J-NETの感想
2009年 02月 21日
ファイヤー原田○-×塚原光斗(判定)
パンチとローでひたすら前に出続けたファイヤーが終盤に劣勢の場面もあったものの判定勝ち。上手さは感じさせないが根性はいやになるくらい感じさせられる試合スタイルはいつも通りだが、要所要所での当て勘が上手くなっているように見えるのは気のせいだろうか。来月の岩切との試合がけっこう楽しみ。
青津潤平○-×笠原淳(判定)
キレのいいアッパーを小刻みに入れ続けた青津が危なげなく勝利。次はタイトルマッチが見えてきたようだけど、ベルトを手にするにはもうちょっと決定力が欲しいという印象も。
堤大輔○-×笹谷淳(判定)
両者ともにいい動きを見せていたが、序盤からプレッシャーをかけ続けていた堤が着実に有効打の手数を増やして判定勝利。全日本との対抗戦で金に勝った試合を見て以来気になっていたけど、これで遂にベルトへ王手。
大鬼×-○菅原勇介(2R KO)
小宮っていつの間にか王座返上してたのね。序盤は静かな立ち上がりだったものの、2Rにローからのパンチでダウンを奪った菅原が追撃の手を緩めず、あっという間に3ダウンを奪って戴冠。
スーパーライト級の選手はベルトを獲ってもその後の展開がなく、体重を上げてMAXを狙うしかなくなるのが辛い。昨年末のTOUITSUみたいに各団体のこの階級の選手を集めてトーナメントをやったら面白いと思うんだけど。
牧裕三△-△清水雄介(ドロー)
序盤で牧のローを効かされてしまった清水が手数を出すことができず、両者決定的な場面を作れないまま判定1-0で牧がドロー防衛に成功。清水は3R以降リーチ差を活かしていいパンチを入れている場面もあったので、序盤からああいう攻めができればよかったのに。
牧が経験の差を見せつけた形になったけど、清水はまだ17歳。全日本キックの瀧谷と同じく、リベンジのチャンスはなんぼでもあると思うので今後の成長に期待。
ウエンツ☆修一○-×飛燕野嶋(判定)
元々はバンタム級で試合をしていたウエンツが体格面で勝るのは明らか。2R当たりからガンガン手数を増やして前に出続けたウエンツがダウンも奪い完勝。どうせならKOで決めて欲しかったし、3Rの劣勢の場面は余計だったと思うが。