エキサイトマッチでWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、ミゲール・ベルチェルトvsミゲール・ローマンを視聴。
ベルチェルトが長いリーチから回転力のある連打。距離を詰めたローマンが右を入れるが、ベルチェルトが手数で優勢。2R、ベルチェルトがボディから顔面へ左のダブル!しかしローマンも圧力をかけ左右のパンチ。お互い好戦的に手数を出す展開になる。
3Rも前に出るローマンが右をヒット。しかしベルチェルトが左右のボディ、さらに顔面へ左右のフック。ローマンは足元がふらついている。4Rもローマンがしつこくプレッシャーをかけるが、ベルチェルトもボディを叩き続ける。
6R、ベルチェルトが下がりながらアウトボクシングでパンチを入れると、カウンターの左!グラついたローマンにボディを叩き込み、顔面へつなげると遂にローマンがダウン!ベルチェルトはすぐさま追撃で2度目のダウンを奪うが、ローマンはゴングに救われる。
7R、ベルチェルトは執拗なボディ攻め。ローマンは時おり右は返すものの、後退を強いられる。8Rは意を決したローマンが前に出て攻勢を仕掛けるものの、ベルチェルトのパンチをもらい逆にグラつく。ベルチェルトの攻撃を耐え続けながらローマンは9Rも前に出るが、ボディ連打から顔面にパンチをもらいダウン。それでも反撃に出るローマンだが、ロープ際でラッシュをもらい棒立ちになったところでストップ!
三浦を媒介にした三段論法で考えると妥当な結果…という安直な発言はボクシングファン失格だが、やっぱりベルチェルトが強かった。ローマンもしつこく前に出続けて十分いやらしい戦いをしていたのだが、自分の距離になった時の回転力と一発一発の強さが並じゃない。三浦はこの相手によく判定まで持ち込んだな。