RIZIN.13のチケットが初動から驚異的な売れ行きで、遂に400レベルを開放して追加販売まで決定。那須川vs堀口が決まった時には「どうせ長時間休憩入るだろうしなあ」と冷めた反応を書かせていただいたのだが、「チケット売り切れ寸前」という状態につられて購入してしまった。プラチナチケットというのはこうして生まれていくのか。
初日だけで1万枚がはけて、PRIDE全盛期並みの売れ行き…という話もツイッター上に流れていたが、ここまでの事態になったことが本当に驚き。那須川vs堀口は格闘技ファン的に(勝負論はおいといて)注目のカードではあっても、そこまで大きなムーブメントを生むような試合ではない、と受け止めていたもので。
振り返ると7月のさいたま大会も観客動員は好調だったと聞くし、「RIZINを会場観戦したい客層」のマーケットは着実に大きくなっていて、そこが食いつくカードを提示すればチケットはちゃんと動いてくれる状態は出来上がっている、ということなんだろうか。それにしてもたまアリの400レベルが解放されるのはいつ以来だ?追加チケットのはけ具合によっては、当日の会場はなかなかの壮観になりそう。
ただRIZINは地上波コンテンツとしての価値によりかかるビジネスモデルのはずで、今回チケット売上が好調でも安心できないのが辛いところ。今回と大晦日は視聴率の方で一定の成果を出さないと先行きは厳しくなりそう。となるとメインは生中継にするんだろうなあ…という最初の心配に戻ってきてしまう。
あー、あと「今大会で無理する必要はなくなったので、大砂嵐のデビュー戦は大晦日にスライド」という無責任予想をここで投入しておきます。