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by nugueira
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アンカハスvs木下

 パッキャオvsホーンのセミで行われたIBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ、ジェルウィン・アンカハスvs帝里木下の感想。

 1Rから積極的にパンチを振るうアンカハス。帝里は手数が欲しい。2Rにアンカハスは接近戦でボディ連打、さらに右ストレートを突き刺す。帝里はカウンター狙いだが、早くもカットで流血。
 3Rもアンカハスはボディからワンツーで攻勢。攻撃にそこまで凄味を感じるわけではないが、リズムに乗ってしまっている感じ。5Rに帝里が前に出ていくが、アンカハスは下がりながらもパンチをヒット。終盤には右フックで帝里の顔面を跳ね上げる。
 アンカハスが徐々に強いパンチを増やし、帝里の出血がひどくなってきた状態で迎えた7R、アンカハスのボディが突き刺さり帝里が崩れ落ちるようにダウン。10カウントぎりぎりで立ち上がるもののレフェリーがストップし、アンカハスが防衛に成功。

 海外でのタイトルマッチでしばしば見られる、序盤で相手をリズムに乗らせてしまいそのままズルズルと…というパターン。とはいえアンカハスは距離の取り方も接近戦でのディフェンスも上手かったし、強い王者なのは間違いないわ。

by nugueira | 2017-07-07 23:31 | ボクシング | Comments(0)