シュートボクシングの感想
2008年 05月 13日
宍戸大樹は散打のツァン・ホイクワンにいきなりダウンを奪われながらも、そこから盛り返して延長の末に勝利。何とか復帰戦を飾った。最後までペースが落ちずに攻め続けるスタイルは宍戸らしさを如何なく発揮、という感じはしたけどね。
いきなり参戦の井口攝はこれまた延長の末にえなりのりゆきに勝利。でも蹴りはほとんど使えてなかったし、さすがに上位ランカーとやったら勝てないでしょ。と言ってるそばから5月大会への参戦も決まったようですが。
メインのスーパーフェザー級タイトルマッチでは、及川知浩が判定で石川剛司を返り討ちにし、防衛に成功。中盤以降は互いにヒジ狙いのゴツゴツした展開だったけど、やはり及川が正確さで上回った。
及川は60キロ戦線へのアピールはいいんだけど、真弘に「SBへ来い」じゃなくて、「自分が全日本キックへ行ってやる」と言っておくべきでしょう、過去の経緯からして。まあ正直なところ、他団体の60キロ級の選手と及川の絡みを見たいかというとやや微妙ではあるんですが。