内藤VS大毅(リング外)
2007年 10月 12日
一夜明けてリング外の騒動はますます大きくなっているようで、セコンドの親父・興毅もまとめて処分という雰囲気に。
あのまま反則せずに負けて、翌日神妙な顔で「頑張ります」とか言っとけば世間の印象もだいぶ違ってきそうなもんだが、どうしてこの一家はそこまで頭が回らないのか。負けたらすぐに会場を後にして、翌日はコメントの紙切れ一枚だろ?「ひょっとして本気で勝てると思っていたのか?」という疑念(?)すら浮かんでくる。
ボクシングじゃなくて総合の例を頭に浮かべながらの話になっちゃうけど、格闘技って勝敗が絶対的な基準である一方で、「負けてから再び這い上がるまでのドラマを見せる」っていう切り口があるじゃないですか。無敗のまま引退する選手なんて異例中の異例で、それ以外の選手も一度負けただけで評価がゼロにはならないでしょ?
「大毅に這い上がるだけの実力があるのか?」という根本的な疑問はあるものの、今回の反則劇でその芽すら自分で摘んじゃった。「永遠に勝ち続けることが前提」という亀田家のビジネスモデルと考え方の底の浅さが露呈してますわ。