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G1 CLIMAXが終わると、子供の夏休みも終盤


by nugueira

2013年 02月 03日 ( 1 )

UFC156の感想

 WOWOWで見ての感想を。

ジョセフ・ベナビデス○-×イアン・マッコール(判定) 
 互いにローを蹴り合う攻防からスタート。1Rはベナビデスのパンチでマッコールの動きが一瞬止まる場面もありベナビデス優勢。2Rもベナビデスがパンチの攻防で優位に進めるが、タックルに行ったところでベナビデスに上を取られ、バックにつかれたままラウンド終了。ラスト1分の攻勢でマッコールがポイントを取った感じで、ベナビデスにとってはもったいない展開に。
 勝負がかかった3R、ベナビデスはやや力み過ぎの感じもあったが、強烈なローからパンチへとつなげ攻勢を印象付けて試合終了。判定でマッコールを下した。
 フライ級はレベルの高い攻防が多いものの、どうしても競り合いのポイントゲームになってしまうのが辛いところ。ベナビデスはこれでジョンソンとの再戦が確定かな。

ジョン・フィッチ×-○デミアン・マイア(判定) 
 開始と同時にタックルに行ったマイア、テイクダウンからバックに回ると、フィッチの背中におぶさった体勢をキープ。フィッチはポジショニング争いで何もできないまま1Rが終了。
 2R、組み付かれたくないフィッチは打撃をベースに距離を取ろうとするものの、マイアは再びテイクダウンに成功すると胴フックの状態でバックをキープし、チョーク、パウンドを狙っていく。あわやチョークが極まるかという場面もあったもののここはフィッチが凌ぐ。
 3Rに入るとフィッチがマイアのタックルを切るようになり上を取る場面も出てくるものの、最後はマイアがまたも胴フックからバックをキープ。フィッチはチャンスらしい場面すら全く作れないまま、判定3-0で完敗。
 フィッチが漬け込まれて判定負けという、ある意味秒殺KO負け以上に衝撃的な結果。ウェルター転向後のマイアの強さは分かっていたが、まさかフィッチまで圧倒するとは・・・。こりゃタイトル戦線がいよいよ見えてきたか。

アリスター・オーフレイム×-○アントニオ・シウバ(3R KO)
 1Rはアリスターがクリンチからシウバを金網に押し込み、ヒザ蹴りで細かく削っていく予想外に落ち着いた試合運び。2Rも組み合いになるが、アリスターがテイクダウンを奪いパウンドで攻勢。優勢のまま2Rを終えるが、終盤のスタンドの攻防では吹っ切れたシウバが押し込む場面も。
 そして迎えた3R、開始と同時に攻めていったシウバがアッパーとハイキック。グラついたアリスターを追撃し、金網際でクリンチアッパー、さらに左右のパンチを次々打ち込んでいく。棒立ち状態のアリスターが崩れ落ちると同時にレフェリーがストップ。シウバがあまりに衝撃的な逆転KOでアリスターを粉砕。
 個人的に「ここでアリスターに勝たれてもステロイドの影がちらつくだけだよなあ」という思いがありシウバに肩入れしたのだが、まさかこんな形で願い通りの結果になるとは。やはりステロイドが世に栄えたためしはないのだ!アリスターはペース配分を考えたのか薬が切れたのか分からないが、結果的に序盤からガンガン打ち合っておけば良かったのに。

ラシャド・エヴァンス×-○アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(判定) 
 1Rは互いに距離を測り合い手数が出ない静かな立ち上がり。前に出て圧力をかけ、終盤にテイクダウンも奪ったエヴァンスのラウンドか。
 2Rも同様の展開だが、距離が把握できたのかホジェリオのパンチがエヴァンスを捉える場面が増えてくる。エヴァンスはタックルも切られてしまい徐々に手詰まり感が出てきた。
 3Rも互いに決定打はなかったものの、ホジェリオがパンチの有効打の数で上回った印象。エヴァンスは2Rからの展開をひっくり返すことができず判定で敗れ、あまりに痛い敗北。「アリスターが勝てば挑戦権獲得」「エヴァンスが勝てばアンデウソンへの挑戦権獲得」というダナの目論見がことごとく潰された大会だった。

ジョゼ・アルド○-×フランク・エドガー(判定)
 ライト級時代と同様、フットワークを使って鋭い踏み込みからパンチを打とうとするエドガー。しかしアルドがエドガーの踏み込み際にジャブ・アッパーを合わせるようになり、5分と絶たないうちにペースを握ってしまう。エドガー相手にこれをやってのける選手がいるとは・・・。
 2Rもアルド優位の流れは変わらず、パンチから強烈なローを打ち込んでいく。エドガーは太腿が紫色に腫れ上がり、完全に足が流れてしまうようになってくる。ここまでは完全にアルドのペースで、エドガーは果たして打つ手があるのか?という雰囲気に。
 迎えた3R、エドガーはアルドのローに合わせてタックルを入れテイクダウンに成功。すぐ立ち上がられるものの、アルドはこれでローが打ちにくくなったか。アルドの前蹴りがエドガーの顔面をかすめる場面はあったものの、アルドはやや動きが落ち、エドガーが盛り返してきた印象。
 後半に入ってペースが落ちるどころかギアを上げてきたエドガー。序盤以上の圧力で前に出続けるとパンチやローを打ち込み、更にはテイクダウンを狙っていく。アルドは逆に手数が減り、細かいジャブは入れるもののエドガーの前進を止められなくなってくる。5Rも両者決定打はないもののエドガーが圧力をかけ、アルドが金網を使ったスーパーマンパンチを繰り出したところで試合終了。
 個人的な採点では1・2Rがアルド、3Rが微妙だがアルドで4・5Rがエドガー。ツイッター上の反応もほぼ真っ二つの状態だったが、判定は3-0でアルドを支持。うち2者が49-46ということは、5Rもアルドに入ったということか。ややエドガーに厳しい感じもするが、5Rに両者決め手がなかったのは確かなので許容範囲内のジャッジか。
 エドガーは結果的に2度目のベンヘン戦と同様「王者からベルトを奪う戦い方」はできなかったことになるが、絶体絶命と思われた1・2Rの状況から後半あれだけの追い上げを見せたのはさすが。階級を落としても名勝負男の健在ぶりを発揮した形で、ダイレクトかどうかはともかく再戦の流れになる可能性は高いのでは。ドリームマッチの名に恥じない見応え満点の勝負でした。

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by nugueira | 2013-02-03 18:07 | UFC | Comments(6)