ゴン格休刊騒動
2006年 03月 31日
もう大ショック。ここまでショックを受けたのは97年のミスチル活動休止以来だろうか。なんか中度半端な例えだけど。
昨年4月のリニューアル以降は、試合レポートを抑えめにして技術分析・インタビュー・海外レポートに重点を置く構成になっており、ネット時代の専門誌の理想的な姿として個人的に高く評価していたのに。もっとも『kamipro』の座談会ではこういう編集方針について「マニアックの中のマニアックな誌面構成」「志は立派なんだけど、ファンに対する提示の仕方がもっと工夫できたと思う」という指摘がされており、これはこれでごもっともな意見だとは思いますが。
「格闘技ブーム、結局潤っているのは一部の人間だけ」という厳しい現実が改めて示された形になった今回の騒動。ネットで情報が氾濫している御時世だからこそ、プロの目線できちんと書かれた専門誌の存在が必要だと思うんだけどなあ。『kamipro』の指摘するある種の説教臭さがつきまとってしまう危険性はあるにせよ。
というわけで皆さん、業界発展のためにも積極的に専門誌を買いましょう。わざわざこのブログを見に来てくださるような方に今さら言っても意味ないのかもしれませんが。
紙媒体という存在そのものが苦しい状況なんでしょうね、今の時代。人気blogランキングへ