宮田和幸〇-×山本アーセン(2R アームロック)
アーセンがゴングと同時に跳びヒザに行かないかなあ、と思っていたら宮田が跳びヒザ!これにはしびれた。
組みではアーセンが上回りテイクダウンするものの、宮田が下から三角、さらにはアームロックを狙っていく。アーセンは危なっかしい場面もありつつ何とか凌いで1Rが終了。
2Rはアーセンが飛び込みながらのパンチで押し倒すようにテイクダウンするものの、宮田が背中から腕を回す変則的なアームロックで一本!フィジカルでアーセン、技術で宮田という分かりやすい構図だったが、宮田がMMA経験の差をみせつけた。
ここはアーセンに勝って世代交代して欲しかったが…。前から言っているけど、RIZINにこだわらず試合経験を積むべきだと思う。昨年母親が3試合戦ってるのに息子が1試合っておかしいでしょう。
長野美香×-〇山本美憂(判定)
山本がパンチで先手を取り、長野のタックルは切ってこつこつとパウンド。目立つ決定打はなかったが最後までこの展開を続け判定勝利。この年齢でMMAに適応していく山本には頭が下がる思いだが、これからの扱い方は難しくなりそう。浜崎に挑戦させても思い出作りマッチにしかならないだろうし。
ダロン・クルックシャンク×-〇ダミアン・ブラウン(1R ギロチンチョーク)
クルックシャンクがバックブロー、バックスピンキックなど回転系の技を繰り出しつつ、打撃で着実にブラウンを削っていく。フィニッシュも近いか…と思ったところでクルックシャンクがタックルに行くものの、ブラウンがギロチン。そのまま極まってしまいクルックシャンクがタップ!
あそこでテイクダウンに行く必要性もなかった気がするのだが、クルックシャンクは勝負を急いでしまったか。まあライト級GPに向けてコマが豊富になった、という見方ができなくもないか。