秋山成勲、失格裁定
2007年 01月 12日
http://www.boutreview.com/data/news05/061231dynamite-akiyama.html
この件に関してブログの場で主張したい自分なりの見解というのは、正直あまり詰まっていないというか浮かんでこない状態です。とはいえ格闘技ブログをやってる身でこれをスルーしちゃうのもどうかという気がするので、感想めいたことを。
正直なところ、今回の騒動についてFEGサイドはこれ以上の追求はせずうやむやのまま幕引きを図るだろうと思っていたので、こういった会見が開かれたこと自体が驚きでした。大晦日であれだけの注目を集めてしまった試合なのでいい加減な対応はしたくてもできなかった、というのはあるのかもしれませんが。
関係者への処分を含めた裁定内容ですが、これまでのFEGのいい加減な所業の数々と比べれば、驚くほど真面目に対応しているなあ、というのが率直な印象です。十分すぎるほど妥当な線、と言えるのではないでしょうか。
処分が一部のレフェリー・ジャッジに偏っているだとか、故意かどうかの事実関係については推測に基づく批判はいくらでもできるんでしょうけれど、そこに何らかの生産性なり意味があるのかどうか。
何か「お前が幕引きをしたがってるじゃねえか」と言われそうな文章になってますが、必要なのは「今回の件を踏まえて今後どうするか」という議論であって、「今回の件の真相は結局どうだったのか」というこれ以上の追求は、結論が出ないまま秋山の選手生命を傷つけるだけに終わりそうでイヤなんですよ。現時点でも既に、秋山や桜庭には妙な「腫れ物に触る感」が出てきそうな雰囲気がありますし。
そういう意味で、今回の一件を巡るネット上の各種コメント・書き込みの中では、菊田がブログに掲載した下記の記事が最もポイントを押さえている、と思いました。是非御一読いただければと。
http://blog.livedoor.jp/kikuta_sanae/archives/51021650.html
「再戦オファーはしない」という判断も妥当だと思う。人気blogランキングへ
マイナーかもしれませんがあの大会では出来レースの中でも個人的にはホンマンのヤバさが印象に残りました。あの体格ならさぞかしパウンドも打ちやすいでしょうし、打・投・極どれもまともに入りにくそうだし馬鹿っぽさも健在。HERO'Sならキッド、秋山以上にあっさりトップ取りそうです。
これで格闘技へのネガティブなイメージがまた強まるなあ、というのは私も心配です。
ホンマン、総合への適応度も高そうですけど、正直K-1サイドの持ち駒では当てる選手がいないですね。
まあまだ旬と言えるでしょうけど。
ホンマン幻想、盛り上がってますねえ。確かに全盛期のサップ以上の感じはあるので、面白くはなりそうです。トップどころとやったらさすがに・・・とは思いますが。
HERO’Sの位置づけ、難しいですよね。KIDがしばらく離脱で、ようやくエースと呼べる存在になった秋山がこの始末ですから。確かにホンマン投入はありえそうです。