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G1 CLIMAXが終わると、子供の夏休みも終盤


by nugueira

2009年 06月 15日 ( 1 )

UFC99の感想

ムスタファ・アル・トゥルク×-○ミルコ・クロコップ(1R TKO)
 序盤はアル・トゥルクの勢いのいい打撃に下がる場面の目立ったミルコだが、落ち着いて徐々にパンチを入れてKO勝ち。最後のサミングはなくても勝敗が入れ替わったとは思えないが、アル・トゥルクが可哀想だなあ。
 ミルコは勝って当然の相手に勝っただけで、どちらかというとコンディションの悪さと腹のダブつきの方が目立った感じ。試合後に明らかになった契約のゴタゴタを見ても、「楽に勝てる相手といいギャラを用意してくれる団体に上がる」という基準で行動しているとしか思えず、もう応援する気も失せてくる。

スペンサー・フィッシャー○-×宇野薫(判定)
 タックルを切られてレスリング勝負で劣勢、攻め手が見つからないまま打撃をもらってしまう、という展開を最後まで打開できなかった宇野が判定負け。3R終盤の逆襲も、それまでの劣勢を考えるとポイントを奪い返せていたかどうかは微妙なところで、3-0の判定はまあ妥当なのでは。TKは怒ってたけど。
 予想の範囲内ではあるが、宇野のUFC復帰は茨のスタートに。今回の試合を見る限り、オクタゴンでの戦略とフィジカル面で遅れを取ってしまっている印象。前者は試合数を重ねるうちに挽回できるかもしれないが、後者は果たしてどうか。宇野にとっては引き続き苦難の道のりが続きそう。

マーカス・デイビス×-○ダン・ハーディー(判定)
 1R終盤にヒジをクリーンヒットさせて主導権を握ったハーディーが、その後も要所要所で有効打を入れ続けて判定勝利。郷野戦なんかに比べると打撃の当て勘が非常に良くなっている。これでウェルター級戦線の第二集団から頭一つ抜け出したか。
 敗れたデイビスも最後まで粘りを見せ、3Rには足関節の連続でしっかり見せ場を作ったのはお見事(スプリット判定になったのは意外だったけど。)。あまり期待していなかったところで、拾い物の好勝負を見ることができた。

マイク・スウィック○-×ベン・サウンダース(2R TKO)
 1Rはサウンダースがいい打撃を入れる場面が目立ったが、2Rに徐々に主導権を握ったスウィックが最後はパンチ連打でKO勝利。

ケイン・ベラスケス○-×シーク・コンゴ(判定)
 いきなりパンチをヒットさせたコンゴがそのままKO勝ちかと思ったが、持ち直したベラスケスがしつこいテイクダウンからグラウンドをコントロールして逆転。2R以降もコンゴの初弾はヒットするのだが、ベラスケスは構わず組み付いてテイクダウン、という展開を繰り返して判定勝ち。
 ベラスケスは打たれ強さとレスリング能力だけで勝っちゃった感じで評価に困るが、相手にとって面倒なタイプの選手であることは間違いない。ミルコは今回ベラスケスとの対戦をパスしたらしいが、判断としては正解だったかも。

リッチ・フランクリン○-×ヴァンダレイ・シウバ(判定)
 1Rは様子見の展開からシウバがテイクダウンを取るが、ポジションを入れ替えたフランクリンがパウンドで攻勢に。
 2Rもフランクリンが落ち着いてパンチの有効打を着実に入れていく展開。シウバもパンチを入れる場面はあったが、ラウンド終盤には逆にフランクリンのハイキックでシウバがぐらつく。3Rに入るとシウバの動きがガクッと落ち、逆転の糸口はつかめないまま判定で完敗。
 最後まで攻め続けた姿勢はシウバらしかったが、それ以外に褒める点がなかったのもまた事実。シウバのスタイルとオクタゴンの相性が悪いという以前に、選手としてのピークを過ぎて後はパフォーマンスが低下していくだけ、というのが正直なところなのでは。身も蓋もない話ですが。ミルコもそうだけど、全盛期を知っている選手の衰えていく姿を見続けるのは辛い。

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by nugueira | 2009-06-15 21:58 | その他(総合・寝技系) | Comments(5)