反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

WRESTLE KINGDOM 12 観戦記①

 今年で4年連続のドーム生観戦。最初に客入りの話からすると、実数3万5000人が入った光景はかなりの壮観。観客動員増加の理由について知人と話した際は「松井珠理奈の来場が一番効いているのでは」と冗談まじりで分析していたのだが、実際は外国人客がかなり多かった印象。ジェリコを引っ張り出した甲斐があったということか。

第0試合 1分時間差バトルロイヤル
 鈴木軍の復帰で選手層が分厚くなりすぎている現状を反映してか、本戦からあぶれたメンバー主体で例年のようなサプライズ参戦はないまま進行…と思ったら最後に流れたのはUWFのテーマ!実況席の山崎さんが上着を脱ぐ!…が、入場してきたのは垣原!最後の最後に凄いサプライズを投入してきた。
 最後は天コジをリングアウトに追い込んだ垣原とチーズバーガーの一騎打ちになり、垣原がカッキーカッターで勝利。垣原はマイクで高山へのエールを送り、ドームに高山の入場テーマが流れる。これもプロレスの素晴らしさ、というかこれがプロレスでしか表現できない素晴らしさだよな。

第1試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合
 開始早々にYOHがトペコンで背中を痛める。この後はYOHがヤングバックスにつかまる時間が続くが、花道の攻防で今度はマットが腰にダメージ。ここからYOHとマットの腰を狙う展開となるものの、最後はインディーテイカーからのシャープシューターでYOHがタップ。
 ロッポンギ3Kに頑張って欲しかったものの、ここでヤングバックスが負けるのは離脱フラグにもなりそうな気がしたので、そういう意味では一安心か。ロッポンギ3Kはコミカルな攻防もこなしていて、試合の幅を着実に広げている印象。

第2試合 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 ガントレットマッチ
 エルガン&ウォーマシン組vs鈴木軍から始まるが、ザックのサブミッションでロウが敢え無くタップ。WWE行きが噂されているウォーマシン、やはり扱いが軽い。
 この後に登場したCHAOS組が矢野の丸め込みで2連勝すると、最後はバレッタのデュードバスターで王者組を破り戴冠。NEVER6人タッグの創設からもう2年になるが、印象に残る絶対王者組も出ていないし、このベルトでどういうストーリーラインを作りたいのかがいまだに見えてこない。翌日の後楽園であっさりバレットクラブに奪還されてるしね。

第3試合 スペシャルシングルマッチ
 初顔合わせの飯伏とCodyが噛み合うのか?という不安があったものの、期待以上の面白い試合に。Codyは去年はアメプロ色が強すぎて鼻につく感じがあったけど、1年経って新日本へのアジャストがかなり進んできた感じ。エプロンからの断崖式クロスローズはエグかった。
 飯伏のカミゴエをCodyが切り返し続けるが、最後は遂にカミゴエがヒット!そして飯伏がフェニックススプラッシュを解禁し3カウント!昨夏まで迷走が続いた飯伏だけど、今年はオメガ戦の実現へ動いてほしい。

第4試合 IWGPタッグ選手権試合
 アーチャーがリングサイド席に水をまき散らしながら入場。でも放送機材には水を掛けない優良外国人ぶりを発揮。
 開始直後にEVILが急襲を受けダウン、SANADAがローンファイトを強いられるものの、ここから盛り返したEVIL・SANADAがマジックキラーからのラウンディング・ボディプレスでタッグ初戴冠。両者とももっと評価されていいレスラーなので、ここから飛躍のきっかけをつかめるか。次期シリーズではオカダ・後藤とシングル&タッグでの激突になりそうだけど。

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Commented by みゆパパ at 2018-01-09 15:52 x
RIZINが二日かけてようやく集めた観客を、一日であっさり集めてしまってるわけですからね。

地上波放送もない中でのこの求心力は素直に凄いと認めざるを得ません。

この差の理由を解明することがRIZINの集客力を上げることに繋がるかもしれませんね。
Commented by nugueira at 2018-01-10 00:07
>みゆパパ様
 『2011年の棚橋弘至と中邑真輔』を読んだのですが、地道なプロモーションができる根気強さと発信力を併せ持つ棚橋の存在、地方を含め年間百数十大会を行うプロレスのライブイベントとしての魅力、新日本の根強いブランド力…など色々な要因が噛み合って今の状況になっている感じです。ちょっとRIZINでは太刀打ちできないというか、真似できる要素がないですね。
by nugueira | 2018-01-05 23:35 | プロレス | Comments(2)