PANCRASE 291の感想
2017年 11月 13日
ロッキー川村×-〇新村優貴(3R KO)
1Rは前に出る新村に、川村がサークリングして距離を取り続ける展開。ラウンド終盤に川村のパンチも入り出すが、両者とも手数は少ない。
しかし2Rに入った途端、両者積極的にパンチを振るい一気にエキサイティングな展開へ。打ち合いから川村が弾き飛ばされるようにダウンするが、すぐさま立ち上がると今度は新村がダウン!追撃した川村が上を取るが、パウンドでは攻め切れずスタンドへ。川村が再度押し倒すようにダウンを奪うが、またも立ち上がった新村がラウンド終盤に攻勢。パンチをもらった川村はフラフラになり、ホーンに救われる。
3R、川村はなおも打ち合いに挑むが流れは変わらず、新村のパンチをもらい続けて後退。最後は相打ち気味のパンチを食らった川村が崩れ落ち、新村がリベンジとベルト奪取に成功。
再戦はお互い手の内が分かるが故に膠着しがちだが、そんな心配は不要のどつき合い。2Rからの倒し倒されまた倒し…という展開は見ていてハラハラし通しだった。タイトルマッチがこれだけ面白かった一方で、ミドル級の選手層が厚くならないのは勿体ないなあ。