最終日は新日本プロレスワールドで観戦。優勝決定戦以外にも9月以降につながるどんな動きが出てくるか…というのが最終日の楽しみなのだが、セミ前でKENTAがまさかのバレットクラブ入り!さらに怒りの柴田と乱闘!
CHAOSと共闘でD.O.G.のタッグ王座に挑戦するのかなあ、というぐらいの予想しかしていなかったので、これは本当に驚き。とはいえG1で思うような結果とインパクトを残せなかったKENTAは、これで一気にポジションを確立したな。柴田がしっかり動けていたのも嬉しかったが、さすがにこれをもって「復帰」を期待するのは気が早いのでは。
セミでは鈴木みのるがオカダからゴッチ式パイルドライバーで3カウント!G1落選の憂さを晴らすと同時に、IWGP挑戦権を手繰り寄せた。
みのるのコンディションの良さは昨日・一昨日でも感じていたが、今回はフィニッシュ前にラ・ミスティカまで披露。これ、50過ぎのオッサンの動きじゃないですよ。オカダとのタイトルマッチは10月の国技館か?
そして迎えた優勝決定戦、まずはレッドシューズ海野がセコンドのバレクラ勢(KENTA含む)を排除するという好プレー。試合の方は動の飯伏に静のジェイ、という予想通りの構図で展開していく。ジェイは派手さには欠けるのだがとにかく相手のリズムを崩すのが上手く、裏投げやバックドロップで流れを変えてしまう。
レフェリーのブラインドをついて外道が乱入するものの、飯伏がハイキックで排除。終盤はジェイが先にブレードランナーを決めるもののフォールには行けず、最後は飯伏がカミゴェを2連発。30分超えの激闘を制しG1初制覇を達成。
決勝はフェニックススプラッシュの解禁もあるか?と期待していたのだが、意外にオーソドックスな終わり方に。とはいえジェイの嫌らしいくらいの上手さは存分に発揮され、カードとしてのフレッシュさも含めて令和初のG1決勝に相応しい試合だったのでは。オカダと飯伏のIWGP戦はお互いの身体能力からしてもハチャメチャな攻防が見られそう。楽しみなような、怖いような。