エディ・アルバレス×-〇ユーリ・ラピクス(1R 反則) ローを入れるラピクスに、アルバレスはタックルからテイクダウン。ケージ際でトップキープすると、パウンドを連打。しかしラピクスが後頭部へのパンチをアピールしつつ戦闘不能となり、アルバレスの反則負けという裁定に。
確かに耳の後ろに入ってはいるものの、こういう場面はONEに限らずこれまで山ほどあったような。これをもって厳格化の流れができるのかは分からないが、迂闊なパウンド連打もリスクが出てくるな。
アドリアーノ・モライシュ〇-×デメトリウス・ジョンソン(2R KO)
プレスをかけていくDJに、モライシュは細かく動きつつ距離をキープしローを入れる。DJの蹴り足をキャッチしたモライシュが引き込んでヒールホールドへ。さらにそこからスイープすると、トップキープしたまま1Rを終了。
2RもDJが前に出るが、モライシュは引き続き間合いを取り続け、DJのタックルも切る。DJの入り際にモライシュがアッパーをヒット!ダウンしたDJが立ちあがるところへ、モライシュが顔面への膝をヒットしKO!
おそらくMMA軽量級史上に残るであろうアップセット。北米放送第一弾の大会でDJが負けるとは、ONEも持ってないな…と思ったものの、モライシュは出会い頭の一発で勝ったわけではなく、1Rから間合いを制し自分のペースで試合を運んでいた。DJも下降線に入る時期を迎えてしまった、ということか。