パンクラスの感想
2009年 04月 26日
松井英夫×-○大澤茂樹(判定)
戦極育成選手の大澤が、タイミングよくパワフルなタックルからのテイクダウンとパウンドで攻め続け、デビュー戦を白星発進。後半攻めあぐねた感じがしたり、スタンドは振り回すだけだったりと課題も多いが、まずは経験を重ねることが大事か。
五十里祐一×-○AB(1R レフェリーストップ)
五十里がテイクダウンするものの、ABが下から三角を極めた状態でパンチを連打しレフェリーストップ。ドントムーブの間にABの足が微妙に有利な体勢へ動いていたように見えたので、五十里にはやや可哀想な展開だった。
江泉卓哉○-×裕希斗(1R TKO)
江泉が押し倒すようなパンチでダウンを奪うと、そこからノンストップのパウンド連打。これで砂辺とのタイトルマッチは確定とみていいか。
金井一朗×-○佐藤豪則(判定)
序盤からしつこいタックルを仕掛け続ける佐藤を金井は捌ききることができず、2Rには度々バックを奪われ判定負け。去年は金原・松井を下していい流れで来ていたのに・・・。佐藤も以前からいい内容の試合は見せていたので大番狂わせというほどじゃないのかもしれないが。これでミドル級がますます混沌としてきた。
大石幸史△-△真騎士(判定ドロー)
パワフルな打撃を振り回す真騎士に対して、大石はひるまずに打ち合いに行く。真騎士は積極的に攻めるもののクリーンヒットはなく、逆に大石はタイミングよくパンチを入れていく。
2Rに入ると真騎士の遠い間合いからのジャブが当たりだし大石の顔がはれ上がるが、終盤に大石のボディブローで真騎士の動きが一気に止まり、一転して大石が猛攻。判定は1-1のドローに。
経験に勝る大石が真騎士をいなした感じだが、真騎士は2Rにパンチのリズムを変えてくるなど、レスリング技術に頼らず攻めのパターンを増やしている印象。5月の戦極にも出場するし、まだまだ強くなりそうだな。
和田拓也○-×岩見谷智義(判定)
1Rは特に感想書くほどの攻防じゃないなあ、と思っていたら2Rがまるまるカット。そんなにつまらなかったのか・・・。
結局3Rもさしたる攻防はなく終了し、和田がタイトルを防衛。和田は単に「負けなかった」というだけの試合で、これじゃ戦極ウェルター級戦線への参加も説得力がないなあ。
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