人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Go To 格闘技。


by nugueira
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

ONE:A NEW ERAの感想

 所要6時間半はまあ想定の範囲内…という評価になっちゃう基準設定がそもそもおかしいんだろうなあ。メイン枠は一本・KOの多い、いい興業でした。

アンディ・サワー×-○ヨードセングライ・IWE・フェアテックス(2R TKO)
 1R、いきなりヨードセングライのミドルから返しの右が入りサワーがダウン!この後もサワーはヨードセングライのパンチが見えておらず、打ち合いから次々と被弾する。
 2Rもサワーはダウンを取られておかしくないスリップを繰り返し、最後はヨードセングライの左右の連打をもらいダウン。これは多少早くてもストップされて文句の言えない試合内容。サワーは初来日から見てきただけに、こうも衰えた姿を見せられるのは辛いなあ。

エディ・アルバレス×-○ティモフィ・ナシューヒン(1R TKO)
 細かく圧力をかけるアルバレスだが、ナシューヒンのパンチのタイミングが合っている。アルバレスは印象に残る攻めを見せられず、そうこうしているうちにナシューヒンの右がヒット。力なく後退したアルバレスにナシューヒンが左を打ち込み、アルバレスダウン!パウンドを入れたところでストップ!
 アルバレスのUFCでのダメージ蓄積を考えると結果論としてあり得る展開ではあったが、さすがにここでコケるという予想はできなかったなあ。大枚はたいて獲得した元UFC王者が初戦敗退という、団体にとって痛すぎる展開。

若松佑弥×-○デメトリアス・ジョンソン(2R フロントチョーク)
 DJ相手にクリーンテイクダウンは許さずパンチで攻めていく若松だが、1R終盤にはDJがサイドポジションをキープ。2Rに入るとDJがテイクダウン後にバック、サイド、マウントをキープし続け、最後は若松が立ち上がりかけたところをギロチンに仕留めフィニッシュ!さすがに2試合連続のアップセットはなかった。

ケビン・ベリンゴン×-○ビビアーノ・フェルナンデス(3R 反則)
 1R、ベリンゴンのカーフキックとバックスピンキックが次々ヒット。しかしビビアーノの右のオーバーハンドが入りベリンゴンがグラつく!ビビアーノがテイクダウンするがベリンゴンはラウンド終了まで凌ぐ。
 2R以降はダメージが抜けたベリンゴンがこつこつカーフキックを入れるが、ビビアーノもテイクダウン。しかしその後がイマイチ攻め切れない…という展開。3Rにテイクダウンされたベリンゴンが後頭部へヒジを入れてしまい、ビビアーノは再開できず。反則負けにより王座移動という消化不良の展開に。こりゃリマッチは不可避だな。

アウンラ・ンサン〇-×長谷川賢(2R TKO)
 序盤からンサンの右ミドルとパンチが次々ヒット。長谷川は脇腹どころか背中の方まで真っ赤に腫れ上がる。2Rに入ると長谷川が多少持ち直した場面もあったものの、最後はンサンの右が入りフィニッシュ!長谷川を返り討ちにし防衛に成功。しかしまあ、ミャンマーのしかも重量級にこれだけの人材がいるんだから、アジアはまだまだ広い。

エドゥアルド・フォラヤン×-○青木真也(1R 肩固め)
 序盤から積極的にミドルとハイを繰り出す青木。フォラヤンのパンチにひやりとする場面もあったが、組み付くと足払いからテイクダウン。そのまま肩固めに移行し、粘るフォラヤンを締め落とす!タイトル奪還に成功!
 ONE初の日本大会のメインを任され、一度敗れた相手とのタイトルマッチ。勝った時のメリットも重圧も大きいシチュエーションだったが、ここで勝ち切ったのはさすが。大会全体として日本勢の苦戦が目立ったが、未だに青木の力は頭一つ抜けているか…と再確認させられた。試合後のマイクで告白していたが、やっぱり家庭は崩壊してたのね。

Commented by スラッカー at 2019-04-06 07:18 x
テレビで流れたのかは分かりませんがmeiも良かったです
体格差を逆用しての腕十字でした
会場で見てると「何で相手体が起きてんのに極められてんだ?」とマジックを見てるようでした
Commented by nugueira at 2019-04-13 11:44
>スラッカー様
 meiの試合は移動中で見逃しましたが、青木以外に日本人ファイターの勝利があったのは救いですね。
by nugueira | 2019-03-31 23:55 | その他(総合・寝技系) | Comments(2)