エキサイトマッチでWBO世界スーパーライト級タイトルマッチ、モーリス・フッカーvsアレックス・サウセドを視聴。
開始からフッカーが長いリーチを活かした左右の連打。サウセドのジャブも当たっているものの、有効打の数ではフッカーか。しかし続く2R、近距離の打ち合いからサウセドが右フックを打ち抜き、フッカーがダウン!それでもフッカーは追撃を凌ぐと、ラウンド後半は反撃に転じる。
3Rはリズムを取りもどしたフッカーがジャブ連打から打ち下ろしの右。4Rもサウセドに接近戦をさせず、入り際にパンチを打ち込んでいく。
5Rは流れを変えたいサウセドがロープに詰め連打。フッカーはガードを固める時間帯が続き大丈夫か?と思ったが、決定打を避けつつボディアッパーを返すと、終盤には逆襲のラッシュ。6Rは近距離で両者のパンチが交錯するが、有効打を入れるのはフッカー。伸びる右がサウセドの顔面を繰り返し捉える。
迎えた7R、開始と同時にフッカーが右からの連打!グラついたサウセドの打ち終わりに次々と右を合わせ、サウセドが遂にスタンディングダウン。再開後にフッカーがすぐさま連打を入れたところで、レフェリーが止めた!
無敗のホープ同士の対決は終わってみればフッカーが完勝。伸びてくるうえに一発一発が強いパンチもさることながら、ダウン後のリカバリーの速さや守勢に回った時のボディワークなど、攻撃一辺倒でなくバランスが非常にいい選手。今後の試合も是非チェックしなくては。