スティーブン・トンプソン×-〇アンソニー・ペティス(2R KO)
トンプソンは半身の構えで細かいステップを踏みながら、サイドキックやミドル。ペティスも前に出ながらかけ蹴りを見せる。お互い手数が少ないが、ラウンド後半からトンプソンが踏み込んでパンチを入れる場面を増やす。
2Rもトンプソンが着実にパンチとミドルをヒット。鼻血を出しているペティスは迂闊に前に出れなくなってくる。このままトンプソンが削り続けて終わりか…と思った残り10秒のところで、ペティスのスーパーマンパンチがクリーンヒット!一撃で倒れたトンプソンにパウンドを入れたところでストップ!
まさかまさかの大逆転。スーパーマンパンチでここまで綺麗にダウンを奪う場面は初めて見た。ペティスにとっては三角蹴り以来の代表作が生まれたなあ。今後ウェルター級戦線で上位を狙えるかといったら相当厳しいと思うが、転向初戦で大きすぎる勝利となった。