2分くらいの攻防。ダメだ、文章で表現しきれないよ。

 この後もジャベの攻防あり、片方が場外に落ちたら重力を無視したようなとんでもない空中技あり、果てはハイキックの相打ちでのダブルダウンあり・・・と見どころを書いていったらきりがない試合内容。画面の前で「ウオッ!」となりながら声を飲みこむ場面が一度や二度じゃなかった。

 エルボーの我慢比べからリコシェの630℃スプラッシュをかわしたオスプレイが、とんでもない滞空時間からのオスカッターを決めリーグ戦初勝利。今月はレスリングどんたくで契約料のもとは回収できたつもりだけど、この試合でさらにお釣りが来ちゃったな。新日本プロレスワールド契約している人は絶対見なきゃダメですよ。

 オスプレイはこのまま優勝させてIWGPジュニアのベルトをやっちゃってもいいんじゃないのか、とすら思えてきた。シリーズ開幕前から故障を抱えているようで、この日も試合中に腰を何度かかばっていたのが気にはなったけど。
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by nugueira | 2016-05-27 23:58 | その他(プロレス) | Comments(0)
 BOSJのシリーズ第2戦、沼津大会の気になった試合を新日本プロレスワールドで視聴。

 まずはBOSJ初参戦のボラドール・ジュニアvsバレッタ。序盤は何かもっさりした展開だなあ、と思いながら見ていたのだが、ボラドールがロングタイツを脱ぎ捨てると一気にペースアップ。バク宙から華麗なノータッチトペを披露。この後もボラドールはコーナー最上段からの雪崩式フランケンを繰り出すものの、最後はバレッタがデュードバスターで3カウント。
 後半は良かったけど、それでもボラドールはまだまだいけるだろう、という印象。去年のG1のエルガンなんかもそうだけど、初参戦の選手はシリーズが進むにつれ呼吸が合ってきて持ち味を発揮するケースが往々にしてあるので、ここからの巻き返し(星勘定ではなく試合内容の方で)を期待。

 続いてこちらもBOSJ初参戦のウィル・オスプレイvsチェーズ・オーエンズ。オーエンズの試合は既に何度か見ているけど、あの空中技は何度見てもお見事。レインメーカーポーズも見せるが、これはかわされる。オーエンズがジャンプしたところをドロップキックで迎撃したオーエンズがパッケージドライバーで勝利。
 Bブロックはリコシェが軸になりそうだが、混戦模様。オスプレイが優勝決定戦に進んでもおかしくないと思うのだが、さすがに若手の外国人を一気にそこまでプッシュはしないのかな。
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by nugueira | 2016-05-24 23:44 | その他(プロレス) | Comments(0)

BEST OF THE SUPER Jr 開幕戦

 UFCナンバーシリーズをニコ生で観れている分、浮いた金を新日本プロレスワールドに回しており、今日もBOSJ開幕戦をライブ視聴。いやー、この意味でもニコ生には頑張ってほしい。

 外道はBUSHIに終始攻められ続けながらも、レフェリーの死角からの急所攻撃、顔面パンチからの外道クラッチで逆転勝利。これは昨年に続き連勝スタート→失速という展開か(プロレス脳)。

 田口は入場は相変わらずだったが、試合が始まると正統派のガッチリした展開(まあ当たり前なんだけど)。サイダルがエプロンの田口相手にその場飛びフランケンシュタイナーをやったのにはシビれた。このままペースを握ったサイダルがエアサイダルでフィニッシュ・・・と思いきや、膝ブロックで防いだ田口がどどんで逆転勝利。

 メインは昨年の決勝の再戦となるKUSHIDA対オライリー。昨年同様、レスリングあり、打撃あり、関節技ありで、空中技はないが観客をがっちり引き込む好勝負。昨年のBOSJ以降もこの二人は海外で対戦しているらしいけど、本当に手が合う組み合わせなんだろうなあ。
 KUSHIDAのその場飛びムーンサルトをオライリーが腕十字に捕えれば、オライリーのジャンピングニーをKUSHIDAがキャッチし腕十字。一進一退の攻防は最後はオライリーが垂直落下ブレーンバスターからの腕十字でギブアップを奪い白星発進。対戦回数を重ねたことによる安定感とのバーターで、去年の決勝ほどの緊迫感がなかった、というのは贅沢を言い過ぎか。

 プロレス的発想からするとこれでAブロックの首位争いはKUSHIDA・BUSHI・サイダルか?最終戦の組み合わせがKUSHIDA対BUSHIなので、これが決勝進出決定戦になりそうな雰囲気。
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by nugueira | 2016-05-21 23:42 | その他(プロレス) | Comments(0)

レスリングどんたく

 新日本プロレスワールドでレスリングどんたくを観戦。大爆発というわけでもないが、後半戦はどれも見応えがあった。

NEVER王座戦
柴田勝頼×-○永田裕志


 今回永田が勝たなきゃこれまでのストーリーが意味ないし、今後の展開も膨らまないだろう、と思っていたし実際その通りの結果になってくれたのだが、それでも勝った瞬間はグッと来た。最後の逆PKはシビれたなあ。野上アナならずとも絶叫ですよ。
 IWGPを10度防衛していた時よりも今日の永田の方が断然格好良かったわけで、プロレスっていうのはつくづく不思議な競技だというのを再確認。新日の傾向からすると大阪でリマッチになりそうだが、あっさり柴田が取り返したら嫌だなあ。

IWGP Jr.ヘビー級王座戦
KUSHIDA○-×獣神サンダー・ライガー


 序盤からライガーの左腕を蹴り上げダメージを蓄積させるKUSHIDAに対し、ライガーはヒザ攻めでペースを握ると場外で垂直落下式ブレーンバスター。これはエグかった。この後も互いのウィークポイントを攻め合う展開が続き、ライガーは最近あまり見せていないムーブも含め多彩な攻めで追い込んでいく。だが最後はKUSHIDAがホバーボードロックで王座防衛。
 飛んだり跳ねたりはないゴツゴツした試合展開だったが、これが今、この二人が見せたい試合だったんでしょう。終わった後のKUSHIDAのマイクも含めて、実にいい試合だった。でもライガーのIWGP挑戦はこれで最後にしておいていいと思うけど。これで本当に再挑戦したら「最終章詐欺」になるぞ。

後藤洋央紀×-○EVIL

 EVILのイス攻撃は何度見ても痛みが伝わってくる。お互い得意の真正面からのぶつかり合いを続け、最後はダークネス・フォールズ→EVILとたたみかけフィニッシュ。EVILは一人で試合を組み立てる印象があまりなかったんだけど、シングルでも十分やっていけそう。

オカダ・カズチカ○-×SANADA

 失礼ながらSANADAの試合を今回初めて見たのだが、いや動けるねえ。ドロップキックの打点の高さも、トップロープ越えのトペも説得力十分。フィニッシュホールドが絞め技だとどうしても展開がもっさりしがちなんだけど、この体勢から入れるの?という動きが多くて、終盤の攻防も目が離せなかった。
 最後はオカダがレインメーカーでフィニッシュしたが、評価を上げたのはSANADA(上げたというより新日ファンに認知させた、というのが正解か)。今年のG1は中邑やAJらの離脱で期せずして出場メンバーの入れ替えが激しくなるが、新鮮な顔合わせが増えて面白くなりそう。

IWGPヘビー級王座戦
内藤哲也○-×石井智宏

 石井が軸足への低空ドロップキック、回り込みながらのヒザ十字と今まで見せたことのないムーブを次々と披露。多彩なバリエーションで内藤のヒザを殺しにかかる。
 実況席が「常にオンの石井と、オン・オフの切り替えがはっきりしている内藤」と言っていたとおり、この2人は試合のリズムが正反対だし、現に序盤は「何か噛み合わないかなあ」という雰囲気がしていたのだが、石井も伊達に20年選手ではなかった。終盤のこれでもかという我慢比べも含めて、メインの仕事をきっちりこなしたか。
 内藤が勝利した後、まあ来るだろうと思っていたがオカダとの大阪城ホールでのリマッチが決定的なムードに。ここでオカダが勝つと結局これかよ、という感じになっちゃうので、内藤にはぜひ返り討ちにしてほしいところ。

 今年のBOSJは仙台が決勝。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2016-05-03 22:52 | その他(プロレス) | Comments(0)