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by nugueira
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UFC256の感想

ジュニオール・ドス・サントス×-〇シリル・ガーヌ(2R KO)
 ミドルやローを蹴っていくガーヌ。ミドルを効かされた様子のJDSだが、逆に右フックでガーヌを下がらせる場面も。
 しかし2Rもガーヌの手数は落ちず、ジャブをもらったJDSが後退。最後はガーヌが打ち下ろしの肘でKO。これでJDSはKOで4連敗。さすがにもう潮時なのでは。

ケビン・ホランド〇-×ホナウド・ジャカレイ(1R KO)
 ホランドの蹴り足をつかんだジャカレイがテイクダウン。ホランドは下からの三角を狙いつつヒジ。立ち上がるホランドをなおもジャカレイがテイクダウンするが、ホランドが下からのスイングフックをヒット!効かされたジャカレイに追撃のパンチを入れフィニッシュ!
 下からのパンチでKOは昔パンクラスのロシア人選手がやっていた気がするが…この手足の長さは反則だなあ。

トニー・ファーガソン×-〇チャールズ・オリベイラ(判定)
 オリベイラは自らパンチで前に出ていくと、組み付きテイクダウン。マウントを奪いトップキープを続けると、1R終了間際に腕十字!完全に伸び切ったように見えたが、ファーガソンはなんとか耐え抜く。
 2Rも蹴り足をつかんだオリベイラがテイクダウンし、上四方の体勢でトップポジションをキープ。後がないファーガソンだが、3Rもオリベイラが抱え上げるようにテイクダウンし、トップを奪い続けたまま試合終了。ファーガソンは最後までいいところなく、まさかの連敗。オリベイラが王座決定戦に出てもおかしくない流れになってきた。

デイブソン・フィゲイレード△-△ブランドン・モレノ(ドロー)
 開始からプレスをかけていくフィゲイレードが左ボディやガードの隙間を打ち抜くジャブをヒット。パンチの時に全く身体がブレないのが凄い。モレノの攻撃は距離を見切ってスウェーでかわす。
 2Rもフィゲイレードがパンチを入れ、モレノにテイクダウンされてもすぐに距離を作って立ち上がる。モレノのパンチも入っているのだが、フィゲイレードはフィジカルの強さが図抜けている。
 このままワンサイドゲームになるかと思えたが、3Rは大振りの目立つフィゲイレードにモレノがコンパクトな連打をヒット。さらにフィゲイレードのローブローが入り減点。4Rに入るとフィゲイレードが顔面に連打をもらう場面が増え、一気に動きが落ちてくる。
 最終ラウンドは両者消耗が激しく、互いに手数が出ない。しかし終了間際、ケージ際で組み付いたモレノをフィゲイレードが投げると、鉄槌を連打!
 判定はフィゲイレード1-0のドロー防衛。1、3、5がフィゲイレードで減点込みでドロー、というのは妥当なジャッジ。結果的にフィゲイレードは最後の攻防でベルトを守り切った。粗も目立ったフィゲイレードだが、中3週間のスクランブル出場ということを考えれば責めるのは酷か。

by nugueira | 2020-12-13 21:55 | UFC | Comments(0)