反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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カテゴリ:その他(総合・寝技系)( 822 )

ベラトール208の感想

エメリヤーエンコ・ヒョードル〇-×チェール・ソネン(1R TKO)
 ソネンがタックルに行こうとしたところにヒョードルがパンチを合わせ、ソネンいきなりダウン!グラウンドに付き合わないヒョードルはこの後もソネンのタックルをがぶり、さらには軽々と投げ飛ばす。それでも足に食らいつきテイクダウンを奪うソネンだが、ヒョードルはトップを取り返すとそこからパウンド。
 ジリ貧状態になるソネンだが、ラウンド後半にタックルからのクリーンテイクダウンに成功。しかしマウントにいこうとしたところでヒョードルがスイープ。そこからヒョードルがパウンドを連打し、ソネンが無抵抗になったところでストップ!

 ミドルが適正階級のソネン相手ということで、さすがにヒョードルがフィジカル差で押し切った。それでも2度にわたりテイクダウンは奪われているわけで、決勝で戦うベイダーからするとこの光景で自信を深めたのでは。トーナメント決勝までたどり着いたヒョードルだが、完全復活といえるかどうかは決勝が試金石になりそう。

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by nugueira | 2018-10-14 19:20 | その他(総合・寝技系) | Comments(2)

ベラトール207の感想

 遂にDAZN再契約。相変わらず画質が悪い。

セルゲイ・ハリトーノフ〇-×ロイ・ネルソン(1R KO)
 ハリトーノフは腹ダルダルだがパンチは的確。左ジャブが次々とネルソンに突き刺さる。両手を着いたネルソンの頭部に反則のヒザを入れてしまい一時中断になるが、再開後もハリトーノフがパンチと組んでのヒザで圧倒。最後はケージ際に詰めアッパー連打を叩き込み、1R終了間際にネルソンが崩れ落ちフィニッシュ。いや、まだまだ戦えるねえ。

マット・ミトリオン×-〇ライアン・ベイダー(判定)
 1R、ベイダーがタックルからテイクダウン。立ち上がりかけるミトリオンを倒し続けトップキープすると、バックからのパウンドを連打。1Rはベイダーが完全にコントロールし続け終了。ミトリオンかなり削られた。
 2R、パンチで出ようとするミトリオンにベイダーがタックル。しつこく組みつき、またもテイクダウンを奪う。ベイダーはボディへヒジを入れながらキムラやアームバーを狙っていく。
 ミトリオンはKOするしかなくなった3Rだが、開始早々ベイダーがまたもタックルからテイクダウン。そこからトップキープを続け、ミトリオンに何もさせず試合終了。ワンサイドゲームで決勝進出を決めた。
 体重差でミトリオン優位と見ていたが、ベイダーがここまで圧倒するとは…。こりゃ明日の結果がどうなろうとも、ベイダーがこのまま優勝だな。

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by nugueira | 2018-10-13 19:14 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)
 日本時間13日&14日のベラトール。ヘビー級GP準決勝の予想を。

マット・ミトリオン〇-×ライアン・ベイダー
 まずは13日。直近の実績・内容を考えると本命というべきミトリオンと、対抗のベイダー。これが事実上の決勝か。一回戦は瞬殺KOで勝ち上がったベイダーだが、やはりミトリオン相手だと体格差が苦しくなりそう。ミトリオンKO勝利と予想。

エメリヤーエンコ・ヒョードル〇-×チェール・ソネン
 こちらは14日。まさか2018年にこの組み合わせが見れようとは。ヴァンダレイ、ランペイジとオールドネーム相手に塩漬けで連勝を重ねたソネンだが、ヒョードルをそう簡単にテイクダウン&トップキープできるか。打たれ弱さが目立つようになったヒョードルだが、ソネン相手ならKOパンチをもらう危険性は下がりそう。ヒョードルKO勝利。

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by nugueira | 2018-10-09 23:29 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

ベラトール206の予想

 日本時間30日のベラトールの予想。今回からDAZN中継開始だが、RIZINと同日なのでとりあえずライブ観戦は断念しておこうと思う。

クイントン・ランペイジ・ジャクソン〇-×ヴァンダレイ・シウバ
 ランペイジとヴァンダレイの4度目の対戦。さすがにお互い旬を過ぎちゃっており、「見なければ良かった」というグダグダの展開になるリスクもはらんだ試合。年1ペースで試合をこなしているランペイジの方が、相対的にコンディションはいいのかなあ。

ゲガール・ムサシ〇-×ローリー・マクドナルド
 ウェルター級王者となったロリマクが、2階級同時制覇を狙いムサシと対戦。ウェルター級に有力コンテンダーがいないとはいえ、この展開はやや唐突。
 ムサシのここ最近の戦績は安定しており、直近の敗戦はUFC日本大会でユライア・ホールに喫した交通事故的なKO負け。ロリマクはミドル級に上げるのは初めてだし、完成度が高いとはいえスマートな試合運びをするスタイルなので、フィジカル差は結構影響しそう。UFC時代も強引に攻めてくる相手に競り負けてしまう試合が多かったし、ムサシ優位なのでは。

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by nugueira | 2018-09-27 23:56 | その他(総合・寝技系) | Comments(2)
 山本“KID”徳郁が逝去。ガンとの闘病を明らかにしてから1か月足らずの、あまりに唐突なタイミングで別れを告げられた。

 格闘技を長く見ているファン、特に修斗時代の乱闘騒ぎなどを知っている人からすれば、KIDの言動が決して褒められたものでないことはよく分かっている。それでもなお、KIDの死に喪失感を覚えない格闘技ファンは皆無なのではないか。

 KIDの死をどう受け止め、何を言ったらいいのか。自分にはすぐ答えが見つからない。ただ、このブログはもともと「自分が見た試合の感想を他の人と分かち合いたい」という思いで開始した。格闘家にとって試合こそが「作品」にほかならず、KIDという稀有な存在を悼むためには、その試合の記憶を振り返ることがせめてものはなむけなのではないか。以下、ブログ開設前も含めてKIDの思い出に残る試合を並べていきたい。

〇 vs門脇英基(2001.9.2 修斗)
 自分がKIDを初めて見たのが、後楽園ホールのこの試合。山本美憂の弟というバックボーンは後になって知ったが、ガード越しのパウンドでKOしてしまう破壊力は、予備知識なしの人間にも「なんだこれ!」と思わせるに十分だった。

〇 vs魔裟斗(2004.12.31 Dynamite!!)
 KIDにとっても日本格闘技にとっても、大きなマイルストーンとなる一戦。当時の魔裟斗は「K-1世界王者は安くない」と言って大晦日のイロモノ的試合には否定的だったはずで、その魔裟斗を引きずりだしたうえに試合ではダウンを先取する健闘ぶり。KIDが世間を引き寄せ、世間もKIDを求めていた。

〇 vs須藤元気(2005.12.31 Dynamite!!)
 斜に構えているファンからするとKIDはなんだかんだでプロテクトを受けているのでは、という不満もあったのだが、そうした雑音を封じ込めたのがこの年のミドル級トーナメント制覇。怪物カルバンがまだ参戦していない時期だったとはいえ、バンタムが適正のKIDが70キロで結果を出したということが、今にしてみると驚異的。

〇 vs宮田和幸(2006.5.3 HERO's)
 インパクトという点でKIDの「代表作」。多分に交通事故的な要素は否めないのだが、秒殺は当てた方の当て勘を褒めるべき、と昔から思っている。地上波興行のメインでこれをやってしまう、という点でやはりKIDは神がかってた。

 きれいな締めの言葉は浮かばないが、最後に一言。KID、早すぎるだろう。バカ野郎。

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by nugueira | 2018-09-18 23:32 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

KIDよ、絶対に勝て。

 山本“KID”徳郁がガンとの闘病中であることを告白。

 発病時期などの詳細が明らかにされていないので推測でしかないのだが、16年大晦日の時点で所英男と対戦する機運が熟していたにも関わらず実現しなかったのは、契約以前に体調の問題があったのかもしれない。まだ41歳での闘病には驚いたし、ほぼ同年代の自分としては決して他人事に思えない。本人、そしてご家族の胸中を想像するだけでもしんどくなってくる。

 自分の中でKIDが「好きな選手」のカテゴリーに入っているかというとやや微妙で、修斗時代の乱闘騒ぎは現場で見ていたし、DREAM以降の低迷期は歯車がとことん噛み合っていないのがはた目にも明らかで、全盛期とのギャップが激しい分、自分に限らず格闘技ファンの失望は大きかったのではないかと思う。
 とはいえ、K-1 MAXで衝撃のKO勝利を飾り魔裟斗と対戦した2003年、HERO'Sのトーナメントを制した2004年は間違いなくKIDは格闘技界の中心に立つ選手の一人だった(同じ時期に魔裟斗がいて五味がいて…というのが、今にして思うと本当にファンにとって贅沢で豊穣な時代だったわけだが)。バンタムが適正階級にも関わらず70キロ戦線で結果を出すというのは振り返ってみると無茶でしかないパフォーマンスで、今回のニュースを受けた宮田和幸のコメントにあるとおり、軽量級のMMAがジャンルとして成立するきっかけを作ったのは間違いなくKIDだろう。

 このタイミングでこれ以上KIDの功績を振り返るのは逆に不謹慎になりそうなので打ち止めにしておくが、2000年代前半を経験してきた格闘技ファンで、好き嫌いはともかくKIDの存在を無視できる人は皆無のはず。今はただ、リング外の戦いでKIDが勝利を収めてくれることを願い、エールを送るしかない。

 KIDよ、闘え。ガンなんかに負けるな。さっさと勝って、再び我々の前に姿を見せに来い。

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by nugueira | 2018-08-27 22:49 | その他(総合・寝技系) | Comments(2)
 ONE Championshipが来年3月31日の両国国技館大会及び10月11日の日本大会開催を発表。

 アジア最大のMMA団体(でいいんだよね?)が満を持して日本進出となるわけだが、UFC日本大会のような高揚感とも、これで国内史上が食い荒らされるという危機感とも違う微妙な感覚を抱いているファンが大半なのでは。まあ単刀直入に言って様子見ですね。

 木谷オーナーが以前「KNOCK OUTにとって脅威なのはRIZINでなくONE」と言っていたことがあり、確かにここ数年のONEが豊富な資金力で急激に規模を拡大してきたのは確か。ただ確保している選手の陣容がそれに見合っているかというと微妙で、青木やビビアーノ、アスクレンを獲得した辺りまでは注目していたのだが、最近は各階級ともアジア勢が中心の構成。成長著しいアジアの新興勢力を見れるという意味で多少興味深くはあるけど、「世界標準の戦いを見れる場」では決してないんだよね。

 好条件で選手を引き抜かれることで国内団体への影響は…というのも気になる点ではあるが、これも危機感を持つには時期尚早ではないかと。まあ現にRIZINはアンディ・サワーを引き抜かれているし先々は那須川の争奪戦も繰り広げられそうだけど、現状のRIZINの路線とONEが真正面からバッティングする感じもしない。RIZINがどこまで生きながらえるかは不透明だけど、これはもはやONEとの競争とは関係ない次元の問題なのでは。

 国内への影響云々を議論する前に、ONEはこんな大盤振る舞い路線で大丈夫なのか?というのが個人的には心配。AbemaTVの放映権料がビッグビジネスになっているとは思えず、初進出でいきなり両国というのは冒険しすぎだと思うのだが。これまでも中国大会なんかは前触れもなくドタキャンされたことがちょくちょくあるようだし、少なくとも来年10月の日本大会第二弾は話半分で聞いておく必要があるなあ、と思ってます。

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by nugueira | 2018-08-23 22:09 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)
 DAZNがベラトールと契約。9月大会から日本でもライブ中継が見られる見通しに。

 UFCが途絶えたのを機にDAZNとおさらばしたのだが、こうも早く再開の時を迎えようとは。いまのベラトールに月1000円のバリューがあるかというと正直微妙な大会もあるが、ヘビー級トーナメントの行方はやっぱり気になる。WBSSもDAZNで中継という話があるし、合わせ技で考えればまあ安い買い物だろうなあ。
 1億ドル規模の契約を結んだベラトールは資金力を強化するわけで、UFC優位は動かないにせよMMA業界内の力関係にも影響は出てきそう。最近もリョートがベラトールと契約したが、UFC離脱組の受け皿がベラトール、という流れは固定されてくるでしょうね。

 UFCファイトパスにせよDAZNにせよ、MMAを追いかけている中でここ数年の「テレビからネット配信へ」という世の趨勢を実感する場面が多く、この辺は格闘技ファンをやっていてよかったなあ、と思えてくる。翻ってRIZINは…うーん、明るい展望が見えてこないな…。

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by nugueira | 2018-06-27 23:39 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)

ムサシ戴冠

 ベラトール200のミドル級タイトルマッチ、ゲガール・ムサシvsハファエル・カルバーリョを視聴。

 開始直後からローを入れるカルバーリョだが、ムサシは蹴り足をつかむとすぐさまタックルへ行きテイクダウン。カルバーリョが立ち上がりかけたところを引きずり倒し再びテイクダウンすると、キムラ狙いを振りほどいてバックを奪う。一度はカルバーリョが立ち上がるが、バックにつき続けたムサシは回り込みながらトップポジションを奪うと、マウントへ移行。最後は亀になったカルバーリョにパウンドを入れ続けたところでレフェリーがストップし、ムサシがあっさり王座奪取に成功。

 ムサシはこれでDREAM・ストライクフォースに続き3団体目の戴冠(マイナー団体で他にも獲ってるのかもしれないけど)。振り返ればDREAMミドル級GPの優勝から数えても早10年が経過しようとしているわけで、息の長い選手になっているなあ。
 UFCではタイトルマッチに手が届かなかったムサシだが、結果的に幻想性はそこそこ維持したままでの移籍に成功したともいえる。ベラトールはUFCと比べて選手層の薄さは一目瞭然なのだが、それでも「UFCとは違う強さのピラミッド」の構築に成功しつつあるのではないか。

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by nugueira | 2018-05-26 20:33 | その他(総合・寝技系) | Comments(2)

のび太vsシウバ

 先日のONE Championship、メインのストロー級タイトルマッチの感想を。

アレックス・シウバ×-〇内藤のび太(判定)
 のび太がプレッシャーをかけ片足タックル。一度はシウバに振りほどかれローを入れられるが、しつこく前に出続けたのび太が再び組み付いてテイクダウン。トップキープを続けるが、シウバがアームロック狙いからスイープし立ち上がったところで1ラウンドが終了する。
 2Rも前に出るのび太、細かいパンチがけっこうヒットしている。シウバが自らタックルに行くが、がぶったのび太はケージ際の差し合いを制しトップを奪う。しかしシウバは足関節狙いからスイープ。のび太は背中をつける前に立ち上がり再び上を狙う…というポジション取りがめまぐるしく入れ替わる攻防。派手な打撃はないが場内から歓声が上がる。
 我慢比べになるがこうなるとのび太の土俵。3Rにパンチを入れるとシウバの蹴り足をつかんでテイクダウン。シウバもギロチンやヒザ十字を狙いながらしつこくポジションを入れ替えようとするが、のび太はトップポジションは取らせず自分がバックやトップをキープ。パウンドで削っていく。
 4Rも圧力をかけるのび太がシングルからテイクダウン。下からアームロックを狙いながら立ち上がろうとするシウバを倒し、しつこくトップキープ。シウバがアンクルホールドに行くが、これを外したのび太がトップからパウンドを入れていく。
 5R、これまでより強いパンチを振るうシウバ。グラウンドでもトップをキープしかけるが、のび太がまたもシングルレッグからテイクダウン。我慢比べの末に終盤はバックを奪い、場内に「のび太」コールを巻き起こしながら試合終了。
 ポジションキープでは優勢に立ちつつも決定的な場面は作れず、アームロックや足関節を狙い続けたシウバを支持したジャッジもいたものの、スプリットでのび太が辛勝。ダイレクトリマッチでベルトを奪還した。

 実にのび太らしい、結果を知った後で見ていてもハラハラさせられる試合。これをライブで見ていた人は勝ち組ですよ。昨年末のベルトを失った試合は未見なのだが、相手のシウバがまた噛み合う実力者だった。これまでは試合が進めば進むほど相手が根負けしてのび太のペースになっていったのだが、最後まで寝技合戦を繰り広げ五分に渡り合ったのはお見事。解説の大沢ケンジが言っていた「寝技の打ち合い」という表現がしっくりくる名勝負だった。この二人ならラバーマッチが実現してもおかしくないが、それこそ次は時間無制限でやってほしいぐらい。

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by nugueira | 2018-05-19 20:18 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)