ティム・シルビアの没落
2009年 06月 14日
とりあえず事実関係を整理すると以下のとおり。
①ボクシングルールの予定が、急遽MMAルールに変更
②シルビア側は「特に紳士協定はない。必要があればテイクダウンするぜ」と断言
③シルビアが9秒でKO負け。
この際③の結果には目をつぶるとして、①②のどちらかさえなければシルビアにもまだ立つ瀬があったと思うのだが、結果としてシルビアにとって一番格好悪い展開に。人生とは得てしてこういうものか。
それにしてもシルビアといいアルロフスキーといい、ボクシング挑戦をぶち上げたMMA選手はどうしてその直後に秒殺KO負けをしちゃうのか。
さらに言うと、これまでは
「ヒョードルがシルビアとアルロフスキーをなで斬り!やっぱりヒョードル最強!」
という評価だったのが、
「実は相手がちょうど弱くなったタイミングで試合していただけなのでは?」
という疑念すら浮かんでしまう。
まあヒョードルがこれらの試合で見せたパフォーマンスは紛れもなく本物なので、半ば冗談ですが。というか、「ヒョードルと対戦した相手はその後の勝ち運を全て持っていかれてしまう」ということなのだろうか。この夏以降のジョシュが急に心配になってきた。

無理でしょうけど、アリスターvsロジャースの勝者かレスナーvsミアの勝者との試合が観たいです。
シルビアはギャラ泥棒になってきましたね。
DREAMアメリカ進出の際にはホンマンvsシルビアとか組まれそうです(グダグダなうえ負けそうです)。
ヒョードル対アリスターはけっこう興味深いですが、アメリカ向けの訴求力が弱いでしょうね。
最近のシルビアには失望させられてばかりです。もう再浮上の目はないでしょう。

何も試合する前から勝ち運を奪わなくても・・・。今回はヒョードルの呪いの効き目が強すぎたようです。