反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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R.I.S.E.観戦記②

トーナメント準決勝
青柳雅英×-○悠羽輝(延長判定)


 青柳は1回戦と同様、距離を取って飛び込みざまのパンチで攻めるヒット&アウェイのスタイル。悠羽輝は攻めがまっすぐ過ぎるのか、青柳にすぐ回り込まれてしまい最後まで自分の距離を取らせてもらえない。
 試合の主導権は明らかに青柳が握っていたと思うが、攻めが単発だったせいか判定は青柳に1票のドロー。
 延長ラウンドは両者ポイントを奪うために真正面からのぶつかり合い。先にクリーンヒットを当てたのは青柳だが、一発の威力に勝る悠羽輝がスタンディングダウンを奪い、そのまま逃げ切って判定勝利。青柳は本戦を優位に進めながら、あと一歩攻めきれなかったのが響いた。


トーナメント準決勝
コウイチ・ペタス×-○アレックス・ロバーツ(1R KO)


 1回戦をKO勝利で勝ち上がってきた者同士の対戦だったが、試合は一方的な内容に。体格にものを言わせてガンガン押しまくるロバーツが、やや離れた距離からのテンカオ(バウレビによるとミドル?)をクリーンヒットさせて最初のダウン。ペタスはどうにか立ち上がるが、引き続きラッシュを仕掛けたロバーツが今度はハイキックをヒットさせてあえなく2度目のダウン。
 とにかくロバーツは1発1発の破壊力が段違い。「粉砕」という表現がしっくりくる勝ちぶりだった。


ワンマッチ
寒川直喜×-○チャーンヴィット・ギャットボーウボン


 1ラウンドは積極的に攻勢に出た寒川、ラウンド終了間際には真っ向からパンチの打ち合いに出て場内を沸かす。
 が、2ラウンド以降は失速。手数が減った寒川に対して、チャーンヴィットはミドルと首相撲からのヒザで圧倒。終わってみれば格の違いをきっちり示した判定勝利となった。


ワンマッチ
新田明臣×-○白虎(判定)


 試合前の紹介V、柔術着姿で登場した新田は「キュッと絞めて一本で勝ちます」と宣言。さすがですわ。

 パンチ中心に攻め込む白虎に対して、新田は上下のパンチを打ち分けてからのローで応戦。この辺のコンビネーションのスムーズさはさすが。見せ場は入場だけではない。
 決定打はないものの新田ペースで試合が進んでいる気配だった最終ラウンド、白虎の前蹴りが新田の顔面にヒット。そのまま蹴り足を掴んだ新田だが、逆にその体勢で白虎にパンチの集中砲火を浴びてしまう。この攻防が決定的なポイントになり、判定は3-0で白虎。新田は余計な金星配給しちゃった感じだなあ。


トーナメント決勝
悠羽輝×-○アレックス・ロバーツ(1R KO)


 準決勝の試合経過を見るに、悠羽輝に勝ち目はないだろうなあ。と思っていたら、予想的中どころか予想以上の惨事に。
 開始直後、ロバーツのローキックがヒット。突然うずくまる悠羽輝。「いや、そんな・・・」という会場の空気をよそに、無情の10カウント。泣けてくるほどあっけなく決着が着いてしまった。まあワンデイ・トーナメントでは往々にして起こる事態ではありますが。

 それにしても今回のロバーツの圧勝劇はお見事という他ない。まああの体格とパワーで押し込まれたら並の日本人じゃ太刀打ちできないわな。ややダウンサイジングしたシュルトを相手にしてるようなものだし。
 DOAトーナメントからTATSUJIがMAXにエントリーした流れを考えると、ロバーツもこれを足掛かりにK-1参戦だろうか。首相撲禁止のルールでは強みを発揮できないような気もするけど、この日も準決勝・決勝は首相撲に頼らず勝ってるからなあ。7月のジャパンGPにエントリーした場合は十分台風の目になりそう。

 R.I.S.E.は今後、6月(60キロ以下)、9月(80キロ以下)、12月(70キロ以下)と3本のトーナメントを予定。まあ足を運ぶかどうかは出る面子を見て判断かな。今回が予想外に面白かったので、やや楽しみではある。

 ロバーツの本業は英語教師だそうです。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2006-03-28 07:56 | RISE | Comments(0)