ハッスル・エイド観戦記①
2006年 06月 18日
初のハッスル会場観戦。場内は空席もチラホラ。今回のスキャンダルの影響がいきなり動員にマイナスに働いてるとも思えないから、まあこの興行の集客力がこんなもんなんでしょうね。

冒頭にRGM登場。スベリまくった挙句、場内から一斉にブーイング、そして「帰れ」コール。すげえ、客席が一体になってる。WWEみたい。
RGMがスポーツ紙のスッパ抜きを引き合いに出して「有田は出させない!」と言い切るが、言ってるそばから「有田総統」が登場。これがもう激似。この興行の最大の見所はオープニングだった、と言い切ってしまっていいでしょう。この後、有田は猪木・長州のモノマネを披露し、最後は高田のマネでPRIDE-GP風の開幕宣言(このモノマネも完璧。)。「いやー、ヒョードルやっぱ強いわ」「あれ、ランペイジは?」といった台詞も連発し、「オレがやりたい事を全てやりきった」といったところ。
ハッスル仮面レッド○、ハッスル仮面ブルー、ハッスル仮面イエロー、ハッスル仮面オレンジ-モンスター仮面パープル×、モンスター仮面ブラック、モンスター仮面ホワイト、モンスター仮面ブラウン
ひとり際立って太った体型のイエローに対して「黄色がんばれ!」「黄色、働け!」といった野次が集中する中、リング上ではレッドが延々とつかまり続ける展開。最後はハッスル仮面軍が逆襲に転じて、レッドが3カウント。まあ可もなく不可もなくな内容。
坂田亘×、崔領二-Erica○、マーガレット
女相手に遠慮なく蹴り・パンチを見舞う坂田に「アホの坂田!」「アホ!」「小池!」といった野次の集中砲火。
劣勢が続いていたErica組だが、最後はEricaが坂田にヒザ十字を極めて逆転勝利、ベルトを奪取。ところで、青木裕子はもう坂田軍のマネージャーやってないの?
小川直也、カイヤ×-ジャイアント・シルバ○、ジャイアント・バボ
シルバ・バボ組は入場時に花道を降りて会場の隅へ。そこにはカイヤの車が。シルバ・バボ組にボコボコにされるカイヤカー。怒り心頭のカイヤ。とりあえず、昔フジの24時間テレビでさんまのレンジローバーがめちゃくちゃにされた一件が頭に浮かんだ。
で、試合の方。期待もしちゃいなかったけど、なんか微妙だったなあ。攻撃もパンチ繰り出すだけだったし、相手の攻めを受ける場面もあまりなかったし(いや、受けきったら凄すぎるんですが。)。
それでも最後はグダグダの展開でカイヤ勝っちゃうんだろうなあ。と思っていたら、シルバのボディープレスでカイヤがあっさり敗北。うわっ、いきなり厳しい態度に出たなあ、DSE。まあHGとか和泉元彌の場合は、プロレスへの愛情なり批判を受けてまでリングに上がる覚悟なりがあったんだろうけど、そこまでの愛情や覚悟がないカイヤをいきなり勝たせるわけにもいかない、ということなんですかね。無駄に厳しいコメントをしちゃうと。
次回へ続く。人気blogランキングへ