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by nugueira
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アンカハスvsサンチャゴ

 エキサイトマッチでIBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ、ジェルウィン・アンカハスvsアレハンドロ・サンチャゴを視聴。

 遠い間合いからストレートを伸ばすアンカハス。サンチャゴは踏み込んでの連打を狙う。2R、サンチャゴはバックステップでアンカハスのパンチをかわし、逆に接近戦に持ち込んでいく。
 3Rもサンチャゴが飛び込んで左右のフック。4Rにはサンチャゴの右フックが入りアンカハスが一瞬ヒザを落とす。さらにサンチャゴのアッパーがヒット。なかなかリズムに乗れないアンカハスだが、6Rはカウンター狙いの受けの姿勢にチェンジ。サンチャゴは迂闊に飛び込めなくなり、流れが少し変わったか。
 8R、お互い速い出入りからパンチを出すが、終了間際にアンカハスの左がヒット。終盤に入っても両者とも動きは落ちず、速いパンチが交錯。アンカハスがサンチャゴのリズムに慣れてきたか、踏み込みが強くなってきた。
 11R、圧力を強めるサンチャゴ。アンカハスがバランスを崩すが、これはスリップ。最終ラウンドはタイミングを測りながら鋭い踏み込みを見せるサンチャゴに対し、アンカハスはカウンターを合わせようとするがパンチが空を切る。

 試合が終わった瞬間「こりゃどういう判定になっても不思議じゃないわ」と思ったが、案の定というべきか1-1のドローでアンカハスが防衛。ポイントもバラバラだったが、サンチャゴの積極性を評価するか、受けに回りつつきっちりパンチを出したアンカハスをゼネラルシップと見るか、どちらもあり得る試合内容だった。観客は消化不良気味の反応だったが、これはもう仕方ないのでは。いずれリマッチが実現することを期待したい。

by nugueira | 2018-10-16 23:47 | ボクシング | Comments(0)