UFC66
2007年 01月 09日
岡見勇信は格下(と思われる)ローリー・シンガーにやや手間取ったものの、最後はパウンド連打できっちり一本勝ちでの3連勝。いよいよアンデウソンとのタイトルマッチが見えてきたけど、まだ有名どころとやってないからなあ。解説が言っていたとおり、挑戦権を巡ってリッチ・フランクリンあたりと対戦して欲しい。デビッド・テレルでもいいけど。
ガブリエル・“ナパオン”・ゴンザガも無難に一本勝ち。もう少し場数を踏んでいけば面白い存在になるか。
と思っていたら、その直後に同じく柔術出身のマーシオ・“ペジパーノ”・クルーズがアンドレイ・アルロフスキーのパウンドにあっさり粉砕されてKO負け。足関合戦になりかけた時はけっこう面白かったんだけどね。ナパオンもトップ戦線を狙うなら打撃への対応がカギか。
フォレスト・グリフィンはお得意の積極的なパンチで優勢に試合を進めていたものの、キース・ジャーディンに一発のパンチでひっくり返され、最後はパウンド連打を浴びてTKO負け。グリフィンについてはもともと大して評価しちゃいなかったけど、今回の相手っていわゆる「育てるためのマッチメイク」の範疇でしょ?ここでつまずかれちゃったのはUFC的にも痛いんじゃないのかなあ。
で、メインのライトヘビー級タイトルマッチ。1R前半の段階で、ティト・オーティズが打つ手がなくてジリジリ下るしかなくなってるのが傍目にも分かった。思ったより長引いた感じはするけど、予想どおりの展開と結果。
チャック・リデルは技術云々の分析を言う以前に「強い」という表現がしっくりくる存在になってきてますね。そういう意味では全盛期のシウバに似てるか。これに勝つとなると、リデル以上の圧力と当て勘を持っている選手か。やっぱりシウバとやってほしい。
番組中に紹介されたダナ・ホワイト社長のメッセージでは、ミルコ獲得の発表と併せて、2007年中の日本大会の開催を宣言。今さら日本市場への食い込みを狙ってるのかなあ。以前空振りを食らった苦い思いでがあるだけに、本気にしていいものかどうか。
2月はミルコ&ランペイジが参戦。人気blogランキングへ