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by nugueira
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ホーンvsクロフォード

 エキサイトマッチでWBO世界ウェルター級タイトルマッチ、ジェフ・ホーンvsテレンス・クロフォードを視聴。

 序盤から飛び込んでいくホーンに、クロフォードはいきなり右のカウンター。ホーンはうかつに踏みこめなくなってしまう。2Rもクロフォードが下がりながら的確なボディをヒット。バックステップでホーンの圧力をいなしていく。
 クロフォードはホーンの動きを見切ったか、3Rから受けに回らず先手を取るようになり、ジャブ、左ストレートが次々と突き刺さる。5R早々、クロフォードのワンツーがヒット。手数を出そうとするホーンだが、クロフォードのカウンターが返ってくるため反撃の糸口がつかめない。逆にクロフォードはホーンの動きが落ちたのを見て強いパンチを増やしてくる。
 6R、ホーンは細かく体を揺らしながら前に出ていくが、クロフォードはバランスを崩すことなく着実にパンチをヒット。左ボディを効かせていく。この後もクロフォードはホーンの入り際にボディやアッパーを次々とヒットさせると、8R終盤にダメージが溜まった様子のホーンに強烈な左を連打。ホーンは終了間際にガクリと腰を落とすがダウンは免れる。
 しかし続く9R、ダメージの濃いホーンにクロフォードは左右のパンチを次々と叩き込む。下がる一方になったホーンは左から返しの右をもらい遂にダウン。立ち上がったホーンにクロフォードが追撃を仕掛けたところでレフェリーがストップ。

 ウェルター級転向初戦とは思えない盤石の試合運びでクロフォードが3階級制覇を達成。パワープレーを仕掛けるホーンの狙いは悪くなかったはずだが、スピードとボディバランス、パンチの正確性いずれもクロフォードが数段上だった。ホーンを媒介にした三段論法は抜きにしても、今のパッキャオがクロフォードに勝てるとは思えないなあ。

by nugueira | 2018-08-16 23:43 | ボクシング | Comments(0)