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by nugueira
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G1 SUPERCARD

 新日本プロレスのMSG大会を朝から視聴。もう何といっても、グレート・ムタのサプライズ登場に尽きる。ムタとライガーとみのるがMSGを舞台にバトルロイヤルって、これは本当に現実なのか…という気分にさせられた。スクリーンにムタの名前が映し出された瞬間の会場のテンションの上りようも最高で、これだけのサプライズはそうそうめぐり逢えないなあ。
 ケニー・キング優勝というオチは若干拍子抜けだったものの、これは来年のライガー引退試合に向けムタとの線がつながった、とも見れるのでは。

 大会中盤に度肝を抜かれたのは、4WAYタッグマッチに登場したPCO。コーナーからエプロンめがけてのローリングセントーン、さらにはG.O.D.の合体パワーボムで場内へ放り投げられてと、これ51歳の動きじゃないぞ。
 メジャー団体から退いた後は長らくインディーズでも相手にされなかったレスラーが、SNSへの動画投稿でブレイクし50過ぎにしてタッグ王者、そしてMSGに出場。プロレスというジャンルではこんな奇蹟が起こり得るのか…と、映画のワンシーンを見ているような気持ちになってしまった。

 インターコンチは飯伏が内藤を下し初戴冠。幾度となく好勝負を繰り広げてきた二人ならではのハイクォリティな攻防だったが、内藤が人でなしドライバーに失敗し不穏なムードになってしまったのは本当に勿体なかった。しかしメインの結果と合わせて考えると、大阪城ホールでのオカダvs内藤の流れができてきたかな。

 メインはオカダがジェイ・ホワイトを下しIWGPヘビー奪還に成功。ジェイのブレイドランナーはフィニッシュホールドとしてはタメの少なさがマイナス点だと思うのだが、切り返しが速い技なのでレインメーカーとは「攻防のハラハラ度」という点で相性がいい。なんだかんだ言いつつ26歳で堂々たるヒールを演じMSGのメインを張っているんだから、ジェイも大したもんだわ。
 最後はCSテレ朝の中継枠終了ギリギリでフィニッシュするという手際の良さ(?)。でもやっぱり、試合後の締めのマイクも込みで見せてほしかった。現地時間では日付が変わるギリギリの時間だったようで、やっぱりあと30分早く進行して欲しかった。それこそ明日のレッスルマニアとハシゴするファンだって多いわけだし。

by nugueira | 2019-04-07 21:04 | 新日本プロレス | Comments(0)