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by nugueira
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エストラーダvsオルクタ

 エキサイトマッチの感想。まずWBO世界スーパーフライ級王座決定戦、ドニー・ニエテスvsアストン・パリクテ。
 積極的にパンチを繰り出す両者。ニエテスが飛び込んで連打を出すが、パリクテもすぐさま打ち返す。リーチに勝るパリクテだが、ニエテスは憶することなく懐に入り有効打を入れていく。
 3R、ニエテスのタイミングの良い右がパリクテの顔面を捉える。手数を出すパリクテだが、ニエテスが間合いを読んできたか。5Rには近距離の打ち合いからニエテスの左右のショートがカウンター気味にヒット。
 続く6Rもニエテスのワンツーがパリクテの顔面にヒット。しかしパリクテも長いリーチからのパンチを返し、9Rにはカウンター気味の右を入れる。10R、ニエテスのパンチがタイミングよく入るが、パリクテは効いた素振りを見せずすぐさま反撃。
 両者様子見の11Rを経て、最終ラウンドはニエテスの右が繰り返しパリクテの顔面にヒット。パリクテは下がり続けて試合を終える。ニエテスが4階級制覇…かと思いきや112-116、118-110、114-114でドロー。パリクテも手数は出し続けていたが、これだとニエテスが勝ちを盗まれた感じが強いなあ。

 続いてスーパーフライ級12回戦、ファン・フランシスコ・エストラーダvsフェリペ・オルクタ。
 エストラーダが視線のフェイントを混ぜながら右フックをヒット。さらに左アッパーを連打。2Rはオルクタが攻勢を強めるが、エストラーダもパンチを返し近距離での打ち合いになる。
 3Rもエストラーダは変則的なタイミングと角度からのパンチ。ペースを握ったエストラーダはオルクタの間合いを外しながら的確に有効打を入れ、5R終盤にはワンツーをもらったオルクタが一瞬バランスをくずす。
 流れを変えたいオルクタは6Rから強いパンチを増やし攻勢を仕掛けるが、ロープ際に詰められるエストラーダは巧みなディフェンスでかわし、逆に反撃。近距離での乱打戦に持ち込む。8Rにはエストラーダのワンツースリーがヒット。それでもオルクタは怯まず手数を出し続け、エストラーダもけっこう被弾しているか。
 9Rもオルクタが前に出るが、エストラーダが打ち返し手数でオルクタ、有効打でエストラーダという展開。11Rにはエストラーダが左フックからの連打、12Rもエストラーダが右フックを入れるが、オルクタがタフさを見せダウンは許さず試合終了。
 再起戦ということもあり無理にフィニッシュにはいかなかったものの、大差の判定でエストラーダが勝利。Superflyの顔としての仕事をきっちりこなした。

by nugueira | 2018-10-26 23:06 | ボクシング | Comments(0)