マイルベク・タイスモフ×-〇ディエゴ・フェレイラ(判定)
下がりながらカウンター狙いのタイスモフは1Rに右をヒット。効かされて下がるフェレイラだが、タイスモフは無理に追わない。すると2R以降は持ち直したフェレイラが手数を増やし、右を繰り返しヒット。受けに回り続けたタイスモフを判定で下し逆転勝利。
カーティス・ブレイズ〇-×シャミル・アブドゥラヒモフ(2R TKO)
ブレイズが序盤からテイクダウン&パウンドで攻勢。1R終盤にマウントからの肘を連打するが、ここはアブドゥラヒモフがホーンに救われる。2Rもブレイズが簡単にテイクダウンすると、最後はバックからパウンドを入れ続けたところでレフェリーがストップ。
イスラム・マカチェフ〇-×ダヴィ・ハモス(判定)
両者手数が出ない展開が続くが、マカチェフが着実にパンチをヒット。3R、マカチェフが首相撲からのヒザを入れハモスがダウン!この後ハモスは試合終了まで凌ぎはしたものの、トップキープから攻め続けたマカチェフが完勝。
エジソン・バルボーザ×-〇ポール・フェルダー(判定)
1R、バルボーザがローから左ミドル。フェルダーが前に出るが、バルボーザが動きを見切って打撃を当てている。
2Rはバルボーザがなんとタックルからテイクダウン。しかしフェルダーは下からのヒジでバルボーザをカットすると、さらに腕十字。ここはバルボーザがふりほどく。
バルボーザは消耗してきたか、3Rはフェルダーの圧力に下がり続ける展開。それでも単発ながら左ミドルを叩き込んでいく。1・2Rがバルボーザで3Rがフェルダーと思ったが、判定はスプリットでフェルダー。30-27と27-30のジャッジがおり、プレッシャーと有効打どちらを評価するかで判断が分かれた。こういうところでの評価基準のブレは防ぐべきなんだろうなあ。
ハビブ・ヌルマゴメドフ〇-×ジャスティン・ポイエー(3R 裸絞め)
序盤はお互い様子を探り合うが、ヌルマゴがパンチ連打の後に遠い間合いからのタックル!しつこく組み付きテイクダウンするとそこから先はポイエーを立たせず、ラウンド終盤にマウントからの肘を連打。
早くもペースを握ったヌルマゴだが、2Rに自ら距離を詰めたところでパンチを被弾!追撃にいくポイエーだが、ヌルマゴはスウェーを使いながら有効打は許さず、またタックルからテイクダウン。大振りのパンチで体力を使ったポイエーをドミネートし続ける。
3Rも開始早々ヌルマゴがタックルに行くが、ポイエーがカウンターのギロチン!かなりガッチリ極まっている様子だったが、ヌルマゴは首を外すと逆にバックを奪う。最後はヌルマゴがチョークで締め上げ、王座統一に成功。
危ない場面はありつつも、終わってみれば圧勝。一度組み付けば後はどうにでもできる、というのは相手からしたら打つ手がないよなあ。ライト級制圧へ、残るはファーガソン戦か。