反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

2018年 05月 04日 ( 1 )

 初日の肩すかしを取り返すかのように盛りだくさんだった福岡2連戦の2日目。

 まずL.I.J. vs 鈴木軍は内藤がデスティーノで金丸に勝利。引き上げようとする内藤を、客席から覆面の男が襲撃!リング上で覆面を取るとクリス・ジェリコ!!なんかおネエみたいなメイクしてるな、と思ったがあれはBUSHIをイメージしてるんだろうか。
 ジェリコは昨年末と同様の大暴れで、内藤を流血に追い込むだけ追い込んでからバックステージへ。オメガvsジェリコは「はちゃめちゃな試合になるだろう」という大雑把な予想はできたけど、内藤vsジェリコの組み合わせがどういう反応を起こすのか、なかなか見当がつかない。

 オメガ vs Codyの遺恨マッチは、スカルがファレに圧殺される唐突なフィニッシュの後、オメガとCodyを除く全員が和解するよく分からない展開へ。この時点では「大阪城ホールでオメガとCodyの決着戦か?」と思っていたのだが…。

 ボーンソルジャーは結局ここでも出てこないのね…と思いきや、IWGPジュニア戦の終了後に登場しオスプレイをKO!そして中身は石森太二!予告の段階では正体は北村だジェリコだ言われていたが、石森を予想してる人もいたんだっけ?それこそいきなりのBOSJ制覇もあり得そう。

 既にお腹いっぱいの状態で迎えたメインはオカダvs棚橋のIWGP王座戦。この試合については「棚橋が勝ってもなあ…とは思うが、オカダが勝つと後の展開が続かない」という理由で自分の中でも勝敗の見当がつかなかった。
 試合は余裕たっぷりに戦い続けるオカダに、満身創痍の棚橋が持てる全てをぶつける、という今の両者の立ち位置をそのまま投影した内容に。棚橋のハイフライフローは最近は見ているこっちの側が辛くなってくるのだが、それでも2度、3度と飛び続ける棚橋。終盤にスリングブレイドから畳み掛ける場面の動きのキレはさすがで、さらには掟破りのツームストンにレインメーカー。しつこく手首をつかみ続けるオカダを振り切り、棚橋がロープへ…というところで、タイツをつかんだオカダが渾身のレインメーカー!
 正直このフィニッシュはあっさりし過ぎだろう…とも思ったが、IWGP戦の定番となっていた3連発を見せず一発で仕留めたのが、今の両者の力関係の縮図であり、オカダからのメッセージだったのだろう。終わってみればあまりに順当な結果だったし、ここ1~2年のIWGP戦の中では技術的には標準レベルの試合だったが、棚橋の情念は痛いほど伝わってきた。

 これで新記録を更新するV12を達成したオカダ。本当にもう相手がいなくなっちゃったよ…と思っていたら、次期挑戦者には昨年引き分けたオメガを指名。そしてオメガが提案した時間無制限3本勝負をオカダが受諾!IWGPの3本勝負っていつ以来だろう…というか、この二人でこの形式やったら本当に死ぬぞ。
 これで大阪城ホール大会はオカダvsオメガの3本勝負に、内藤vsジェリコ。今年に関してはもうこれ以上タイトルマッチは詰め込む必要ないんじゃない?

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by nugueira | 2018-05-04 22:38 | 新日本プロレス | Comments(0)