J-NET後楽園ホール大会
2008年 04月 19日
スーパーウェルター級王者決定戦の廣野祐VS川端健司は序盤は川端のローと廣野のヒジの削り合いだったけど、2Rあたりからミドルとパンチを織り交ぜるようになった廣野が引き出しの多さでペースを握り、5Rに川端を粉砕。キャリアが浅いのにこれだけバランスのよい戦い方をできるのは凄い。今後の国内70キロ戦線の要注意人物か。
解説の小宮も言ってたけど、レフェリーが止めるの遅すぎ。最初のダウンで実質勝負は決してたね。
ウェルター級タイトルマッチは、出入りの早さで勝負する北山高与志に対して渡辺雅和がドッシリと対応。こりゃ判定の1点勝負になるか、と思ったら3Rに北山のヒジ一撃で決着。これもキックの醍醐味か。川端も含め、この日はチームドラゴンは厄日でしたね。
メインのヘビー級タイトルマッチは、ローを効かされ劣勢だったシング・心・ジャディブが最終ラウンドにファビアーノ・サイクロンからダウンを奪い、逆転勝利でタイトルを奪取。ファビアーノは攻めあぐねている感じはあったものの終始圧力をかけ続けて主導権を握っており、「勿体無いなあ」という以外に感想が浮かんでこない試合内容。
ところでシング・心・ジャディブの「心」って「ハート」って読ませるのね。今回中継を見て初めて知った。この知識を今後どこかで活用する機会があるかというと、非常に心もとないが。
やはりスカパーが見れると便利。人気ブログランキングへ