人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Go To 格闘技。


by nugueira
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

KING OF PRO-WRESTLING

 両国大会を新日本プロレスワールドで視聴。L.I.J.の新パレハは噂されたとおり鷹木信悟だったか…と言いつつドラゲーはあまりカバーできていないので、この事態のインパクトをいまいち受け止め切れていない感じ。というか、この後の展開があまりに凄すぎた。

 まずEVIL対ザックの試合開始前、従者の中に紛れ込んでいたクリス・ジェリコがEVILを襲撃し試合はノーコンテストに!ジェリコとEVILに因縁は発生していたので、ドームのスケジュールから逆算すると11月の大阪でジェリコ対EVIL、それに向けて今回ジェリコは出てくるか…とは予想していたものの、EVILがザックに勝った後に乱入するものとばかり思っていた。度肝は抜かれたが、サプライズのために試合を飛ばしちゃうのは今の新日本らしくないなあ。まあ最終的な終了時刻を見ると、この試合を飛ばしたのは進行として確かに間違っていないのだが。

 セミに行われたIWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦は、棚橋が外道の介入、ジェイのイス攻撃に苦しみながらも最後は丸め込みで3カウント。終盤の棚橋がイスの上にジェイを寝かせてハイフライフロー→ジェイが回避しイスの上に自爆という流れはシビれた。イスがあるだけでこんなにも展開が広がる。イスって凄い!
 試合後もジェイが棚橋を攻めるが、オカダが救出に登場!しかしそこにバレクラOGが乱入し、ジェイ&邪道・外道がバレクラOGと結託!G1の段階でジェイのCHAOS離脱は見えていたけど、邪道・外道も一緒かあ…。とはいえ「ガラの悪さは随一だがイマイチ中心に立つべきレスラーがいないバレクラOG」「会社的にも売り出したい若手だが、キャリア不足でピンはまだきついジェイ」「外国人レスラーのキャラを客向けに上手く伝えられるベテランヒールの邪道・外道」という各々のポジションを考えると一本の線でつながる感じ。こうなるとドームでオカダとジェイが遺恨決着戦か。

 そんな流れでハードルが上がりきった状況の中迎えたメインのIWGPヘビー級王座戦3WAYマッチ。そのハードルを軽々と跳び越えてみせた…かというと、合格点ではあるけど期待感を超えるには至らず。3WAYならではの面白さは表現できていて、特にCodyの試合巧者ぶりがやはり際立っていた。ただ、これならオメガと飯伏のシングルで振り切れてほしかった気がするなあ。
 これで1・4ドームのメインはオメガvs棚橋に決定。個人的には映画公開のPRもピークを過ぎた時期で棚橋が権利証を明け渡すと予想していたのだが。オメガと棚橋のシングルは16年のIWGPインターコンチ戦以来組まれていないので、言われてみれば今の新日本トップ戦線の中で温存されていたカードではある。とはいえ、最近は試合のたびにレスラー寿命を削っている感のある棚橋が、オメガのハイスパートかつ破天荒なスタイルについていけるのか。今度の1・4はドキドキ以上にハラハラさせられそう。

by nugueira | 2018-10-11 23:21 | 新日本プロレス | Comments(0)