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by nugueira
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ディレルvsウスカテギ

 ワイルダーvsオルティスと合わせて放送していたIBF暫定世界スーパーミドル級タイトルマッチ、アンドレ・ディレルvsホセ・ウスカテギの感想。

 開始から前に出て力強いパンチを振るうウスカテギ。ディレルは下がりながらカウンターの右狙い。2Rも距離を取るディレルに対し、ウスカテギはプレッシャーをかけながら攻勢。ボディから顔面、またボディへとつなげ、終盤にウスカテギのワンツーをブロックしたディレルがバランスを崩す。
 3Rもウスカテギの攻勢は続く。終了間際にコーナーに詰められボディを入れられたディレルが膝を着くが、これはゴング後という判定。4Rに入るとディレルが反撃に出るが、ウスカテギのパンチも着実にディレルの顔面を捉える。
 この後もディレルのパンチをものともせずウスカテギが前に出続ける展開。6Rはディレルの左が繰り返しヒットし、タイミングが徐々に合ってきたか。しかし8Rに入ると、開始と同時に距離を詰めたウスカテギが今まで以上に強いパンチの連打。流れを変えに来た。ディレルはガードを固め打たれ続ける時間帯が増える。ラウンド終了まで何とか耐えたディレルだが、結局インターバルにストップがかかり、ウスカテギがリベンジで暫定王座奪取。序盤を見た段階で勝負ありという感じの試合だったが、流れが変わりかけたところでしっかりフィニッシュまで持っていったのはお見事。

by nugueira | 2018-03-06 23:16 | ボクシング | Comments(0)