ボクシング世界王者分布図
2017年 01月 27日
アメリカ、イギリス…13人
メキシコ…9人
日本…8人
フィリピン、ロシア…4人
キューバ、カザフスタン…3人
ベネズエラ、タイ、ウクライナ、ドイツ…2人
カナダ、ニカラグア、パナマ、コロンビア、ペルー、アルゼンチン、ニュージーランド、中国、スウェーデン、フランス、モンテネグロ、ナミビア…1人
まず総数を見ると77人。世界王者のうち自分は何人を見ているか、という記事を3年ほど前に書いたのだが、当時の総数が78人。WBAがここ1年ほど王座統一を推進しているが、まだ数字には現れてこないか。
国別人数でアメリカ・イギリスの隆盛は言わずもがなだが、日本が4位になっているのは軽量級でしか王座が狙えない状況を踏まえると結構すごいことだと思う。ライトフライ級なんか日本人王者が3人だしな。
一方で「現役世界王者を輩出している国の数」という視点でみると24か国。もっとバラけていてもいいかと思っていたので、正直これは意外。王座移動は常にどこかの階級で起きているので瞬間的に空白区になっている国もあるだろうけど、パッと見ただけでもブラジル、オーストラリア、韓国なんかは王者がいないのね。あと誌面では世界地図にプロットされているので分かりやすいのだが、アフリカの王者はナミビアの1名のみ。MMAでもそうだが、身体能力に優れるアフリカ勢が台頭…という時代が来そうでなかなか来ない。